2013年に設立したVirtueForex(ヴァーチュフォレックス)は、2020年に入り本格的に日本進出に乗り出したパナマを拠点とする海外FX業者です。
ここ最近、SNSでVirtueForexをオススメする人が急増し、広告を見かける機会も増えてきています。
しかし、まともなFX業者とは到底思えないため、入金・取引はやめたほうが良いでしょう。あえてVirtueForexを選ばなくても他にもっと良い業者があります。
取引条件やボーナス目的でFX業者をお探しであれば、次の記事がオススメです。
VirtueForexについて詳しく知りたい人は、まずは次のメリット・デメリット・ポイントをご覧ください。
メリット
- 公式サイトが見やすく完全日本語対応
- LINEを使ったサポートあり
- 手軽にアフィリエイトを得られる
- ゼロカットあり・分別管理・信託保全あり
- サービス開始当初より多少まともな業者になった
デメリット
- VirtueForexの運営会社の実態がつかめない
- 金融ライセンスなし・金融庁から警告あり
- 口座タイプは1種類のみ
- スプレッドが広い・スプレッド拡大が酷い
- ロスカット率は国内FXと同じ100%
- 情報系・教育系コンテンツが一切ない
- bitwalletやSTICPAYに対応していない
- ボーナスがない
ココがポイント
- 信頼性・安全性はゼロに等しい
- 肝心のFXの取引条件には何のメリットもない
- 安全かつベストな入出金方法がない
VirtueForexがここまで急激に知名度が上げた理由としては、アフィリエイト活動が盛んに行われているだけだと思われます。
VirtueForexでは、普通に口座開設するだけで自動的にリベート口座というものが作成されるので、IB契約をしなくても誰でも簡単にアフィリエイト収入を得ることが可能です。
仕組みは簡単で、自分のブログやSNS経由で口座開設した人の人数と取引数量に応じて、リベートを受け取ることができます。ただし、そのアフィリエイト報酬がちゃんと支払われているかどうかは不明です。
また、肝心のFXの取引条件には特に魅力はありません。
取扱銘柄は少なく、最大レバレッジは500倍と一般的。スプレッドは広く、ロスカット率は国内FX業者と同じ100%です。
それよりも、会社の信頼性・安全性が極めて低いことが問題です。
最近では多少改善されつつありますが、信じられないことに以前までは約款や利用規約すら存在していませんでした。
海外FX業者は、過去のサービス内容や顧客対応などもしっかり念頭において選ばなくてはいけません。
それでは、VirtueForexの信頼性・安全性・口コミ・取引条件・その他サービスについて、さらに詳しく見ていきましょう。
信頼性・安全性
運営会社の実態が不透明な海外FX業者には注意してください。
そのような業者は、突然の倒産や日本撤退の危険性がありますし、取引操作・出金拒否・利益取消といったトレーダーの不利益に繋がる行為を平気で行う悪徳業者・詐欺業者も多いからです。
自分の大切な資金を守るためにも、最低限、会社の所在地・金融ライセンス・資金の管理体制がしっかり公開されている業者を利用するようにしましょう。
運営会社の実態が掴めない|金融ライセンスもない
現在、VirtueForexの営業拠点はパナマとセントビンセントグレナディーンの2箇所に変更されています。また、決済サービスVt Cashも現在は利用できません。しかし、会社のルーツを探る上では過去の情報も必要なので、ここではあえて古い情報を記載しています。
運営会社 | Virtue Technology Inc. |
---|---|
設立 | 2013年 |
所在地 | パナマ共和国 |
金融ライセンス | なし |
VirtueForexの運営会社は、パナマで法人登録している「Virtue Technology Inc.」です。
おそらくこの会社は租税回避のためのペーパーカンパニーであり、実際の営業拠点はイギリスにある「Virtue Technology Group Limited. 」かと思われます。
パナマのようなオフショア(租税回避国)で法人を設立し、営業拠点は別の国にあるということは海外FX業者では結構一般的です。
しかし、どちらの会社も金融ライセンスは持っておらず、代表者・設立・資本金といった会社情報も公開されていません。
当サイトでは、運営会社の信頼性・安全性を特に念入りに調査しますが、この2つの会社にはかなり不信感を感じています。
まず、VirtueForex公式サイトトップページを見ると、「Virtue Technology Inc.」という会社の住所・メールアドレスが確認できます。
金融ライセンスやサービスを提供している国については、「日本居住者を対象としたサービスではない」としか記載されていません。
次に、会社情報のページを見ると、イギリスとパナマの住所が記載されています。(2020年8月現在は変更されています)VirtueForex公式サイトから得られる会社情報は、たったこれだけです。
そこで、VirtueForexの入出金に採用されている「Vt Cash」という決済サービスの公式サイトを見てみます。(閉鎖済み)
「Vt Cash」とは、1Vt Cash=1円で購入できる、楽天スーパーポイントやAmazonポイントのようなものです。
仮想通貨やアルトコイン、bitwalletやSticPayといったオンラインウォレットではありません。
個人間の送金・提携サービスとの決済に利用できるようですが、かなりマイナーなので利用者はかなり少ないと思います。
Vt Cash 公式サイト Contact
英語サイトにある会社情報を見てみると、VirtueForexと全く同じ住所が記載されていました(日本語サイトでは表示されません)。
つまり、「VirtueForex」と「Vt Cash」の運営会社は同一です。
ここで初めて、イギリス拠点の名称が「Virtue Technology Group Limited. 」であると判明します。
ここにはイギリスの法人登録番号とパナマのAvisoライセンス(営業権)の登録番号も記載されていましたが、どちらも登録状況は確認できませんでした。
Virtue Technology Group 公式サイト Contact Us
そこで「Virtue Technology Group Limited. 」公式サイトを見てみると、ここにも「Virtue Technology Inc.」「Vt Cash」の公式サイトと同じ住所が記載されていました。
ただし、イギリスの法人登録番号だけ「Vt Cash」公式サイトのものとちょっと違います。
そこで、この法人登録番号をもとに調べてみたところ、ようやく「Virtue Technology Group Limited. 」の登録状況が確認できました。
ただし、一番下のステータスが「Dormant Company」となっています。
イギリスのCompanies Houseにおいて「Dormant Company」とは、「いかなる種類の事業活動も行っておらず、いかなる形態の収入も受けていない休眠会社」のことを意味します。
パナマの「Virtue Technology Inc.」はペーパーカンパニーで、実際の拠点はイギリスの「Virtue Technology Group Limited. 」だと思われましたが、結局のところ運営会社の実態を掴むことはできませんでした。
さっそく日本の金融庁から警告を受けている
VirtueForexは日本の金融庁から「無登録で金融商品取引業等を行う者」として警告を受けています。
日本の法律上、「海外FX業者が日本居住者にサービスを提供すること」「日本居住者が海外FX業者のサービスを使って取引すること」は合法です。
しかし、海外FX業者が日本居住者を対象に勧誘行為(プロモーション活動)を行うことは明確に禁止されています。
外国証券業者に関する法律第3条により、外国証券業者が国内にある者を相手に証券取引行為を行う場合には、国内に支店等の営業拠点を設け、監督当局の登録を受けなければなりません。本規定に違反した場合は、同法第45条及び第50条の罰則が課せられます。
しかし、登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。
ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。
つまり、海外FX業者が日本語公式サイトを運営したり日本語でキャンペーンを告知したりすることがマズいという訳です。
そのため、日本人に人気ある海外FX業者のほとんどは、すでにこの警告を受けてしまっているのが現状です。
多くの海外FX業者は、公式サイト上に「日本居住者を対象としたサービスではない」と明記して対策しており、VirtueForexも同様の対策がなされています。
ただ、この警告には行政処分や業務停止命令といった効力は一切ありません。
分別管理あり・信託保全なし
銀行名は公表されていませんが、顧客資金と業者資金の分別管理は徹底しているようです。
ただ、信託保全は採用していないので、万が一VirtueForexが破綻したとしても、口座資金が全額返還される保証はありません。
受賞歴に信憑性がない
VirtueForexの公式サイト上には、「お客様満足度No.1」「約定スピードNo.1」「リピート率83.7%」と公表されていますが、どこのリサーチ会社が調査したデータなのかは不明です。
見栄えは良いのですがまったく信頼できない情報ですし、他のFX業者の公式サイトをただ真似ているだけにすぎません。
ここまで怪しいと、公式サイトに記載されている情報はすべて最初から疑ってかかったほうが良さそうです。
口コミ・評判
ここでは、海外トレーダー・国内トレーダーの口コミの一部をご紹介します。ただ、投稿者にはさまざまな事情があります。すべて鵜呑みにはせず、以下のような点に注意してご覧ください。
- 口座・銘柄・数量・注文方法・時間帯が違う
- 裁量取引・自動売買などトレードスタイルが違う
- VPSサーバーの有無・通信状態・スペックが違う
- トレードスタイルがFX業者の禁止行為に抵触している
- 投稿時期が違うため業者のサービス内容が変わっている
- 負けた腹いせによる誹謗・中傷・愚痴にすぎない
- アフィリエイターやライバル会社による虚偽の投稿
海外最大級のFX掲示板FPAには登録なし
海外FX業者の評判は、海外最大級のFX掲示板「FPA(ForexPeaceArmy.com)」がとても参考になります。
しかし、VirtueForexに関する情報は一切登録がありませんでした。
国内トレーダーからはさっそく評判が悪い
悪い評判
- 革命基金というプロジェクトからから口座開設を誘導される
- アフィリエイターの活動が盛ん
- なかなか出金できない
- やめたほうが良い
Twitter上では、さっそくトラブルの報告で溢れかえっており、中には詐欺の手口に利用されているという情報もあります。
出金拒否を受けたユーザーも多いようです。しかも、その理由がよく分からないとのこと。
経験豊富なトレーダーの中には、VirtueForexの危険性にすぐに気付いた人も多いようですね。過去にあった、サタンプロジェクトという詐欺との類似点についても指摘されています。
どうやら今回は「人生革命計画」というプロジェクトに参加すると、どの時点かは不明ですがVirtueForexでの口座開設を勧められ、トラブルに巻き込まれるという流れができているようです。
今のところ「人生革命計画」とVirtueForexとの繋がりは不明です。
また、以前まで入出金に使えていたVt Cashの信頼性に疑問を持っている人もいます。
日本では全く無名の決済サービスなので、当然と言えば当然です。冷静に考えれば、このVt Cashがトラブルの元になると予想できると思います。
「人生革命計画」「Vt Cash」というキーワードには警戒してください。
すみませんおそらくわたし個人が運用の停止をくらった形です。VirtueForex側が、入金に対してのボーナスを付けた場合に90日間の出金制限をかけています。わたしが運用停止を食らったのはエルビスさんの機嫌を損ねたということだと思います。ボーナス権利棄権と出金要請はかんけいないと思います。
— もちづきあかね(超絶美少女) (@akane_mochiduki) December 25, 201
VirtueForexから出金出来ない。10万円出金手続きして1万円しか出金出来ず。問い合わせ中。どうなってるのやら。
— Ssk (@Ssk98018255) November 1, 2019
スギという方が革命基金を広げてVirtueForexに誘い込むのはそのFX会社にアフェリエイト報酬があるからです。人を呼べば〇〇円、その人が稼げば〇〇円といったようにどんどん親元にお金が入ります。
— あーるわいFX (@3Oi43) February 17, 2020
virtueforex(バーチューフォレックス)は聞き慣れないFX業者ですね。
ライセンス取得もデタラメ
資本金も非公開。ゼロカットはFX業者からしたら損失でしかない
その損失を支払える資本力があるなら比例して資本金もある。
資本金をページに載せれば顧客からの信用も得れる。— ニラ (@niraniranila) October 27, 2019
革命基金?ってやつが最近流れてきたけど、サタンプロジェクトそのまんま。
virtueforexってどこだよwww
ほんとやめた方が良いよ。
楽して稼げる。リスクなしで稼げる投資なんてない。誰かも分からない人に大事なお金を任せるな。
やろうかな?と思ってる人は、本当に一度立ち止まってほしい。
— 次元@FXトレーダー (@FxJigen) November 9, 2019
どんな手口を使うのか興味ありました。簡単にフォローしてくるし、LINEに誘導されますね。#スギGMOポイントタウンの登録と、当選率をあげる為の口座開設を要求#エルビスも、スギ同様に海外FX業者のvirtueforexに口座開設要求しますね タダより怖い物はありませんね!笑
— ママン (@rabioropuo) November 5, 2019
#革命基金
VirtueforexのVX cashってさ、ただのポイントだから、いつ効力を失っても文句言えないからwwww— Hyaenidae (@ZwjxqQA3TIZwzIh) November 2, 2019
取引条件・ルール
ここではVirtueForexの取引条件・ルールを、他社と比較しながら詳しく解説します。比較対象のFX業者は、人気の大手FX業者や比較的タイプの似ているFX業者から厳選しているので、VirtueForexの強み弱みがより直感的に分かるかと思います。
口座タイプは1種類のみ|最大レバレッジは500倍
取引形態 | NDD方式 |
---|---|
最大レバレッジ | 500倍 |
取扱銘柄 | 外国為替 株式 |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド | 2.3~2.4pips |
ロット単位 | 10万通貨 |
最小取引数量 | 0.01ロット |
最大取引数量 | 1,000ロット |
最大ポジション数 | 200ポジション |
ストップレベル | 0.0pips |
スキャルピング | 可能 |
自動売買 | 可能 |
両建て | 可能 |
マージンコール | 120% |
ロスカット | 100% |
ゼロカット | あり |
取引ツール | MT4 |
口座通貨 | JPY USD |
最低入金額 | 1万円 |
キャンペーン | なし |
※ ロット単位・スプレッド・最小取引数量・最大取引数量・ストップレベルは米ドル円の値。
※ 取引手数料は1ロットあたりの金額。
※ 最低入金額は1ドル100円換算。
結論から言うと、VirtueForexの取引条件には全く魅力を感じません。
取引口座は1種類しかなく、最大レバレッジも500倍と一般的、取扱銘柄が少なくスプレッドはかなり広めです。
取引形態はNDDとされていますが、STP方式なのかECN方式なのかは不明。
最小取引数量は1,000通貨からなので少額取引は可能、最大保有ポジションは200ポジションに制限されています。
それでは、VirtueForexの取引条件・ルールについて、さらに詳しく見ていきましょう。
通貨ペアは35銘柄のみ|その他CFD銘柄も少ない
大手海外FX業者と比較
VirtueForex |
AXIORY |
XM Trading |
|
外国為替 | 35銘柄 | 62銘柄 | 57銘柄 |
貴金属 | 4銘柄(現物) | 4銘柄(現物) | 2銘柄(現物) 2銘柄(先物) |
エネルギー | 2銘柄(現物) | 5銘柄(現物) | 5銘柄(先物) |
商品 | なし | なし | 10銘柄(先物) |
株式 | なし | なし | なし |
株価指数 | 10銘柄(現物) | 10銘柄(現物) | 18銘柄(現物) 10銘柄(先物) |
債券 | なし | なし | なし |
ETF | なし | なし | なし |
仮想通貨 | なし | なし | なし |
AUD/JPY | HKD/JPY |
CAD/JPY | NZD/JPY |
CHF/JPY | USD/JPY |
EUR/JPY | ZAR/JPY |
GBP/JPY |
AUD/CAD | GBP/AUD |
AUD/CHF | GBP/CAD |
AUD/NZD | GBP/CHF |
AUD/USD | GBP/NZD |
CAD/CHF | GBP/USD |
EUR/AUD | NZD/CAD |
EUR/CAD | NZD/CHF |
EUR/CHF | NZD/USD |
EUR/GBP | USD/CAD |
EUR/HKD | USD/CHF |
EUR/NZD | USD/HKD |
EUR/TRY | USD/TRY |
EUR/USD | USD/ZAR |
VirtueForexの取扱銘柄は、海外FX業者にしては非常に少なく35銘柄しかありません。また、株式や仮想通貨の取扱いもありません。
取引手数料は無料だがスプレッドが広く開きやすい
代表的な通貨ペア0.1ロット(1万通貨)あたりの取引コストを他社と比較します。取引コストとは、「往復手数料+スプレッド」のことです。
なお、ここでは便宜上すべて日本円口座と仮定して計算・比較しています。実際の取引コストとは多少異なる場合があるので注意してください。
他社スタンダード口座と比較
MT4 |
スタンダード |
スタンダード |
||
USD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.3~2.4pips | 1.2~1.4pips | 1.6~1.8pips | |
トータル | 230~240円 | 120~140円 | 160~180円 | |
EUR/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.4~2.6pips | 1.2~1.6pips | 2.1~2.5pips | |
トータル | 240~260円 | 120~160円 | 210~250円 | |
CAD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.3~2.6pips | 1.5~1.8pips | 3.0~3.3pips | |
トータル | 230~260円 | 150~180円 | 300~330円 | |
AUD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.5~2.7pips | 1.5~1.9pips | 3.0~3.4pips | |
トータル | 250~270円 | 150~190円 | 300~340円 | |
CHF/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.5~2.9pips | 1.6~2.0pips | 3.4~3.7pips | |
トータル | 250~290円 | 160~200円 | 340~370円 | |
GBP/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.6~2.8pips | 1.5~1.9pips | 3.5~3.8pips | |
トータル | 260~280円 | 150~190円 | 350~380円 | |
NZD/JPY | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.2~2.6pips | 1.8~2.2pips | 3.0~3.2pips | |
トータル | 220~260円 | 180~220円 | 300~320円 | |
EUR/USD | 往復手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
スプレッド | 2.2~2.5pips | 1.0~1.3pips | 1.7~1.9pips | |
トータル | 233~265円 | 106~138円 | 180~201円 |
※ 0.1ロット=1万通貨。
※ スプレッドは2020年8月12日15時時台の変動幅。
※ 1ドル106円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は最も割高・青字は最もお得。
VirtueForexの取引コストを、大手海外FX業者AXIORY・XM Tradingと比較しました。
いずれの口座も取引手数料無料なので、取引コストは単純にスプレッドに左右されます。
VirtueForexのスプレッドは、米ドル円・ユーロ円・ユーロドルが他社より圧倒的に不利です。その他の通貨ペアはXM Tradingより多少有利。
ただし、XMのスタンダード口座は、取引数量に応じてボーナスに交換できるポイント(XMP)がもらえるので、実質の取引コストはもう少し抑えることができます。VirtueForexに、そのようなプログラムはありません。
VirtueForexは、荒れた相場で大幅にスプレッドが拡大するので注意してください。
例えば、2020年1月4日0時頃はUSD/JPYは瞬間的に25pips下落しています。
上記の画像は、その時のスプレッドの開きを「spread_recorder」というインディケータを使い計測していたものです。
(赤が最大値、緑が平均値・青が最小値を表しています。XMは、一部計測できなかった空白期間がありますのでご了承ください。)
その際のスプレッドの開きは、XMでは最大3pips程度に留まりましたが、VirtueForexではなんと最大12pipsも開いています。
スワップポイントは支払(マイナススワップ)が高い
代表的な通貨ペア0.1ロット(1万通貨)あたりのスワップポイントを他社と比較します。
なお、前述の取引コストと同様、ここでは便宜上すべて日本円口座と仮定して計算・比較しているため、実際のスワップポイントとは多少異なる場合があるので注意してください。
大手海外FX業者と比較
VirtueForex |
AXIORY |
XM Trading |
||||
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 18円 | -96円 | -21円 | -41円 | -18円 | -42円 |
EUR/JPY | -76円 | -40円 | -36円 | -16円 | -45円 | -22円 |
CAD/JPY | 0円 | -84円 | -14円 | -23円 | -26円 | -39円 |
AUD/JPY | 7円 | -107円 | -15円 | -29円 | -25円 | -38円 |
CHF/JPY | -76円 | -40円 | -41円 | -3円 | -67円 | -27円 |
GBP/JPY | -25円 | -96円 | -36円 | -58円 | -29円 | -46円 |
NZD/JPY | 7円 | -90円 | -13円 | -17円 | -20円 | -38円 |
EUR/USD | -116円 | 23円 | -48円 | 0円 | -59円 | -8円 |
TRY/JPY | – | – | 22円 | -38円 | – | – |
ZAR/JPY | 8円 | -34円 | 6円 | -11円 | – | – |
※ 2020年8月13日時点の1万通貨あたりのスワップポイント。
※ 1ドル106円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は支払い・青字は受取り。
海外FX業者の多くは売も買もマイナススワップのところが多いのに対し、VirtueForexではスワップポイントがつく通貨ペアがいくつもあります。
大手国内FX業者と比較
VirtueForex |
GMOクリック証券 |
SBI FXトレード |
||||
買 | 売 | 買 | 売 | 買 | 売 | |
USD/JPY | 18円 | -96円 | 6円 | -9円 | 7円 | -10円 |
EUR/JPY | -76円 | -40円 | -12円 | 9円 | -12円 | 9円 |
CAD/JPY | 0円 | -84円 | 5円 | -8円 | 2円 | -7円 |
AUD/JPY | 7円 | -107円 | 4円 | -7円 | 3円 | -6円 |
CHF/JPY | -76円 | -40円 | -20円 | 17円 | -18円 | 15円 |
GBP/JPY | -25円 | -96円 | 7円 | -10円 | 9円 | -12円 |
NZD/JPY | 7円 | -90円 | 4円 | -7円 | 7円 | -10円 |
EUR/USD | -116円 | 23円 | -23円 | 20円 | -27円 | 22円 |
TRY/JPY | – | – | 18円 | -21円 | 25円 | -30円 |
ZAR/JPY | 8円 | -34円 | 4円 | -7円 | 5円 | -6円 |
※ 2020年8月13日時点の1万通貨あたりのスワップポイント。
※ 1ドル106円として計算。小数点以下四捨五入。
※ 赤字は支払い・青字は受取り。
しかも、米ドル円(買)・業ドル円(買)・NZドル円(買)・南アランド円(買)は、国内FX業者と同水準の金額がもらえます。
反対に、支払(マイナススワップ)がかなり高額なので、売買方向には注意が必要が必要です。
スキャルピング・自動売買に制限なし
VirtueForexでは、スキャルピング・自動売買に制限はありません。
ただし、自社の裁量で約定拒否・注文取消を可能としているので、あまり極端なトレードは控えたほうがよさそうです。
ロスカット率は国内FXと同じ100%|ゼロカットあり
一般的な海外FX業者のロスカット水準は、だいたい証拠金維持率20〜30%に設定している業者が多いのですが、VirtueForexは国内FX業者と同じ100%なので注意が必要です。
多くの海外FX業者と同様、ゼロカットはしっかり採用しています。
万が一、ロスカットが間に合わないほどの価格変動によって口座残高がマイナスになってしまったとしても、そのマイナス残高はVirtueForexが負担してくれるためトレーダーに借金は発生しません。
取引ツール・サービス
取引ツールはMT4のみ
対応機種・OS | 自動売買 インジケータ追加 |
||
---|---|---|---|
MT4 | ダウンロード | Windows | 可能 |
ブラウザ | Windows・mac | 不可 | |
アプリ | Android・iOS | 不可 | |
MT5 | ダウンロード | なし | |
ブラウザ | なし | ||
アプリ | なし | ||
cTrader | ダウンロード | なし | |
ブラウザ | なし | ||
アプリ | なし | ||
独自ツール | ダウンロード | なし | |
ブラウザ | なし | ||
アプリ | なし |
取引ツールはMT4(MetaTrader4)のみです。
最新版のMT5(MetaTrader5)には対応していません。
MT4・MT5の違いについては、以下の記事をご覧ください。
MT4は、Windows対応のダウンロードタイプ、Windows・mac対応のブラウザタイプ、Android・iOS対応の専用アプリがリリースされています。
この内、自動売買のためのEA(Expert Adviser)やカスタムインジケータをインストールできるのは、Windows対応のダウンロードタイプだけです。
スマホ・タブレットでは自動売買はできません。macユーザーの場合は、以下の記事で対処方法を解説しているので参考にしてください。
キャンペーン・ボーナス
今のところキャンペーンは開催されていない(2020年8月時点)
VirtueForexはキャンペーン・ボーナスを一切開催していません。
リベート口座でアフィリエイト報酬が得られる
マイページを作成すると自動的にリベート口座が作成され、VirtueForexの広告(以下画像)を利用して簡単にアフィリエイト収入を得ることが可能です。
報酬は、口座開設1人あたり100円の成果報酬を獲得でき、紹介者の取引数量に応じたリベートを受け取ることが可能。
リベートには基本報酬とサブアフィリエイトの2種類があり、それぞれの報酬額は以下の通りです。
基本報酬
紹介者の数 | 紹介者の取引 1ロットあたりの報酬 |
---|---|
5人未満 | 300円 |
5人以上10人未満 | 500円 |
10人以上30人未満 | 700円 |
30人以上 | 1,000円 |
サブアフィリエイト
紹介者のアフィリエイト獲得報酬の10%
(0.1ロット以上の取引が行われた場合のみ)
口座開設・入出金
口座開設方法・必要書類の例
口座開設・マイページ作成・リベート口座開設だけなら、メールアドレスのみで5分で完了します。
ただし、取引を始めるにはマイページでリアル口座の開設と、以下の書類をアップロードして本人認証が必要です。
本人認証が完了すると、MT4ログイン情報がメールで送られてきます。
本人確認書類
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
現住所確認書類
- 公共料金の請求書・明細書
- 金融機関発行の請求書・明細書
- 通信会社発行の請求書・明細書
入出金方法は少しずつ改善されてきているが手数料が高い
最低金額 | 所要日数 | 手数料 | ||
---|---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード |
VISA | 1万円 | 最短当日 | 8% |
master | 1万円 | 最短当日 | 8% | |
JCB | 1万円 | 最短当日 | 8% | |
オンライン ウォレット |
bitwallet | なし | ||
STICPAY | なし | |||
WebMoney | なし | |||
仮想通貨 | BTC | 1万円 | 最短当日 | 無料 |
ETH | 1万円 | 最短当日 | 無料 | |
XRP | なし | |||
銀行送金 | 国内 | 1万円 | 最短当日 | 4,500円 |
海外 | 1万円 | 最短72時間 | 無料 |
最低金額 | 所要日数 | 手数料 | ||
---|---|---|---|---|
クレジットカード デビットカード |
VISA | なし | ||
master | なし | |||
JCB | なし | |||
オンライン ウォレット |
bitwallet | なし | ||
STICPAY | なし | |||
WebMoney | なし | |||
仮想通貨 | BTC | なし | ||
ETH | なし | |||
XRP | なし | |||
銀行送金 | 国内 | なし | ||
海外 | 1万円 | 3営業日程度 | 3,500円 |
※:金融機関・決済サービス会社・取引所で発生する入出金手数料・送金手数料等は別途自己負担。1ドル100円換算
入金方法は、クレジットカードまたはデビットカード・国内銀行送金・海外銀行送金・仮想通貨の4種類です。
入金可能な通貨は日本円・米ドルの2種類で、最低入金額は1万円以上となっています。
クレジットカード・デビットカードでの入金は、多くの海外FX業者が手数料無料にしていますが、VirtueForexでは入金額の8%も取られます。
また、国内銀行送金は口座反映はスピーディーですが、銀行振込手数料以外にVirtueForexで4,500円も手数料が発生します。国内銀行送金は出金には使えません。
海外銀行送金の場合はVirtueForex側での手数料は発生しませんが、結局のところ銀行側でトータル3,000〜4,000円程度の手数料を差し引かれるため、割高に変わりありません。出金はVirtueForexで一律3,500円の手数料が発生します。
カスタマーサポート
日本語サポートはLINEにも対応
日本語対応 | 受付時間 | |
---|---|---|
電話 | なし | なし |
メール | 可能 | 平日24時間 専用フォームあり |
チャット | なし | なし |
LINE | 可能 | 平日24時間 |
サポートは、メール・LINEに対応しています。
営業時間は不明ですが、だいたい24時間以内には返信があると思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
数年前、自己啓発系の有名人ク〇ス〇崎氏が「タイムス○○プ取引でお金持ちになれる!」と
キャンペーンを打ったのがこのFX業者でした。ネットワーク?アフィリエイト?の権利も得られる!と強気のアピールでした。実際の活動はしっかり法的に対策もしていましたけどね。
その謳い文句をすっかり信じて大金を投資してしまいましたが1年も経たずにそのほとんどを失いました。
私もFXの経験者でしたからポジションの取り方を見ていればなんとなく分かるものです、本当のプロかどうか。どんな手法であれ結果が出ているならオーケーですがチャート(MT4)を見てると「塩漬け」「ナンピン」などなど素人か!と思える内容でした。
「結果が出るなら・・・」と黙認していたらロスカットにかかりアッという間に泡と消えました。
散々夢を見させられて、確かにいつも最後には「投資は自己責任です」と言ってましたから!?
文句も言えませんが当然、納得は出来ませんね。
すっかり信じてしまい自分でしっかり調べなかったのも敗因ですね。
ここの主さんが言う通り優秀なFX業者は国内にたくさんありますのでそちらをおススメいたします。
うまい話には裏があるってことですね。
少額でしたが、8万投資し、12万程まて増えたところで、一気に7千円まで減りました。
GETと言う窓口に問い合わせしても、埒が明かないどころか、連絡も取れなくなりました。
高い授業料だと諦めてます。
やはり海外の投資サイトは怖いてす。