こんにちは、はるパン(@harupanfx)です。
今回は、私がFXやCFDで強制ロスカットされて大損した時の話を書きます。
その前に簡単に自己紹介させてください。
私は大学在学中にFXを始めて、かれこれ10年以上投資を続けています。専業トレーダーとして生活していた時期もあります。
全て溶かして一文無しになったこと、一度に数千万円以上の利益を出したこと、どちらも何回も経験があります。
トランプ相場のNYダウ平均株価を空売りで4200万円の大損
これまでで一番大損した時は、CFDでダウ平均株価を空売りしていたらトランプ相場などで盛大に踏み上げられた時です。
損失は4000万円を超えて、持っていた資金のほぼ全額を溶かしました。
当時のチャートがこれです。
私が空売りを始めたのが、ダウが17000をつけていた頃。
当時は最高値が18000ほどで、リーマンショック以降の量的緩和が終わり、徐々に金利の引き上げ等で市場から資金が引き上げられていくのではないかと読んでいました。
ショートポジションを持ってからもしばらくは上がらず、下がらずが続き、程なくアメリカの大統領選へ突入します。
アメリカ大統領選は、ヒラリー・クリントンが勝つことが既定路線とされており、トランプが勝つことを予想していた人はほぼいませんでした。
また、仮にトランプが大統領になったとして、他国に対して威圧的で破天荒なトランプの政策では株価は暴落するだろうと唱える人が多かったです。
しかし、実際はその真逆。
トランプは大統領選を制し、国内の政策にお金をばらまき、FRB議長にも再三に渡り緩和路線を継続するよう発言を行い、株価は右肩上がりに成長していきました。
その過程で、きっと下がると切れずにいたポジションがロスカットされて4000万円以上の損失が確定しました。
原油先物が史上初のマイナス価格!強制ロスカットで3200万円の大損
2020年、原油は史上初のマイナス価格をつけます。
その時に原油の買いポジションを持っていた私は寝ている間に強制ロスカットされ、3200万円の大損が確定しました。
当時のチャートがこれです。
原油価格はそれまで50ドルから75ドルのレンジを行き来していて、40ドル前半はもう完全に良い買い場だという認識がされていました。
しかし、各国のロックダウンにより多くの国で行き来がシャットアウトされることがわかると、週明けの窓で大きく40ドルを割り込んだところからスタート。
私はタイミングを見計らって20ドル前半から買いを入れていきます。
そのレートはどう考えても安く、状況が改善されれば少なくともまた40ドルあたりには戻ることが予測できていたからです。
しかし、私は知りませんでした。
原油先物というものの性質上、購入した先物には限月があり、期日が来ると購入者には原油の現物が届けられるということを。
限月の直前に、とても現物を抱えていられない人達によって原油は投げ売られ、まさかの史上初マイナス価格に。
原油はタダでもいらない!という状況が起きてしまったのです。
史上初のマイナス価格に、システムが対応しきれていなかったGMOクリック証券は強制的に次の限月価格をCFDに適用、DMM証券はレートが固まったまま動かないという阿鼻叫喚の状態になります。
その過程で、きっと上がっていくと持っていたポジションがロスカットされて3000万円以上の損失が確定しました。
原油で死にました。
起きたらロスカットされてて3265万円の大損です。。 pic.twitter.com/puONcW5Jqw— はるパン@FXニートブロガー (@harupanfx) April 21, 2020
まとめ
私が大損してきたのは、まだあまり取引経験の少ない商品・銘柄に大きく資金をつぎ込んでしまった時がほとんどです。
ダウCFDも原油もそれまでたまにチャートは見ていてもトレードすることはほぼありませんでした。
一方でFXは、最初の頃は同じく損をしましたが、今はそこまで大きく負けることはありません。
知らないものに、こりゃあ美味しそうだと手を出してしまう時が非常にリスキーだと感じています。
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