海外FX業者スプレッド比較!実際に19社計測しました(早朝・経済ニュース発表時・重要指標発表時・窓開け・平常時)

海外FX Wikiでは、海外FX業者19社スプレッドを1週間に渡り徹底調査しました。調査対象は、スタンダード口座または同タイプの口座における主要銘柄6種類です。

この記事をご覧頂くと、窓開け・早朝・経済ニュース発表時・重要指標発表時・平常時におけるスプレッドの広がり方が業者別・通貨ペア別で分かります。

ぜひ、今後の業者選びやトレードの参考にしてください。

スプレッドの広がり方は、業者・時間帯・通貨ペアによって大きく異なります。

たとえ平均スプレッド(総合順位)が有利な業者でも、特定のタイミングや特定の通貨ペアで、他社より大きくスプレッドを拡大させる業者もあるので注意が必要です。

その反対に、平均スプレッド(総合順位)が不利な業者でも、特定のタイミングや特定の通貨ペアに限って、スプレッドの広がり方が他社よりも緩やかな業者もあります。

海外FXWiki編集部
スプレッドが広いと、利食いや損切りのタイミングを逃しやすく取引コストもかさみます。特に、窓開け・早朝・重要指標発表時は普段の何十倍にもスプレッドが広がるため、知らぬ間にロスカットされてしまうこともあるので注意が必要です。
もくじ

海外FXのスプレッドおすすめ比較ランキング

海外FXのなかでスプレッドが狭い業者を紹介します。スプレッドは取引コストの一部なので、特に短期トレードやスキャルピングを行うトレーダーは口座選びの際に重視しましょう。

主要銘柄の平均スプレッド
(総合評価順)
業者USD/JPY
(pips)
EUR/JPY
(pips)
AUD/JPY
(pips)
GBP/JPY
(pips)
EUR/USD
(pips)
XAU/USD
(pips)

TradeView
0.60.91.11.70.313.5

ThreeTrader
1.01.51.32.10.713.5

IC Markets
0.91.82.02.40.820.3

TradersTrust
1.21.92.42.21.229.2

AXIORY
1.61.82.12.81.435.3

TITAN FX
1.42.12.13.01.318.2

Focus Markets
1.52.32.53.01.413.0

Bigboss
1.92.72.12.71.827.2

MILTON MARKETS
1.72.82.02.71.335.3

LAND Prime
1.72.02.22.61.444.4

MYFX Markets
1.62.82.53.51.323.7

FBS
1.72.42.73.51.228.6

FxPro
1.62.43.52.71.532.2

Exness
2.23.52.94.31.320.5

HFM
2.53.43.54.21.934.4

FXGT
2.33.13.34.02.144.1

XM Trading
2.73.53.84.22.038.9

IronFX
2.13.03.43.92.141.3

IS6FX
2.63.23.14.72.444.0

◎は有利、◯は一般的、◎は不利

TradeViewは通常時のスプレッドが最も有利

総合評価77pt
  • 業界トップクラスの低スプレッド!本記事で扱う19社では最狭
  • 平常時のスプレッドが最小0.1pips〜で低コスト
  • ILC口座・cTrader口座ならさらにスプレッドが狭い
  • CIMA(ケイマン諸島金融庁)のライセンス取得で世界トップクラスの信頼性がある
  • シカゴ・ニューヨークのプロブローカーが運営し安定している

TradeViewは、業界トップクラスの低スプレッドを誇る海外FX業者で、この記事で紹介する業者の中でも特にスプレッドが狭いです。特にUSD/JPY、EUR/USDなどの主要通貨ペアで0.1pipsから取引ができることもあるなど最狭水準です。

TradeViewは、口座タイプによってもスプレッドが異なり、3種類(Xレバレッジ口座・ILC口座・cTrader口座)あるうち、ILC口座とcTrader口座が最もスプレッドが狭いです。なぜならILC口座とcTrader口座の注文方式は「ECN方式」と呼ばれ、投資家同士で直接売買できる仕組みになっているから。つまり、FX業者を介さずに取引ができるので、純粋な市場の売値・買値(BID・ASK)の差でスプレッドが決まるのです。

ただし、窓開けや重要指標発表時などの変動が大きいタイミングはスプレッドが一時的に広がることも。また、ゴールド(XAU/USD)のスプレッドはほかと比べて大きめなので、エントリーのタイミングを慎重に判断しましょう。

Tradeviewは常に最先端を求めるトレーダーにハイスペックな取引環境をご提供しています。業界最狭のスプレッド、卓越した約定力、日系人スタッフによる丁寧なサポートなど、トレーダーの皆様の気持ちを一番に理解することでTradeviewはオンライントレードに劇的な変化をもたらします。
引用元 : Tradeview

TradeViewのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア最小スプレッド (pips)最大スプレッド (pips)
USD/JPY0.10.8
EUR/JPY0.10.9
GBP/JPY0.21.7
EUR/USD0.10.4
XAU/USD (ゴールド)1.019.0

公式サイト:https://www.tradeviewlatam.com/ja/

ThreeTraderはRawゼロ口座なら最小0pipsになり低コスト

ThreeTrader トップ
総合評価77pt
  • 低スプレッド&高レバレッジ
  • Rawゼロ口座なら最小0pips!取引手数料がかかるが業界最狭スプレッド
  • Pureスプレッド口座は取引手数料無料
  • STP方式ながらECN口座並のスプレッド
  • 最大1,000倍のレバレッジ に対応し、少額資金でもハイレバレッジの取引が可能

ThreeTrader(スリートレーダー)は、スプレッドの狭さと高いレバレッジを兼ね備えた海外FX業者で、2種類の口座タイプがあるので幅広いニーズに応えています。

ThreeTraderの口座タイプは2種類 — 「Rawゼロ口座」「Pureスプレッド口座」— あり、どちらを選ぶかでスプレッドが異なります。

Raw Zero口座 : 0スプレッド&低手数料で、わずかな値動きも逃さない理想の取引環境を提供

Pure Spread口座 : 低スプレッド&手数料無料で、ストレスなく取引に集中できる最適な環境を提供。

引用:口座比較|スプレッド・レバレッジ・スワップポイント | ThreeTrader Japan

Rawゼロ口座は、最小スプレッドが0pipsとなるなど、圧倒的なスプレッドの狭さを誇ります。取引手数料が1ロットあたり往復4USDかかるものの、最終的な取引コストはかなり小さいです。

一方、Pureスプレッド口座は取引手数料が発生しない口座です。スプレッドのみが取引コストとなるシンプルな仕組みなので、初心者や長期保有を目的とするトレーダーにおすすめです。

どちらの口座も最大レバレッジ1,000倍に対応するので、手元の資金がすくなくても大きな利益を狙えます。

ThreeTraderのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペアPureスプレッド口座(pips)Rawゼロ口座(pips)※
USD/JPY0.5~変動0.0~変動
EUR/JPY0.5~変動0.0~変動
GBP/JPY0.8~変動0.3~変動
EUR/USD0.4~変動0.0~変動
XAU/USD1.0~変動0.3~変動

※Rawゼロ口座は取引手数料(往復4USD/ロット)を別途考慮

公式サイト:https://www.threetrader.com/jp/

IC Marketsは業界最狭水準のロースプレッド口座が魅力

総合評価85pt
  • ECN方式により、USD/JPYやEUR/USDは最小0.0pipsから取引可能
  • STP方式のスタンダード口座は取引手数料無料
  • 通貨ペア61銘柄や株式2,100銘柄以上など取扱銘柄が豊富
  • 早朝・重要指標発表時におけるレバレッジ制限なし
  • 金融庁から警告を受けたことがない

IC Marketsは、業界最狭水準のスプレッドを提供するロースプレッド口座が特徴の海外FX業者です。STP方式とECN方式の両方の口座が使えて幅広く活用できます。

IC Marketsには、STP方式とECN方式の2つの口座タイプがあります。スタンダード口座ではSTP方式を採用しており、流動性プロバイダー(LP)が提供する最も有利なレートで約定します。取引手数料は無料ですが、スプレッドは若干広めです。

一方、ロースプレッド口座はECN方式を採用し、インターバンク市場に直接注文が流れる仕組みです。この方式ではFX業者のスプレッド上乗せがないため、スプレッドは最狭水準になりますが、取引手数料が発生します。とはいえ、IC Marketsのロースプレッド口座は、手数料を加えても他社と比較して非常に低コストで提供されています。

Raw Spreads are the difference you have been waiting for. Trade with spreads from 0.0 pips, no requotes, best possible prices and no restrictions. IC Markets Global is the multi-asset trading platform of choice for high volume traders, scalpers and robots. 

引用:IC Markets

IC Marketsの口座タイプ比較

口座タイプスタンダード口座MT4cTrader
取引方式STP方式ECN方式ECN方式
スプレッド0.6pips~0.24pips~0.24pips~
取引手数料無料往復7ドル/ロット往復6ドル/ロット
プラットフォームMT4/MT5MT4/MT5cTrader
適したトレードスタイル長期・スイング短期売買(スキャルピング)短期売買(スキャルピング)

IC Marketsのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア最小スプレッド (pips)最大スプレッド (pips)
USD/JPY0.60.8
EUR/JPY1.01.5
GBP/JPY1.01.7
EUR/USD0.60.7
XAU/USD (ゴールド)15.020.0

公式サイト:https://www.icmarkets.com/global/

TradersTrustは安定した低スプレッドと透明性が特徴の優良FX業者

総合評価70pt
  • スプレッドが比較的安定している
  • 「窓開け」や「早朝」の時間帯も他の業者に比べて変動が小さい
  • キプロス証券取引委員会(CySEC)のライセンス保有で信頼できる
  • 不正や捏造を排除したNDD(ノン・ディーリングデスク)&マーケット決済方式を採用
  • 四半期ベースで外部監査を受け、健全経営が期待できる

TradersTrustは、スプレッドが低く、安全性の面でも安心できるバランスの取れたFX業者です。低い取引手数料で利用できる「Raw Spread」アカウントを提供しており、スプレッドと手数料を最小限に抑えられます。

TradersTrustの特徴は、スプレッドの変動が小さいこと。平常時や重要視票発表時のスプレッドは一般的ですが、その他のタイミングでは、スプレッド拡大が小さいです。全体的にスプレッド最小値が他社より狭く、スプレッド最大値に明確な上限があるのも大きな特徴です。

例として、USD/JPYのスプレッドを見てみましょう。

USD/JPYのスプレッド

タイミング最小値

(pips)

最大値

(pips)

窓開け0.13.0
早朝0.53.0
経済ニュース0.12.9
重要指標0.53.0
平常時0.91.5

取引プラットフォームはMT4およびMT5を採用し、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応可能。また、24時間対応のカスタマーサポートが用意されているため、万が一トラブルが発生した際にも迅速かつ的確なサポートを受けられる点が、TradersTrustの大きな強みです。

セキュリティが強固で、金融ライセンスを保有していたり、NDD(ノン・ディーリングデスク)&マーケット決済方式を採用していたりする点も魅力です。

TradersTrustのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペアスプレッド(平常時)
USD/JPY約0.9pips
EUR/USD約0.8pips
GBP/JPY約1.4pips
AUD/JPY約1.6pips
XAU/USD(ゴールド)約14.0pips

公式サイト:https://traders-trust.com/ja/

AXIORYは最大2,000倍のレバレッジが可能

AXIORY トップ

総合評価83pt
  • スプレッドが1pis前後と狭く安定している
  • Financial Commission」のサポートで上限20,000ユーロ補償
  • 取引銀行や約定率などをすべて公開しており透明性が高い
  • 最大レバレッジ2,000倍
  • 現物株式121銘柄・ETF69銘柄がトレード可能
  • 日本語サポートが高品質
  • ゼロカットあり

AXIORYは、スプレッドが狭く安定した取引業者です。取引手数料も1ロットあたり片道3ドルと良心的な価格なので、取引コストの安さは業界トップクラスを誇ります。安全性も高く、トラブルの際は1人あたり上限20,000ユーロまで補償される可能性があるなど安心です。

AXIORYのスプレッドは1pips前後と狭いうえ、最大レバレッジ2,000倍のトレードができるので、効率的に取引ができます。特にUSD/JPYは約1.2pipsで安定していますが、窓開けや早朝の時間帯には最大15.3pipsに達することがあります。

取り扱い銘柄には現物株式121銘柄とETF69銘柄があり、幅広い銘柄で取引できます。日本語サポートの品質も高く、初心者から上級者まで安心して利用できる点も魅力です。

ゼロ・スプレッド

最も人気のあるFXペアにおいて1日の大部分でゼロスプレッドを提供。

引用:AXIORY

AXIORYのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペアスプレッド(平常時)
USD/JPY約1.2pips
EUR/USD約1.1pips
GBP/JPY約1.3pips
AUD/JPY約1.3pips
XAU/USD(ゴールド)約22.0pips

公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

Focus Marketsは平常時以外のスプレッド拡大に注意

Focus Markets トップ

総合評価75pt
  • 平常時のスプレッドが安定している
  • ゴールドと仮想通貨のスプレッドの狭さは業界一
  • ASIC(オーストラリア)ライセンスを取得しており信頼できる
  • Tier-1のナショナル・オーストラリア銀行にて分別管理されていてセキュリティが高い

Focus Marketsは、業界トップレベルの取引スペックを誇るものの、実績と信頼性に課題を抱えるFX業者です。特に平常時のスプレッドは比較的安定していますが、窓開けや早朝の時間帯にスプレッドが大きく拡大する傾向があるため、その点に注意が必要です。

Focus Marketsのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.1

1.5

EUR/JPY

1.4

1.9

GBP/JPY

1.2

2.5

EUR/USD

1.0

1.2

XAU/USD (ゴールド)

12.0

15.0

BigBossは早朝のスプレッドは有利だが窓開けには要注意

総合評価76pt
  • 早朝のスプレッドが狭く、短期トレードに適している
  • 窓開け時にスプレッドが急拡大しやすい(特にXAU/USDとGBP/JPY)
  • 分別管理が徹底されており、万が一の破綻時にも資金保全の仕組みが整っている
  • 日本語を含む多言語サポートが充実している

BigBossは、独自ポイント・ボーナス制度・独自トークンなど、トレーダー向けの多様なサポートサービスを提供する海外FX業者です。スプレッド面では早朝の取引環境が優秀な一方で、窓開けの時間帯にスプレッドが大きく広がるため注意が必要です。

BigBossは早朝のスプレッドが非常に狭く、短期トレードに適している一方、窓開け時には大幅なスプレッド拡大が見られるのが特徴です。特にXAU/USD(ゴールド)は最大248pipsに達することがあり、GBP/JPYも大きく拡大する傾向があるため、窓開け直後の取引には注意が必要です。

BigBossのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.2

1.9

EUR/JPY

1.5

2.5

GBP/JPY

1.2

2.4

EUR/USD

1.3

1.9

XAU/USD (ゴールド)

15.0

37.0

MILTON MARKETSはAUD・GBP・GOLDのスプレッドが安定

Milton Markets トップ

総合評価75pt
  • AUD/JPY、GBP/JPY、XAU/USD(ゴールド)のスプレッドが安定
  • 窓開け・早朝のスプレッドが不安定な通貨ペアがある
  • ECN方式を採用せず、スリッページ発生時の差額返金保証制度あり
  • 欧州大手LPとEQUINIX社のロンドンサーバーを使用し、高速約定を実現(平均0.1秒以内)

MILTON MARKETSは、一部の銘柄で安定したスプレッドを提供するものの、通貨ペアによって有利不利が大きく異なるFX業者です。取引環境のスペックは高いものの、サービスの迷走や出金に関する懸念が指摘されることもあります。

MILTON MARKETSは、一部の銘柄(AUD/JPY・GBP/JPY・XAU/USD)においてスプレッドが安定していますが、USD/JPYやEUR/JPYは窓開け・早朝のスプレッド拡大が大きいため、取引のタイミングを見極める必要があります。また、スリッページ発生の可能性があるため、約定力を重視するトレーダーは注意が必要です。

MILTON MARKETSのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.0

1.8

EUR/JPY

1.9

2.7

GBP/JPY

1.6

2.3

EUR/USD

1.0

1.3

XAU/USD (ゴールド)

31.0

36.0

\ 入金ボーナス50%実施中 /

公式サイト:https://miltonmarkets.com/ja/

LAND Primeは窓開け・早朝のスプレッドが穏やか

LAND Prime トップ
総合評価65pt
  • 窓開け・早朝のスプレッドが安定し、短期トレード向き
  • 業界最難関のFCA(イギリス)ライセンスをグループ会社が保有
  • レバレッジ無制限・ロスカット率0%のハイリスクハイリターンな取引環境
  • イギリス・中国・ロシア・東南アジア・エジプトにオフィスを展開し、国際的な運営基盤を確立

LAND Primeは、窓開け・早朝のスプレッドが他社よりも安定しているのが特徴のFX業者です。2022年のリニューアルで取引条件が大幅に改善され、業界内で再注目されています。

LAND Primeは窓開けや早朝のスプレッドが他社よりも安定している一方で、経済ニュース発表時や重要指標発表時にはスプレッドが大きく広がる可能性があるため、取引タイミングには注意が必要です。また、XAU/USD(ゴールド)のスプレッドは他の業者と比較してもやや広めなので、金取引をメインにする人はスプレッドコストを考慮する必要があります。

LAND Primeのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.3

1.9

EUR/JPY

1.7

1.8

GBP/JPY

1.7

2.3

EUR/USD

1.2

1.5

XAU/USD (ゴールド)

42.0

46.0

公式サイト:https://www.landprime.com/

MYFX Marketsは平常時以外のスプレッド拡大に注意

MYFX Markets トップ

総合評価70pt
  • 平常時のスプレッドは安定している
  • 窓開け・重要指標発表時のスプレッド拡大が激しい
  • ASIC(オーストラリア)の規制を受けるAxitraderのホワイトラベルで安全性&信頼性が高い
  • 顧客資金と業者資金を完全に分別管理し、透明性の高い運営を実施

MYFX Marketsは、ボーナスやキャンペーンには期待できないものの、トレード環境に優れた知る人ぞ知る優良業者です。平常時のスプレッドは安定していますが、窓開けや重要指標発表時のスプレッド拡大が目立つため、取引タイミングには注意が必要です。

MYFX Marketsは平常時は安定したスプレッドを提供していますが、窓開けや重要指標発表時にはスプレッドが大幅に拡大する傾向があります。特にEUR/JPYやGBP/JPYの窓開け時のスプレッドは、業界内でも拡大幅が大きいため、エントリータイミングには注意が必要です。

MYFX Marketsのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.0

1.3

EUR/JPY

1.4

1.6

GBP/JPY

1.5

2.0

EUR/USD

1.0

1.4

XAU/USD (ゴールド)

22.5

31.0

\ 当サイト限定 /

公式サイト:https://myfxmarkets.com/ja/

FBSは平常時以外のスプレッド拡大に注意

FBS トップ

総合評価74pt
  • 平常時は安定したスプレッドを提供
  • 窓開け・重要指標発表時のスプレッドが拡大しやすい
  • CySEC(キプロス)、IFSC(ベリーズ)など信頼性の高い金融ライセンスを取得
  • 万が一の破綻時も信託保全制度により資金が全額返還される

FBSは、世界150カ国以上で2,300万人以上のユーザーを抱える大手海外FX業者です。スプレッド面では平常時は安定しているものの、経済ニュースや重要指標発表時には大幅に拡大する傾向があり、トレードのタイミングには注意が必要です。

FBSは平常時のスプレッドは安定していますが、窓開けや経済ニュース発表時に極端なスプレッド拡大が見られるのが特徴です。特にXAU/USD(ゴールド)の窓開け時のスプレッドは、19社の中でも最大級に拡大しているため、ゴールド取引を行う際は注意が必要です。

FBSのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.0

1.5

EUR/JPY

1.6

1.6

GBP/JPY

1.7

2.9

EUR/USD

0.8

1.3

XAU/USD (ゴールド)

24.0

31.0

公式サイト:https://jpfbs.com/

FxProは平常時は原則固定スプレッド

FxPro トップ
総合評価60pt
  • 平常時は原則固定スプレッドを提供
  • 経済ニュース発表時のスプレッド変動が少ない
  • 窓開け・早朝のスプレッドが拡大する傾向あり
  • FCA(イギリス)、CySEC(キプロス)のライセンスを保有し、信頼性が高い

FxProは、世界的に知名度のある大手海外FX業者で、原則固定スプレッドを提供する点が特徴的です。スプレッド面では平常時の安定性が高く、経済ニュース発表時もほとんど影響を受けませんが、窓開けや早朝の時間帯にはスプレッドが拡大することがあります。

FxProは平常時のスプレッドは原則固定で安定していますが、窓開けや早朝にはスプレッドが大幅に広がることがあるため注意が必要です。特にAUD/JPYは早朝のスプレッド拡大が他社よりも大きく、スキャルピングには不向きな一面もあります。

FxProのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.3

1.3

EUR/JPY

1.9

1.9

GBP/JPY

1.9

1.9

EUR/USD

1.3

1.3

XAU/USD (ゴールド)

30.0

31.0

Exnessは原則固定スプレッド

Exness トップ
総合評価88pt
  • 主要通貨ペアでスプレッドが狭く、取引コストを抑えられる
  • 平常時のスプレッドが安定している
  • 口座数・取引量・財務実績などをすべて公開し、信頼性が高い
  • 最大レバレッジ無制限&ロスカット水準0%

Exness は、平常時のスプレッドがほぼ固定で安定している海外FX業者で、特にハイレバレッジトレードを求めるトレーダーにおすすめです。最大レバレッジ無制限・ロスカット水準0%を提供しており、資金効率を最大化しながら安定した取引環境を実現しています。

早朝(6:00前後) では、一時的にスプレッドが広がる傾向があります。特に USD/JPYやEUR/JPY は、窓開けのタイミング でスプレッドが拡大する可能性があるため、エントリーのタイミングを慎重に判断する必要があります。

Exnessのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.1

1.1

EUR/JPY

2.2

2.2

GBP/JPY

2.5

2.5

EUR/USD

0.8

1.0

XAU/USD (ゴールド)

20.0

20.0

公式サイト:https://www.exness.com/ja/

XM Tradingはkiwami口座ならスプレッド最狭クラス!

XMTrading トップ
総合評価95pt
  • kiwami口座なら業界最狭水準のスプレッド
  • FCA(イギリス)やCySec(キプロス)など、世界最難関の金融ライセンスを保有
  • 100%入金ボーナスや13,000円の口座開設ボーナスあり

XM Tradingは、信頼性・レバレッジ・スプレッド・ボーナスすべてが高水準の海外FX業者で、特に安定した取引環境と豊富なプロモーションを求めるトレーダーに最適な選択肢です。
スタンダード口座やゼロ口座のスプレッドは全体的に広めですが、kiwami口座ならスプレッド最狭クラスで取引できるのが大きな特徴です。

XM Tradingは、スタンダード口座ではスプレッドが広め ですが、kiwami口座を選択すれば業界最狭水準のスプレッドで取引可能 です。
また、窓開け・早朝・重要指標発表時にはスプレッドが拡大しやすい ため、エントリータイミングに注意が必要です。

XM Tradingのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.9

2.9

EUR/JPY

2.3

3.3

GBP/JPY

3.0

4.2

EUR/USD

1.6

2.0

XAU/USD (ゴールド)

28.0

42.0

公式サイト:https://www.xmtrading.com/

IronFXは独特なパターンでスプレッドが変動する海外FX業者

Iron FX トップ
総合評価65pt
  • USD/JPYやEUR/USDなど主要通貨ペアでスプレッドが安定している
  • 窓開け・早朝・重要指標発表時のスプレッドは比較的安定
  • FCA(イギリス)、ASIC(オーストラリア)などのライセンス保有

IronFX は、規則的なスプレッドの変動 を特徴とする海外FX業者で、特に 日中の原則固定スプレッドを活用したいトレーダー に向いています。スプレッドの広がり方が 時間帯によってコントロールされており、2時~13時は原則固定スプレッド、13時~2時は変動スプレッド に設定されています。


ただし、平常時のスプレッドは全体的に広めなので、スプレッドの狭さを求めるトレーダーには向いていません。

IronFXは スプレッドの変動パターンが特殊 であり、時間帯によって取引コストが大きく変わる ため、エントリータイミングをよく考える必要があります。

IronFXのスプレッド詳細データ(平常時)

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

USD/JPY

1.6

2.1

EUR/JPY

1.7

2.9

GBP/JPY

2.7

3.8

EUR/USD

1.6

2.2

XAU/USD (ゴールド)

38.0

43.0

通貨ペア別スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者

USDJPY(ドル円)のおすすめ海外FX業者

USDJPY(ドル円)の取引におすすめの海外FX業者は、IC Markets、ThreeTrader、TradersTrustの3社です。

IC Marketsは、ロースプレッド口座でUSDJPYの平均スプレッドが0.94pips(MT4)で、非常に狭く、高い流動性を提供しています。さらに、ECN方式により、透明性が高く、スキャルピングなどの短期トレードにも適しています。

> 詳しくはこちら

ThreeTraderのRawゼロ口座は、スプレッドが0pipsからスタートし、取引手数料は往復4ドルですが、スプレッドの狭さが魅力で、低コストでの取引が可能です。これもスキャルピングに向いています。

> 詳しくはこちら

TradersTrustのプロ口座も、USDJPYのスプレッドが0.5pipsと狭く、取引手数料が発生しますが、その分取引コストを低く抑えられます。特にGBPJPYやXAUUSDといった他の通貨ペアとの相対的なスプレッドの優位性もあり、総合的に見ておすすめです。

> 詳しくはこちら

EURJPY(ユーロ円)のおすすめ海外FX業者

EURJPY(ユーロ円)の取引におすすめの海外FX業者は、IC Markets、TradersTrust、ThreeTraderの3社です。

IC Marketsのロースプレッド口座は、EURJPYの平均スプレッドが1.33pips(MT4)と非常に狭く、スプレッドが広がりやすい時間帯でも安定した取引が可能です。また、取引手数料を加えたコストを含めても、他の業者と比較して低コストでのトレードができます。

> 詳しくはこちら

TradersTrustのプロ口座もEURJPYで0.2pipsのスプレッドが魅力的で、取引手数料は発生しますが、総コストを低く抑えられます。特に、スプレッドが広がりやすい時間帯でも安定して取引できる点がポイントです。

> 詳しくはこちら

ThreeTraderは、EURJPYのスプレッドが0pipsからスタートするRawゼロ口座が特徴で、取引手数料が往復4ドルですが、スプレッドの狭さが際立っています。スキャルピングやデイトレードにも最適です。

> 詳しくはこちら

GBPJPY(ポンド円)のおすすめ海外FX業者

GBPJPY(ポンド円)の取引におすすめの海外FX業者は、IC Markets、TradersTrust、XMの3社です。

IC Marketsのロースプレッド口座では、GBPJPYの平均スプレッドが1.79pips(MT4)で、手数料を加味しても非常に競争力のある低コストで取引できます。特にスキャルピングを行うトレーダーにとっては、安定したスプレッドが魅力です。

> 詳しくはこちら

TradersTrustのプロ口座もGBPJPYで0.5pipsという非常に低いスプレッドを提供しており、取引手数料は1ロットあたり6USDですが、総取引コストは依然として他の業者より低く、コストパフォーマンスが高いです。

> 詳しくはこちら

XMは、GBPJPYで平均スプレッドが2.0pipsと少し広めですが、スタンダード口座では取引手数料が発生せず、取引量によってはスプレッドが狭くなるため、コストの調整が可能です。また、XMはボーナスやプロモーションが豊富で、初心者にも利用しやすいのが特徴です。

> 詳しくはこちら

EURUSD(ユーロドル)のおすすめ海外FX業者

EURUSD(ユーロドル)の取引におすすめの海外FX業者は、IC Markets、TradersTrust、AXIORYの3社です。

IC Marketsのロースプレッド口座では、EURUSDの平均スプレッドが0.73pips(MT4)で、非常に低コストで取引可能です。取引手数料を加味しても、スプレッドが非常に狭いため、スキャルピングやデイトレードを行うトレーダーにとっては理想的な環境です。

> 詳しくはこちら

TradersTrustのプロ口座もEURUSDで0.2pipsという非常に低いスプレッドを提供しています。取引手数料は1ロットあたり6USDですが、それでも他の業者と比べて取引コストはかなり抑えられるため、高頻度でトレードを行うトレーダーに向いています。

> 詳しくはこちら

AXIORYもEURUSDのスプレッドが狭く、特にそのECN口座では、スプレッドが0.2pips程度で提供されています。取引手数料は1ロットあたり往復7USDですが、スプレッドが非常に低いため、総合的な取引コストは他の業者に引けを取らず、特に短期トレードに適しています。

> 詳しくはこちら

XAUUSD(ゴールド・金)のおすすめ海外FX業者

XAUUSD(ゴールド・金)の取引におすすめの海外FX業者は、IC Markets、AXIORY、TradersTrustの3社です。

IC Marketsのロースプレッド口座では、XAUUSDのスプレッドが1.6pips(MT4)で、金取引にしては非常に狭い水準です。手数料を加味しても、金の取引コストは比較的抑えられており、特にスキャルピングやデイトレードを行うトレーダーには非常に有利な条件です。

> 詳しくはこちら

AXIORYは、XAUUSDのスプレッドが1.5pips(ECN口座)で、かなり低い水準を誇ります。取引手数料が1ロットあたり往復7USDかかりますが、それを差し引いても総合的な取引コストは非常に競争力が高いです。特に金のようなボラティリティが高い商品では、この低スプレッドが大きなアドバンテージになります。

> 詳しくはこちら

TradersTrustもXAUUSDの取引において優れた条件を提供しています。プロ口座でのスプレッドは約1.8pipsですが、手数料が1ロットあたり6USDと安価です。スプレッドと手数料を合わせても、他の業者と比較しても競争力があり、ゴールド取引を行うには十分なコストパフォーマンスを持っています。

> 詳しくはこちら

そもそも海外FXのスプレッドとは

海外FXのスプレッドは、FX取引にかかるコストの1つです。スプレッドの仕組みや狭さは業者ごとに異なるため、よりスプレッドの狭い業者を選ぶとよいでしょう。

ここでは、スプレッドの基本的な仕組みと、スプレッドの狭い業者・広い業者の違いについて解説します。

そもそも海外FXのスプレッドとは

スプレッドとは

スプレッドとは、売値(ASK)と買値(BID)の差のことを指します。FX取引における取引コストとして、トレーダーが負担することになります。たとえば、ドル円の取引で、買値が110.000円、売値が110.010円の場合、その差である0.010円(=1pips)がスプレッドとなります。このように、スプレッドは、ポジションを取る際に自動的に発生するコストであり、トレーダーにとっては、スプレッドが狭い業者を選ぶことが利益を出すために重要な要素となります。

スプレッドは、業者によって異なり、同じ通貨ペアでも、業者ごとに設定されるスプレッドが異なります。スプレッドが広いと、取引開始時点での損益が不利になり、逆にスプレッドが狭ければ、エントリー時の損益が少なくなります。特にスキャルピングやデイトレードなど短期トレードを行うトレーダーにとって、スプレッドはコストを抑えるために非常に重要な要素となります。

スプレッドの狭い・広い業者の特徴は

スプレッドが狭い業者と広い業者では、いくつかの顕著な違いがあります。まず、スプレッドが狭い業者の特徴として、ボーナスキャンペーンが少ないことが挙げられます。ボーナスキャンペーンを豊富に提供する業者は、スプレッドを広げる傾向があるため、逆にスプレッドが狭い業者では、ボーナスを抑えて取引コストを最小限にする方針を取ることが一般的です。また、レバレッジが適度である点も特徴です。レバレッジが高すぎない業者は、リスクを抑えつつ、効率的な取引が可能であるため、スプレッドを狭く設定することができます。

一方、スプレッドが広い業者では、豪華なボーナスキャンペーンが行われていることが多いです。口座開設や入金に対するボーナスが豊富で、初心者や資金を増やしたいトレーダーにとって魅力的な条件が揃っています。しかし、その分、スプレッドは広めに設定されており、取引回数が多くなるとその分コストが増大するため、頻繁に取引を行うトレーダーには不利になります。また、高いレバレッジを提供することも一般的で、これは少ない資金で大きなポジションを取れる反面、リスクも高くなることを意味します。

このように、スプレッドが狭い業者は、取引コストを抑えたい短期トレーダーに向いており、広い業者はボーナスやレバレッジを重視する長期投資向けのトレーダーに向いています。トレーダーは、自分の取引スタイルに合った業者を選ぶことが、取引効率を高めるために重要です。

海外FX業者と国内FX業者のスプレッドの違い

海外FX業者のスプレッドは、国内のものとは少し違いがあります。国内のFX業者で取引の経験がある人も、あらためて確認しておきましょう。

海外FX業者と国内FX業者のスプレッドの違い

スプレッド単位の違い

スプレッドの単位は、海外FXと国内FXで使われる単位が異なります。海外FX業者では「pips(ピップス)」という単位を使用しますが、国内FX業者では「銭」が使われています。スプレッドを計算する際に注意しましょう。

1円は海外FXでは100pips、国内FXでは100銭に相当します。また、0.1円や0.01円の単位でも、海外では10pips、1pipsとなり、国内ではそれぞれ10銭、1銭となります。たとえば、ドル円の取引で、買値が120.500円、売値が120.520円の場合、海外FXでは2pips、国内FXでは2銭のスプレッドとなります。

なぜかというと、「銭」は日本円にのみ使われる単位であり、円が絡まない通貨には使われないためです。pipsはどの通貨にも使える汎用性が高い単位なので、覚えておきましょう。

通貨ペアによって1pipsが表す桁が異なるため、取引前に確認しておきましょう。たとえばクロス円は小数点第2位、ドルストレートは小数点第4位、ゴールドなどのCFD商品は小数点第2位が1pipsの基準となります。

通貨ペア

レートの例

1pipsの動き

USD/JPY

110.000 → 110.010

0.010円(1pips)

EUR/USD

1.1000 → 1.1001

0.0001ドル(1pips)

GBP/JPY

150.00 → 150.10

0.10円(10pips)

AUD/USD

0.7500 → 0.7501

0.0001ドル(1pips)

XAU/USD(ゴールド)

2000.00 → 2000.10

0.10ドル(1pips)

口座タイプによる違い

口座タイプによって、スプレッドの大きさや取引コストが異なる点も大きな違いです。国内FX業者の多くは、1種類の口座タイプのみを提供しており、取引条件は基本的に一通りです。しかし、海外FX業者では、複数の口座タイプがあり、取引スタイルに合わせて口座を選べます。

主な選択肢は、「スタンダード口座」と「ECN口座」。スタンダード口座は一般的にスプレッドが広めですが、取引手数料がかかりません。一方、ECN口座はスプレッドが狭いものの、取引ごとに手数料が発生します。そのため、スキャルピングなど高頻度で取引を行うトレーダーは、ECN口座を選ぶことが多いです。

ECN口座とは?

ECN口座は、トレーダーに市場条件を明確に示し、より良い情報をもとに取引できる口座です。

引用:RAW ECN口座 | Vantage Trading

そのため、まずFXの取引を始めてみたい人は国内の業者、ある程度経験を積み、自分の取引スタイルが出来上がってきた人は海外の業者で好きなタイプの口座を持つのがよいでしょう。

スプレッドの狭い海外FX業者の選び方

スプレッドの狭い海外FX業者はたくさんありますが、それぞれ異なる特徴を持ちます。自分がよく取引する通貨ペアのスプレッドや、約定力の高さ、取引する時間帯で選ぶとよいでしょう。

主に取引する通貨ペアのスプレッドで選ぶ

海外FX業者ごとに提供されるスプレッドは異なり、同じ業者内でも通貨ペアによって大きな違いがある場合があります。たとえば、ドル円のスプレッドが非常に狭い業者もあれば、ユーロドルやポンド円ではスプレッドが広がる場合もあります。

そのため、自分が主に取引したい通貨ペアに焦点を当て、スプレッドが最も狭い業者を選びましょう。スプレッドが広がるタイミングや特定の時間帯にも注意を払うとなおよいです。

最小スプレッド

特定の時間帯における最も狭いスプレッド。

平均スプレッド

取引全体のスプレッドの平均値。常にどの程度のスプレッドが表示されるかがわかる。

約定力の高さで選ぶ

スプレッドがどんなに狭くても、約定力が低いと実際に取引したいタイミングで注文が通らないことがあります。特にスキャルピングやデイトレードを行うトレーダーにとって、注文が意図通りに約定するかどうかは非常に重要な要素です。

約定力が高ければ、スプレッドが狭い場面でも、取引タイミングを逃すことなく、スムーズに利益を得られます。したがって、約定率や執行スピードも業者選びの基準として必ずチェックしておきましょう。Xなどの口コミを参考にするのも一つの手です。

取引する時間帯で選ぶ

スプレッドは、取引時間帯によって変動します。特に流動性が低い時間帯や重要な経済指標が発表される前後では、スプレッドが広がることがあります。自分が取引する時間帯に合わせて、スプレッドが安定して狭い業者を選ぶことが求められます。

たとえば、早朝や深夜は流動性が低く、スプレッドが広がる傾向があります。また、東京・ロンドン・ニューヨーク市場が動いている時間帯は、スプレッドが安定して狭くなります。

取引スタイルや時間帯に合わせて、スプレッドが安定している業者を選びましょう。

スプレッドの狭い海外FX業者で取引する時の注意点

海外FX業者でスプレッドが狭い業者を選ぶのは、コストを削減する賢い選択ですが、注意すべき点もいくつかあります。ここでは、スプレッドの狭い海外FX業者で取引する際の注意点を詳しく解説します。

口座開設・入金ボーナスが豊富な業者はスプレッドが広い傾向に

多くの海外FX業者は、口座開設ボーナスや入金ボーナスなどを提供しており、これがトレーダーにとって魅力的に映ります。しかし、このようなボーナスが豊富な業者には注意が必要です。なぜなら、業者はボーナスを提供するためにコストをかけ、そのコストをスプレッドに転嫁していることが多いからです。ボーナスが魅力的な業者はスプレッドが広く設定されている場合が多く、スプレッドが狭いと感じても実際には取引コストが高くなることがあります。

たとえば、XM TradingやBigBossのような業者は豪華なボーナスを提供しているため、その分スプレッドが広い傾向にあります。一方で、ボーナスを提供しない業者、たとえばExnessやAxiなどはスプレッドが狭いことが多いため、スキャルピングや短期トレードを行う場合は、ボーナスの有無に関わらず、スプレッドの広がりを考慮することが重要です。

スプレッドが狭くてもスリッページは起こる

スプレッドが狭い業者を選ぶことで取引コストを削減できますが、それでもスリッページ(注文と実際に約定したレートの差)が発生することがあります。特にスキャルピングや高頻度の取引を行うトレーダーにとって、スリッページは大きな問題となります。スリッページは約定力が低い業者やサーバーの混雑時に起こりやすく、スプレッドが狭いからといって必ずしも理想的な取引環境が整っているとは限りません。

そのため、スプレッドの狭さだけでなく、約定率の高さも重要な指標です。たとえば、Vantage FXやTitan FXなどはスリッページが起こりにくい業者として知られています。これらの業者は、高速で安定した約定力を提供しており、スプレッドが狭いだけでなく、スリッページも抑えることができます。

時間帯によってスプレッドの開きが大きい

海外FX業者のスプレッドは、取引する時間帯によって大きく変動することがあります。特に、流動性が低くなる夜間や週末の取引時間帯では、スプレッドが広がる傾向があります。これにより、通常の取引時間帯ではスプレッドが狭く感じられても、時間帯によっては取引コストが予想以上に高くなることがあるため、注意が必要です。

特に、主要な市場が開いていない時間帯では、スプレッドが急激に広がることがあるため、取引を行う際にはリアルタイムでスプレッドの動向を確認することが重要です。また、スプレッドの変動幅を最小限に抑えるためには、流動性が高い時間帯に取引を行うことをおすすめします。たとえば、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯は流動性が高く、スプレッドも狭くなることが多いです。

時間帯・通貨ペア別の実測スプレッド

窓開けのスプレッド

窓開けとは、週明けや長期休場後など、市場が開始する時のことで、この時間帯は流動性が低くなり、スプレッドが拡大しやすくなります。そんななか、下記の3社は安定したスプレッドを維持する傾向にあります。

窓開け時にスプレッドが狭い業者トップ3

順位

FX業者

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

1

FXGT

USD/JPY

0

15

2

TRADEVIEW

USD/JPY

0.1

13

3

TradersTrust

USD/JPY

0.1

3

FXGTは最小スプレッド 0 pipsを記録しており、窓開け時にスプレッドが最も狭い業者です。最大スプレッドが15 pipsと比較的安定しており、短期トレーダーにおすすめです。

TRADEVIEWは、最小スプレッド0.1 pips、最大でも13 pipsと安定感があります。窓開け時のボラティリティにも比較的強い業者といえます。

TradersTrustは、最大スプレッドが3 pipsと非常に狭く、窓開け時に安定した取引環境を提供しています。スキャルピングを行うトレーダーにとって魅力的な選択肢です。

早朝のスプレッド

早朝は主要市場が閉まっている時間帯なので、取引量が少なくスプレッドが広がりやすい傾向があります。そのうち、スプレッドが安定しているのは以下の3社です。特にFXGTはEUR/USDで0pipsを記録しており、取引コストを極限まで削減したい方におすすめです。

早朝(6:00前後)にスプレッドが狭い業者トップ3

順位

FX業者

通貨ペア

測定時間

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

1

FXGT

EUR/USD

2023/10/17 6:00前後

0

3.4

2

TRADEVIEW

USD/JPY

2023/10/17 6:00前後

0.1

12

3

ThreeTrader

USD/JPY

2023/10/17 6:00前後

0.5

12.5

FXGTは、最小スプレッド0 pipsを記録しており、早朝の時間帯でも極めて有利です。TRADEVIEWは、USD/JPYで最小0.1 pips、最大12 pipsと安定したスプレッドを維持しています。人気の通貨ペア・USD/JPYを有利な条件で実現しています。

ThreeTraderは、USD/JPYで最小0.5 pipsと、こちらも比較的狭いスプレッドを維持しています。

経済ニュース発表時のスプレッド

経済ニュース発表時には市場が不安定になり、場合によってはスプレッドが急激に拡大することがあります。しかし、下記の3つの業者はそのような状況でも比較的狭いスプレッドを維持していました。特にIC Marketsは最大でも1.6 pipsと、ニュース時のスプレッド拡大を最小限に抑えています。

経済ニュース発表時(19:00前後)のスプレッドが狭い業者トップ3

順位

FX業者

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

1

TRADEVIEW

USD/JPY

0.1

7.7

2

IC Markets

USD/JPY

0.6

1.6

3

ThreeTrader

USD/JPY

0.5

2.0

重要指標発表時のスプレッド

重要指標発表時には、投資家の注目が集まり短時間で大きな価格変動が発生します。下記3業者は他社に比べてその影響を受けにくく、安定した取引環境を提供しています。特にTRADEVIEWは、最小0.1 pipsを維持しています。

重要指標発表時(21:30前後)のスプレッドが狭い業者トップ3

順位

FX業者

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

1

TRADEVIEW

USD/JPY

0.1

6.9

2

ThreeTrader

USD/JPY

0.5

5.1

3

IC Markets

USD/JPY

0.6

6.7

平常時のスプレッド

平常時にスプレッドは、以下の3社が最も狭いとわかりました。平常時は市場が落ち着いていますが、特にTRADEVIEWのEUR/USDのスプレッドは0.1~0.4pipsと、業界でもトップクラスの低さを誇ります。

平常時(深夜00:00付近)のスプレッドが狭い業者トップ3

順位

FX業者

通貨ペア

最小スプレッド (pips)

最大スプレッド (pips)

1

TRADEVIEW

EUR/USD

0.1

0.4

2

FXGT

EUR/USD

0.8

1.3

3

IC Markets

USD/JPY

0.6

0.8

海外FXのスプレッドに関するよくある質問

海外FXのスプレッドについて、よくある質問をまとめました。口座選びの参考にしてください。

スプレッドとは?

スプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の価格差のことを指し、この差が小さいほど、取引コストが低くなります。スプレッドは固定型と変動型があり、変動型の場合は市場の流動性によって変わる仕組みです。

海外FX業者と国内FX業者のスプレッドの違いは?

一般的に、海外FX業者のスプレッドは国内の業者よりも狭い傾向にあります。特に、海外FX業者だけが扱うECN口座(流動性提供者と直接接続し、取引コストが透明でスプレッドが0pipsから狭い)は中間業者を介さず市場と直結して取引を行うためでスプレッドが非常に狭く、市場の流動性が高い時でも取引コストを最小限に抑えることができます。

スプレッドが狭いおすすめの海外FX業者は?

スプレッドが狭いおすすめの業者は、Exness、FXTM、Vantage FXなどが挙げられます。これらの業者は、(EUR/USD)で(0.1pips)、(GBP/USD)で(0.2pips)など、特に主要通貨ペアで低いスプレッドを実現しています。

詳しくはこちら

通貨ペア別のスプレッドが狭いおすすめ海外FX業者とは?

通貨ペア別で見ると、EUR/USDやGBP/USDなどのメジャー通貨ペアでは、ExnessやIC Marketsが非常に狭いスプレッドを提供しています。マイナー通貨ペアでは、スプレッドが広がることがあるため、流動性の高い業者を選ぶことが重要です。

詳しくはこちら

スプレッドとは別で取引手数料もかかるか?

多くの海外FX業者では、スプレッドが主要な取引コストですが、ECN口座やSTP口座では取引手数料が別途かかることがあります。手数料は取引量に基づき、1ロットあたり一定額が請求されるため、スプレッドだけでなく手数料も考慮してコストを計算することが重要です。

ボーナスを活用して取引しないと損!

海外FX業者の中には、

  • 口座開設だけで10000円
  • 入金額の100%ボーナス

など、知らないと損をするお得なボーナスを実施しているところが沢山あります。

信頼性の高い業者のみを厳選して紹介しているので、今一番お得なキャンペーンを見つけてください。

2025年!安全かつ人気のおすすめFX海外業者ランキング

海外FX業者で最も重要視しなければいけないのは次の3つです。

  • 業者の安全性・信頼性
  • スプレッド・取引コストの安さ
  • ボーナス・日本語サポートの有無

しかし、海外業者は情報が少ないため、どこが人気で優良な業者なのかわからない人がとても多いです。

当サイトを見てくれた人だけに、日本だけでなく海外でも知名度がある本当に人気のおすすめ海外業者を紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

もくじ