Batonex(旧Wisebitcoin)口コミ評判と安全性について

batonex

Batonex(旧Wisebitcoin)は、2018年に海外FX業者LAND-FXから独立する形でサービスをスタートさせた仮想通貨取引所です。

全世界280以上の仮想通貨取引所と連結したクラウド型取引所として、日々アップデートを重ねながら進化を続けています。

以前までは取引ツールにMT5を採用し、法定通貨・クレジットカード・STICPAYでの入金に対応していたBatonex。

新たに「仮想通貨取引をより速く簡単に」というスローガンを掲げ、取引ツールを独自プラットフォームに刷新し、入出金方法を仮想通貨のみに限定するなどして、思い切った方針転換をしています。

しかし、リニューアルから半年以上経った現在でも、日本でのWisebitcoinの知名度は非常に低く、ネットやSNSの口コミ・情報も一向に増えません。

この記事では、そんなBatonexについて、どこよりも詳しく解説していきたいと思います。

まずは、Wisebitcoinのメリット・デメリット・ポイントをご覧ください。

メリット

  • 取扱銘柄が100種類以上と豊富
  • キャンペーン開催に積極的
  • 取引手数料が安い・割引制度もある
  • 取引ツールがサクサク動作して使いやすい
  • 先物取引のデモトレードが可能
  • 日本語サポートの質が高い

デメリット

  • 金融ライセンスなし
  • 口コミがほとんど見当たらない
  • 他社よりも流動性が低くスプレッドが広め
  • 入出金通貨が仮想通貨のみ

ココがポイント

  • 比較的小規模な取引所
  • サービスが安定していない
  • 伸び代はあるので今後に期待できる

まず、Batonexの最大の特徴は取扱銘柄の多さです。

法定通貨での入出金はできないので、あらかじめ国内の取引所・販売所などでBTCやETHを購入しておく必要はありますが、現物取引・先物取引を合わせ100銘柄以上仮想通貨・トークン・マイナーコインをリーズナブルな手数料で取引できます。

また、先物取引は証拠金を担保に最大100倍のレバレッジをかけることができ、「買い」「売り」どちらからでもポジションを持つことが可能です。

特に、USDT先物契約なら、米ドルと価値が連動しているステーブルコインUSDTを証拠金として使えるので、仮想通貨取引特有の「常に資金が激しい価格変動リスクにさらされる」といったデメリットをカバーできます。

取引ツールは使いやすく、先物取引ならデモトレードもできます。日本語を含め7ヶ国語に対応した質の高い24時間サポートもあるので、初心者の人も安心です。

ただし、金融ライセンスは保有しておらず、口コミや出金報告は皆無に等しいので、信頼性・安全性は未知数。

ユーザー数もあまり伸びていないためか、大手海外取引所と比較して流動性が低くスプレッドも広いため、まだまだ「小規模な取引所」といった印象です。

とはいえ、豪華なボーナスをもらえるキャンペーンを積極的に開催しているので、知名度が上がりユーザー数も増えていけば大化けする可能性のある取引所だと思います。

Batonexの口座開設・入出金・デモトレードの詳しい手順は、以下の記事をご覧ください。

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Batonexの公式サイトはこちら

もくじ

信頼性・安全性

運営はLAND-FXの関連会社だが金融ライセンスなし

会社情報
運営会社 Land Prime LTD
のグループ会社
設立 2018年
所在地 シンガポール
金融ライセンス なし

Wisebitcoinの運営会社は「LAND-FXを運営するLand Prime LTDのグループ会社」と公表されているだけで、具体的な会社名は不明です。

本社所在地はシンガポールで、専門スタップが50名以上在籍しているとのことですが、詳しい会社住所も公表されていません。

Land Prime LTDは、日本やアジア向けにLAND-FXのサービスを提供する会社で、ハイレバレッジ・ボーナスを提供する関係で規制が厳しく信頼性の高い金融ライセンスは保有できません。

一方、イギリスやヨーロッパ諸国向けにLAND-FXのサービスを提供するLand-FX UK Ltdでは、極めて信頼性の高いイギリスFCA(金融行動監視機構)の金融ライセンスを取得しているので、グループ全体で見れば一定の信頼性は担保されていると言えるでしょう(登録番号:709866)。

しかし、Wisebitcoinが金融ライセンスを保有していないことは事実であり、運営実績がまだ短く不透明な部分も多いので、けっして信頼性・安全性があるとは言い切れません。


Junghwan Cho チーム顧問(出典:TechBullion

スタッフや責任者に関する情報としては、唯一2018年サービス開始当初からチーム顧問を務めるJunghwan Cho氏の存在だけは公表されていますが、どのような人物なのかは不明です。

2018〜2021年にかけて、ドイツブンデスリーガに所属するサッカーチーム 1.FSVマインツ05とパートナーシップ契約を結んでいる点などは評価できます。

今のところ日本の金融庁から警告は出されていない

日本の金融庁に登録せず、日本人トレーダーを受け入れている全ての海外仮想通貨取引所は、日本の法律上では無登録業者という扱いとなり警告が発せられます。

しかし、今のところBatonexにはこの警告は出されていませんでした。(2021年10月時点)。

日本の法律上、「海外業者が日本居住者にサービスを提供すること」「日本居住者が海外業者のサービスを使って取引すること」は合法です。

しかし、海外業者が日本居住者を対象に勧誘行為(プロモーション活動)を行うことは、以下の規制によって明確に禁止されています。

外国証券業者に関する法律第3条により、外国証券業者が国内にある者を相手に証券取引行為を行う場合には、国内に支店等の営業拠点を設け、監督当局の登録を受けなければなりません。本規定に違反した場合は、同法第45条及び第50条の罰則が課せられます。

しかし、登録を受けない外国証券業者であっても、その取引相手が証券会社やその他金融機関等の場合、もしくは証券業者が「勧誘」及び「勧誘に類する行為」をすることなく国内居住者から注文を受ける場合は、国内居住者との取引をすることができます。

ここで言う「勧誘に類する行為」とは、「新聞、雑誌、テレビジョン及びラジオ並びにこれらに類するものによる有価証券に対する投資に関する広告、有価証券に対する投資に関する説明会の開催、口頭、文書又は電話その他の通信手段による有価証券に対する投資に関する情報提供」等が含まれます。

出典:金融庁「外国金融サービス業者が我が国市場に参入するにあたって適用される法規制」

つまり、海外業者が日本語公式サイトを運営したり日本語でキャンペーンを告知したりすることがマズいという訳です。

そのため、日本人に人気ある海外業者のほとんどは、すでにこの警告を受けてしまっているのが現状です。

ただ、この警告には行政処分や業務停止命令といった効力は一切ありません。今のところ金融庁からの嫌がらせのようなものだと考えてください。

コールドウォレット・マルチシグ・2段階認証を採用

Wisebitcoinの主なセキュリティ対策

  • ホット・コールドウォレットによる資産分離
  • マルチシグネチャ採用
  • 2段階認証採用
  • ログイン通知機能採用
  • アクティビティ履歴

仮想通貨取引所は、常にハッキングのリスクにさらされています。

Wisebitcoinでは、仮想通貨取引所における必要最低限のセキュリティ対策を実施しているため、ある程度の信頼性を担保されています。

全ての仮想通貨資産はオフラインのコールドウォレットへ保管し、資金を移動をする際に複数のスタッフの署名が必要となるマルチシグも採用。

トレーダーの入出金手続きについても、パスワード以外にメール・電話番号・Google認証アプリを使った2段階認証を導入することで不正送金を防止しています。

とはいえ、これらのセキュリティ対策をしてたとしても100%安全ではありませんので、安全性意識の高い取引所では日頃からホワイトハッカーによるシステムの脆弱性チェックを実施するなどしています。

ただ、Wisebitcoinでもそれらがしっかり実施しているかどうかは公表されていません。

口コミ・評判

国内トレーダーからの口コミは皆無に等しい

681名無しさん@お金いっぱい。2021/08/02(月) 16:32:46.23ID:Z1BLH1dd0

ここで聞いて良いか分からんけど、Wisebitcoinてなに?

使った事も登録した覚えもなーんも無いのに、入金ボーナスの規約変更、今なら50%ボーナスって来たんだが

出典:5ちゃんねる

海外FX編集部:50%入金ボーナスの案内で初めてWisebitcoinの存在を知ったトレーダーがいますが、ネットでの知名度の低さや情報の少なさに不安を感じているようですね。
海外FX編集部:こちらのツイートは、Wisebitcoinが実施するアフィリエイトリンクが貼られたものです。人気の取引所であるほど、このようなアフィリエイト活動が活発に行われているものですが、Wisebitcoinは今のところ数件程度しか見つかりません(2021年10月時点)。

157承認済み名無しさん2019/09/13(金) 12:53:35.84ID:Hf05ohEU

wisebitcoinのサポート全く返信来ないんだけど

ビットコイン買えると思って口座作って入金したまでは良いが

円からbtcで引き出せないということで、金を出金申請してから3日目

問い合わせは返信来ないし、ずっと出金は確認中だし

もしかしてやばい?

出典:5ちゃんねる

海外FX編集部:2021年2月のリニューアル以前は、サポートや出金対応の遅さを指摘する声が多いようです。

公式Twitterのフォロワー数は5千人程度

主な仮想通貨取扱業者との比較

Twitterフォロワー数
業者 日本
アカウント
グローバル
アカウント

Binance
518.8万
2017年6月〜
プロフィール

Bybit
2万
2019年4月〜
プロフィール
41.7万
2018年5月〜
プロフィール

BitMEX
10.9万
2014年4月〜
プロフィール

Wisebitcoin
5,416
2020年11月〜
プロフィール

FXGT
1.5万
2020年2月〜
プロフィール
111
2020年1月〜
プロフィール

CryptoGT
3608
2018年5月〜
プロフィール
679
2019年11月〜
プロフィール

CryptoAltum
57
2020年10月〜
プロフィール
277
2020年5月〜
プロフィール

Bittrz
322
2020年8月〜
プロフィール

※ 2021年10月時点

上記は、Batonexと主な仮想通貨取引所の公式Twitterアカウントのフォロワー数を比較したものです。

トップはBinanceの518.8万人で、続いてBybit43.7万人、BitMEXの10.9万人という結果でした。

Wisebitcoinは1万人にも満たない5,416人のみで、公式Twitterアカウント開設から1年近く経っているものの、フォロワー数は一向に伸びていない模様です。

そのため、Wisebitcoinの口座開設者・利用者自体も、Binance・Bybit・BitMEXには到底及ばない、かなり小規模な取引所である可能性が高いと思われます。

ちなみに、Wisebitcoin公式サイトでは「世界280の加盟店と1,500万人のユーザー」と公表されていますが、これは純粋なWisebitcoinの口座開設者数・利用者数ではありません。

ランキングサイトには登録なし

CoinGecko

仮想通貨・取引所・ウォレットなどのレーティングや仮想通貨に関する最新情報を提供するランキングサイトは、取引所の人気を知る上でとても参考になります。

しかし、CoinGeckoCoinMarketCapcoincapの3サイトをチェックしてみたところ、Wisebitcoinは一切ランクインしていませんでした。

これがランク外なのか単に未登録なのかは分かりませんが、これもWisebitcoinのユーザー数の少なさを裏付けるデータだと思います。

2021年10月時点では、仮想通貨デリバティブ取引所の取引高ランキングは、Binance・FTX・Bybitの順でした。

取引方法・取扱銘柄

取引方法は現物取引と先物取引の2種類

取引方法と取引条件
現物取引 先物取引
仮想通貨 ETF USDT先物取引 コイン先物取引
最大レバレッジ なし 3倍 100倍 100倍
銘柄数 83銘柄 23銘柄 19銘柄 5銘柄
メイカー取引手数料 0.1% 0.2%  0.02%  0.02%
テイカー取引手数料 0.1% 0.2%  0.07%  0.07%
ポジション維持管理費 0.1%
ファンディング利子 受取または支払 受取または支払
スプレッド 流動性
による
流動性
による
流動性
による
流動性
による
決済通貨 取引コイン USDT USDT 取引コイン

※ 2021年10月時点

Wisebitcoinで取引できる金融商品は、大きく分けて現物取引と先物取引の2種類です。

さらに、現物取引は仮想通貨とETFの2種類、先物取引はUSDT先物取引とコイン先物取引の2種類あります。

それぞれ「レバレッジの有無」「銘柄数」「各種手数料」「スプレッド」「決済通貨」などが異なります。

現物取引では、資産となる仮想通貨で別の仮想通貨を購入できます。当然ですが、現物資産がなければ売却はできず、先物取引のような空売りはできません。

Wisebitcoinの先物取引はレバレッジをかけた無期限契約なので、証拠金を担保にロングポジション(買)とショートポジション(売)どちらからでも取引できます。現物取引とは違い、空売りのできる取引です。

取扱銘柄は100種類以上

現物取引は83銘柄・ETF取引は23銘柄

現物取引の銘柄は、取引ツール上部メニュー>現物をクリックし、表示された一覧の中から選択できます。

上部にあるタブで、決済通貨(USDT・BTC・ETH・USDS=USDT以外のステーブルコイン)ごと、金融商品(ETF)ごとに銘柄が分割されています。

現物取引

銘柄名・決済通貨
銘柄名
(購入通貨)
決済通貨
(売却通貨)
AAVE DeFi USDT
ADA USDT・BTC
ALGO USDT・BTC・ETH
ANKR USDT
ARW USDT
ATOM USDT・BTC
AVAX USDT
BAT USDT
BCH USDT・BTC
BNB USDT
BSV USDT・BTC
BTC USDT
BTMDeFi USDT・BTC・ETH
BTT USDT
BUT USDT
CAKE USDT
CHZNFT USDT
COMPDeFi USDT
CRO USDT
CRVDeFi USDT
DAIUSD USDT
DASH USDT・BTC
DFDeFi USDT
DOGE USDT
DOT USDT
ENJNFT USDT
EOS USDT・BTC・ETH
ETC USDT・BTC・ETH
ETH USDT・BTC
FIL USDT
FLOWNFT USDT
GRTDeFi USDT
HIVE USDT
HT USDT・BTC
KAVA USDT
KNCDeFi USDT
KSM USDT
LINKDeFi USDT
LRCDeFi USDT
LTC USDT・BTC・ETH
LUNADeFi USDT
MANANFT USDT
MASK USDT
MATIC USDT
MIRDeFi USDT
NEARDeFi USDT
NEO USDT
NESTDeFi USDT・BTC・ETH
NFTNFT USDT
OKB USDT
OMG USDT
ONG USDT・BTC
ONT USDT・BTC
QTUM USDT・BTC・ETH
SAND USDT
SHIB USDT
SNXDeFi USDT
SOL USDT
SRM USDT
STA USDT
STORJ USDT
SUNDeFi USDT
SUSHIDeFi USDT
SXP USDT
TRX USDT・BTC・ETH
TUSDUSD USDT
UNIDeFi USDT
USDCUSD USDT
USDPUSD USDT
VALUE USDT
XCH USDT
XEC USDT
XEM USDT
XLM USDT
XMR USDT・BTC
XRP USDT・BTC・ETH
XTZ USDT・BTC
XYM USDT
YFIDeFi USDT
YFIIDeFi USDT
ZEC USDT・BTC
ZEN USDT

※ 2021年10月時点

現物取引の銘柄数は83銘柄と非常に豊富です。

主要仮想通貨やマイナートークン以外にも、DeFiトークン(上記DeFi)・NFTトークン(上記NFT)・USDと価格連動したステーブルコイン(上記USD)などを購入できます。

銘柄によって決済通貨が異なる点に注意してください。例えば、ETHはUSDTとBTCで購入できますが、BTCはUSDTでしか購入できません。

ETF取引

銘柄名・決済通貨
銘柄名
(購入商品)
取引対象 決済通貨
(売却通貨)
1INCH3L/USDT(ロング)
1INCH3S/USDT(ショート)
1INCH/USDT
のインデックス
USDT
ALGO3L/USDT(ロング)
ALGO3S/USDT(ショート)
ALGO/USDT
のインデックス
USDT
BCH3L/USDT(ロング)
BCH3S/USDT(ショート)
BCH/USDT
のインデックス
USDT
BTC3L/USDT(ロング)
BTC3S/USDT(ショート)
BTC/USDT
のインデックス
USDT
COMP3L/USDT(ロング)
COMP3S/USDT(ショート)
COMP/USDT
のインデックス
USDT
DOGE3L/USDT(ロング)
DOGE3S/USDT(ショート)
DOGE/USDT
のインデックス
USDT
DOT3L/USDT(ロング)
DOT3S/USDT(ショート)
DOT/USDT
のインデックス
USDT
ENJ3L/USDT(ロング)
ENJ3S/USDT(ショート)
ENJ/USDT
のインデックス
USDT
EOS3L/USDT(ロング)
EOS3S/USDT(ショート)
EOS/USDT
のインデックス
USDT
ETH3L/USDT(ロング)
ETH3S/USDT(ショート)
ETH/USDT
のインデックス
USDT
FIL3L/USDT(ロング)
FIL3S/USDT(ショート)
FIL/USDT
のインデックス
USDT
KNC3L/USDT(ロング)
KNC3S/USDT(ショート)
KNC/USDT
のインデックス
USDT
KSM3L/USDT(ロング)
KSM3S/USDT(ショート)
KSM/USDT
のインデックス
USDT
LINK3L/USDT(ロング)
LINK3S/USDT(ショート)
LINK/USDT
のインデックス
USDT
LTC3L/USDT(ロング)
LTC3S/USDT(ショート)
LTC/USDT
のインデックス
USDT
LUNA3L/USDT(ロング)
LUNA3S/USDT(ショート)
LUNA/USDT
のインデックス
USDT
MANA3L/USDT(ロング)
MANA3S/USDT(ショート)
MANA/USDT
のインデックス
USDT
ONE3L/USDT(ロング)
ONE3S/USDT(ショート)
ONE/USDT
のインデックス
USDT
SOL3L/USDT(ロング)
SOL3S/USDT(ショート)
SOL/USDT
のインデックス
USDT
SUSHI3L/USDT(ロング)
SUSHI3S/USDT(ショート)
SUSHI/USDT
のインデックス
USDT
TRX3L/USDT(ロング)
TRX3S/USDT(ショート)
TRX/USDT
のインデックス
USDT
UNI3L/USDT(ロング)
UNI3S/USDT(ショート)
UNI/USDT
のインデックス
USDT
XRP3L/USDT(ロング)
XRP3S/USDT(ショート)
XRP/USDT
のインデックス
USDT

※ 2021年10月時点

WisebitcoinのETFは、厳密にはレバレッジETFトークンとも呼ばれ、仮想通貨やトークンのインデックスファンド(指数)と連動する金融商品です。

銘柄数は23銘柄ですが、1つの銘柄にはロングポジション(買)ショートポジション(売)が2銘柄ずつあります。

銘柄名の読み方は以下の通りです。

ETFの銘柄名

基軸通貨・レバレッジ・売買方向 / 建値通貨

例えば、BTC3L/USDTの場合「基軸通貨BTC・レバレッジ3倍・売買方向ロング・建値通貨USDTのインデックスファンド」を決済通貨USDTを使って購入します。

ETH3S/USDTの場合「基軸通貨ETH・レバレッジ3倍・売買方向ショート・建値通貨USDTのインデックスファンド」を決済通貨USDTを使って購入します。

Wisebitcoinでは、1INCHとONEの2銘柄は、このETFでしか購入できません。

USDT先物取引は19銘柄・コイン先物取引は5銘柄

先物取引の銘柄は、取引ツール上部メニュー>先物をクリックし、銘柄名にカーソルを合わせると表示される一覧の中から選択できます。

USDT先物取引・コイン先物取引・模擬取引(デモトレード)ごとに分割されているので、上部にあるタブで切り替えてください。

USDT先物取引

銘柄名と決済通貨
銘柄名 取引対象 決済通貨
(証拠金通貨)
BTC-SWAP-USDT BTC/USDT USDT
BCH-SWAP-USDT BCH/USDT USDT
ETH-SWAP-USDT ETH/USDT USDT
EOS-SWAP-USDT EOS/USDT USDT
LTC-SWAP-USDT LTC/USDT USDT
XRP-SWAP-USDT XRP/USDT USDT
BSV-SWAP-USDT BSV/USDT USDT
ADA-SWAP-USDT ADA/USDT USDT
ATOM-SWAP-USDT ATOM/USDT USDT
DOT-SWAP-USDT DOT/USDT USDT
FIL-SWAP-USDT FIL/USDT USDT
LINK-SWAP-USDT LINK/USDT USDT
NEO-SWAP-USDT NEO/USDT USDT
SUSHI-SWAP-USDT SUSHI/USDT USDT
TRX-SWAP-USDT TRX/USDT USDT
UNI-SWAP-USDT UNI/USDT USDT
XMR-SWAP-USDT XMR/USDT USDT
YFI-SWAP-USDT YFI/USDT USDT
ZEC-SWAP-USDT ZEC/USDT USDT

コイン先物取引

銘柄名と決済通貨
銘柄名 取引対象 決済通貨
(証拠金通貨)
BTC-SWAP BTC/USDT BTC
BCH-SWAP BCH/USDT BCH
ETH-SWAP ETH/USDT ETH
EOS-SWAP EOS/USDT EOS
LTC-SWAP LTC/USDT LTC
XRP-SWAP XRP/USDT XRP

※ 2021年10月時点

USDT先物取引とコイン先物取引とでは銘柄名が多少異なりますが、どちらも取引コイン/USDTのコインペアを取引できます。

銘柄数は、USDT先物取引が19銘柄コイン先物取引が5銘柄です(2021年10月時点)。

取引の種類によって、決済通貨が違うことに気づくと思います。決済通貨とは、証拠金・損益・口座通貨に使われるコインのことです。

USDT先物取引とコイン先物取引の最大の違いは、この決済通貨によって仮想通貨特有の潜在的リスクをコントロールできるかどうかという点です。

USDT先物契約とコイン先物契約は決済通貨が異なる

USDT先物取引

最大レバレッジと取引条件
取扱銘柄
BTC/USDT ETH/USDT EOS/USDT LTC/USDT BCH/USDT XRP/USDT
最大
レバレッジ
100倍 50倍 50倍 50倍 50倍 50倍
最小
取引単位
1契約 1契約 1契約 1契約 1契約 1契約
契約乗数
(1契約の価値)
0.0001
BTC
0.01
ETH
1
EOS
0.01
LTC
0.01
BCH
1
XRP
決済通貨
(証拠金通貨)
USDT USDT USDT USDT USDT USDT

コイン先物取引

最大レバレッジと取引条件
取扱銘柄
BTC/USDT ETH/USDT EOS/USDT LTC/USDT BCH/USDT XRP/USDT
最大
レバレッジ
100倍 50倍 50倍 50倍 50倍 50倍
最小
取引単位
1契約 1契約 1契約 1契約 1契約 1契約
契約乗数
(1契約の価値)
1USDT 1USDT 1USDT 1USDT 1USDT 1USDT
決済通貨
(証拠金通貨)
BTC ETH EOS LTC BCH XRP

上記は、Wisebitcoin先物取引の証拠金に関する取引条件をまとめたものです(USDT先物契約は一部銘柄のみ)。

どちらの金融商品も、BTC/USDTが最大レバレッジ100倍その他の銘柄は最大レバレッジ50倍で取引できます。

Wisebitcoinで保有できる資金は仮想通貨のみであり、価値が比較的安定している法定通貨で資金をキープできないので、証拠金は常に仮想通貨特有の大きな価格変動にさらされます。

コイン先物取引の場合、口座通貨・証拠金通貨・損益通貨が取引コインなので、取引コインの価格が上がるほど口座資金・証拠金の価値も上がり追加利益を得られます。しかし、反対に取引コインの価値が下がってしまうと資金・証拠金の価値も下がり追加損失を被ります(潜在的リスク)。

一方、USDT先物取引であれば、決済通貨を米ドルと連動したステーブルコインUSDTでキープできるので、口座資金・証拠金の価値が大きく変動するのを防ぐことが可能です。

ちなみに、証拠金とはレバレッジをかけてポジションを持つ際、Wisebitcoinに差し出す担保のこと。2つの金融商品の証拠金は、以下の計算式で算出できます。

USDT先物契約の証拠金

証拠金(USDT) = 契約乗数 × 契約数 × 現在価格 / レバレッジ

コイン先物契約の証拠金

証拠金(取引コイン) = 契約乗数 × 契約数 /(レバレッジ × 現在価格)

Wisebitcoinでは、注文時の取引数量に「契約」という単位が使われます。これはFXでいうところの「ロット」です。

また、「契約乗数」とは1契約あたりの実際の取引数量のことを指します。これはFXでいうところの「ロット単位」のことで、例えばUSDT先物契約BTC/USDTの50契約とは0.005BTCのことを指します。

取引コスト

取引手数料の種類と金額
現物取引 ETF取引 先物取引
取引手数料 メイカー 0.1% 0.2% 0.02%
テイカー 0.1% 0.2% 0.07%
ポジション維持管理費 0.1%
ファンディング利子 履歴

Wisebitcoinでは、トレーダーは金融商品ごとに上記の取引コストを負担します。

「取引手数料」「ポジション維持管理費」の金額は一律で設定されており、Wisebitcoinの収益となります。

「ファンディング利子」の金額は相場の状況に応じて変動し、トレーダー同士で受け渡しする仕組みのものなので、Wisebitcoinの収益とはなりません。

取引手数料はすべての金融商品で発生する

Wisebitcoinの取引手数料は、全ての金融商品のメイカー・テイカーで発生します。

メイカーとは取引板に注文を並べて流動性を増加させるトレーダーのこと、テイカーとは取引板に並んでいる注文を消費して流動性を減少させるトレーダーのことです。

通常は、現物取引がメイカー・テイカー共に0.1%ETF取引がメイカー・テイカー共に0.2%先物取引がメイカー0.02%・テイカー0.07%です。

先物取引のメイカー取引手数料は、2021年9月15日に0.07%から0.02%値下げしています。

また、それと同時に、現物取引・先物取引には「VIP手数料規定」が導入され、他の取引所における60月間の取引量に応じて、以下の割引手数料が3ヶ月間適用されるようになりました。

現物取引

月間取引量と割引手数料
等級 月間取引量
(BTC)
取引手数料
メイカー テイカー
通常 0.1% 0.1%
VIP1 50以上 0.07% 0.07%
VIP2 200以上 0.04% 0.049%
VIP3 1K以上 0.03% 0.042%
VIP4 5K以上 0.02% 0.035%
VIP5 10K以上 0.01% 0.03%

先物取引

月間取引量と割引手数料
等級 月間取引量
(BTC)
取引手数料
メイカー テイカー
通常 0.02% 0.07%
VIP1 100以上 0.02% 0.035%
VIP2 500以上 0.01% 0.03%
VIP3 1K以上 0.01% 0.027%
VIP4 1.5K以上 0.01% 0.025%
VIP5 3K以上 0% 0.025%

詳しい申請方法や手続きについては、問い合わせフォームからカスタマーサポートへ連絡してください。

ちなみに他社では高い流動性を確保するため、メイカーの取引手数料をマイナス(支払いではなく受取り)にしているところもあります。

Bybitの場合、現物取引の取引手数料はWisebitcoinと同様にメイカー・テイカーともに0.1%ですが、先物取引の取引手数料はメイカー -0.025%(マイナス0.025%)、テイカー0.075%です。

Bybitはメイカーの取引手数料が受取りなのでWisebitcoinより圧倒的に有利ですが、テイカーの取引手数料はWisebitcoinよりもやや割高です。ただし、Wisebitcoinのような手数料割引制度はありません。

ポジション維持管理費はETF取引でのみ発生する

ETF取引には、ポジション維持管理費と呼ばれる取引コストが発生します。

ETF取引はレバレッジ3倍で取引される金融商品ですが、トレーダーは証拠金を用意する必要はなく、ロスカットや強制決済も発生しません。

その代わり、トレーダーはポジションを1日1回21時(日本時間)に保有している場合に限り、ポジション維持管理費0.1%を支払います。

ただし、この時間にETF取引のポジションを保有していなければ、ポジション維持管理費は発生しません。

ファンディング利子は先物取引でのみ発生する

ファンディング利子(ロールオーバー利子)とは、先物取引価格を現物取引価格に近づけるために、1日3回 5時・13時・21時(日本時間)に発生する調整金額のことです。

この時間に先物取引のポジションを保有していなければ、このファンディング利子は発生しません。

ファンディング利子の特徴
売買方向 ファンディング比率
プラス マイナス
ロング 支払い 受取り
ショート 受取り 支払い

ロングポジション保有者は、ファンディング比率がプラスの場合、ショートポジション保有者にファンディング手数料を支払い、ファンディング比率がマイナスの場合、ショートポジション保有者からファンディング手数料を受取ります。

ショートポジション保有者はその逆なので、売買報告とタイミングによっては損失にもなれば利益にもなる不確定要素です。

そのため、ファンディング利子は取引コストと言うよりも、Wisebitcoinが無期限先物取引を提供するために必要なメカニズムの一部と言えるもの。

過去のデータは、公式サイトのロールオーバー利子履歴でチェックできます。

流動性が低くスプレッドは広め

BTC/USDT現物取引のスプレッド

左:Wisebitcoin・右:Bybit

※ 2021年10月6日16時台のBTC/USDT現物取引のスプレッド

Wisebitcoinのような、トレーダー同士が直接仮想通貨を売買するタイプの取引所の場合、スプレッドの狭さは流動性に依存しています。つまり、いかにその取引所の参加者・利用者が多いかです。

Wisebitcoinのキャッチフレーズは「全世界280以上の仮想通貨取引所とクラウドサービスで連結した豊富な流動性を誇る中央集権型取引所」とのことだったので、スプレッドには大いに期待が持てました。

しかし、実際に同じタイプの仮想通貨取引所Bybitと取引板を比較してみたところ、Wisebitcoinのスプレッドはかなり広めで、更新頻度が低く流動性は劣っていました。

Bybitは以前まで現物取引ができませんでしたが、2021年7月に待望の現物取引プラットフォームのリリースによって弱点が克服されているので、知名度・ユーザー数・流動性などを考慮すると、Wisebitcoinを利用する意義はあまりないように思えます。

とはいえ、Bybitの現物取引の銘柄数はまだまだ少ないので、WisebitcoinとBybitの併用をオススメします。

リスク管理機能

契約エントリー限度を設定して強制決済のリスクを低減

FXでは、証拠金維持率が一定の基準を下回ると、マージンコールと呼ばれる証拠金不足のアラートが出され、さらに証拠金維持率が下がり一定の基準を下回ると、ロスカットと呼ばれる保有ポジションの強制決済が発動しますが、Wisebitcoinでは強制決済のことをマージンコールと呼びます。

Wisebitcoin先物取引のマージンコールは、ポジションごとにレバレッジを決めポジションごとに強制決済が実行されるクロスマージン方式です。

現在の証拠金維持率は、以下の計算式は以下の計算式で算出できます。

現在の証拠金維持率

現在の証拠金維持率(%) = 維持証拠金 / 保有ポジションの価値

※ 維持証拠金 = 開始証拠金 + 未実現損益
※ 保有ポジションの価値 = 現在価格 × 契約乗数 × 契約数

マージンコールが発動する証拠金維持率は、以下のような契約エントリー限度と呼ばれる設定で決められています。

エントリー数とレバレッジ制限
銘柄 契約エントリー 限度 証拠金維持率 開始証拠金率 最大レバレッジ
BTC/USDT 1,000,000 0.50% 1.00% 100倍
2,000,000 1.00% 2.00% 50倍
3,000,000 1.50% 3.00% 30倍
4,000,000 2.00% 4.00% 25倍
ETH/USDT 100,000 1.00% 2.00% 50倍
300,000 1.50% 2.50% 40倍
500,000 2.00% 3.00% 33倍
700,000 2.50% 4.00% 25倍
EOS/USDT 100,000 1.00% 2.00% 50倍
300,000 1.50% 2.50% 40倍
500,000 2.00% 3.00% 33倍
700,000 2.50% 4.00% 25倍
LTC/USDT 100,000 1.00% 2.00% 50倍
300,000 1.50% 2.50% 40倍
500,000 2.00% 3.00% 33倍
700,000 2.50% 4.00% 25倍
XRP/USDT 100,000 1.00% 2.00% 50倍
300,000 1.50% 2.50% 40倍
500,000 2.00% 3.00% 33倍
700,000 2.50% 4.00% 25倍
BCH/USDT 100,000 1.00% 2.00% 50倍
300,000 1.50% 2.50% 40倍
500,000 2.00% 3.00% 33倍
700,000 2.50% 4.00% 25倍

銘柄ごとに4段階の契約エントリー限度・証拠金維持率・最大レバレッジが決まっており、この契約エントリー限度は取引ツールで変更可能です。

この契約エントリー限度を引き上げるほど、最大レバレッジが下がり強制決済のリスクを低減できます。

ADLと保険基金で証拠金以上の損失をカバー

Wisebitcoinは、多くの仮想通貨取引所が採用する自動ポジション減少メカニズム(ADL)を採用しているため、トレーダーには証拠金以上の損失が発生しません。

ADLは、ハイリスク・高収益の反対売買をしているトレーダーのポジションで、証拠金以上の損失が発生したトレーダーのポジションを自動的に清算する仕組みです。

ローリスク・低収益で取引すれば、ADLの対象になることはありませんが、もしADLの対象になった場合、トレーダーのポジションは強制的に利益確定させられてしまいます。

そこでWisebitcoinでは、保険基金という仕組みによって証拠金以上の損失を補填してADLの発動を防いでいます。

保険基金の残高は、本来よりも有利な価格で清算できるトレーダーの差額利益が自動的にプールされていく仕組みです。

保険基金にどのくらいの金額がプールされているかは公式サイトの保険基金残高で確認できます。

Wisebitcoinでは、この2つの仕組みによってFXでいうところのゼロカットを実現しているんですね。

キャンペーン(イベント)・ボーナス

初回入金イベント100USDT(常時開催)

Wisebitcoinでは、ボーナス10USDTがもらえる初回入金イベントを常時開催しています。

対象者は新規口座開設のみで、このイベントは1人1回のみ利用可能です。

手続きは新規口座開設後に本人認証を完了させ、現物USDTウォレットへ100USDT以上の初回入金後、72時間以内に専用フォームで申請をすればOKです。

ただし、ボーナスの有効期限は60日なので注意してください。

コミュニティイベント5USDT(常時開催)

Wisebitcoinでは、Wisebitcoin公式SNSをフォローした人を対象に、ボーナス5USDTがもらえるコミュニティイベントを常時開催しています。

ボーナスをもらうためには本人認証が完了していることが前提ですが、手続きはWisebitcoin公式SNSをどれか一つフォローしてから専用フォームで申請するだけでOKです。

こちらのボーナスも有効期限は60日なので注意してください。

50%入金ボーナスイベント(期間限定2021年9月15日まで)

Wisebitcoinでは、2021年7月19日〜9月15日までの期間限定で、50%入金ボーナスイベントを開催しました。

すでに終了したイベントですが、今後も同じような内容のイベントが開催される可能性があるため、条件やルールなどをお伝えしておきます。

このイベントは全てのユーザーが対象で、入金額に対し50%分のボーナスがもらえます。例えば、入金が100USDTならボーナスは50USDTです。

100USDT以上の入金であれば、イベント期間中に何度入金しても上限10,000USDTまでボーナスがもらえます。

USDTウォレットにUSDTを直接入金するか、別のコインを送金したのちWisebitcoinでUSDTへ両替してもOK。入金後は、専用フォームで申請が必要です。

ボーナスは、USDT先物取引でのみ使用できます。口座通貨が異なるので、コイン先物取引やデモトレードでは使用できません。また、ボーナスが付与された口座では、現物取引もできません。

ただし、ボーナスは出金可能です。ボーナス出金条件は、累計獲得額に応じて決められている必要取引額を達成すること。ボーナス出金条件は、以下のようにステージ1〜8まで段階的に設定されています。

ボーナス出金条件
ステージ ボーナス累計獲得額
(USDT)
必要取引額
(USDT)
1 50~250 600,000
2 251~500 1,100,000
3 501~1,000 3,000,000
4 1,001~2,000 8,000,000
5 2,001~4,000 16,000,000
6 4,001~6,000 24,000,000
7 6,001 ~ 8,000 32,000,000
8 8,001~10,000 40,000,000

ボーナス出金審査の目安は1〜2営業日です。ボーナス出金後は、新たな入金の際にもボーナスを再申請できます。その際、これまで設定されていた出金条件はクリアされます。

また、利益はいつでも出金できます。利益出金審査の目安は1営業日です。ただし、入金額(資金)を一部でも出金すると保有ボーナスは全額消滅するので注意してください。

このボーナスは、自己資金が消費されたあとに使用することが可能です。クッション機能が付いているため、ボーナス残高で強制決済に耐えることができます。

取引ツール・サービス

独自の取引ツールは軽量かつ洗練されたデザイン

現物取引・ETF取引

USDT先物取引コイン先物取引

Wisebitcoinの公式サイトには、取引方法に関する分かりやすいマニュアルなどがありません。

最初に苦戦する人もいるかと思いますので、ここで詳しく解説しておきます。

まず、Wisebitcoinでは注文方式を以下の3種類から選べます。

  • 成行注文:現在の市場価格で注文する形式
  • 指値注文:注文価格を指定できる形式
  • 条件注文:指値注文を実行する市場価格を指定できる注文

現物取引の注文画面は、上記のように非常にシンプルです。

最初に、注文方式指値注文成行注文条件注文から選択します。

指値注文の場合、注文価格は直接入力するか取引板から選択します。

成行注文の注文価格は自動で決まるので、項目には最適市場価格と表示されます。

契約数は直接入力するか、スライダーを動かして口座残高との比率を調整することも可能です。

条件注文の場合は、上記以外に変動価格という項目が追加され、指値注文を実行する市場価格を設定できます。

先物取引の注文画面は、現物取引よりも複雑なので注意してください。

まずは、注文種類を選びます。

新規注文はエントリー、保有ポジションを決済したいときは決済を選択します。

次に、注文方式一般注文条件注文から選びます。

成行注文・指値注文は一般注文です。

先物取引は、注文の約定方式を決められます。

メイカーまたはテイカー、契約数の全体約定または部分約定の挙動に応じて、以下の4種類の中から選択できます。

  • GTC(無選択):メイカーまたはテイカーとして注文を出し、全体約定・部分約定にかかわらず注文はキャンセルするまで有効
  • Marketのみ(Post -Only):メイカーとして注文を出し、注文が部分約定する場合残りの注文をキャンセル
  • IOC(Immediate or Cancel):テイカーとして注文を出し、注文が部分約定する場合残りの注文をキャンセル
  • FOK(Fill or Kill):テイカーとして注文を出し、注文が部分約定する場合注文全体をキャンセル

約定方式より画面下の部分は、レバレッジ注文価格契約数注文ボタンなどの項目がロング・ショートごとに左右に分かれています。

レバレッジは、2〜100倍(BTC以外は2〜50倍)から選択可能です。

契約数は直接入力するか、スライダーを動かして口座残高との比率を指定することもできます。

注文価格の項目は、プルダウンをクリックすることで選択肢が表示されます(一般注文の場合のみ)。

この注文価格は、選んだ約定方式によって選択肢が変わります。

市場価格有利な市場価格は、成行注文です。

どちらも自動で注文価格が決定します。

指値価格最も有利な指値価格最優先指値は、指値注文です。

指値価格は注文価格を直接入力するか取引板から選択しますが、その他は自動で注文価格が決定します。

それぞれの価格の意味は、以下の通り。取引ツールのヘルプにも記載されています。

日本語サポートはメールのみ

サポート窓口
日本語対応 受付時間
電話 なし
メール 可能 平日24時間
チャット なし

カスタマーサポートの窓口はメールのみですが、日本人スタッフによる平日24時間サポートが受けられます。

部門ごとに異なる窓口(メールアドレス)が用意されており、専門スタッフによる分業が徹底されているようです。

顧客対応はとても丁寧でメールのレスポンスも早く、専門性の高いサポートを受けることが可能です。

口座開設・入出金

口座開設・本人認証・セキュリティ設定をする

口座開設手続きは、Wisebitcoin公式サイトトップにある登録するをクリックして進めます。

口座開設手続き自体は5分程度で完了しますが、出金手続きをするためには本人認証と3つのセキュリティ設定が必須です。

あらかじめ以下の5点を用意しておいてください。

用意するもの

  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 本人確認書類の画像
  • セルフィー画像
  • スマホとGoogle認証アプリ

受付可能な本人確認書類は、IDカード(マイナンバーカードなど)・運転免許証・パスポートなどです。

また、本人確認書類と一緒に氏名・取引所名称(Wisebitcoin)・申請日を記入したメモを手に持ち、以下のようなセルフィー画像も撮影しておいてください。

セルフィーの撮影方法

画像ファイルの容量は10MB以下、画像形式はjpg・png・jpegが有効です。

Google認証アプリは、以下のリンクからダウンロードできます。

Google 認証システム

Google 認証システム
開発元:Google LLC
無料

入出金方法は仮想通貨のみ

入出金は、マイページのウォレット一覧にある入金出金メニューから手続きします。

Wisebitcoinの入出金通貨は、仮想通貨のみです。

資金が日本円の人は、あらかじめ国内取引所や販売所などで仮想通貨を購入しておきましょう。

ただ、上記ウォレット一覧にある仮想通貨でも、入金出金がグレーアウトしているものについては、入出金制限がかけられているので注意してください。

主要仮想通貨のBTC・ETH・LTC・BCH・XRP・USDTなどであれば、常時入出金可能です。

先物取引のデモトレードが可能

Wisebitcoinでは、仮想資金を使って先物取引のデモトレードが可能です。

「取引ツールの使い方もままならないのに、いきなりリアルコインで取引を始めるのは心配」という初心者の人は、最初はデモトレードで練習しましょう。

口座開設・入出金・デモトレードの詳しい手順は、以下の記事をご覧ください。

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