仮想通貨取引所のBybit(バイビット)は、資産運用サービスも豊富に提供しています。
Bybitの資産運用サービスのなかでも、積立ステーキング(レンディング)は人気の高いサービスとして挙げられます。
しかし、初めてレンディングサービスを利用する場合、その他のBybitの資産運用サービスとの違いなどもわかりにくいでしょう。
そこで本記事では、Bybitのレンディングサービスの概要や特徴、注意点などについてまとめて解説します。
実際にBybitのレンディングサービスを利用したため、使用感やほかの方の口コミなども合わせてのレンディングサービスの魅力も紹介します。
本記事の内容を参考に、Bybitのレンディングサービスで効率的な資産運用ができるようになりましょう。
- Bybitのレンディングは100種類以上の仮想通貨を預け入れて低リスクで運用できる
- レンディングの利息は1時間毎に受け取れる
- いつでも償還できるが例外もあるため注意が必要
- レンディングでの運用の仕組みの関係で運用利回りはその都度変動する
Bybitのレンディングとは?
Bybitのレンディングとは、手元に保有している仮想通貨を、Bybitへ預け入れて運用利回りを受け取れるサービスです。
預け入れた仮想通貨は、Bybitのマージン取引や暗号資産ローンなどに利用され、利用したユーザーに対して発生した利息をレンディングで預け入れたユーザーに利回りを提供する仕組みになっています。
分散型金融(DeFi)でもさまざまなレンディングプラットフォームがありますが、Bybitのレンディングサービスは、Bybitから資金を移す必要がありません。
また、ブロックチェーンやDeFiの知識や経験がない方でも、Bybitによって直感的な操作だけでレンディングサービスを利用できます。
- ビットコイン
- イーサリアム(ETH)
- テザー(USDT)
- サークル(USDC)
- カルダノ(ADA)
- コスモス(ATOM)
- ソラナ(SOL)
- ポリゴン(MATIC)
- アバランチ(AVAX)
ステーキングと一緒?
Bybitでは、資産運用サービスとしてステーキングも人気が高いです。
ステーキングもレンディングも両方ともが、Bybitに仮想通貨を預け入れて運用利回りを受け取れますが、細かい仕様や仕組みが異なります。
ステーキングは、仮想通貨のネットワークのセキュリティなどへの貢献した報酬として運用利回りを受け取ります。
レンディングは、あくまでも個人的な資産を預け入れてBybitのほかのサービスで貸し出すことで運用利回りを受け取れます。
2023年3月時点ではブラウザ版のみ積立ステーキングに統合されているため、レンディングの表記はありません。
アプリ版では今まで通りレンディングで表記されています。
Bybitレンディングのメリット
Bybitのレンディングの主なメリットは以下の3つです。
Bybitのレンディングのメリット
- 低リスクで運用できる
- 1時間毎に利回りを受け取れる
- 好きなタイミングで償還できる
低リスクで運用できる
1つ目のメリットは、低リスクで運用できることです。
レンディングは、Bybitへ仮想通貨を預け入れて、Bybitから暗号資産ローンなどを通じて貸し出した資金に対しての利息で運用されます。
暗号資産ローンは、貸し出す前に担保として貸出金額以上の仮想通貨を入金する必要があるため、暗号資産ローンユーザーからの支払いが滞った場合でも担保があるためレンディングを利用するユーザーへの影響はほとんどありません。
また、Bybitの高いレベルのセキュリティによって運営されているため、ハッキングリスクも低いです。
ほかのプラットフォームに比べて支払い滞納、セキュリティの観点から考えてもBybitのレンディングサービスを利用することで、低リスクで運用利回りを受け取れます。
Bybitのレンディングで預け入れた仮想通貨は、元本割れするケースをこれまでに一度も引き起こしていません。
1時間毎に利回りを受け取れる
Bybitのレンディングに預け入れた仮想通貨に対しての利回りは1時間毎に発生して受け取ることができます。
運用利回りは、そのときに貸し出されている仮想通貨の割合などによってBybit側で計算され、計算された利回りでの利息を自動で受け取れます。
最初に預け入れした時点で、初回の利息受け取りなどのスケジュールが表示されるためわかりやすいです。
好きなタイミングで償還できる
Bybitのレンディングサービスへ預け入れた仮想通貨は 24時間いつでも引き出し(償還)できます。
引き出し申請を行ってからしばらくするとBybitアカウントの現物口座に残高が反映されます。
レンディングサービスで運用しながら、引き出しの制限なく自由度が高い運用ができる点もBybitのレンディングサービスのメリットの一つです。
申請してからすぐに引き出しができることでストレスなくレンディングサービスを利用できるでしょう。
レンディングのリスクと注意点
次にBybitのレンディングについて注意すべき点やリスクについて解説します。
20%が手数料として差し引かれる
Bybitのレンディングサービスでは、受け取る運用利回りから20%がBybitへの手数料として差し引かれます。
償還できないタイミングがある
Bybitのレンディングサービスでは、基本的に24時間365日いつでもユーザーの好きなタイミングで好きな金額を償還(引き出し)することができます。
しかし、Bybit全体の仮想通貨借入率が100%に達している場合のみ償還できません。
仮想通貨借入率が下がれば、再度いつでも償還できるようになりますが、100%が維持されている間は償還できないため注意しましょう。
Bybitでのレンディングのやり方
続いて、Bybitレンディングの実際の手順を確認していきます。
預け入れ
Bybitでの積立ステーキングを利用するためにはBybitで口座開設する必要があります。
以下のリンクからBybitの公式サイトにアクセスして口座開設をしましょう。
口座開設について詳しくはこちら
口座開設にはメールアドレスもしくは電話番号があれば簡単にできます。
口座開設後はBybitのすべてのサービスを制限なく利用するためにも、本人確認手続き(KYC)も完了させておきましょう。
本人確認手続きでは、スマホと運転免許証などの本人確認書類があれば申請できます。
今ならBybitのキャンペーンで、招待コード【57973】を使用して口座開設するとボーナスUSDTを特典として受け取れます。
特にデメリットもないため、ぜひ招待コード【57973】を使用して口座開設してみましょう。
招待コード【57973】を使用しての口座開設方法はこちら
Bybitでの口座開設と本人確認手続きを完了したあとは、積立ステーキングで預け入れるための資金をBybitへ入金しましょう。
Bybitは、国内の仮想通貨取引所のような銀行口座からの日本円の入出金には対応していません。
代わりに、国内の仮想通貨取引所から仮想通貨送金を利用しての入金か、Bybit内でクレジットカード利用での仮想通貨購入で入金できます。
国内の仮想通貨取引所からの送金では、送金速度が速くて手数料が安い「リップル(XRP)」を利用するといいでしょう。
仮想通貨での送金の場合は、送金途中に仮想通貨自体の価格が変動するリスクがあります。
大きな資金を入金する場合は、何度かに分けて行うことで価格変動リスクを軽減できます。
クレジットカードでの購入の場合は、「MasterCard」「VISA」「JCB」の3つのブランドのクレジットカードのみ利用できます。
Bybitの手数料関連についてはこちら
Bybitへ資金を入金したあとは、積立ステーキングで預け入れたい仮想通貨銘柄へ交換しましょう。
Bybitの積立ステーキングでは、2024年1月時点で約100種類の仮想通貨の預け入れに対応しています。
Bybitでは、すべての仮想通貨銘柄をUSDTで取引できるため、リップルなどをBybitへ入金した場合などは、一度XRP/USDTで売却してUSDTに交換してから、預け入れたい仮想通貨銘柄をUSDTで購入するといいでしょう。
レンディングで預け入れるときに最小預け入れ金額が設定されているため、最小金額以上になるように仮想通貨を交換しましょう。
Bybitの積立ステーキングは、「資産」の「総合取引アカウント」にアクセスして、「ステーキングする」を選択するとレンディングの設定画面が表示されます。
①右上の「資産」から「総合取引アカウント」をクリック
②「ステーキングする」をクリック
③レンディングする数量の入力と、契約書への同意にチェックして「貸し出す」をクリック
預け入れ後は、利回り発生のスケジュールに沿って1時間毎に自動で運用利回りを受け取れます。
引き出し
Bybitのレンディングは、資金使用率が100%になっていなければ24時間いつでも預け入れた仮想通貨を償還できます。
償還してレンディングサービスから仮想通貨を引き出したい場合は、「資産」のなかの「資産運用」をクリックすると預け入れている資産の一覧が表示されます。
預け入れしている銘柄の「払い戻す」を選択しましょう。
資産運用をクリック
払い戻すをクリック
払い戻す金額を入力して「確定」をクリック
償還したい金額を入力して「確定」を選択すると償還手続きが開始されます。
償還手続きが完了すると償還先に設定した口座に償還した仮想通貨の残高が表示されます
実際にBybitのレンディングをやってみた
Bybitのレンディングサービスを実際に利用してみたため、実際の運用利回りや使用感などを解説します。
今回は2024年1月14日に約64USDCを24時間ほどBybitのレンディングに預け入れして運用したところ、0.11USDCほどの利息を受け取れました。
預け入れしていた期間に運用利回りは細かく変動していましたが、年率5%前後で運用されていました。
レンディングで預け入れて運用している間に受け取った利息などを1時間ごとに履歴も確認できたため運用途中の経過も把握できます。
レンディングへの預け入れから償還まで難しい操作もなく、直感的に行えました。
また、償還を申請してから実際にUSDCが引き出されるまでの時間も1分未満だったので、実際の運用でも不安はなにひとつありません。
償還して引き出すときに預け入れからその時点までの利息が償還手続きの画面にも表示されるため、実際のレンディングの運用でいくら利息を稼げたのかがすぐにわかります。
Bybitでのレンディングの口コミ
続いて、Bybitのレンディングに関する口コミを、Xから引用してご紹介します。
高い利回りで安定した運用ができている
Bybitのクラウドマイニングで2300USDTを一週間レンディングに回した結果、5.4USD増えた。こんなもんかなw
参考までに📝 pic.twitter.com/L8VYTBiBkx— bit仙人🇯🇵ビットコイン狂騒曲 (@bitmexsen) July 24, 2021
この口コミの方は2300USDTをBybitのレンディングサービスに預け入れて運用した結果、5.4USDTを利息として受け取れたようです。
実際に利回りを計算してみると約12.2%で運用できているため、Bybitでの手数料20%を差し引いたとしても高い利回りで運用できているといえるでしょう。
この方のようにBybitのレンディングサービスでは、ステーブルコインであるUSDTでも年利12.2%で運用できるため、価格変動リスクもないため安定した運用が可能です。
アルトコインの運用もバッチリ
BYBIT(バイビット)でさらに400ワールドコインを買い増して1192WLD保有。すべてをレンディングで運用開始。
とりあえず1000WLDを寝かせておけばいいか。#worldcoin $WLDhttps://t.co/bhTLeeZU16 pic.twitter.com/8OwnJiNaRh— 株テク (@kabutec) October 11, 2023
将来的な価格上昇を見込んでアルトコインを購入する方も多いですが、ステーキングなどに対応していない仮想通貨銘柄の場合は、ウォレットでただ保管するしかありません。
しかし、Bybitのレンディングサービスでは、アルトコインの預け入れにも対応しているため、この口コミの方のようにアルトコインを保有しながら運用利回りを受け取ることもできます。
Bybitのレンディングサービスを利用することでアルトコインへの投資手法の幅も広がるでしょう。
仮想通貨の一時保管にも便利
Bybitレンディングをローンチ
FTXみたく1時間ごとに利回りつくやつやね
デリバティブの待機資金とか一時的に預けておくのに今後使えそうhttps://t.co/LzjxtF7EXGbybit記事https://t.co/UM5ifB3O8Z pic.twitter.com/YgdC5YFeQY
— Hibiki@Trader (@Whiskey_bonbon_) May 2, 2023
この口コミの方は無期限先物取引などのデリバティブ取引のタイミングを待っているときにもレンディングサービスを利用しているようです。
Bybitのレンディングサービスでは、1時間ごとに利息が発生して自動で運用できるため、トレードタイミングを待っているときなどに資金を一時的に預け入れることで、全体の効率が上がります。
トレードのタイミングが近づいたタイミングでレンディングサービスから償還するときも待機時間が短いため、トレードに対しての影響が少なくストレスもたまりません。
変動する利回りに注意
あれ?知らない間にBybitのUSDTステーキングの利率が13.03%、3.03%って中途半端な数値になってる?
以前は確か15%だったはず。
変更に関するアナウンスはないのか?
そういえばレンディングの利率も減ってたわ。#BYBIT pic.twitter.com/EOjgpeUCK2— こすぎ@FXトレーダー&自作EA(自動売買)開発 (@trader_kosugi) January 9, 2024
この口コミの方は、レンディングサービスへ預け入れてからしばらくして確認すると予想利回りが当初よりも低くなってしまっていたようです。
Bybitのレンディングサービスでは、運用する仕組み上、運用利回りは固定ではなく、変動制を採用しています。
そのため、レンディングサービスへ預け入れたときの予想利回りを固定利回りと勘違いしないように注意が必要です。
運用利回りが気になる方は定期的に利回りを確認して、必要があれば償還してほかのレンディングサービスを利用するなどして使い分けるといいでしょう。
市場が盛り上がると利回りも上昇
SOLのAPRが上昇中!
1時間ごとに利息が付くから、サクッと切り替え完了🤭
使い方➡️https://t.co/NOKjZ1ZCYM
【Bybit Lending】資金がロックされないレンディング|スピード感ある運用を可能にしたBybitの新プロダクト pic.twitter.com/tME8nvPUMi— クラゲ (@jellyfish7521) September 27, 2023
Bybitのレンディングサービスの運用利回りはその都度変動しており、暗号資産ローンの利用者数・利用額などに影響されます。
一般的に仮想通貨市場全体が盛り上がっている状況では、暗号資産ローンで仮想通貨を借りてさらに投資する方など強気姿勢のユーザーが増えるため暗号資産ローンの需要が高まり金利も上がります。
暗号資産ローンの金利が高まればこの方の口コミのように、レンディングサービスの利回りも向上します。
Bybitのレンディングは利回りが下がることもあるため注意が必要ですが、仮想通貨市場が盛り上がっているときは高い運用利回りで運用できるチャンスがあります。
資金使用率100%で引き出し制限を受けた
#Bybit レンディングで $COMP のレンディング中
現在135%の年利、使用率100%使用率100%初めて見ました・・・
今日は返還出来ないようです😨 pic.twitter.com/JLm9MmSmWj— コイン速報@ 仮想通貨ニュース・暗号資産情報・NFT・5chまとめ (@coin_sokuho_) July 13, 2023
バイビットのレンディングサービスでは、基本的にいつでも償還して資金を引き出せますが、資金使用率が100%のときは償還できません。
実際に資金使用率が100%になる頻度は多くありませんが、この口コミの方のように償還したいタイミングで資金使用率が100%になる可能性もあります。
資金使用率が100%になっている間は償還手続きができず、ただ待つしかありません。
資金使用率が100%に近い値のときで、レンディングサービスで比較的短期間での運用を考えている方は、預け入れる金額なども再度検討してみるといいかもしれません。
Bybitのレンディングの注意点
メリットが多くやり方も簡単なBybitのレンディングですが、以下のようなの注意点も存在します。
- 20%が手数料として差し引かれる
- 変動金利を採用で利回りが変動する
- 借り入れするユーザーがいないと利回りがない
- 償還できないタイミングがある
- 最低預け入れ金額が設定されている
実際にレンディングをする際は、これらの注意点を念頭に置いておきましょう。
20%が手数料として差し引かれる
Bybitのレンディングサービスは、シンプルで安定した運用利回りを受け取れるため魅力的ですが、手数料がかかる点は注意しましょう。
Bybitのマージン取引や暗号資産ローンの利用者から受け取った利息のうち、20%がBybit側に手数料として差し引かれ、残りの80%がレンディングサービスを利用するユーザーに利息として支払われます。
そのため、予定される運用利回り通りのリスクを受け取れるわけではないことは覚えておきましょう。
変動金利を採用で利回りが変動する
Bybitのレンディングサービスでは、低リスクで安定した運用できますが、金利は常に変動します。
レンディングサービスでユーザーに支払われる利息は、Bybitの暗号資産ローンなどのユーザーが支払った利息の一部なので、暗号資産ローンなどの利用者や利用額によってレンディングサービスで受け取れる利息も変わります。
そのため、預け入れたときの推定利回りよりも低くなる可能性もあります。
高い運用利回りでの運用を目的にBybitのレンディングサービスに預け入れる場合、定期的に運用利回りを確認してみるといいでしょう。
借り入れするユーザーがいないと利回りがない
レンディングサービスは、Bybitの暗号資産ローンなどで借り入れを行ったユーザーからの利息を受け取る仕組みなので、そもそも借り入れするユーザーがいないときはレンディングサービスで預け入れても利回りがありません。
仮想通貨市場全体が盛り上がっている好調な局面であれば、借り入れするユーザーも活発なので問題ないですが、市場が冷え切っているタイミングではレンディングサービスの想定利回りも低くなる傾向があります。
最悪、借り入れするユーザーが極端に少ないタイミングでは、レンディングサービスての運用利回りもなくなることは覚えておきましょう。
償還できないタイミングがある
Bybitのレンディングサービスでは、基本的に預け入れた仮想通貨は、好きなタイミングで24時間いつでも償還できます。
しかし、Bybit全体の仮想通貨借入割合が100%のときは、レンディングサービスでの償還ができません。
また、一人あたりの1日の償還上限額も設定されているため、上限額を超えてのまとまった償還も制限を受けます。
そのため、多額の仮想通貨をBybitのレンディングサービスに預け入れて、償還したいときは計画的に償還申請する必要があります。
1日あたりの償還上限額が設定されているだけなので、翌日になれば償還金額のカウントがリセットされて、再度償還できるようになります。
最低預け入れ金額が設定されている
Bybitのレンディングサービスでは、さまざまな銘柄の仮想通貨を預け入れて運用利回りを受け取れますが、銘柄ごとに最低預け入れ金額が設定されています。
最低預け入れ金額を下回った預け入れはできないため、事前に最低預け入れ金額を確認するといいでしょう。
最小預入金額に注意!
仮想通貨銘柄 | 最小預入金額 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.002BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.03ETH |
テザー(USDT) | 54USDT |
サークル(USDC) | 10USDC |
ソラナ(SOL) | 0.01SOL |
アバランチ(AVAX) | 0.03AVAX |
カルダノ(ADA) | 2ADA |
Bybitのレンディングでよくある質問
最後に、Bybitのレンディングに関するよくある質問をご紹介します。
- レンディングの利回りに税金はかかる?
-
Bybitのレンディングサービスを利用して受け取った運用利回りは、仮想通貨での収益として確定申告が必要です。
仮想通貨関連の脱税や無申告が時折ニュースとして取り上げられることがありますが、仮想通貨はブロックチェーン上に取引記録がすべて残っています。
そのため、ばれないからと無申告でやり過ごすことはせずに、レンディングサービスで得た利益分もしっかり確定申告で正確に申告しましょう。
- ステーキングとレンディングは違うの?
-
Bybitにはレンディングサービス以外にも仮想通貨を運用するサービスにステーキングがあります。
ステーキングもレンディングと同じようにBybitに仮想通貨を預け入れて運用利回りを受け取れるため、ステーキングとレンディングが同じように見えます。
ステーキングは、イーサリアムなどの銘柄に対応しており、仮想通貨を預け入れることでネットワークの安定性やセキュリティなどに貢献できます。
ネットワークに貢献した報酬として仮想通貨を受け取ることで利息を受け取れます。
対して、レンディングは自分が預け入れた仮想通貨をほかのユーザーに貸し出して、発生した利息を受け取ることで運用しています。
運用する手段は違いますが、運用利回りを受け取れるという点では同じなので、利回りがいいほうを利用するといいでしょう。
バイビットでのステーキングも即時引き出しに対応しているため、ステーキングとレンディングを組み合わせて運用するとさらに効率のいい運用ができるでしょう。
- すぐに償還しても大丈夫?
-
Bybitのレンディングサービスでは、基本的にいつでも償還して預け入れた仮想通貨を引き出せます。
預け入れしてすぐのタイミングで償還しても引き出し要求に応じて問題なく引き出せます。
しかし、レンディングに預け入れた仮想通貨は、預け入れてすぐ運用が開始されるのではなく、数時間後から利息の受け取りが開始になります。
そのため、すぐに引き出しても預け入れた仮想通貨がそのまま引き出されるだけです。
もし、少しでも運用利回りを受け取りたいのであれば、数時間経過してから償還で引き出すようにしましょう。
- Bybitのレンディングは安全?
-
Bybitのレンディングサービスは、Bybitの仮想通貨取引所内で完結して運用されます。
Bybitのセキュリティ対策や資金管理方法は世界的にもトップレベルなので安心して利用できます。
しかし、仮想通貨取引所は多くの資金が集中しているため常にハッカーなどに狙われています。
そのため、Bybitのセキュリティなどを過信することは避けましょう。
自分の仮想通貨を一時的とはいえ仮想通貨取引所に預け入れる必要があるため、Bybitのレンディングサービスはリスクがないと勘違いしないようにしましょう。
- デモ口座でもレンディングサービスを体験できる?
-
Bybitのデモ口座では、デモ口座用の資金を使用してデモ取引できますが、レンディングサービスなどの資産運用サービスの利用には対応していません。
Bybitのデモ口座は、Bybitの取引プラットフォームを試してみたい場合などに活用してみるといいでしょう。
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