Exness(エクスネス)では、CFD取引を利用することで貴金属や仮想通貨などFX以外の幅広い商品での取引ができます。
ExnessでCFD取引をすることで、ハイレバレッジで少ない証拠金でも大きなリターンを狙うことも可能です。
そこで今回は、ExnessのCFD取引の詳細と注意点について解説します。CFD取引は銘柄ごとにレバレッジや取引時間が異なるため、事前に情報を十分に把握しておきましょう。
- Exnessでは、「株式」「株価指数」「貴金属」「エネルギー」「仮想通貨」の5つでCFD取引ができる
- ExnessのCFD取引は通貨ペアごとに最大レバレッジや契約サイズなどが細かく設定されている
- ExnessではCFD取引でもハイレバレッジで大きなリターンを期待できる
- CFD取引はハイリスク・ハイリターンなので注意が必要
ExnessのCFD取引の情報
Exnessでは、FXの通貨ペア以外にも、ビットコインなどの仮想通貨や貴金属、アメリカ株などCFD取引として取引できるFX業者です。
Exnessは、FXと同じ取引口座を利用してCFD取引ができます。
ExnessのCFD商品は大きく分けて「株式」「株価指数」「貴金属」「エネルギー」「仮想通貨」の5つに分類して提供しています。
ゴールドやシルバーの取引では、FXの通貨ペアを取引するときと同じく、レバレッジ無制限で取引可能です。
また、ビットコインでは最大400倍、WTI原油でも200倍のレバレッジに対応しています。
ExnessのCFD取引の主要銘柄のレバレッジ・必要証拠金
はじめに、CFD取引においての必要証拠金は以下のような計算式で求めることができます。
必要証拠金 = 価格 × 契約サイズ × ロット数 × 必要証拠金率
契約サイズは1ロットあたりの取引数を表しており、Exnessでは、FXの通貨ペアであれば10万通貨が一般的です。
一方、CFD取引では、取引するCFDによって個別に設定されています。
Exnessで必要となるそれぞれの必要証拠金などは、Exness公式サイトの「トレーディング計算機」を使用することで詳しく計算できます。
次に、主要なCFD取引のレバレッジと必要証拠金を確認してみましょう。
今回の計算はすべて公式サイトのトレーディング計算機を使用して計算しています。
日経平均株価・日経225
日経平均株価・日経225はExnessで最大レバレッジ200倍に対応しています。
また、日経平均株価・日経225の契約サイズは1に設定されています。
実際にスタンダード口座で日経平均株価・日経225をレバレッジ200倍の条件で1ロットの取引をする場合で計算すると、2024年10月時点で1.32ドルが証拠金として必要です。
ダウ平均株価(US30)
ダウ平均株価(US30)はExnessで最大レバレッジ400倍に対応しています。
また、ダウ平均株価(US30)の契約サイズは1に設定されています。
スタンダード口座でダウ平均株価をレバレッジ400倍の条件で1ロットの取引をする場合には、2024年10月時点で105.22ドルが証拠金として必要です。
GOLD(貴金属)
Exnessでは、ゴールド取引としてXAUUSDなど10の通貨ペアでの取引に対応しており、それぞれで最大レバレッジが異なります。
1番主要な通貨ペアであるXAUUSDの場合は、最大レバレッジは無制限で、契約サイズは100に設定されています。
そのほかのゴールド取引の通貨ペアでの最大レバレッジや契約サイズは以下の通りとなっています。
通貨ペア | 銘柄名 | 契約サイズ | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
XAGAUD | 銀/豪ドル | 5000 | 無制限 |
無制限XAGEUR | 銀/ユーロ | 5000 | 無制限 |
XAGGBP | 銀/ポンド | 5000 | 無制限 |
XAGUSD | 銀/米ドル | 5000 | 無制限 |
XAUAUD | 金/豪ドル | 100 | 無制限 |
XAUEUR | 金/ユーロ | 100 | 無制限 |
XAUGBP | 金/ポンド | 100 | 無制限 |
XAUUSD | 金/米ドル | 100 | 無制限 |
XPDUSD | パラジウム/米ドル | 100 | 100倍 |
XPTUSD | プラチナ/米ドル | 100 | 100倍 |
実際にスタンダード口座でXAUUSDをレバレッジ2000倍の条件で1ロットの取引をする場合で計算すると、2024年10月時点で131.01ドルが証拠金として必要です。
原油(商品先物CFD)
Exnessでの原油(商品先物CFD)には、WTI原油(USOIL)とブレンド原油(UKOIL)の2つの通貨ペアで取引できます。Exnessでの最大レバレッジと契約サイズはどちらとも同じで、最大レバレッジ200倍、契約サイズは1000に設定されています。
通貨ペア | 銘柄名 | 契約サイズ | 最大レバレッジ |
---|---|---|---|
USOIL | WTI原油 | 1000 | 200倍 |
UKOIL | ブレント原油 | 1000 | 200倍 |
XNGUSD | 天然ガス/米ドル | 10000 | 20倍 |
実際にスタンダード口座でWTI原油(USOIL)をレバレッジ200倍の条件で1ロットの取引をする場合で計算すると、2024年10月時点で366.62ドルが証拠金として必要です。
CFD取引でExnessをおすすめする理由・メリット
CFD取引でExnessがおすすめの理由やメリットは以下のようなものが挙げられます。
- ハイレバレッジで取引可能
- CFD取引もゼロカットに対応している
- スプレッドが業界最狭水準
- 両建て取引に関しての禁止事項がない
- 日本語サポートがある
それでは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
ハイレバレッジで取引可能
ExnessでCFD取引をするメリットとしてハイレバレッジ取引に対応している点が挙げられます。
Exnessでは、口座の資金残高などの条件をクリアすることで、レバレッジ無制限での取引が可能です。
そのため、少ない証拠金であったとしても大きなリターンを目指せます。
しかし、すべての通貨ペアでレバレッジ無制限で取引できるわけではないため注意が必要です。
同じカテゴリーのCFD商品であったとしても通貨ペアごとに最大レバレッジが設定されているため一度確認してみるといいでしょう。
また、ハイレバレッジ取引ではリスクも高くなるため、自分のリスク許容度に応じて取引するようにすることをおすすめします。
CFD取引もゼロカットに対応している
Exnessは、ゼロカットに対応したFX業者です。国内のFX業者などでは、損失が拡大したタイミングで証拠金を追加で預け入れる追証が発生することがあります。
しかし、Exnessでは追証がないゼロカットに対応しているため、万が一預け入れた証拠金以上の損失が発生した場合にはExness側が負担してくれるため安心です。
CFD取引では、FXの通貨ペアに比べて価格変動が大きいため、リターンが大きくなる分リスクも大きくなるため大きな損失を抱える可能性があります。
急な価格変動が起きて大きな損失を抱えてしまった場合でも、ゼロカットに対応しているExnessであれば預け入れた証拠金以上の損失は発生しないため安心して取引できるでしょう。
スプレッドが業界最狭水準
Exnessは、スプレッドが業界のなかでも最狭水準である点も魅力的なFX業者です。
スプレッドは、取引する取引口座の種類によって変わりますが、ゼロ口座やスプレッド口座であればスプレッドを狭い環境で安定して取引できます。
ExnessでCFD取引をすれば、無駄なコストをかけることなく安定した取引が可能です。
特に、スキャルピングなどのトレード手法で小さな利益をどんどん積み重ねていくような場合では、Exnessの狭いスプレッド水準はとても魅力的でしょう。
両建て取引に関しての禁止事項がない
Exnessでは、両建て取引について禁止されていません。
買いポジションと売りポジションを両方保有してリスクヘッジをするために行われる両建てですが、多くのFX業者では禁止事項として挙げられています。
両建てが禁止されている背景として、異なったFX業者間で両建てのポジションを保有して、ボーナスを悪用することに利用されやすいためです。
しかし、Exnessの規約では両建て取引を禁止していないため、口座凍結などの措置を気にすることなく両建て取引ができます。
日本語サポートがある
Exnessは、公式サイトが日本語に対応しているだけでなく、サポートセンターでも日本語で対応しています。
他のFX業者でも日本語サポートを受けられる場合が多いですが、不自然な日本語対応で不安を感じることがあります。
その点、Exnessでは自然な日本語で対応しているため、安心して利用できます。
また、Exnessのサポートセンターは24時間体制のチャット形式で対応しており、いつトラブルが起きても気軽に相談可能です。
ExnessのCFD銘柄の詳細情報
次にExnessのCFD銘柄の詳細情報を解説します。
株式CFD銘柄一覧
Exnessで取引できる株式CFDは以下の通りです。
- Apple Inc. (AAPL)
- AbbVie Inc. (ABBV)
- Abbott Laboratories (ABT)
- Adobe Inc. (ADBE)
- Automatic Data Processing, Inc. (ADP)
- AMC Entertainment Holdings, Inc. (AMC)
- Advanced Micro Devices, Inc. (AMD)
- Amgen Inc. (AMGN)
- American Tower Corporation (AMT)
- Amazon.com, Inc. (AMZN)
- Activision Blizzard, Inc. (ATVI)
- Broadcom Inc. (AVGO)
- Alibaba Group Holding Ltd. (BABA)
- Bank of America Corp. (BAC)
- Boeing Co. (BA)
- Bed Bath & Beyond Inc. (BBBY)
- BlackBerry Ltd. (BB)
- KE Holdings Inc. (BEKE)
- Baidu, Inc. (BIDU)
- Biogen Inc. (BIIB)
- Bilibili Inc. (BILI)
- Bristol-Myers Squibb Co. (BMY)
- Borqs Technologies, Inc. (BRQS)
- Beyond Meat, Inc. (BYND)
- Canaan Inc. (CAN)
- Charter Communications, Inc. (CHTR)
- Comcast Corporation (CMCSA)
- CME Group Inc. (CME)
- Costco Wholesale Corporation (COST)
- Cisco Systems, Inc. (CSCO)
- CSX Corporation (CSX)
- CVS Health Corporation (CVS)
- Citigroup Inc. (C)
- Electronic Arts Inc. (EA)
- eBay Inc. (EBAY)
- New Oriental Education & Technology Group Inc. (EDU)
- Equinix, Inc. (EQIX)
- Fortinet, Inc. (FTNT)
- Futu Holdings Ltd. (FUTU)
- Ford Motor Company (F)
- Gilead Sciences, Inc. (GILD)
- Alphabet Inc. (GOOGL)
- The Home Depot, Inc. (HD)
- International Business Machines Corporation (IBM)
- Intel Corporation (INTC)
- Intuit Inc. (INTU)
- iQIYI, Inc. (IQ)
- Intuitive Surgical, Inc. (ISRG)
- JD.com, Inc. (JD)
- Johnson & Johnson (JNJ)
- JPMorgan Chase & Co. (JPM)
- The Coca-Cola Company (KO)
- Li Auto Inc. (LI)
- Eli Lilly and Company (LLY)
- Lockheed Martin Corporation (LMT)
- Mastercard Incorporated (MA)
- McDonald’s Corporation (MCD)
- Mondelez International, Inc. (MDLZ)
- Meta Platforms, Inc. (META)
- 3M Company (MMM)
- Altria Group, Inc. (MO)
- Merck & Co., Inc. (MRK)
- Microsoft Corporation (MSFT)
- Morgan Stanley (MS)
- Netflix, Inc. (NFLX)
- NIO Inc. (NIO)
- Nike, Inc. (NKE)
- NetEase, Inc. (NTES)
- NVIDIA Corporation (NVDA)
- Oracle Corporation (ORCL)
- Pinduoduo Inc. (PDD)
- PepsiCo, Inc. (PEP)
- Pfizer Inc. (PFE)
- Procter & Gamble Co. (PG)
- Philip Morris International Inc. (PM)
- PayPal Holdings, Inc. (PYPL)
- Regeneron Pharmaceuticals, Inc. (REGN)
- RLX Technology Inc. (RLX)
- Starbucks Corporation (SBUX)
- TAL Education Group (TAL)
- UP Fintech Holding Limited (TIGR)
- Tencent Music Entertainment Group (TME)
- Thermo Fisher Scientific Inc. (TMO)
- T-Mobile US, Inc. (TMUS)
- Tesla, Inc. (TSLA)
- Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited (TSM)
- AT&T Inc. (T)
- UnitedHealth Group Incorporated (UNH)
- United Parcel Service, Inc. (UPS)
- Vipshop Holdings Limited (VIPS)
- Vertex Pharmaceuticals Incorporated (VRTX)
- Verizon Communications Inc. (VZ)
- Visa Inc. (V)
- Wells Fargo & Co. (WFC)
- Walmart Inc. (WMT)
- Exxon Mobil Corporation (XOM)
- XPeng Inc. (XPEV)
- Yum China Holdings, Inc. (YUMC)
- ZTO Express (Cayman) Inc. (ZTO)
Exnessでは、全71銘柄の株式CFDを取引できます。株式CFD取引の契約サイズは100株で、最大レバレッジは200倍です。
ただし、市場終了15分前と市場再開後20分間は、証拠金維持率が20%に引き上げられる場合があります。
株価指数CFD銘柄一覧
Exnessで取引できる株価指数CFD銘柄は以下の通りです。
AUS200 | オーストラリア200種指数 |
US30 | NYダウ平均指数 |
FR40 | フランスCAC40指数 |
DE30 | ドイツ30種指数 |
HK50 | 香港ハンセン指数 |
JP225 | 日経225指数 |
USTEC | ナスダック100指数 |
US500 | S&P500種指数 |
STOXX50 | ユーロ・ストックス50種指数 |
UK100 | FTSE100種指数 |
Exnessでは、全8銘柄の株価指数CFDを取引できます。すべての株価指数CFDの契約サイズは1に設定されています。
証拠金維持率は銘柄ごとに異なり、S&P500、NASDAQ-100、ダウ平均株価(US30)の3銘柄は0.25%、その他は0.5%です。
仮想通貨CFD銘柄一覧
Exnessで取引できる仮想通貨CFD銘柄は以下の通りです。
- 1inch Network (1INCHUSD)
- Aave (AAVEUSD)
- カルダノ (ADAUSD)
- ベーシックアテンショントークン (BATUSD)
- ビットコインキャッシュ (BCHUSD)
- バイナンスコイン (BNBUSD)
- ビットコイン/オーストラリアドル (BTCAUD)
- ビットコイン/人民元 (BTCCNH)
- ビットコイン/日本円 (BTCJPY)
- ビットコイン/韓国ウォン (BTCKRW)
- ビットコイン/タイバーツ (BTCTHB)
- ビットコイン/米ドル (BTCUSD)
- ビットコイン/銀 (BTCXAG)
- ビットコイン/金 (BTCXAU)
- ビットコイン/南アフリカランド (BTCZAR)
- PancakeSwap (CAKEUSD)
- コンパウンド (COMPUSD)
- ドージコイン (DOGEUSD)
- ポルカドット (DOTUSD)
- エンジンコイン (ENJUSD)
- イーサリアム (ETHUSD)
- ファイルコイン (FILUSD)
- ヘッジグラフ (HBARUSD)
- フーオビトークン (HTUSD)
- IOST (IOSTUSD)
- チェーンリンク (LINKUSD)
- ライトコイン (LTCUSD)
- ディセントラランド (MANAUSD)
- ポリゴン (MATICUSD)
- シンセティックス (SNXUSD)
- ソラナ (SOLUSD)
- シータ (THETAUSD)
- ユニスワップ (UNIUSD)
- リップル (XRPUSD)
- テゾス (XTZUSD)
Exnessでは、全35銘柄の仮想通貨CFDを取引できます。すべての仮想通貨CFDで契約サイズは1に設定されています。
最大レバレッジは銘柄ごとに異なり、ビットコインとイーサリアムの通貨ペアは最大400倍です。一部の通貨ペア(リップルなど)は200倍、それ以外の通貨ペアは20倍のレバレッジに対応しています。
貴金属CFD銘柄一覧
Exnessで取引できる貴金属CFD銘柄は以下の通りです。
XAGAUD | 銀/豪ドル |
XAGEUR | 銀/ユーロ |
XAGGBP | 銀/ポンド |
XAGUSD | 銀/米ドル |
XAUAUD | 金/豪ドル |
XAUEUR | 金/ユーロ |
XAUGBP | 金/ポンド |
XAUUSD | 金/米ドル |
XPDUSD | パラジウム/米ドル |
XPTUSD | プラチナ/米ドル |
Exnessでは、金・銀・パラジウム・プラチナの4種類の貴金属を、全10種類の通貨ペアで取引できます。貴金属CFDの契約サイズは、銀が5000、その他の銘柄は100に設定されています。
また、金と銀の通貨ペアはレバレッジ無制限で取引可能ですが、パラジウムとプラチナは最大100倍のレバレッジに対応しています。
エネルギーCFD銘柄一覧
Exnessで取引できるエネルギーCFD銘柄は以下の通りです。
USOIL | WTI原油 |
UKOIL | ブレント原油 |
XNGUSD | 天然ガス/米ドル |
Exnessでは、大きく分けて原油と天然ガスの2つのエネルギーCFDが取引可能です。
契約サイズは、原油が1000、天然ガスが10000に設定されています。
また、最大レバレッジは原油の通貨ペアで200倍、天然ガスの通貨ペアで20倍となっています。
ExnessのCFD計算方法一覧
ExnessのCFD計算方法一覧としては以下のようなものがあります。
- 最大レバレッジの計算
- 必要証拠金の計算
- スプレッドコストの計算
では、それぞれの詳しい計算式について解説します。
CFD銘柄の最大レバレッジの計算方法
Exnessでの最大レバレッジは、証拠金維持率を使用することで計算可能です。
Exnessでは、レバレッジ無制限での取引に対応していますが、レバレッジ無制限で取引できるのはFXの通貨ペアとゴールドなどの一部のCFDの通貨ペアに限定されています。
そのほかのCFDの通貨ペアでは、個別に設定されている証拠金維持率で最大レバレッジを計算できます。
Exnessでの最大レバレッジの計算式は以下の通りです。
最大レバレッジ=100÷証拠金維持率
それぞれのCFDの証拠金維持率は、Exnessの公式サイトの商品ページにて確認できます。
仮に証拠金維持率0.25%の通貨ペアの場合には、100÷0.25=400倍が最大レバレッジとして計算されます。
CFD銘柄の必要証拠金の計算式
ExnessでのCFD取引における必要証拠金は以下の計算式で計算できます。
必要証拠金 = 価格 × 契約サイズ × ロット数 × 必要証拠金率
契約サイズと必要証拠金率は、それぞれのCFD銘柄ごとに設定されています。
また、必要証拠金は、Exness公式サイトの「トレーディング計算」を使用することで簡単に計算することができます。
CFD銘柄のスプレッドコストの計算方法
Exnessでのスプレッドコストは以下の計算式で計算できます。
スプレッドコスト=1pipsあたりの価格×ロット数
仮に1pipsあたりの価格が1ドルのときに1ロットの取引を行うとスプレッドコストは1ドルになります。
しかし、Exnessでは1pipsあたりの価格はCFD銘柄ごとにことなるため計算が非常にややこしくなりやすいです。
そのため、スプレッドコストの計算もExness公式サイトの「トレーディング計算」を使用して計算する方が正確な値を簡単に計算できるでしょう。
ExnessのCFD取引に関する注意点
ExnessのCFD取引に関する注意点には以下のようなものが挙げられます。
- CFD銘柄はハイリスク・ハイリターンになる傾向がある
- CFD銘柄はボラティリティが高い
- 株価指数CFDの先物と現物は別もの
- MT4/MT5では株価指数CFDを日本円で取引不可能
次に、それぞれの注意点について詳しく解説します。
CFD銘柄はハイリスク・ハイリターンになる傾向がある
ExnessでCFD取引を行う場合は、ハイリスク・ハイリターンの取引であることはしっかりと覚えておきましょう。
CFD取引は、通貨ペアによっては価格変動が大きいため予想に反して大きな損失を抱えてしまう可能性があります。
また、Exness では、ハイレバレッジでCFD取引ができるためさらにリスクを高めてしまう場合もあります。
Exness で取引する場合には、過度なリスクを避けて、自身のリスク許容度に応じたレバレッジで取引するようにしましょう。
CFD銘柄はボラティリティが高い
CFD取引は、通貨ペアによっては価格変動が大きいため注意が必要です。
日経平均株価・日経225 やダウ平均株価などのCFD であれば価格変動リスクはそこまで大きくないですが、原油やエネルギー、仮想通貨などの通貨ペアは価格変動が大きい傾向にあります。
そのため、Exness でハイレバレッジで取引していると一瞬のうちにロスカットで強制的にポジションを解消しないといけない場面もあります。
そのため、CFDの通貨ペアは価格変動が大きいことに注意しながらポジションを保有するようにしましょう。
株価指数CFDの先物と現物は別もの
Exnessでは先物のCFD銘柄は取り扱っていません。
先物のCFD銘柄は、将来のある日時で取引する価格を事前に決めておく取引が行われ、価格変動リスクに備えたヘッジする目的でよく取引されます。
そのため、先物と現物は異なる商品として取引されます。
ExnessのCFD銘柄はすべて現物の価格に沿って変動しており、先物のCFD銘柄は取り扱いがないため、取引できない点には注意しましょう。
MT4/MT5では株価指数CFDを日本円で取引不可能
ExnessでMT4を利用して取引する場合には、取引通貨が14種類に制限され、日本円での取引には対応していません。
- AED
- AUD
- CNY
- EGP
- EUR
- GBP
- IDR
- INR
- KWD
- MYR
- THB
- USD
- VND
- ZAR
MT5を利用しての取引であればExnessでは、全100種類の通貨での取引に対応しています。
しかし、スタンダードセント口座での取引の場合には、株価指数CFD銘柄の取引に対応していない点には注意しましょう。
ExnessのCFDに関するよくある質問
最後に、ExnessのCFDに関するよくある質問についてご紹介します。
Exnessで取り扱いのあるCFD商品はいくつありますか?
Exnessで取り扱いのあるCFDは大きく分けて「株式」「株価指数」「貴金属」「エネルギー」「仮想通貨」の5つに分類されています。
その中でも株式CFDは全71銘柄、株価指数CFDは全8銘柄、貴金属CFDは全11銘柄、エネルギーCFDは全3銘柄、仮想通貨CFDは全35銘柄を取引できます。
それぞれのCFD銘柄によって最大レバレッジや証拠金維持率、契約サイズが異なるため注意しましょう。
ExnessのCFD取引での取引時間帯はいつですか?
ExnessのCFD取引ができる取引時間は、銘柄によって変わります。
株式CFDなどであれば、月曜夜間から土曜の早朝までの間で米国市場がオープンになっている時間帯に取引ができます。
また、一部の株式CFD銘柄ではプレマーケット市場での取引にも対応しているため、市場がオープンになる前の段階でExnessでの株式CFD取引が可能です。
仮想通貨CFDでは、仮想通貨市場に合わせて24時間365日いつでもExnessで取引ができます。
ExnessのCFDの最低ロットはどのくらいですか?
ExnessのCFD取引での最低ロット数はCFD銘柄ごとに個別に設定されています。
そのため、それぞれの最低ロット数を確認してから取引するようにしましょう。
同じように、最大ロット数もそれぞれのCFD銘柄ごとに設定されています。
Exnessの株の最大レバレッジはいくつですか?
Exnessの株式CFDを取引するときの最大レバレッジは200倍に設定されています。
しかし、企業の決算日などのタイミングでは一時的にレバレッジ40倍に制限されることもあるため注意しましょう。
ExnessのCFDでスワップポイントはもらえますか?
ExnessでのCFD取引におけるスワップポイントは取引するCFD銘柄によって個別に設定されています。
スワップフリーでポジションを保有できるCFD銘柄もあるため、一度確認してみるといいでしょう。
ExnessのCFDで配当はもらえますか?
Exnessで株式CFDの銘柄を保有していても配当金は発生しません。
CFD取引は差金決済と呼ばれる買いの価格と売りの価格の価格差を利用して取引が行われているため、株式を保有しているわけではありません。
そのため、Exnessで株式CFDを取引しても所有権や配当金などは発生しないため注意しましょう。
ExnessのCFD取引での注意点は?
ExnessでCFD取引を行うときには、CFD銘柄の価格変動の大きさに注意が必要です。
一般的なFXの通貨ペアに比べて、価格変動が大きいためロスカットが起こりやすいです。
CFD取引は、ハイリスク・ハイリターンであることを理解しておく必要があります。
また、ExnessでMT4を利用してCFD取引をする場合には、日本円の取引にも対応していない点にも注意が必要です。
ExnessでCFD取引するメリットは?
ExnessでのCFD取引は、幅広いCFD銘柄をハイレバレッジで取引できる点がメリットとして挙げられます。
ExnessでのハイレバレッジでCFD取引をうまく行えば、少ない証拠金でも大きなリターンを期待できるでしょう。
また、Exnessはゼロカットにも対応しており、預け入れた証拠金以上に損失を抱える心配もないためハイレバレッジでの取引も安心して行えます。
さらには、Exnessは日本語サポートも充実しているため、万が一のトラブルが発生した場合でも安心です。
まとめ
今回は、ExnessでのCFD取引について詳しくまとめました。Exnessでは、CFD取引を通じて、貴金属、仮想通貨、エネルギー、株式、株価指数の5種類の商品を取引できます。
各CFD銘柄ごとに取引条件が異なるため、取引を始める前に条件を確認しておくと良いでしょう。
ExnessのCFD取引では、高いレバレッジを利用した大きなリターンを期待できますが、価格変動リスクが高く、ハイリスク・ハイリターンの取引になりやすい点に注意が必要です。
また、ExnessでMT4を使用してCFD取引を行う場合、日本円での取引には対応していないこともご留意ください。
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