海外FX会社は、金融庁のライセンスを保有していないため危険と認識している方や、利用しないようにしている方も多いでしょう。
実際に、海外FX会社では出金拒否などよくない噂も多く聞かれます。
しかし、しっかりとした海外FX会社もあり、海外FX会社はハイレバレッジや豪華なボーナスキャンペーンなど国内FX会社にはない魅力やメリットもあります。
今回は、海外FX会社を選ぶときのポイントや危険な海外FX会社の特徴なども幅広く海外FX会社について解説します。
- 海外FX会社は日本では未登録で、会社によっては出金拒否のうわさがある。
- 海外FX会社では、ハイレバレッジや豪華なボーナスキャンペーン、ゼロカットシステムなど国内FX会社にはない魅力も多くある。
- 本社の所在地が不明であったり、極端に運営期間が短い海外FX会社は危険なので利用しない方がいい。
- XMTradingなどの信頼性の高い海外FX会社は、初心者の方にもおすすめ。
- 海外FX会社を利用すること自体には違法性はない。
海外FXをおすすめしないと言われる理由

海外FXをおすすめしないといわれる理由は以下のような点が挙げられます。
- 日本の金融庁に未登録であり警告を受けている
- 日本国内ユーザーへの信託保全が義務化されていない
- ハイレバレッジで大きな損失が発生する
- 累進課税で利益にかかる税金が高い
- 出金拒否の可能性あり
- スプレッドが広い
それぞれの理由について詳しく解説します。
日本の金融庁に未登録であり警告を受けている
海外FX会社はすべて日本の金融庁には認可されていません。
過去には、金融庁から名指しで警告を受けている海外FX会社も多いです。
国内FX会社は、金融庁に申請して認可を受けて運営しているため一定以上の信頼や安心感があります。
日本国内ユーザーへの信託保全が義務化されていない
海外FX会社では、日本国内ユーザーへの信託保全が義務化されていません。
国内FX会社は金融庁の認可を受けていることで信託保全が義務化されており、資産保護の対象にもなるため万が一、会社の破綻などのトラブルが起きたときもユーザーに返金されます。
しかし、海外FX会社は認可を受けていないため万が一会社自体が倒産したときはユーザーに資金が返金されず全額損失してしまうリスクがあるため注意が必要です。
ハイレバレッジで大きな損失が発生する
海外FX会社ではハイレバレッジトレードによる大きな損失に注意が必要です。
海外FX会社では1,000倍以上のレバレッジでトレードできることも珍しくありません。
ハイレバレッジトレードでは、少ない証拠金で大きな利益を効率よく稼げますが、その反面損失も大きくなりやすいです。
保有したポジションが思った方向と逆に価格が変動した場合、ハイレバレッジトレードでは1%未満の価格変動でもロスカットになる可能性があります。
そのため、海外FX会社でハイレバレッジトレードをするときには余裕のあるリスクリワードに合わせたレバレッジ倍率の設定が大切になります。
累進課税で利益にかかる税金が高い
海外FX会社で稼いだ利益は累進課税による税金が発生します。
国内FX会社での利益は分離課税で約20%の税率が一律でかかります。
しかし、海外FX会社で稼いだ利益は総合課税の対象になるため注意が必要です。
総合課税では、所得が多くなればなるほど高い税率が設定されており、所得税と住民税を合わせて最大55%の税金が発生します。
そのため、海外FX会社での利益が大きくなればなるほど国内FX会社での利益と比べて税率で不利になる点には注意しましょう。
海外FX会社での税金は利益から諸経費を差し引いた所得に対しての税率で計算されます。
出金拒否の可能性あり
一部の海外FX会社では出金拒否される可能性があるため注意しましょう。
大手の海外FX会社では出金拒否の口コミはほとんど聞かれませんが、新興のFX会社では出金拒否の口コミも散見されます。
特に、各国での金融ライセンスなどを保有していない海外FX会社には注意が必要です。
場合によっては出金拒否による大規模な詐欺案件にひっかかってしまう可能性もあります。
そのため、海外FX会社を利用する場合には、事前に金融ライセンスの有無や出金に関しての口コミを調べてみるといいでしょう。
スプレッドが広い
海外FX会社ではスプレッドが広く設定されている場合があります。
スプレッドは、取引板における買値と売値の価格差のことを指しており、スプレッドが大きければ大きいほどポジションを保有した時点での含み損が大きくなるため注意が必要です。
反対にスプレッドはFX会社にとっては収益の一部となるためスプレッドを意図的に広くしているFX会社もあります。
そのため、スプレッドを事前に確認した上でトレードすることをおすすめします。
普段はスプレッドが狭いFX会社であっても、価格変動が大きい局面やトレードボリュームが少ない環境ではスプレッドが広くなる傾向があるため、トレード時には常に注意しましょう。

海外FXと国内FXの比較した時のメリット

海外FXと国内FXを比較した場合の海外FXのメリットは以下の通りです。
- ハイレバレッジで少額から大金を狙える
- ゼロカットシステム採用で追証がない
- 口座開設・入金ボーナスで取引の体験ができる
- MT4・MT5などの高機能なツールが利用できる
- スキャルピングが可能な業者が多い
- ロスカットされにくい
- 約定力が比較的高い
ハイレバレッジで少額から大金を狙える
海外FXの魅力としてハイレバレッジトレードで少ない証拠金で大きな利益を狙える点があります。
海外FX会社ではレバレッジを1,000倍以上に設定している場合も珍しくなく、国内FXと比較して大きな利益を狙える可能性があります。
ハイレバレッジトレードは、小さな価格変動でロスカットになる可能性もありますが、小さな価格変動でも十分な利益を稼げます。
ゼロカットシステム採用で追証がない
海外FXでは、ゼロカットシステムを採用しており、追従がない点で安心して利用できます。
国内FXでは、想定以上に大きな価格変動が一気に起こったときには、不足している証拠金分を追加で支払う「追証」があります。
追従のリスクがあるため国内FXでは、大きなポジションを保有しにくいです。
海外FXでは、証拠金の不足分は全てFX会社が補填するゼロカットシステムを採用していることが多いため、追従の心配をする必要がありません。
預け入れた証拠金の範囲で損失が発生するため、海外FXでは安心してトレードできます。
口座開設・入金ボーナスで取引の体験ができる
口座開設や入金時に配布されるボーナスも海外FXの魅力です。
海外FX会社では口座開設や入金したユーザーを対象としたボーナスキャンペーンを開催しています。
獲得したボーナスを証拠金としてトレードに活用することもできるため、自己資金を抑えつつ気軽に取引の体験が可能です。
ボーナスを活用したトレードでの利益を出金できる場合も多いため、自己資金なしのリスクゼロで大きな利益を稼げるチャンスもあります。

MT4・MT5などの高機能なツールが利用できる
海外FXでは、取引プラットフォームとしてMT4やMT5を利用できます。
取引プラットフォームとしてMT4やMT5はトレーダーの中でも非常に人気が高いため、多くのトレーダーが愛用しています。
MT4やMT5では、スムーズな発注や決済ができるだけでなく自動売買システムの導入にも対応している点が魅力的です。
国内FXでは、各社オリジナルの取引プラットフォームを使う必要がありますが、海外FXでは MT4やMT5を使用できるため便利です。
また、 MT4とMT5の操作感に慣れると、ほかの海外FX会社に乗り換えたときもトレードをスムーズにできるため便利です。

スキャルピングが可能な業者が多い
海外FX会社では、スキャルピングを禁止していないところも多いです。
短時間の売買を繰り返して小さな利益を積み重ねるスキャルピングですが、サーバーへの負担などが懸念されて禁止としているFX会社も多いです。
もちろん国内FXでもスキャルピングを禁止している場合がほとんどですが、海外FX会社ではスキャルピングを禁止していないところもあるためスキャルピングをメインのトレード手法としているトレーダーにとっては便利です。
MT4やMT5での自動売買を活用しながらトレードできるため、スキャルピングの場合は海外FXの方が向いているでしょう。
ロスカットされにくい
海外FXは、ロスカットされにくいことが多いです。
国内FXでは、証拠金の50%-100%を下回った水準をロスカット水準として設定されています。
海外FXでは、会社によって変動がありますが、証拠金維持0%をロスカット水準に設定している場合もあるため、国内FXよりもロスカットになりにくいです。
ロスカット水準が低く設定されていることで、含み損が発生しても証拠金が底をつくギリギリのタイミングまで粘ることができます。
約定力が比較的高い
海外FXでは、会社によって変わりますが一般的に国内FXよりも約定力が高いことが多いです。
国内FXも金融庁の認可を受けたシステム上で運営されているため約定力は決して低くはありません。
しかし、海外FX会社によっては注文方法をNDD方式に設定している場合があります。
仲介役を作らずに直接市場との注文を約定させるNDD方式では、一般的に約定力が高く、安定する傾向にあります。
そのため、NDD方式を採用している海外FX会社では国内FXよりも約定力が高くなるでしょう。
【注意】利用してはいけない海外FX業者の特徴

利用していけない海外FX会社の特徴は以下の通りです。
- 本社オフィスの所在地不明
- 運営年数が極端短い
- 出金拒否の報告が多い
- 日本語のサポート体制が整備されていない
- SNS上でまともな口コミ・評判がない
それでは、それぞれの特徴について詳しく解説します。
本社オフィスの所在地不明
本社オフィスの所在地が不明の海外FX会社は避けましょう。
FX会社を利用するにあたって、トレーダーは会社に自分の資金を預け入れる必要があるため、信頼性がなによりも重要なポイントとなります。
本社オフィスの所在地が記載されていなかったり、架空の住所を提示している海外FX会社の場合は、信頼性に欠けるため利用してはいけません。
運営年数が極端短い
運営年数が極端に短い海外FX会社には注意しましょう。
長い年数を運営しているFX会社はそれだけでも実績があり信頼を評価する上での一つの基準となります。
実際に優良な海外FX会社は運営年数が長い傾向にあります。
逆に、運営年数が短い海外FX会社は実績も少ないため信頼性に不安があります。
そのため、魅力的な海外FX会社であってもう運営年数が極端に短い場合は利用しない方がいいでしょう。
出金拒否の報告が多い
出金拒否の報告が多い海外FX会社には注意が必要です。
自分の資金をFX会社に預け入れてトレードするため、手元に資金を出金するときの対応はとても大切です。
大きな利益を稼いだとしても出金拒否されてしまった場合、利益がなくなるだけでなくもともとの資金も拘束されてしまいます。
出金拒否されると拘束された資金でのトレードができないためトレード機会を失うことにもつながります。
そのため、利用する海外FX会社が出金拒否の報告が多くないか事前に調べるといいでしょう。
日本語のサポート体制が整備されていない
海外FX会社を利用するにあたって日本語サポート体制が整備されていることが望ましいです。
通常FXでのトレードをしているとサポートセンターに問い合わせる場面は少ないでしょう。
しかし、資金の入出金などトラブルが起こることもしばしばあるため、日本語でのサポート体制が整っていると安心です。
日本語に対応していたとしても、形式的な日本語やカタコトな日本語でのサポートしか受けられない場合も不便に感じます。
しっかりとした日本語でのサポート体制が整っている海外FX会社を選んで利用するようにしましょう。
SNS上でまともな口コミ・評判がない
XなどのSNS上での口コミや評判がよくない海外FX会社は避けるべきです。
海外FX会社を選ぶときは、利便性や機能性が高いよりも、まずは安全性や信頼性が高いことが優先順位が高いです。
そのためSNS上でまともな口コミや評判がみられない海外FX会社は避けるようにしましょう。
出金拒否だけでなく、スリッページやスプレッドなど幅広い分野の評判を確認してから海外FX会社を選ぶといいでしょう。
キャンペーンが豪華すぎる
ボーナス配布などのキャンペーンが他の海外FX会社よりも明らかに豪華な場合には注意しましょう。
ボーナスキャンペーンは新規ユーザーを引き込むために行われる広告戦略の一種です。
そのため、ボーナスキャンペーンを開催するためには通常FX会社にとってはコストが発生します。
コストが発生するにも関わらず、あまりにも豪華で派手なボーナスキャンペーンを開催している場合は怪しい海外FX会社である可能性があります。
豪華なキャンペーンで新規ユーザーからの資金を集めて、後日運営が消息不明になってサービス停止になる事例もあります。
そのため、他の海外FX会社と比較して豪華すぎるボーナスキャンペーンを開催している場合には、慎重になった方がいいでしょう。
危険な海外FX業者5選
次に危険な海外FX会社業者について解説します。
危険な海外FX会社として以下の5つが挙げられます。
- ForexBz
- SvoFX
- BA Capital
- HASTFOREX
- IronFX
それではそれぞれの海外FX会社について詳しく解説します。
ForexBz

ForexBzは、金融ライセンスの不透明感や出金拒否や利益取り消しの評判があります。
ForexBzは、公式サイトで運営元を「ForexBz Investment LTD」と記載していますが、金融ライセンスの有無や詳細が明確に公開されていません。
一部情報ではベリーズのIFSC(国際金融サービス委員会)でライセンスを取得していると噂されていますが、IFSCの公式記録に「ForexBz」の登録は確認できません。
また、出金拒否や利益取り消しについての報告も散見されています。
ForexBzのボーナスキャンペーンは非常に魅力的なキャンペーンが多いですが、この過剰なボーナスキャンペーンでユーザーを引き寄せて出金拒否などに至る可能性もあります。
さらには、ForexBzは以前から悪評が絶えない「AtlasForex(アトラスフォレックス)」と同じ運営グループによる可能性が高いとされているため注意しましょう。
SvoFX

SvoFxも金融ライセンスの不透明感や出金拒否などの報告が多い海外FX会社です。
SvoFXは、「SVOFX LTD」というセントビンセント・グレナディーン諸島(SVG)に登録された会社が運営しています。
さらに「SVO CAPITAL LIMITED」というバヌアツ拠点の企業と関連があるとされています。
しかし、SVGの金融当局はFXブローカーを規制しておらず、実質的にライセンス保有していない状態です。
バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)による規制が主張されていますが、SVOFX LTD自体がVFSCの監督下にある証拠はなく、規制の信頼性が極めて低いです。
Xやオンラインフォーラムでの報告によると、SvoFXで「出金が拒否された」「利益が出ても引き出せない」といった苦情が散見されます。
SvoFXも過剰なボーナスキャンペーンを開催していると判断されるため注意しましょう。
BA Capital

BA Capitalは、カナダに拠点を置く「BA CAPITAL LTD」として運営されていますが、金融ライセンスに関しては「MSB(Money Services Business)」ライセンスのみを保有しているとされています。
MSBはカナダのFINTRAC(金融取引報告分析センター)による登録ですが、MSBはFX取引を包括的に規制するライセンスではなく、送金や両替業務を対象としたものに限られています。
FCA(英国)、ASIC(オーストラリア)、または日本の金融庁のような厳格な規制がないため、顧客資金の保護や運営の透明性が不十分なので注意が必要です。
2024年末時点で、BA Capitalの公式サイトが一時的にアクセス不能になり、現在も安定して利用できない状況が続いているとの情報があります。
HASTFOREX

HASTFOREXは、出金拒否が多発しているため危険な海外FX会社として挙げられています。
HASTFOREXは2022年9月下旬から出金遅延が頻発し、10月以降は実質的に出金拒否状態に陥ったと報告されています。
2022年11月頃には出金が再開されたケースもあるものの、その後も不安定で、多くのユーザーが資金を引き出せないままサービス終了に至ったとされています。
HASTFOREXは2022年末頃に実質的に運営を停止し、公式サイトもオフラインになったことで、現在は破綻したとされており、ユーザーからは詐欺業者だったのではないかとの噂が多いです。
IronFX

IronFXは、2015年に中国市場で大規模な出金拒否問題を引き起こしました。
多くのトレーダーが利益や元本を引き出せず、数百万ドル規模の資金が凍結されたと報告されています。
また、出金問題や取引トラブル時のサポートが「返信が遅い」「無視される」「テンプレート回答ばかり」と批判されています。
特に2015年のスキャンダル以降、顧客対応が改善されていないとの報告が多いです。
IronFXでは、実際に出金拒否の報告も多数あるため注意が必要です。
初心者にもおすすめできる海外FX業者
次に初心者にもオススメできる海外FX会社について詳しく解説します。
初心者にもオススメの海外FX会社は以下の通りです。
- XMTrading
- Exness
- Vantage Trading
- FXGT
- AXIORY
それぞれの海外FX会社について詳しく解説します。

XMTrading

2009年に設立したXM Trading(エックスエムトレーディング)は、もはや海外FXの代名詞と言っても過言ではない人気ブローカーです。
日本で最もトレーダーに利用されている海外FX業者であり、出金実績や信頼性は十分です。
XMTradingは初心者の海外FXデビューには最適な優良業者です。
そのなかでも2022年10月にリリースされたKIWAMI極口座は非常に魅力的な取引口座です。
最大レバレッジ1,000倍かつスワップフリーによって、デイトレードからスイングトレード、自動売買まで有利に実践できます。
より一般的な口座タイプのスタンダード口座も最大レバレッジは1,000倍で、全てのキャンペーンが利用できるため、非常に少ない元手資金から取引をスタートできます。
また、XMTradingは全ての銘柄がストップレベルゼロなので、スキャルピングも有利に実践できます。。
ロスカット率も20%と低く設定されているため、口座残高ギリギリまでロスカットに耐えることが可能です。
ゼロカットも採用しているので万が一マイナス残高が発生しても追証(借金)は発生しません。

Exness

2008年に設立したExness(エクスネス)は、21億倍の無制限レバレッジやロスカット率0%など海外FXの魅力をすべて詰め込んだハイスペックが魅力の海外FX業者です。
世界中のトレーダーに安全性の高いサービスと優れた取引環境を提供しており、2019年12月には月間取引高3,258億ドルに到達。
現在は、ユーザー数800,000人を抱える業界最大手にまで成長しました。
2020年には日本語公式サイトや日本語サポートの提供も開始され、日本でも少額で爆益が狙える業者、億り人を目指せる業者として名を馳せています。
最大の特徴はレバレッジ無制限で、必要証拠金ゼロからポジションを保有できます。
また、5種類もの口座タイプの中から自分の取引スタイルに合った取引条件を選択することができ、スプレッドも非常にタイトなのでコストパフォーマンスに優れた取引ができます。
取引ツールはMT4とMT5の両方に対応しており、無料VPSも提供されています。
さらに、取引制限がなくスキャルピングやアービトラージも可能です。全銘柄がストップレベルゼロであり、スワップフリー制度も導入されています。

Vantage Trading

\ 初回入金120%ボーナス実施中 /
2020年3月より本格的に日本人トレーダーの受入れを開始した「VantageTrading(ヴァンテージトレーディング)」は、オーストラリアを拠点に「Vantage FX」や「Vantage Markets」など名称で10年以上サービスを提供している海外FX業者です。
2020年11月より日本居住者の新規口座開設を一時停止していましたが、2022年8月よりサービス一新して日本人の受け入れを再開、また2024年には再びアップデートとリブランディングを実施しました。
特にボーナスの増額や独自のポイントプログラムの導入、口座タイプの刷新や取扱銘柄の拡大、最大レバレッジが2,000倍にアップ、レバレッジ制限の緩和など、取引条件やサービスも大幅にアップグレードしています。

FXGT

2019年12月にサービスを開始した FXGT(エフエックスジーティー)は、仮想通貨をはじめとする豊富な取扱銘柄と頻繁に開催される豪華キャンペーンが魅力のハイブリッド取引所です。
すでに所有している仮想通貨をハイレバレッジで運用したい人や、さまざまな仮想通貨関連銘柄に投資したい人におすすめの業者です。
通貨ペアや仮想通貨を最大レバレッジ1,000倍で取引できる点が大きな魅力で、2024年9月には最大レバレッジ5,000倍・ロスカット率0%のOptimus口座も登場しました。
仮想通貨関連銘柄や株式などのCFD銘柄を豊富に取り扱っており、多様な取引戦略を展開できます。また、一部の口座タイプや銘柄では数日間スワップフリーで取引可能です。

AXIORY

2015年に設立したAXIORY(アキシオリー)は、多くの日本人トレーダーから支持され続けている、透明性の高さ・取引コストの安さ・入出金の確実さに定評のある海外FX業者です。
スプレッドが狭く取引制限の緩い業者なので、スキャルピングやデイトレード、大口取引、複雑な自動売買をする人にはおすすめです。
スプレッドは狭く安定しており、取引手数料も1ロットあたり片道3ドルと良心的な価格なので、取引コストの安さは業界トップクラス。
また、取引ツールには定番のMT4・MT5以外にも、スキャルピングとの相性バッチリなcTraderも利用できます。
最大レバレッジはマックス口座が2,000倍、その他の口座タイプが1,000倍です。
通貨ペアはメジャー通貨ペア以外にもTRY/JPYやZAR/JPYを含む59種類、株式や独自の金融商品「バトルCFD」の取扱いもあります。

海外FXについて関するよくある質問
次に海外FXについて関するよくある質問とその回答について詳しく解説します。
- 海外FXをおすすめしないと言われる理由は何ですか?
-
海外FXがおすすめされない理由として、海外FX業者は日本の金融庁に登録されておらず、過去には警告を受けた業者も多いため、国内の認可を受けた業者に比べて信頼性や安心感が劣る点が挙げられます。
また、日本国内ユーザーへの信託保全が義務化されていない点も問題で、国内FXでは業者が破綻しても資金が保護されますが、海外FXではその保証がなく、業者が倒産した場合に全額損失するリスクがあります。
海外FX会社では、1,000倍以上のレバレッジは大きな利益を狙える反面、少しの価格変動でロスカットになるほど損失も大きくなりやすく、慎重な管理が必要です。
さらに、税金の面では、国内FXが一律約20%の分離課税であるのに対し、海外FXの利益は総合課税の対象となり、所得が増えるほど最大55%もの高い税率がかかるため、利益が大きくなると不利になります。
一部の海外FX業者では出金拒否の可能性があり、特に金融ライセンスを持たない新興業者では詐欺リスクも指摘されています。
- 危険な海外FX業者の特徴はありますか?
-
危険な海外FX業者としては以下のような特徴が挙げられます。
- 金融ライセンスの不透明感
- 出金拒否や利益取り消しの報告が多い
- 過剰なボーナスキャンペーン
危険な海外FX業者は、金融ライセンスを保有していないか、保有していたとしても信用度の低いライセンスのみを保有している場合が多いです。
金融ライセンスに対しての不透明感が大きい海外FX会社は、運営自体の信用度が低く、大切なトレード資金を預け入れしたときのリスクが大きくなります。
また、実際に資金を預けて利益を獲得しても出金拒否をされてしまう場合が多いです。
過剰なボーナスキャンペーンで新規ユーザーを引き込んで破綻する可能性もあるため危険な海外FX会社として挙げられているところに関しては注意が必要です。
- 海外FX口座のメリットは?
-
海外FXの魅力としては、ハイレバレッジが大きな利点であり、少ない証拠金で大きな利益を狙うことができます。
海外FXでは、1,000倍以上のレバレッジを提供する会社も多く、これにより小さな価格変動でも十分な利益を期待できます。
さらに、ゼロカットシステムが採用されているため、証拠金が不足した場合でも追証のリスクなしで安心して取引が可能です。
また、口座開設や入金時にボーナスを提供するキャンペーンがあり、自己資金を抑えながら取引ができます。
ボーナスを使った取引で得た利益を出金できる場合も多く、実質的なリスクがゼロで取引可能です。
取引プラットフォームとしては、MT4やMT5が利用できる点も大きな魅力です。
MT4やMT5のプラットフォームは高機能であり、自動売買システムを活用することもできます。
スキャルピングに関しても、海外FXではスキャルピングを許可している業者が多いため、短時間で小さな利益を積み重ねる戦略を取るトレーダーにとって便利です。
さらにはロスカット水準が低く設定されているため、含み損が発生しても証拠金が尽きるギリギリまで粘ることができ、ロスカットされるリスクを減らせます。
- 初心者にも安全な海外FX業者はどこ?
-
初心者にもオススメの海外FX会社は以下の通りです。
- XMTrading
- Exness
- Vantage Trading
- FXGT
- AXIORY
それぞれの海外FX会社ともにレバレッジ倍率が高く、取引できる通貨ペアも豊富です。
また、ボーナスキャンペーンも開催しておりボーナス分で取引して獲得した利益分は出金できる場合も多いため、実質的なリスクなしで取引できる点も魅力的です。
機能面だけでなく、金融ライセンスを保有しており、出金拒否などの報告も少ないため、初心者の方も安心して利用できる海外FX会社でしょう。
- 海外FXの利用は法律違反ですか?
-
海外FX会社を利用すること自体は法律違反で罰せられることはありません。
海外FX会社は無許可で日本国内でサービス提供している点で金融庁から直接警告文を通達されているケースも珍しくありませんが、あくまでもFX会社に対しての警告文です。
そのため、利用しているユーザーが法的に罰則を科される心配はありません。
しかし、海外FX会社を利用しての脱税などが発覚した場合には、罰せられるため必ず利益分は確定申告するようにしましょう。
- 海外FXの安全な選び方は?
-
海外FX会社を選ぶときには、まずは安全性や信頼性を基準に考えましょう。
金融ライセンスの保有や、出金対応やスプレッドなどの実際の口コミをSNSで調べて情報を収集するといいでしょう。
安全な海外FX会社と判断できたあとに、レバレッジ倍率やボーナスキャンペーン、取引できる通貨ペア数などを参考に海外FX会社を選ぶことをおすすめします。
危険な海外FX会社は、ハイレバレッジや豪華すぎるボーナスキャンペーンで新規ユーザーを呼び込む傾向にあるため、実用性だけに重点を置かないようにしましょう。
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