Exness(エクスネス)のスプレッドと手数料一覧|口座別比較と他社との違いを解説

公式サイト:https://www.exness.com/ja/

Exness(エクスネス)は、数ある海外FX業者の中でもスプレッドや取引手数料が安いです。

口座タイプごとにスプレッドや手数料が異なるため、自分の取引スタイルに合わせたコスト最適化ができます。

特に頻繁に売買を繰り返すスキャルピングトレードやデイトレードを行うトレーダーから人気があります。

ゼロ口座やロースプレッド口座を利用すれば、キャッシュバックを活用してさらに取引コストを圧縮することも可能です。

本記事では、Exnessで取引可能な主要銘柄のスプレッド・手数料一覧と、口座タイプ別の特徴やおすすめの使い分け方法まで詳しく解説します。

この記事を読めば、Exnessの取引コストを把握し、最適な取引戦略を立てることができるでしょう。

この記事で分かること
  • Exnessのスプレッドは口座タイプ・時間帯によって異なる
  • ロースプレッド口座・ゼロ口座はスプレッドの他に外付けの取引手数料がかかる
  • スキャルピングをするならゼロ口座がおすすめ
  • 早朝・深夜、経済指標・要人発言の発表前後はスプレッドが広がりやすい
  • キャッシュバック口座を使えばスプレッドを圧縮できる

公式サイト:https://www.exness.com/ja/

Exnessの評判や海外FXのスプレッドについては、下記の記事をご覧ください。

もくじ

Exnessのスプレッドの基礎知識

Exnessで取引を始める前に、スプレッドや手数料について理解しておくことは大切です。

Exnessは口座タイプによってスプレッドや手数料の体系が大きく異なり、また、他のFX業者と同様に時間帯によってスプレッドが変動する特徴があります。

ここでは、Exnessのスプレッドに関する基本的なルールを解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

口座タイプによりスプレッドが異なる

Exnessでは、5種類の口座タイプが提供されており、それぞれスプレッドの値が異なります。

基本的に「スプレッドが狭いほど取引コストが安い」ですが、代わりに外付けの手数料がかかる口座もあります。

口座タイプ平均スプレッド取引手数料特徴
スタンダード口座0.3pips~無料すべてのトレーダーに人気。手数料無料でシンプル
スタンダードセント口座0.3pips~無料小ロット取引に対応。初心者向け
ロースプレッド口座0.0pips〜往復最大7ドル/1ロットスキャルピング向き。スプレッド極小
ゼロ口座0.0pips固定
(主要通貨ペア)
往復0.2ドル〜/1ロット透明性が高く、ECN環境に近い取引条件
プロ口座0.1pips〜無料即時約定型。プロトレーダー向け

スタンダード口座とスタンダードセント口座は、初心者向けの口座タイプで、他の口座タイプと比べて比較的スプレッドは広めになっています。

ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座は、中上級者向けの口座タイプで、全体的にスプレッドが狭いです。

時間帯によってスプレッド変動

Exnessでは、他の海外FX業者と同じように変動制のスプレッドを採用しています。

為替市場の流動性や取引量によってスプレッドが常に変動する仕組みです。

基本的には、市場の参加者が多く、取引が活発な時間帯ほどスプレッドは狭くなり、反対に取引が少ない時間帯やイベント時にはスプレッドが広がりやすくなります。

特に以下の時間帯は、スプレッドが大きく変動する傾向にあります。

時間帯(日本時間)状況スプレッド傾向
22:00~02:00ロンドン市場×NY市場が重なる狭い(流動性が高い)
05:00~08:00大市場が閉まっている時間帯広がりやすい(流動性低下)
経済指標発表前後例:米雇用統計、FOMCなど急変動で一時的に拡大
クリスマス・年末年始市場参加者が減少広がりやすい

スプレッドの広がりは「マーケット参加者の減少」や「一時的な注文の偏り」が主な原因です。

例えば、早朝や祝日などは市場参加者が少ないため、買い注文・売り注文のバランスが崩れ、スプレッドが一気に広がることがあります。

具体例として、USDJPYでは通常0.3~0.5pipsのスプレッドが、早朝や祝日には1.0pips以上に広がることもあります。EURUSDでも通常0.2~0.4pipsが、同じ時間帯に0.8pips前後まで広がるケースがありました。

一方で、ロンドンとニューヨーク市場が重なる22時〜翌2時は世界的に取引が最も活発になる時間帯で、ほとんどの通貨ペアでスプレッドが最も狭くなります。

この時間帯は、スキャルピングやデイトレードなど短期取引を行うトレーダーにとって最も有利な環境です。

口座タイプによって取引手数料が必要

Exnessでは、スプレッド以外に取引手数料が発生する口座があります。

以下の表に、口座タイプごとの手数料体系をまとめました。

口座タイプ取引手数料(往復/1ロット)
スタンダード口座無料
スタンダードセント口座無料
ロースプレッド口座最大7ドル(約0.7pips相当)
ゼロ口座0.2ドル〜(通貨ペアにより変動)
プロ口座無料

Exnessの中でも特に「ロースプレッド口座」と「ゼロ口座」は、スプレッドを極限まで狭く抑える代わりに、外付けの取引手数料が発生します。

一方で、スタンダード口座やスタンダードセント口座、プロ口座では取引手数料が無料のため、初心者や少額トレーダーに向いています。

スプレッドはやや広めになりますが、手数料を気にせずに取引できるため、トータルコストで見ると口座タイプによっては有利になるケースもあります。

短期売買が多い人はロースプレッドまたはゼロ口座、長期保有や少額トレード中心の人はスタンダードまたはプロ口座を選ぶと、無駄なコストを抑えられます。

Exnessのスプレッド+取引手数料の比較表

ExnessはFXだけでなく、貴金属・エネルギー・株式指数・個別株式・仮想通貨など、幅広い銘柄を取り扱っており、口座タイプによってスプレッドや手数料体系が異なります。

ここでは、Exnessの全銘柄のスプレッドと取引手数料を口座タイプ別に比較していきます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

FXメジャー通貨ペア

FXメジャー通貨ペアの平均スプレッド+手数料一覧は以下の表のとおりです。

通貨ペアスタンダード口座セント口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
EURUSD1.01.00 + 3.5ドル0 + 3.5ドル0.6
USDJPY1.11.10 + 3.5ドル0 + 3.5ドル0.7
GBPUSD1.21.20.1 + 3.5ドル0 + 4.5ドル0.7
AUDUSD1.41.40.2 + 3.5ドル0 + 5ドル0.9
USDCHF1.41.40.2 + 3.5ドル0 + 4.5ドル0.9
USDCAD2.12.10.4 + 3.5ドル0 + 5ドル1.3
NZDUSD2.02.00.5 + 3.5ドル0 + 6.5ドル1.2
DXY4.92.3 + 3.5ドル0 + 13.75ドル3.2
※単位はpips

取引手数料は「1ロットあたり・片道」で計算され、1ドルあたり約0.1pipsとして計算されます。

なお、スタンダード口座・スタンダードセント口座・プロ口座の3タイプは、取引手数料は一切発生しません。

スプレッドの中に全コストが含まれるため、初心者でも分かりやすい料金体系です。

一方で、ロースプレッド口座では1ロット取引ごとに最大3.5ドル(往復7ドル)、ゼロ口座では1ロットあたり0.1ドル以上(往復0.2ドル以上)の手数料が発生します。

FXマイナー通貨ペア

FXマイナー通貨ペアの平均スプレッド+手数料一覧は以下の表のとおりです。

FXマイナー通貨ペアのスプレッド一覧

通貨ペアスタンダード口座スタンダードセント口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
AUDJPY2.12.10.5 + 3.5ドル0.2 + 4.5ドル1.3
EURJPY1.91.90.4 + 3.5ドル0 + 5ドル1.2
GBPJPY2.02.00.4 + 3.5ドル0 + 7.5ドル1.2
NZDJPY2.92.90.9 + 3.5ドル0 + 7.5ドル1.8
CADJPY2.42.40.6 + 3.5ドル0.3 + 5ドル1.5
※単位はpips
FXマイナー通貨ペアのスプレッド一覧
通貨ペアスタンダード口座スタンダードセント口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
AUDCAD2.52.50.6 + 3.5ドル0.4 + 4.5ドル1.6
AUDCHF1.51.50.3 + 3.5ドル0.1 + 4.5ドル0.9
AUDGBP2.40.8 + 3.5ドル0 + 11.5ドル1.5
AUDNZD2.32.30.4 + 3.5ドル0.3 + 4ドル1.4
CADCHF1.20.2 + 3.5ドル0 + 4.5ドル0.8
CHFJPY2.72.70.7 + 3.5ドル0.4 + 5ドル1.6
EURAUD2.32.30.5 + 3.5ドル0 + 5.5ドル1.4
EURCAD2.02.00.4 + 3.5ドル0 + 5.5ドル1.2
EURCHF2.82.80.9 +3.5ドル0.5 + 6ドル1.7
EURGBP1.61.60.4 + 3.5ドル0 + 9ドル1.0
EURNZD3.63.61.1 + 3.5ドル0.6 + 5ドル2.2
GBPAUD2.82.80.7 + 3.5ドル0 + 6.5ドル1.7
GBPCAD3.33.31.0 + 3.5ドル0 + 8ドル2.1
GBPCHF2.72.70.9 + 3.5ドル0 + 8.5ドル1.7
GBPNZD6.66.62.6 + 3.5ドル1.4 + 7.5ドル4.1
HKDJPY2.10.5 + 3.5ドル0.4 + 4ドル1.3
NZDCAD2.10.4 + 3.5ドル0.2 + 4.5ドル1.3
NZDCHF1.80.7 + 1.75ドル0.5 + 3.125ドル1.1
USDCNH34.714.2 + 3.5ドル13.5 + 4ドル21.7
USDHKD39.339.315.7 + 3.5ドル14.2 + 4.5ドル24.5
USDTHB73.035.9 + 3.5ドル30 + 12.5ドル45.6
※単位はpips

Exnessでは、メジャー通貨ペアだけでなく、マイナー通貨ペア(クロス円など)でも安定したスプレッドを提供しています。

マイナー通貨はボラティリティが高く、一般的にスプレッドが広がりやすい傾向がありますが、Exnessでは主要業者と比較しても非常に良心的な水準です。

マイナー通貨ペアはメジャー通貨に比べて市場参加者が少ないため、流動性の低下によってスプレッドがやや広くなる傾向があります。

とはいえ、Exnessのロースプレッド口座やゼロ口座を利用すれば、比較的狭いスプレッドで取引できるため、短期トレードでも十分に活用可能です。

貴金属CFD(ゴールド・シルバー)

Exnessでは、ゴールド(XAU)やシルバー(XAG)といった貴金属CFDの取引も可能です。

Exnessで取引できる貴金属CFDのスプレッドと取引手数料の比較表です。

銘柄スタンダード口座スタンダードセント口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
XAGAUD31.216.0 + 3.5ドル7.5 + 148ドル19.5
XAGEUR28.914.7 + 3.5ドル6.5 + 208ドル18.2
XAGGBP26.513.5 + 3.5ドル6.2 + 213ドル16.5
XAGUSD2.32.31.3 + 3.5ドル0 + 50ドル1.5
XAUAUD455289.0 + 3.5ドル153.5 + 50ドル319.0
XAUEUR330.5261.0 + 3.5ドル122.0 + 73ドル231.0
XAUGBP329.0239.0 + 3.5ドル119.0 + 73ドル230.0
XAUUSD16.216.24.1 + 3.5ドル0 + 5.5ドル11.3
XPDUSD138.5145.0
XPTUSD51.033.5
※単位はpips

上記の表から分かる通り、ゴールド(XAUUSD)やシルバー(XAGUSD)など主要ペアは、口座タイプによって大きくスプレッドが異なります。

例えば、「ゼロ口座」ではスプレッドが非常に狭く設定されている一方、外付けの取引手数料が課されるため、実質的なコストは口座タイプによって前後します。

一方で「スタンダード口座」や「プロ口座」では、手数料無料でシンプルに取引できる点が魅力です。多少スプレッドは広めですが、コスト計算がしやすく、初心者にもおすすめの構成です。

また、金・銀は市場のボラティリティ(変動幅)が大きく、短期間でも利益を狙いやすい反面、急な価格変動も発生しやすいため、ロット数を抑えたリスク管理が大切です。

特にスキャルピングを行う場合は、流動性の高い「ロンドン時間〜NY時間の重なる時間帯」に取引すると良いでしょう。

Exnessのゴールドの取引条件については下記の記事で詳しく解説しています。

エネルギー

以下は、Exnessで取引できる主要エネルギーCFDのスプレッドと取引手数料の比較表です。

商品スタンダード口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
UKOIL12.87.2 + 3.5ドル1.2 + 33ドル8.1
USOIL6.12.9 + 3.5ドル0.8 + 19.5ドル3.8
XNGUSD27.816.7 + 3.5ドル10.3 + 35.5ドル17.5
※単位はpips

エネルギーCFDは銘柄によってボラティリティが高く、スプレッドも変動しやすいため、取引タイミングに注意が必要です。

特にロースプレッド口座やゼロ口座を利用すると、スプレッドは狭くなりますが取引手数料が発生しますので、コスト全体を確認してから取引することをおすすめします。

株式指数・個別株式CFD

Exnessで取引できる株式指数および主要個別株式のスプレッドと取引手数料をまとめました。

インデックスは市場全体の動きを反映する指数で、個別株式は各企業の株価に連動します。

取引口座によってスプレッドや手数料が異なるため、取引スタイルに応じて口座を選ぶことが重要です。

株式指数のスプレッド一覧

インデックススタンダード口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
AUS20056.215.4 + 0.5ドル10.9 + 0.65ドル35.2
DE305.60 + 2ドル0 + 2.3ドル3.4
JP22514.79.2
US50014.13.6 + 0.5ドル0 + 0.5ドル9.1
USTEC41.312.3 + 1ドル0 + 1.3ドル26.2

個別株式CFDのスプレッド一覧

銘柄スタンダード口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
AAPL0.90.50.3 + 1.05ドル0.5
MSFT1.40.80.1 + 3.6ドル0.9
AMZN14.68.61.3 + 36ドル9.2
GOOGL22.213.22.3 + 54ドル14.2
TSLA5.33.21.2 + 9.8ドル3.5
FB1.40.80 + 4.2ドル0.8
NVDA2.81.80.5 + 1.5ドル1.9

株式指数は分散投資を意識した取引に向いており、個別株式は特定企業の株価変動を狙った取引に適しています。

ロースプレッド口座やゼロ口座を選ぶことでスプレッドを抑えられますが、取引手数料を考慮した総コストを確認してから取引することが重要です。

Exnessの株式や株価指数などのCFD取引の条件については、下記の記事を参考にしてください。

仮想通貨

Exnessで取引できる主要仮想通貨のスプレッドと取引手数料の比較表です。

代表的な銘柄5〜7種類に絞ってまとめています。

通貨ペアスタンダード口座ロースプレッド口座ゼロ口座プロ口座
BTCUSD139.117.6 + 3.5ドル17.6 + 3.5ドル86.9
ETHUSD13.70 + 0.5ドル1.3 + 0.4ドル8.5
XRPUSD7.04.4
LTCUSD10.01 + 0.25ドル2.0 + 0.2ドル6.3
ADAUSD10.631.2 + 1ドル0 + 1.7ドル6.6
DOTUSD17.940.7 + 1.5ドル0 + 2.1ドル11.2
SOLUSD81.6217.8 + 1ドル0 + 1.2ドル51.0
※単位はpips

仮想通貨は市場のボラティリティが高く、スプレッドも大きく変動することが多いです。

ロースプレッド口座やゼロ口座を利用するとスプレッドは狭く抑えられますが、外付けの取引手数料が発生するため、総コストを確認してから取引することをおすすめします。

Exnessの取引手数料

Exnessでは、口座タイプによって「スプレッドのみで取引できるタイプ」と「スプレッド+手数料がかかるタイプ」が存在します。

特にロースプレッド口座やゼロ口座などは、スプレッドを極限まで狭くしている代わりに、外付けの取引手数料が設定されています。

ここでは、Exnessでスプレッドとは別に発生する取引手数料について詳しく解説します。

取引手数料が発生する口座タイプ一覧

Exnessには複数の口座タイプがありますが、全ての口座で取引手数料が発生するわけではありません

以下の表に、各口座タイプごとの取引手数料をまとめました。

口座タイプ取引手数料特徴
スタンダード口座無料スプレッドのみ。最も一般的な口座タイプ
スタンダードセント口座無料少額取引向け。初心者に人気
プロ口座無料手数料無料で狭めのスプレッドを実現
ロースプレッド口座最大往復7ドル(=約0.7pips)スプレッド極小。スキャルピング向け
ゼロ口座往復0.2ドル〜(通貨ペアにより変動)主要通貨ペアでほぼゼロスプレッド

もし「取引手数料を払いたくない」「コスト計算をシンプルにしたい」場合は、スタンダード口座を選ぶのがおすすめです。

一方で、「最小限のスプレッドでスキャルピングしたい」方には、ロースプレッド口座やゼロ口座が適しています。

Exnessの取引量による取引手数料の変動

Exnessでは、取引手数料は「取引量(ロット数)に応じて変動します。

つまり、取引ロット数が大きくなるほど支払う手数料も比例して増加します。

以下の例では、取引手数料が3.5ドル/1ロットの場合の変動を示しています。

取引量取引手数料(ドル)
0.01ロット0.035ドル
0.1ロット0.35ドル
1ロット3.5ドル
10ロット35ドル
100ロット350ドル

また、Exnessの円建て口座を利用している場合、手数料は自動的に円に換算されます。

例えば、「1ドル=150円」のレートで計算すると、以下のようになります。

取引量取引手数料(円)
0.01ロット約5円
0.1ロット約50円
1ロット約525円
10ロット約5,250円
100ロット約52,500円

Exnessと海外FX他社のスプレッドを比較

海外FXで取引を行う際、スプレッドはトレードコストに直結する重要なポイントです。

特にスタンダード口座やプロ口座では、口座タイプごとにスプレッドや取引手数料の条件が異なるため、どの業者が最もコスト効率が良いかを比較することが大切です。

ここでは、Exnessと主要な海外FX業者のスタンダード口座・プロ口座のスプレッドを比較していきます。

トレードコストをできるだけ抑えたい方や口座選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

スプレッドを含め、取引条件が優れているおすすめの海外FX業者については、下記の記事をご覧ください。

Exnessと海外FX他社のスタンダード口座を比較

海外FX業者USDJPYEURUSDGBPJPY
Exness1.1pips1.0pips2.0pips
XMTrading1.8pips1.8pips2.4pips
Vantage1.3pips1.3pips2.1pips
FXGT1.8pips1.8pips2.4pips
ThreeTrader0.5pips0.5pips1.0pips
TitanFX1.3pips1.3pips2.1pips
AXIORY1.4pips1.4pips2.0pips
BigBoss1.7pips1.7pips2.2pips

Exnessと主要な海外FX業者のスタンダード口座について、平均スプレッドを比較したのが上の表です。

各社とも基本的に取引手数料が無料の口座タイプを提供しており、Exnessのスタンダード口座と同等の口座条件で比較しています。

表を見ると、Exnessのスプレッドはドル円(USDJPY)で1.1pipsと、比較対象の中で2番目に狭く、ユーロドル(EURUSD)も1.0pipsで同じく2番目に狭い水準です。GBPJPYは2.0pipsで平均的な位置にあり、非常に安定したスプレッドが特徴です。

もっとも狭いスプレッドを提供しているのはThreeTrader(スリートレーダー)で、USDJPY・EURUSD・GBPJPYのすべてで最小スプレッドを記録しています。しかし、Exnessはその次に優れたスプレッド水準を持っており、安定性と取引環境のバランスの良さでは十分に魅力的と言えます。

海外FXで取引コストを重視する場合、こうしたスプレッド比較は口座選びの重要なポイントになります。特に短期取引やスキャルピングを行うトレーダーにとっては、Exnessのスタンダード口座はコスト面で十分競争力のある選択肢です。

Exnessと海外FX他社のプロ口座を比較

海外FX業者USDJPYEURUSDGBPJPY
Exness0.7pips0.7pips1.3pips
XMTrading0.7pips0.7pips1.5pips
Vantage0.6pips0.6pips1.5pips
FXGT0.9pips0.9pips1.5pips
ThreeTrader0.5pips0.5pips0.7pips
TitanFX1.0pips1.0pips1.6pips
AXIORY0.8pips0.8pips1.6pips
BigBoss0.9pips0.9pips1.6pips

Exnessと主要な海外FX業者のプロ口座について、平均スプレッドを比較したのが上の表です。

プロ口座はスタンダード口座に比べてスプレッドが狭く設定されており、取引手数料が発生する場合もありますが、取引コストを最小限に抑えたいトレーダーに人気の口座タイプです。

表を見ると、Exnessのプロ口座はドル円(USDJPY)・ユーロドル(EURUSD)ともに0.7pips、GBPJPYは1.3pipsで、全体的に非常に競争力のあるスプレッドを提供しています。比較対象の中では、ThreeTrader(スリートレーダー)が最も狭いスプレッドを記録していますが、Exnessもそれに次ぐ水準であり、安定した取引環境が期待できます。

他社と比べても、Exnessのプロ口座は短期売買やスキャルピングなど、スプレッドの狭さが直接収益に影響する取引スタイルに適しています。また、通貨ペアごとのスプレッド差も小さいため、複数通貨ペアでの取引にも向いていると言えるでしょう。

総合的に見て、Exnessのプロ口座は「狭いスプレッド」と「安定した取引環境」を両立させたいトレーダーにとって、有力な選択肢のひとつです。

Exnessのスプレッドが広がる時間帯

Exness(エクスネス)は基本的に変動制スプレッドを採用しており、市場の状況によってスプレッドが常に変化しています。

そのため、時間帯やニュースの影響によって、一時的にスプレッドが大きく広がることがあります。

ここでは、Exnessでスプレッドが広がりやすい3つの主な時間帯を紹介します。

早朝・深夜

Exnessでは、早朝や深夜など市場参加者が少ない時間帯にスプレッドが広がる傾向があります。

これは、FX市場全体の流動性(取引量)が減少するためです。

時間帯(日本時間)状況スプレッドの傾向
22:00〜翌2:00ロンドン市場+NY市場が重なる時間流動性が高くスプレッドが最も狭い
5:00〜8:00市場参加者が少ない時間帯スプレッドが広がりやすい

特に、日本時間5:00〜8:00(ロンドン・ニューヨーク市場が閉まり、東京市場が始まる前の時間)は、取引量が極端に減少します。

この時間に取引すると、スプレッドが通常時より数倍に広がることもあるため注意が必要です。

また、クリスマスや年末年始など、市場参加者が減る時期も同様にスプレッドが拡大しやすくなります。

経済指標の発表前後

Exnessでは、経済指標の発表前後にスプレッドが大きく変動することがあります。

特に、アメリカの雇用統計や消費者物価指数(CPI)など、市場注目度が高い指標発表時は価格が大きく動くため、スプレッドが一時的に急拡大します。

こうした発表直後は、一瞬で数十pips単位のスプレッド拡大が起こることも珍しくありません。

経済指標発表を狙った「ニューストレード」戦略もありますが、スプレッドの急拡大によるエントリー・決済のズレ(スリッページ)が発生しやすいため、初心者はできるだけ避けるのが安全です。

要人発言や唐突なイベント時

要人発言や突発的なニュース・事件が起きたときも、Exnessのスプレッドが広がります。

要人発言とは、以下のような影響力の大きい人物のコメントを指します。

  • 米国大統領や財務長官の発言
  • FRB(米連邦準備制度理事会)やECB(欧州中央銀行)総裁の発言
  • 各国中銀による金利政策の示唆 など

また、突発的な地政学リスク(戦争・テロ・自然災害)や金融不安が発生した場合も、市場全体がリスク回避の動きを強めるため、スプレッドは一気に拡大します。

このような「不確実性の高いタイミング」では、どの海外FX業者でもスプレッドが広がる傾向がありますが、特にボラティリティの高い銘柄(ゴールド・原油・仮想通貨など)は変動幅が大きくなりやすいため注意しましょう。

Exnessのスプレッドを圧縮する方法

Exness(エクスネス)では、スプレッドや取引手数料を工夫次第で大幅に削減することができます。

まず最も効果的なのは、Exnessのキャッシュバック口座を活用することです。

キャッシュバック口座では、取引のたびに支払ったスプレッドや手数料の一部が現金で還元され、最大でスプレッドの40%が取引口座に戻ってきます。

つまり、通常の口座で取引する場合と比べて、実質的に60%のコストでトレードできるということです。頻繁に取引を行うトレーダーにとっては、この差が長期的に大きな利益の差につながります。

通常口座のまま取引している場合、知らず知らずのうちに余分なコストを支払っている可能性もあるため、これを機にキャッシュバック口座への切り替えを検討してみましょう。

Exnessのスプレッドに関してよくある質問

スプレッドが広がる時間帯は?

Exnessでは、早朝や深夜など市場参加者が少ない時間帯や、重要な経済指標発表の前後にスプレッドが広がる傾向があります。

特に流動性が低下する時間帯は注意しましょう。

スキャルピングするならどの口座がおすすめ?

Exnessでスキャルピングするなら「ゼロ口座」がおすすめです。

メジャー通貨ペアのスプレッドが常時0pipsで、手数料のみで取引できるため、短期売買に最適です。

Exnessのスキャルピングルールやおすすめの口座については下記の記事をご覧ください。

Exnessでスプレッドを圧縮する方法は?

Exnessではキャッシュバック口座を利用することで、取引のたびに最大40%のスプレッドが現金で還元されます。

通常口座よりも大幅にコストを抑えられます。

Exnessのゴールドの平均スプレッドは?

Exnessのゴールド(XAUUSD)の平均スプレッドは、スタンダード口座で約1.6pips、ゼロ口座で約1.1pipsです。

最もコストを抑えたいならゼロ口座が最適です。

Exnessで1番スプレッドが狭い口座タイプは?

Exnessで最もスプレッドが狭いのは「ゼロ口座」です。

主要通貨ペアではスプレッド0pipsで、手数料のみでの取引が可能です。

XMTradingと比較するとどちらの方がスプレッドが狭いですか?

全体的にExnessのほうがスプレッドは狭く、取引コストも低めです。

特にゼロ口座やロースプレッド口座では、XMTradingより有利な条件でトレードできます。

ExnessとXMTradingの比較については、下記の記事をご覧ください。

Exnessのスプレッドはなぜ狭い?

Exnessはボーナスキャンペーンを実施せず、その分をスプレッドや手数料の低減に充てています。

効率的な運営体制により、低コスト取引を実現しています。

Exnessのビットコインのスプレッドは?

ExnessのBTC/USD(ビットコイン)の平均スプレッドは、スタンダード口座で約400pips、ロースプレッド・ゼロ口座で約145pips+手数料です。

Exnessで仮想通貨取引をするならゼロ口座が最もおすすめです。

Exnessのプロ口座のデメリットは?

Exnessのプロ口座はスプレッドが狭い反面、最低入金額が高く、口座開設条件がやや厳しい点がデメリットです。

初心者よりも経験者向けの口座タイプといえます。

公式サイト:https://www.exness.com/ja/

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