STICPAYとは?アカウント作成から入金・出金方法まで徹底解説

STICPAY(スティックペイ)とは、多彩な入出金方法に対応した便利なオンラインウォレットです。

現在、ヨーロッパ全域・香港・インド・インドネシア・韓国・ネパール・ナイジェリア・フィリピン・シンガポール・ベトナム・日本など世界各国で利用されています。

電子マネーに近いものですが、一般的な電子マネーとは違い、さまざまな用途に利用可能です。

特に海外FX業者との入出金・決済にかかる手間や時間を大幅に削減できるため、海外FXトレーダーの間で欠かせないサービスとなっています。

この記事ではSTICPAYの活用方法と、アカウント作成から入出金方法までの手順を分かりやすく解説します。

この記事でわかること
  • STICPAYは20種類以上の法定通貨・仮想通貨に対応した多機能オンラインウォレット
  • 国内銀行送金、クレジットカード、仮想通貨など多彩な入出金手段に対応
  • 海外FX業者・ブックメーカー・オンラインゲームとの資金移動や決済に便利
  • STICPAYカードによるATM現地通貨引き出しとショッピング決済に対応
  • 入出金には高額な手数料が発生するため入金頻度を抑える必要あり
  • 利用可能なカードブランドはVISA・MasterCardのみ
  • 仮想通貨はBTC、LTC、USDT、NESS、MATIC、BNBなどに対応
  • 日本語による24時間365日メールサポートあり
  • 利用には本人確認書類や居住証明書などの提出が必須
  • 一部キャッシュバックサービスに出金遅延や詐欺疑惑の口コミあり
もくじ

STICPAYとは?

まずは、STICPAYがどのようなサービスなのか基本情報を解説します。

STICPAYの基本機能や利用シーン、競合サービスであるbitwalletとの違い、そして実際にSTICPAYが使える海外FX業者の一覧を知ることで、STICPAYが自分に適したサービスかどうか判断してください。

STICPAYの基本サービス

STICPAYは、世界中で利用できる多機能なオンラインウォレットです。

個人間送金やショッピング決済はもちろん、海外FX・ブックメーカー・オンラインゲームなど幅広い分野で利用できます。

特に入出金方法に規制や制限が課せられることの多い海外FX業者は、STICPAYを利用することで資金移動にかかるストレス・手間・コストを大幅に削減できます。

合計20種類以上の法定通貨と仮想通貨銀行送金やクレジットカード、ローカル決済など多彩な入出金方法を備えており、即時反映の加盟店決済や個人間送金にも対応していることから、グローバルな送金・決済の手続きもスムーズです。

対応通貨数20種類以上
入出金方法国内銀行送金
クレジットカード
Alipay
Wechatpay
Unionpay
仮想通貨
利用可能国・地域200以上
主要機能即時送金
複数通貨管理
加盟店決済
個人間送金
サポート24時間365日メール対応
(日本語対応あり)
主なサービス一覧

また、STICPAYはWEBブラウザを使用したオンラインサービスですが、iOS・Androidに対応した使いやすいスマートフォンアプリもリリースしています。

STICPAYアプリは、公式サイトからダウンロードできます。

STICPAYの活用シーン

おすすめの活用シーン

  • クレジットカード利用限度額を超えた際の代替手段
  • 国内銀行送金に対応していない業者への入金手段
  • bitwalletに対応していない業者への入金手段
  • 海外FX業者側に信用できる入出金方法がない場合

STICPAYは、さまざまなシーンで活用されているオンラインウォレットですが、海外FX業者の入出金方法としては上記のような使い方が一般的です。

まず、海外FX業者との入出金は、利便性が高く手数料の安いクレジットカードや国内銀行送金が使えるのが理想的ですが、これらが使えない業者も少なくありません。

その上、クレジットカードにはカード会社指定の利用限度額があるので、上限を超えた場合は信頼性・安全性が高い別の入金方法を検討する必要があります。

また、海外FX業者は信頼性・安全性に懸念のある日本語非対応のマイナーなオンラインウォレットや決済方法を提供していることも多く、よく分からない決済方法の利用は避ける必要があります。

多くの海外FX業者の入出金方法に採用され、実績のある競合サービス「bitwallet」が利用できれば良いのですが、bitwalletは必ずしも全ての業者で利用できるわけではありません。

このような状況で、もし海外FX業者がSTICPAYに対応しているなら、これを利用しない手はありません。

STICPAYは信頼性・安全性が比較的高い入出金方法で、完全日本語対応かつ日本居住者の利用実績も十分ありあああfするsる、安心して利用できるオンラインウォレットサービスの一つです。

STICPAYとbitwalletの比較

STICPAYbitwallet
対応通貨20種類以上
(法定通貨・仮想通貨)
4通貨
(JPY, USD, EUR, AUD)
入金方法国内銀行送金
クレジットカード
Alipay
Wechatpay
Unionpay
仮想通貨
国内銀行送金
クレジットカード
ちょコムeマネー
biewpay
出金方法国内銀行送金
クレジットカード
Unionpay
仮想通貨
国内銀行送金
海外銀行送金
手数料入出金額で変動
比較的割高
基本的に一律
比較的安価
サポート窓口メール
24時間365日
メール
24時間365日
電話
平日9時~17時
日本語対応ありあり
対応
カードブランド
VISA
MasterCard
VISA
MasterCard
JCB
American Express
Diners
専用アプリありなし
提携先の
主要海外FX業者
12社15社

2024年9月時点の条件。
STICPAYのJCB・American Expressはメンテナンス中のため利用停止中。

上記は、STICPAYと競合サービスのbitwalletを比較したものです。

どちらも海外FXの入出金に使えるオンラインウォレットですが、それぞれ強みや使い勝手にいくつか違いがあります。

STICPAYは「多通貨」「仮想通貨対応」「多彩な入出金方法」「専用アプリ」が強み

一方、STICPAYは20種類以上の通貨に対応しており、法定通貨だけでなく仮想通貨も使える点が強みです。

入金方法は国内銀行送金やクレジットカードのほか、AlipayやWechatpay、UnionPay、仮想通貨など多彩な選択肢が用意されています。

出金も国内銀行送金やクレジットカード、UnionPay、仮想通貨などが使えます。

また、STICPAYには専用アプリやATMから残高を直接引き出せる「STICカード」やキャッシュバックサービス「STICPAY CASH BACK」など、プラスアルファのサービスが多いのも特徴です。

ただし、手数料は入出金額によって変わる仕組みになっており、bitwalletより割高です。

対応カードブランドはVISAとMasterCardのみで、JCBやアメックスは現在メンテナンス中で利用できません。

利用できる海外FX業者は12社とbitwalletよりもやや少なめですが、以前よりも格段に対応業者が増加しました。

bitwalletは「シンプル」「低コスト」「主要カードブランド対応」が強み

まず、bitwalletは口座通貨が日本円・米ドル・ユーロ・豪ドルの4通貨のみですが、手数料は基本的に一律なので非常にリーズナブルなサービスです。

入金方法は国内銀行送金やクレジットカード、ちょコムeマネー、biewpayなどが使えます。出金は国内銀行送金や海外銀行送金が中心です。

また、クレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、アメックス、ダイナースなど幅広いブランドに対応しているのも特徴です。

サポートはメールが24時間365日、電話も平日9時から17時まで日本語で対応してくれるので、困ったときも安心です。

専用アプリはありませんが、主要な海外FX業者15社と提携しており、業者間の資金移動にとても便利です。

STICPAYに対応している海外FX業者

2025年9月時点では、以下の業者がSTICPAYによる入出金に対応しています。

bigbossロゴ
BigBoss
公式サイト口コミ/評判

easyMarkets
公式サイト口コミ/評判

Exness
公式サイト口コミ/評判

FXGT
公式サイト口コミ/評判

iFOREX
公式サイト口コミ/評判

IC Markets
公式サイト口コミ/評判

IS6FX
公式サイト口コミ/評判

Land Prime
公式サイト口コミ/評判

MILTON MARKETS
公式サイト口コミ/評判

STARTRADER
公式サイト口コミ/評判

TITAN FX
公式サイト口コミ/評判

XS.com
公式サイト口コミ/評判
STICPAYが使える海外FX業者一覧

2025年9月時点。

STICPAYの入出金方法と手数料

STICPAYの入出金方法と手数料

ここでは、STICPAYに資金を入金する方法、bitwalletから資金を出金する方法、それぞれにかかる手数料について詳しく解説します。

クレジットカードや国内銀行送金、電子マネーなど各種入出金方法ごとの手数料や特徴、入出金時の注意点やコツについて詳しく見ていきましょう。

入金方法・手数料

手数料所要時間最小金額最大金額
国内銀行振込4%
+ 100円
半日以内
(営業日)
5千円100万円
クレジットカード
デビットカード
3.85%1時間1千円40万円
Alipay
Wechatpay
1.5%1時間20 USDT6,000 USDT
Unionpay5%1時間3,000 元30,000 元
仮想通貨1%〜1~2営業日10ドル相当上限なし
他のSTICPAY
から受け取り
無料即時~数分指定なし上限なし

STICPAYの入金方法は、国内銀行振込、クレジットカードやデビットカード、AlipayやWechatpay、Unionpay、Binance Pay、、仮想通貨です。

STICPAYから海外FX業者への入金手数料は多くの業者が無料化していますが、STICPAY自体への入金には高額な手数料がかかるため、入金頻度はなるべく抑えたほうが良いでしょう。

国内銀行振込は手数料が入金額に対して4%+一律100円かかり、反映まで半日以内、最低5千円から最大100万円まで対応しています。

クレジットカードやデビットカードは手数料が入金額に対し3.85%で、反映時間は1時間以内、1千円から40万円まで入金できます。

AlipayやWechatpayは手数料が入金額に対し1.5%入金20USDTから6,000USDTまで、Unionpayは手数料が入金額に対し5%入金3,000元から30,000元まで利用可能です。

仮想通貨はBTC・LTC・NES・USDTやBinance Payが利用でき(2025年9月時点)、手数料は入金額に対し1%〜10ドル相当から上限なしで入金できますが、反映には1~2営業日かかる場合があるので注意が必要です。

他のSTICPAYから資金を受け取る際は、受け取り側は手数料無料なので負担がありません。反映時間も、即時から数分以内です。

入金方法ごとに手数料や反映時間、利用できる通貨や金額の範囲が異なるため、用途や急ぎ度に応じて最適な方法を選びましょう。

出金方法・手数料

手数料所要時間最小金額最大金額
国内銀行送金2.5%
+800円
2~3営業日3,000円99万円
海外銀行送金5%
+銀行手数料
1~3営業日100ドル制限なし
Unionpay2%1~2営業日指定なし制限なし
仮想通貨3%〜1~2営業日5ドル相当制限なし
他のSTICPAY
に送金
1%即時~数分1ドル相当制限なし

STICPAYの出金方法は、国内銀行送金・海外銀行送金・仮想通貨・STICPAYカード・ユニオンペイの5種類があり、利用目的や資金の急ぎ度に応じて選択できます。

海外FX業者からSTICPAYへの出金手数料は多くの業者が無料化していますが、STICPAYから出金する際は上記の高額な手数料がかかるため、出金頻度はなるべく抑えたほうが良いでしょう。

国内銀行送金による出金は最も一般的で、出金額に対して2.5%+800円の手数料が発生し、所要時間は1~3営業日です。最低出金額は3,000円で、最大金額に制限はありません。

海外銀行送金による出金は最低100ドルから利用できますが、出金額に対して5%の手数料に加えて銀行手数料も数千円かかり、着金まで3~7営業日ほどかかるため、緊急時以外の利用は控えたほうが良いでしょう。

仮想通貨はBTC・LTC・USDT・MATICの出金に対応しており(2025年9月時点)、手数料が出金額に対して3%〜反映時間は即時~2営業日以内です。

ユニオンペイは手数料が出金額に対し2%口座反映は1~2営業日以内最小金額・最大金額に指定はありません。

他のSTICPAYへの送金は、手数料が送金額に対して1%即時または数分以内に着金します。最小金額は1ドル相当で、最大金額に制限はありません。

なお、海外FX業者からSTICPAYへの出金は、通常は過去にSTICPAYでの入金履歴がある人のみ利用可能です。また、入金分まではSTICPAYで出金可能ですが、利益分は銀行送金やその他の出金方法で出金する必要があります。

出金方法ごとに最低金額や手数料が異なるため、自分の目的や状況に合わせて最適な方法を選択することが重要です。

STICPAYのメリット

ここでは、STICPAYを利用することで得られる主なメリットと、STICPAYがなぜ多くの海外FX業者の入出金方法に採用されているのか、その魅力や理由について詳しく解説します。

海外送金・オンライン決済も可能

STICPAYは、海外送金やオンライン決済が簡単・迅速にできる多機能ウォレットです。

世界200以上の国・地域で利用でき、銀行送金・クレジットカード・仮想通貨など多様な入出金方法に対応しています。

特に海外送金やオンライン決済に強みがあり、個人間送金や加盟店決済も国境の制限なく即時完了します。

海外FX業者やブックメーカーなど海外サービスとの資金移動がスムーズでき、手間やコストを大幅に削減できる点が特徴です。

ユーザーからも入出金スピードや利便性に満足する声が多く、メールアドレスだけで取引や決済できる点など、使い勝手の良さが評価されています。

残高をATMから直接出金できる「STICカード」


STICPAYは、ATM出金やショッピングに使えるUnionPayに対応したプリペイドカード「STICカード」を提供しています。

STICPAYアカウントの残高をSTICカードにチャージすると、世界中のATMから現地通貨を引き出すことが可能です。

また、残高の範囲内であればショッピングやオンライン決済もできます。

しばらくサービス停止中でしたが、2025年4月からサービス再開および新規カード発行の事前受付を開始しました。

ただし、以下の手数料や管理費には注意が必要です。

チャージ1.3%
カード発行手数料無料
(ただし、配送料は別途)
カード再発行手数料130 HKD
最小振替金額400 HKD
オフライン決済手数料無料
ATM引出手数料1.5%
(最小20 HKD)
カード管理費カード発給後13ヶ月目から
毎月10HKD
残高確認オンライン・VRSは無料
ATM は5HKD

仮想通貨の入出金にも対応

対応通貨手数料
入金BTC・LTC・USDT・NESS・BNB1%〜
出金BTC・LTC・USDT・MATIC3%〜

STICPAYは、BTC、LTC、USDT、NESS、MATIC・BNBなど複数の仮想通貨による入出金に対応しています(2025年9月時点)。

つまり、仮想通貨での入出金に対応していない海外FX業者でもSTICPAYに対応していれば、STICPAYを経由することで仮想通貨での入出金が可能となります。

競合サービスのbitwalletは仮想通貨の入出金に非対応なので、STICPAYのほうがより柔軟な資金管理が可能です。また、手数料も比較的安価です。

口コミでも、STICPAYの仮想通貨対応についてポジティブな意見が目立ちます。

日本語サポートが充実

STICPAYは海外サービスでありながら、公式サイトおよびカスタマーサポートが完全日本語対応なので、英語が苦手な人でも安心して利用できます。

サポート窓口はメールのみですが24時間365日体制で丁寧なサポートを受けられるため、トラブル時や不明点があっても迅速な対応が期待できます。

STICPAYのサポート対応については、口コミでもポジティブな意見が多く、サポート体制の質の高さが評価されています。

STICPAYのデメリット

ここでは、STICPAYを利用する際に注意すべき制約や不便な点について詳しく解説します。

あらかじめSTICPAYのデメリットを知っておくことで、入出金トラブルを未然に防ぐことが可能です。

出金処理に時間がかかる

海外FX業者からSTICPAYへの出金は、営業日であれば即時または当日中には完了します。

しかし、STICPAYのウォレットから資金を出金する際は、出金申請から実際の着金までに想定より時間がかかる場合があるため注意してください。

国内銀行送金の出金所要時間は通常2~3営業日と見積もられていますが、状況によっては1週間以上かかることもあり、特にメンテナンスやシステムの混雑時に遅延が発生しやすいようです。

実際にユーザーからも、「FX業者からSTICPAYへの着金が速くても、STICPAYから銀行口座への出金が遅いことがある」「問い合わせにはすぐに対応してもらえるが、メンテナンスを理由に出金が遅延する」など声が挙がっており、出金スピードに不満を感じているユーザーが一定数いることが分かります。

入出金手数料が高い

STICPAYは、入出金手数料が他サービスより割高です。

たとえば、国内銀行送金は「入金額の4%+100円」「出金額の2.5%+800円」、仮想通貨出金は「入金額の1%〜」「出金額の3%~」といった具合に比率で計算されるので、高額な入出金をするほど手数料も高額になっていく仕組みです。

bitwalletであれば、国内銀行送金は「入金が無料」「出金が一律777円/回」なので、まとめて高額出金したほうがお得になる仕組みになっています。

ユーザーからも「STICPAYの手数料は高い」「海外送金並みにコストがかかる」「少額入金でも手数料が大きく、思ったより損をした」といった声が多く、手数料の高さに不満を感じているユーザーが目立ちます。

対応カードブランドが少ない

STICPAYは、本来ならVISA・MasterCard・JCB・American Expressでのクレジット/デビットカード入金に対応していますが、現在はメンテナンス中のためJCB・American Expressは利用できません(2025年9月時点)。

登録できるカードブランドは、VISA・MasterCardのみなので注意してください。

競合サービスのbitwalletであれば主要な5つのカードブランドに対応しています。

JCB・American Express・Dinersなどを利用している人は、bitwallet対応業者の利用を検討してください。

出金拒否の噂がある

STICPAYは、「STIC CASHBACK」と呼ばれる海外FXキャッシュバックサービスを運営していますが、このサービスは一部のXアカウントから「出金拒否」や「詐欺」の注意喚起が出ています。

具体的には、このサービスがSTICPAYおよびSTICカード利用者の資金をキャッシュバックとして流用する「ポンジスキーム型の詐欺」「自転車操業型の詐欺」の疑いがあるとのことです。

STIC CASHBACKを利用すると、ユーザーは提携先の海外FX業者の取引量に応じて所定のキャッシュバックを毎週獲得できます。ここ最近、STICPAYが特に力を入れてプロモーションしている新サービスで、XMTradingFXGTなど人気の海外FX業者でも利用できます。

しかし、この噂が本当であれば、もしSTIC CASHBACKユーザーへのキャッシュバック額が高額になった場合、STICPAYおよびSTICカード利用者の出金・送金が大幅に遅延したり、あるいは出金・送金ができなくなる可能性もあります。

まだ噂の段階ですが、実際にSTICPAYユーザーからも「最近、STICPAYの出金処理に時間がかかる」との口コミが出始めているため、必ずしも単なる噂や憶測とは断定できません。

STICPAYの信頼性・安全性

ここでは、STICPAYの信頼性・安全性について詳しく解説します。

決済サービスの信頼性や安全性を判断するうえでは、運営会社のライセンス取得状況、システム面とユーザー面のセキュリティ対策、そして日本語によるサポート体制は非常に重要です。

STICPAYを利用する際は、あらかじめこれらの基準をしっかり確認するようにしてください。

運営会社とライセンス

STICPAYは、STIC LTD(モーリシャス金融サービス委員会登録)およびSTIC FINANCIAL LTD(マレーシア・ラブアン金融サービス庁登録)により運営されています。

どちらも現地の金融ライセンスを取得しており、以下の法規制の下でサービスを提供しています。

会社名金融ライセンス
STIC LTDモーリシャス金融サービス委員会
(ライセンス番号:GB20026026)
STIC FINANCIAL LTDラブアン金融サービス庁
(ライセンス番号:MB/21/0073)

どちらも規制の緩いマイナーライセンスですが、多くの主要な海外FX業者も取得しているため、そこまで信頼性が低いわけではありません。

なお、以前までは信頼性が極めて高いイギリスのFCA(Financial Conduct Authority:金融行動監視機構)で電子マネー発行承認を取得していましたが、規制が強化されたためか現在は登録が解除されています。

セキュリティ

STICPAY側の主なセキュリティ対策

  • 二段階認証(2FA)の提供
  • ログイン監視と不正アクセス検知
  • 不正防止ツールの導入とモニタリング
  • 異常検知時のアカウント一時制限
  • 利用規約違反や規制違反時のアカウント閉鎖
  • ラブアン金融サービス庁による規制準拠

オンラインウォレットのセキュリティ対策は、サービス側とユーザー側の両面からのアプローチが必要です。

まず、STICPAY側では、金融機関としてラブアン金融サービス庁の規制に従い、アカウントの監視や不正防止ツールの導入、二段階認証(2FA)の提供など、システム的な安全管理を徹底しています。

異常なログインや不正アクセスが検知された場合は、速やかにアカウントを一時的に制限し、必要な確認が終わるまで保護措置を取る仕組みです。

また、利用規約違反やマネーロンダリングなどの疑いがある場合には、予告なくアカウントを閉鎖することもあります。

ユーザー側が実践すべきセキュリティ対策

  • パスワードや2FA認証情報の定期変更と第三者への非共有
  • 不審なメール・SNSリンクのクリック回避
  • ログインは必ず公式サイトから実施
  • 登録メールアドレスの認証完了
  • 公共Wi-Fiやデバイスへのパスワード保存を避ける

一方、ユーザー側でもセキュリティ対策が必要です。

パスワードや認証情報は定期的に変更し、第三者と共有しないよう注意することが重要です。

不審なメールやSNS投稿のリンクを不用意にクリックせず、必ず公式サイト経由でログインするよう徹底してください。

さらに、登録メールアドレスの認証を済ませておくことで、認証コードなどの重要情報を安全に受け取ることができます。

公共Wi-Fiの利用や、デバイスへのパスワード保存も避けることが推奨されています。

STICPAYはシステムと運用の両面からセキュリティ対策を実施していますが、ユーザー自身も日頃から安全対策の意識を持ってサービスを利用するようにしましょう。

なお、以下に該当した場合は、セキュリティ上の観点から予告なくアカウントが閉鎖されます。

アカウントが閉鎖される主な条件

  • STICPAYがご登録国でサービスを提供していない場合
  • 非対応国からアカウントにアクセスしていると判断された場合
  • 利用規約(Terms & Conditions)に違反した場合
  • 詐欺、マネーロンダリング、テロ資金供与、その他の違法行為が確認された場合

状況によってはアカウントが永久的に閉鎖され、復旧できないケースもあるので注意しましょう。

日本語サポート

STICPAYは、メールによる日本語サポートを提供しています。

不明点がある場合は、以下のメールアドレスに連絡してください。

STICPAY連絡先一覧

また、公式サイトではFAQも提供されているので、基本的な質問や簡単な質問程度なら、まずはこちらをご覧ください。

STICPAYアカウントの登録手順

ここではSTICPAYのアカウント登録の手順を解説します。

大まかな手順は以下の通りです。

  1. アカウント作成
  2. 各種証明書の提出
  3. 出金先銀行口座の登録
  4. 2段階認証の設定

また、あらかじめ以下の書類の画像データを用意しておいてください。

必要書類

身分証明書

  • パスポート
  • マイナンバーカード(両面)
  • 運転免許証(両面)

居住証明書(発行から3ヶ月以内のもの)

  • 公共料金領収書(電気・ガス・水道・電話)
  • クレジットカード利用明細書
  • 銀行明細書
  • 納税証明書
  • 住民票

ウォレットにクレジットカード・デビットカードで入金する人は、カード両面の画像データも必要です。

カード表面

カード表面(必要であれば裏面)にあるカード番号2〜12桁を隠す。

カード裏面

カード裏面にある3桁のCVV番号を隠す。

カード裏面の署名は必須。

手順①アカウントの作成

STICPAY公式サイトより口座開設をクリックしてください。

必要事項を入力します。

名前・苗字はアルファベットで入力、ウォレットのログインパスワードはアルファベット大文字・小文字・数字を含む、8〜16桁で設定してください。

通貨は基本的に日本円でOKです。(後から通貨ごとにウォレットを追加可能)

上記4箇所にチェックを入れて次へボタンをクリックしてください。

SMS認証を行います。

頭の0を省略した携帯電話番号(080XXXXXXXXなら80XXXXXXXX)を入力し認証コード送信をクリックしてください。

スマホ・携帯電話のショートメール届く6桁の認証コードを画面に入力し、上記のチェックを入れ次へをクリックしてください。

これでアカウントが作成されました。

そのままマイページに移動をクリックしてください。

手順②各種証明書の提出

あらかじめ用意しておいた必要書類の画像データをアップロードします。

マイページ上部にある必要な書類をご提出ください。をクリックしてください。

身分証明書の種類を選択し有効期限(有効期限がなければ下部のチェックを入れる)・固有番号を入力、身分証明書の画像データは検索ボタン(画像矢印)をクリックして両面別々にファイルを指定してください。

居住証明書記載の住所をアルファベットで入力、画像データは先ほどと同じように検索ボタン(画像矢印)をクリックしてファイルを指定してください。

上記のチェックを入れ、次へボタンをクリックしてください。

以上で必要書類の提出手続は完了です。あとは承認を待ちます。

審査状況はマイページで確認でき、メールでも「審査中」「審査完了」のお知らせが届きます。

手順③出金先銀行口座の登録

資金の出金先口座も一緒に登録してしまいましょう。

マイページ左側メニューより出金>国内銀行出金口座管理を選択し、銀行口座の追加ボタンをクリックしてください。

銀行口座情報を入力します。

支店名は漢字とアルファベット両方入力してください。

最後に保存をクリックすれば登録完了です。

手順④2段階認証の設定

STICPAYでは、2段階認証を設定して不正ログイン防止対策が可能です。

認証方法は3種類の中から選択できますが、ここではGoogle認証システムというスマホアプリを使った方法を解説します。

マイページ左側メニューより設定>2段階認証を選択してください。

OTPアプリケーションの箇所にある設定をクリックすると、上記①〜④のような画面が表示されます。

まず、①の箇所にあるGoogle認証システムをスマホにインストールしてください。

以下のリンクからもダウンロードできます。

Google 認証システム
Google 認証システム
開発元:Google
無料

次に、②の箇所にあるバックアップコードをメモや画面キャプチャをするなどして控えてください。(万が一の際の復旧作業に必要です)

Google認証システム初回起動時には、自動的にアカウント追加画面(画像左)が表示されるのでバーコードをスキャン(画像左)を選択してください。

スマホのカメラが起動するので、先ほどのSTICPAYマイページにあった③QRコードにカメラをかざせば勝手にアカウントが認識され、Google認証システムに6桁の確認コード(画像右)が表示れます。

6桁の確認コードは数秒ごとに自動更新されるので、制限時間内にマイページ④の箇所に入力してください。

STICPAYのパスワードを求められるので入力し、次へをクリックしてください。

これで2段階認証の登録が完了しました。

次回からSTICPAYマイページにログインする際、毎回Google認証システム認証コードの入力を求められます。

入金手順(国内銀行口座→STICPAY→海外FX業者)

海外FX業者にSTICPAYを使って資金を入金する大まかな手順は以下の通り。

海外FX業者側とSTICPAY側でそれぞれ手続が必要です。

  1. 手順①STICPAYに資金を入金する(国内銀行送金の場合)
  2. 手順②海外FX業者に資金を入金する(AXIORYの場合)

手順① STICPAYに資金を入金する(国内銀行送金の場合)

まずは、STICPAYのウォレットに資金を入金しましょう。

ここでは便利な国内銀行送金のパターンで解説します。

マイページ左側メニューより入金>国内銀行送金を選択すると振込先口座情報が表示されるので、この口座に資金を振り込みます。

その際、振込人名義を「ウォレット番号+口座名義」としてください。

国内銀行送金の場合、1回あたりの入金可能額は5,000円〜1,000,000円です。

手順②海外FX業者に資金を入金する(AXIORYの場合)

次に、海外FX業者で入金手続をしましょう。

ここではAXIORYを例に手順を解説します。

AXIORYのマイページにログインします。

入金したい取引口座を選び入金をクリックします。

STICPAYを選択します。

金額を入力し、スティックペイへ入金するボタンをクリックします。

自動的にSTICPAYのページが表示されるので、メールアドレスパスワードを入力してログインします。

スマホのGoogle認証システムより認証コードを取得し画面に入力します。

あとは次に表示される最終確認画面を進めば入金手続完了です。

出金手順(海外FX業者→STICPAY→国内銀行口座)

ここではSTICPAYを使った出金手順を解説します。

大まかな流れは以下の通り。入金と同じように海外FX業者側とSTICPAY側でそれぞれ手続が必要です。

  1. 手順①海外FX業者から資金を出金する(AXIORYの場合)
  2. 手順② STICPAYから資金を出金する(国内銀行送金の場合)
  1. 海外FX業者のマイページで出金手続をする(海外FX業者 →STICPAY)
  2. STICPAYに着金したら銀行口座に出金する(STICPAY → 銀行口座)

手順①海外FX業者から資金を出金する(AXIORYの場合)

まずは、海外FX業者で出金手続をしましょう。

ここではAXIORYを例に手順を解説します。

AXIORYのマイページにログインします。

出金したいアカウントを選択し出金をクリックします。

STICPAYを選択します。

あとは次の画面で出金額を入力し、スティックペイで出金するをクリックすれば出金申請完了です。

STICPAYに着金するまでの所要時間・所要日数は海外FX業者によって異なります。

手順② STICPAYから資金を出金する(国内銀行送金の場合)

STICPAYに資金が着金したら、必要に応じてSTICPAY側でも出金手続をしましょう。

国内銀行送金での振込みがオススメです。

ここでは便利な国内銀行送金のパターンで解説します。

マイページ左側メニューより出金>国内銀行送金を選択します。

出金するウォレットを選択し金額を入力したら、次へボタンをクリックしてください。

国内銀行送金の場合、1回あたりの出金可能額は3,000円〜990,000円です。

あとは次に表示される最終確認画面を進めば出金手続完了です。

STICPAYを利用する際の注意点

STICPAYは利便性の高い決済手段ですが、利用する際は上記の点に注意してください。

なお、これらはSTICPAYに限らず、海外FX業者や海外決済サービスに共通する注意点です。

もし、心配なら国内FX業者および国内の決済サービスを利用しましょう。

金融庁の許可を得ていない

STICPAYは、日本の金融庁から認可を受けていない海外のオンラインウォレットです。

そのため、国内の銀行や金融サービスと異なり、日本の法律や消費者保護の枠組みが適用されません。

万が一トラブルや資金トラブルが発生した場合、日本の公的機関による救済や仲裁は基本的に期待できないでしょう。

実際、STICPAYの運営会社はモーリシャスやマレーシア・ラブアンの金融ライセンスを取得しているものの、これらは日本の金融庁と比べて規制が緩いマイナーライセンスです。

過去にはイギリスFCAのライセンスも取得していましたが、現在は登録が解除されています。

>>STICPAYの保有ライセンスはこちら

サービス停止の可能性はいつでもあり

STICPAYは海外企業が運営しており、各国の法規制や運営方針の変化によって、突然サービスが停止されたり、特定地域で利用できなくなるリスクがあります。

実際に、過去には一部の電子決済サービスが予告なく日本国内からの利用を停止した事例も存在します。

さらに、急な規制強化やシステム障害、または運営会社の経営状況などにより、入出金やアカウント利用が一時的または恒久的に制限される可能性も否定できません。

そのため、「資金の安全性については100%保証されていない」という認識のもと、以下のような対策を取りつつ上手にSTICPAYを活用しましょう。

STICPAYを活用する際のポイント

  • 利用頻度を抑える
  • 多額の資金をウォレットに長期間預けない
  • SNSやネットから出金トラブルが発生していないかチェックする

STICPAY非対応の海外FX業者も多い

STICPAYは多くの海外FX業者で採用されていますが、全ての業者が対応しているわけではありません。

特に新興業者や一部の大手業者では、bitwalletや他の決済サービスのみ対応している場合もあります。

また、業者によっては、入金はSTICPAY対応でも出金は銀行送金のみなど、利用範囲が限定されていることもあるため、事前に必ず公式サイトやサポートで確認することが大切です。

さらに、STICPAYでの入出金には過去の入金履歴が必要な場合や、利益分は銀行送金でしか出金できないケースもあるので、海外FX業者側の利用条件や手数料体系もあわせてチェックするようにしましょう。

>>STICPAY対応の主要海外FX業者はこちら

STICPAYに関するよくある質問(FAQ)

STICPAYとはどんなサービスですか?

STICPAYは、世界200以上の国・地域で使えるオンラインウォレットです。

20種類以上の法定通貨・仮想通貨に対応し、国内銀行送金やクレジットカード、Alipay/Wechatpay、UnionPay、仮想通貨など多彩な入出金方法を備えています。

海外FXやブックメーカー、オンラインゲーム、ショッピングなどでの決済・送金を即時かつスムーズに行えるのが特徴です。

日本語のメールサポート(24時間365日)にも対応しています。

詳細は「STICPAYとは?」をご覧ください。

STICPAYはどんな用途に利用できますか?

個人間送金、加盟店(ショッピング等)決済、海外FX業者・ブックメーカー・オンラインゲームの入出金や決済に利用できます。

入出金に手間と時間がかかる海外サービスの資金移動に特化しており、仮想通貨経由の入出金のハブとしても活用できます。

日本居住者が海外企業のサービスを利用する上で、とても重宝する決済サービスです。

STICPAYの解約方法は?

残高をゼロにしたうえで、アカウント閉鎖を日本語サポートにメールで依頼します。

一般・アカウント関連は account@sticpay.comが窓口です。

未処理の入出金や手続きが残っている場合は、先に解消してください。

なお、規約違反や不正検知があると事前予告なくアカウントが閉鎖される場合もあります。

STICPAYに資金をチャージする方法は?

マイページの「入金」から、国内銀行振込、クレジット/デビットカード、Alipay/Wechatpay、UnionPay、仮想通貨から選択できます。

手数料は全体的に割高なので、自分に最適な方法を選び、入金回数を抑えたり利用頻度を控えたりするとコスト削減につながります。

詳細は「STICPAYの入出金方法と手数料」をご覧ください。

STICPAYから資金を出金する方法は?

STICPAYからの出金は、国内銀行送金・海外銀行送金・UnionPay・仮想通貨が利用できます。

国内銀行送金が最も一般的で、出金額の2.5%+800円、通常2~3営業日で着金します(1回3,000円~99万円)。

詳細は「STICPAYの入出金方法と手数料」をご覧ください。

STICPAYを利用する際の注意点は?

STICPAYは、日本の金融庁の認可を受けていないため完全に自己責任で利用してください。

海外の金融ライセンスを取得していますが、信頼性の低いマイナーライセンスです。

また、海外のサービスは規制やシステム事情でサービス停止や遅延が起こり得ます。

多額の資金を長期滞留させない運用が安全です。

なお、STICPAYに対応していない海外FX業者も多いため、事前に各業者の入出金条件を確認しましょう。

対応業者は「STICPAYに対応している海外FX業者」をご覧ください。

ボーナスを活用して取引しないと損!

海外FX業者の中には、

  • 口座開設だけで15000円
  • 入金額の100%ボーナス

など、知らないと損をするお得なボーナスを実施しているところが沢山あります。

信頼性の高い業者のみを厳選して紹介しているので、今一番お得なキャンペーンを見つけてください。

2025年!安全かつ人気のおすすめFX海外業者ランキング

海外FX業者で最も重要視しなければいけないのは次の3つです。

  • 業者の安全性・信頼性
  • スプレッド・取引コストの安さ
  • ボーナス・日本語サポートの有無

しかし、海外業者は情報が少ないため、どこが人気で優良な業者なのかわからない人がとても多いです。

当サイトを見てくれた人だけに、日本だけでなく海外でも知名度がある本当に人気のおすすめ海外業者を紹介します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

もくじ