
結論から言うと、AXIORY(アキシオリー)のスプレッドは平常時であれば非常に狭く安定しています。
- AXIORYの平常時の実測スプレッド一覧へジャンプ
しかし、深夜・早・朝週末・週明け・経済指標発表時などのタイミングは、他社同様スプレッドが大きく拡大するので注意が必要です。特に、週明け早朝(月曜日)が1週間の中で最も大きく広がります。
とはいえ、早朝トレード、月曜の窓埋めトレードは難易度が高いので、初心者の人は平常時の平均スプレッドを重視すればOKです。
AXIORYは平常時のスプレッドやその他の取引条件は平均以上のスペックなので、メインの取引口座に適しています。
AXIORYは、海外FX歴の長い中上級者も納得できる本格的な海外FX業者です。
【結論】AXIORYのスプレッドが狭いのは「ナノ口座・テラ口座」
ゼロ口座はスプレッドは0だが、取引手数料がかかる
AXIORYのナノ口座とテラ口座は、スプレッドが0.2pipsからと業界最狭水準です。
取引手数料$6/ロット(往復)を加えても実質コストは約0.8pipsと非常に低く、スキャルピングや高頻度取引を重視するトレーダーに最適でしょう。
ナノ口座とテラ口座は、ECN(電子取引ネットワーク)方式による流動性プロバイダーへの直接アクセスで、市場実勢価格での取引が可能です。
一方で、ゼロ口座はスプレッド0.0pipsから提供されますが、手数料が$10/ロット(往復)かかり、実質コストは1.0pips程度となるため、ナノ口座とテラ口座の方が総合的にコスト効率に優れています。
AXIORYの透明性の高い価格設定と約定率99.99%の安定した取引環境は、特に短期取引でスプレッドの狭さを最大限に活かせるでしょう。
AXIORYでは、指値注文やストップ注文も追加コストなしで執行され、スリッページも最小限に抑えられています。
AXIORYのFX通貨ペアのスプレッド一覧
AXIORYは62のFX通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、170以上の株式CFD(合計350銘柄以上)を提供しており、スタンダード、マックス、ナノ、テラ、ゼロ、アルファの6つの口座タイプを用意しています。
取り扱い銘柄数は業界最多クラスで、新興国通貨ペアも充実しています。
スプレッドは口座タイプや市場状況により異なり、以下では、2025年4月15日時点の情報に基づく平均スプレッド一覧のまとめです。
スプレッドは変動制で、早朝や経済指標発表時に拡大する可能性があるため、最新値はMT4/MT5/cTraderでリアルタイム確認が推奨されます。
実際の取引前に一度スプレッドを確認しておきましょう。
各プラットフォームにはスプレッドアラート設定機能も搭載されており、指定値以上に拡大した場合に通知を受け取ることも可能です。
- AXIORYのスタンダード口座マックス口座・ナノ口座・テラ口座・ゼロ口座の概要
- メジャー通貨ペアのスプレッド一覧
- マイナー通貨ペアのスプレッド一覧
- エキゾチック通貨ペアのスプレッド一覧
- 貴金属・エネルギーのスプレッド一覧
- 株価指数のスプレッド一覧
- 株式CFDのスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
EUR/USD | 1.2 pips | 1.8 pips | 0.2 pips ($6) | 0.1 pips ($10) |
GBP/USD | 1.5 pips | 2.0 pips | 0.5 pips ($6) | 0.3 pips ($10) |
USD/JPY | 1.3 pips | 1.9 pips | 0.3 pips ($6) | 0.2 pips ($10) |
AUD/USD | 1.4 pips | 2.0 pips | 0.4 pips ($6) | 0.3 pips ($10) |
USD/CAD | 1.5 pips | 2.1 pips | 0.5 pips ($6) | 0.4 pips ($10) |
EUR/JPY | 1.6 pips | 2.2 pips | 0.6 pips ($6) | 0.5 pips ($10) |
AXIORYのスタンダード口座マックス口座・ナノ口座・テラ口座・ゼロ口座の概要
項目 | スタンダード口座 | マックス口座 | ナノ口座 | テラ口座 | ゼロ口座 | アルファ口座 |
---|---|---|---|---|---|---|
スプレッド | やや広め(EUR/USD 1.2pips) | 広め(EUR/USD 1.8pips) | 0.2pipsから | 0.2pipsから | 0.0pipsから | 銘柄ごとに変動 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | $6/ロット(往復) | $6/ロット(往復) | $10/ロット(往復) | 無料 |
実質コスト(EUR/USD) | 1.2pips | 1.8pips | 0.8pips(0.2pips+$6) | 0.8pips(0.2pips+$6) | 1.0pips(0.1pips+$10) | 銘柄ごとに変動 |
レバレッジ | 最大1:400 | 最大1:1000 | 最大1:500 | 最大1:500 | 最大1:500 | 1:1 |
最低入金額 | $100 | $10 | $300 | $300 | $350 | $500 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | cTrader | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
ボーナス | 利用可能(例:入金100%、最大$2,000相当) | 利用可能(入金100%など) | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
銘柄数 | 350以上(FX、CFD全般) | 350以上(FX、CFD全般) | 350以上(FX、CFD全般) | 350以上(FX、CFD全般) | 約100(FX、貴金属、エネルギー) | 株式・ETFのみ(CFD不可) |
特徴 | ・24時間サポートボーナスでコスト補填 ・初心者向け | ・業界最低水準の入金額 | ・ECN方式透明な約定高速執行 | ・ECN方式 ・cTraderの高度なチャートに対応 ・アルゴ取引対応 | ・スプレッドゼロで透明性が高い | ・現物株式投資配当金受取可能 ・FX/CFD不向き |
スタンダード口座
スタンダード口座は手数料無料であり、スプレッドやや広め(例:EUR/USD 1.2pips)で、レバレッジ最大400倍に対応している初心者やスイングトレード向けの口座です。
入金100%ボーナスなどのボーナスキャンペーンが利用可能で、取引コストを補えます。
スタンダード口座の最低入金額は$100からで、MT4/MT5プラットフォームに対応しており、24時間体制のサポートも充実しています。
ポジション保有中のスワップポイントも比較的有利な水準です。
マックス口座
マックス口座も手数料無料、スプレッド広め(例:EUR/USD 1.8pips)とスタンダード口座と手数料とスプレッドは同じ条件です。
マックス口座は、レバレッジ最大1,000倍に対応しているため、少額資金でハイレバレッジ取引を希望するトレーダー向けの口座です。
マックス口座も100%入金ボーナスなどのボーナスキャンペーンの適用となります。
最低入金額は$10からと業界最低水準で、MT4/MT5プラットフォームに対応しています。
高レバレッジによる少額資金での大きなポジション取得が可能ですが、マージンコール・ロスカットのリスク管理が必要です。
ナノ口座・テラ口座
ナノ口座、テラ口座は、ECN方式の取引に対応しており、スプレッド0.2pipsからで、取引手数料は$6/ロットかかります。
最大レバレッジ500倍で、ナノはMT4/MT5、テラはcTraderに対応しています。
ナノ口座とテラ口座は、スキャルピングやプロトレーダーに最適の口座で、透明性の高い約定が強みです。
最低入金額は$300からと比較的高めですが、プロフェッショナルな取引環境と高速執行を求めるトレーダーには最適です。
cTraderプラットフォームは高度なチャート分析機能とアルゴリズム取引機能が充実しています。
ゼロ口座
ゼロ口座は、スプレッド0.0pipsから取引可能ですが、手数料が$10/ロット発生します。
最大レバレッジ500倍で、FX通貨ペア、貴金属、エネルギー中心の高頻度取引向けの口座となっています。
銘柄数は100銘柄に限定されています。
ゼロ口座は、MT4/MT5プラットフォームに対応しており、最低入金額は$350からです。
ゼロ口座は、スプレッドゼロの透明性を重視するトレーダーに人気がありますが、取引手数料が発生する関係もあり、実質コストではナノ・テラ口座に劣る場合が多いです。
アルファ口座
アルファ口座は、株式・ETF専用(CFD不可)の口座となっており、スプレッドは銘柄によって変わります。
レバレッジは1倍のみで、長期投資向けでスワップフリーです。
そのため、アルファ口座は、FXやCFDトレーダーには不向きです。
最低入金額は$500からと高めですが、現物株式投資に特化した投資家向けのプラットフォームとなっています。
アルファ口座でなら、米国株を中心に世界主要市場の株式に直接投資可能であり、配当金も受け取れます。
メジャー通貨ペアのスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
EUR/USD | 1.2 pips | 1.8 pips | 0.2 pips ($6) | 0.1 pips ($10) |
GBP/USD | 1.5 pips | 2.0 pips | 0.5 pips ($6) | 0.3 pips ($10) |
USD/JPY | 1.3 pips | 1.9 pips | 0.3 pips ($6) | 0.2 pips ($10) |
AUD/USD | 1.4 pips | 2.0 pips | 0.4 pips ($6) | 0.3 pips ($10) |
USD/CAD | 1.5 pips | 2.1 pips | 0.5 pips ($6) | 0.4 pips ($10) |
EUR/JPY | 1.6 pips | 2.2 pips | 0.6 pips ($6) | 0.5 pips ($10) |
AXIORYのメジャー通貨ペアは、市場流動性が高く、全口座タイプで最も狭いスプレッドが適用されます。
特にナノ・テラ口座のEUR/USDスプレッド0.2pipsは、日中のロンドン・NY市場重複時間帯(日本時間22:00-25:00頃)に安定して提供されることが多く、この時間帯のスキャルピングに適しているでしょう。
同様に、USD/JPYも東京市場時間帯(9:00-15:00)に流動性が高まり、0.3pipsの狭いスプレッドでの取引が可能です。
マイナー通貨ペアのスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
EUR/GBP | 1.7 pips | 2.2 pips | 0.7 pips ($6) | 0.5 pips ($10) |
AUD/JPY | 1.8 pips | 2.5 pips | 0.8 pips ($6) | 0.6 pips ($10) |
NZD/CAD | 2.0 pips | 2.8 pips | 0.9 pips ($6) | 0.7 pips ($10) |
GBP/AUD | 2.2 pips | 3.0 pips | 1.0 pips ($6) | 0.8 pips ($10) |
CAD/CHF | 2.1 pips | 2.9 pips | 0.9 pips ($6) | 0.7 pips ($10) |
AXIORYのマイナー通貨ペアは、メジャーペアに比べてスプレッドがやや広くなりますが、それでもナノ・テラ口座では1.0pips以内と他社と比較しても競争力のある水準です。
EUR/GBPはEU市場時間(16:00-24:00頃)、AUD/JPYはアジア・オセアニア市場時間(7:00-15:00頃)に流動性が高まり、スプレッドが縮小する傾向があります。
テクニカル分析に基づく取引では、これらの時間帯を狙うことでコスト効率を高められます。
エキゾチック通貨ペアのスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
USD/ZAR | 80 pips | 100 pips | 50 pips ($6) | 40 pips ($10) |
EUR/TRY | 200 pips | 250 pips | 150 pips ($6) | 120 pips ($10) |
USD/MXN | 90 pips | 110 pips | 60 pips ($6) | 50 pips ($10) |
USD/THB | 100 pips | 120 pips | 70 pips ($6) | 60 pips ($10) |
USD/PLN | 85 pips | 105 pips | 55 pips ($6) | 45 pips ($10) |
AXIORYのエキゾチック通貨ペアは流動性が低く、スプレッドが大幅に広がります。
特に南アフリカランド、トルコリラ、メキシコペソ、タイバーツなどの新興国通貨は政治経済リスクも高く、スプレッドの変動も大きいです。
EUR/TRYのようにインフレ率が高い通貨ペアでは、オーバーナイトスワップポイントも非常に高くなる傾向があり、ポジション保有コストに注意が必要です。
エキゾチックペアでの取引は、各国の経済カレンダーやニュースを把握し、政策変更や経済指標の影響を事前に予測することが重要となります。
貴金属・エネルギーのスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
GOLD | 2.5 pips | 3.0 pips | 0.8 pips ($6) | 0.5 pips ($10) |
SILVER | 3.0 pips | 3.5 pips | 1.0 pips ($6) | 0.8 pips ($10) |
BRENT | 0.06 pips | 0.08 pips | 0.05 pips ($6) | 0.04 pips ($10) |
WTI | 0.06 pips | 0.08 pips | 0.05 pips ($6) | 0.04 pips ($10) |
NGAS | 0.02 pips | 0.03 pips | 0.015 pips ($6) | 0.01 pips ($10) |
AXIORYの貴金属銘柄では、特にゴールド(XAU/USD)は、米国の経済指標発表時や地政学リスク高まり時に価格変動が大きくなりやすく、スプレッドも一時的に拡大します。
通常時のナノ・テラ口座でのゴールドスプレッド0.8pipsは他社と比較しても競争力があり、インフレヘッジ目的の取引に適しています。
原油(BRENT、WTI)や天然ガス(NGAS)は、OPEC会合や在庫統計発表時に特にボラティリティが高まるため、これらのイベント前後には慎重な取引が必要です。
エネルギー商品は世界的な供給不安やエネルギー転換政策の影響を受けやすく、長期トレンドと短期変動の両方を分析することが有効です。
株価指数のスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
S&P 500 | 0.9 ポイント | 1.2 ポイント | 0.6 ポイント ($6) | 0.5 ポイント ($10) |
FTSE 100 | 1.4 ポイント | 1.8 ポイント | 1.0 ポイント ($6) | 0.9 ポイント ($10) |
Nikkei 225 | 10.0 ポイント | 12.0 ポイント | 8.0 ポイント ($6) | 7.0 ポイント ($10) |
DAX | 1.2 ポイント | 1.6 ポイント | 0.8 ポイント ($6) | 0.7 ポイント ($10) |
NASDAQ | 1.0 ポイント | 1.4 ポイント | 0.7 ポイント ($6) | 0.6 ポイント ($10) |
AXIORYの株価指数CFDは、各市場の取引時間内に最も流動性が高まり、スプレッドが縮小します。
S&P 500やNASDAQなどの米国指数は、NY市場時間(日本時間22:30-翌5:00頃)、日経225は東京市場時間(9:00-15:00)、欧州指数(FTSE、DAX)は欧州市場時間(16:00-24:00頃)に取引するのが効率的です。
指数CFDでは配当調整やロールオーバー調整も定期的に行われるため、長期保有の場合は全体的なコストも考慮する必要があります。
特に四半期決算シーズンは株価変動が大きくなるため、指数CFD取引時には企業業績動向にも注目すべきです。
株式CFDのスプレッド一覧
銘柄 | スタンダード | マックス | ナノ/テラ | ゼロ |
---|---|---|---|---|
Apple | 0.10 ポイント | 0.15 ポイント | 0.08 ポイント ($6) | 不可 |
Tesla | 0.12 ポイント | 0.18 ポイント | 0.10 ポイント ($6) | 不可 |
Amazon | 0.15 ポイント | 0.20 ポイント | 0.12 ポイント ($6) | 不可 |
0.14 ポイント | 0.19 ポイント | 0.11 ポイント ($6) | 不可 | |
Microsoft | 0.13 ポイント | 0.18 ポイント | 0.10 ポイント ($6) | 不可 |
AXIORYの株式CFDは、ゼロ口座では取引できず、主にスタンダード、マックス、ナノ・テラ口座で提供されています。
個別株は決算発表、製品発表、M&A情報などの企業ごとのイベントに敏感に反応するため、発表される情報をフォローすることが重要です。
特にApple、Tesla、Amazonなどのテック株は値動きが大きく、決算発表時には大幅な価格変動が発生します。
株式CFDでは配当調整も行われ、権利確定日の前日に買いポジションに対してはプラス調整、売りポジションに対してはマイナス調整が適用されるため、権利確定日前後の取引には注意しましょう。
GAFAMなど人気銘柄はスプレッドが比較的狭く設定されています。
AXIORYと他海外FX業者とのスプレッド比較
次に、AXIORYとほかの海外FX業者とのスプレッド比較について解説します。
スプレッドについては以下のポイントで比較します。
実際に詳しい内容を見てみましょう。
AXIORYと海外FX他社のスタンダード口座を比較
AXIORYのスプレッドは他社と比較して競争力があります。
以下は主要海外FX業者との比較です。
業者 | EUR/USD | USD/JPY | 手数料 |
---|---|---|---|
AXIORY | 1.2 pips | 1.3 pips | 無料 |
XMTrading | 1.6 pips | 1.6 pips | 無料 |
Exness | 1.0 pips | 1.1 pips | 無料 |
FBS | 1.3 pips | 1.4 pips | 無料 |
Titan FX | 1.2 pips | 1.3 pips | 無料 |
AXIORYのスタンダード口座はXMTradingやFBSよりスプレッドが狭く、Exnessにやや劣るものの、入金100%ボーナスなどのボーナスキャンペーンを活用すれば実質コストを軽減できます。
AXIORYのボーナスは出金条件(例:ボーナス額の20倍の取引量)が比較的達成しやすく設定されており、中長期トレーダーにとって有利です。
また、AXIORYはセーシェル金融庁(FSA)の規制下にあり、顧客資金分別管理や強固なセキュリティ対策も実施しているため、安全性とコストのバランスが取れています。
特に、スタンダード口座は初心者からプロまで幅広いトレーダーに対応した汎用性の高い口座タイプです。
AXIORYと海外FX他社のECN口座を比較
業者 | EUR/USD | 手数料 | 実質コスト |
---|---|---|---|
AXIORY (ナノ/テラ) | 0.2 pips | $6/ロット | 0.8 pips |
XMTrading (ゼロ) | 0.1 pips | $10/ロット | 1.1 pips |
IC Markets (Raw) | 0.1 pips | $7/ロット | 0.8 pips |
Exness (Raw) | 0.1 pips | $7/ロット | 0.8 pips |
FP Markets (Raw) | 0.1 pips | $6/ロット | 0.7 pips |
AXIORYのナノ・テラ口座は、IC MarketsやExnessのRaw口座と同等の低コストで、XMTradingゼロ口座より実質コストが低く、ECN方式の透明性が強みです。
AXIORYのECN方式は複数の流動性プロバイダーから最良価格を提供する仕組みで、特に欧州・米国市場時間帯の約定スピードが速いです。
cTraderプラットフォーム(テラ口座)では、ディープリクイディティ(板情報)も表示可能で、市場の厚みを確認しながら取引できます。
また、AXIORYは約定拒否やリクオートがほとんど発生せず、注文執行の透明性と安定性でも高い評価を得ています。
特にニュース発表時などの相場急変時でもスリッページなど少なく滑らかな約定が期待できます。
AXIORYのスプレッドの特徴
AXIORYのスプレッドは取引環境の透明性と安定性に支えられています。
AXIORYのスプレッドの特徴は以下の通りです。
口座タイプによってスプレッド・取引手数料は異なる
スタンダード・マックス口座は手数料無料ですが、スプレッドが広め(EUR/USD 1.2〜1.8pips)で中長期トレード向けです。
初心者や資金効率を重視するトレーダーに適しています。
特に、マックス口座のレバレッジ最大1,000倍は少額資金での大口取引に向いています。
ナノ・テラ口座はスプレッド0.2pipsからで、取引手数料$6/ロットです。
ゼロ口座はスプレッド0.0pips、取引手数料$10/ロットで、短期取引やスキャルピングにはナノ・テラがコスト効率に優れます。
スプレッドと手数料の合計である実質コストでは、ナノ・テラ口座(EUR/USD 0.8pips相当)が最も低く、高頻度取引トレーダー向けです。
アルファ口座はCFD取引不可で、スプレッドは銘柄によって変化します。
株式投資専用の口座タイプで、配当収入を目的とした長期投資に適しています。
注文方法は透明性の高いNDD方式
AXIORYは、NDD(STP/ECN)方式を採用しており、ディーリングデスクの介入がない透明性の高い注文処理を実現しています。
約定率99.99%でリクオートなし、ストップレベルゼロで公正かつ迅速な約定が可能です。
特にナノ・テラ口座のECN方式は、インターバンク直結でスリッページを最小限に抑えます。
取引データによると、指標発表時の急変相場でも95%以上の注文が指定価格またはそれよりいい価格で約定しており、信頼性の高い執行品質を維持しています。
また、AXIORYは顧客の利益相反を避けるB-Book方式ではなく、顧客注文を直接市場に流すA-Book方式を基本としているため、トレーダーの利益を妨げるインセンティブがありません。
時間帯によってスプレッドが変化
スプレッドは市場の流動性に依存し、流動性が低い時間帯や高ボラティリティ時に拡大します。
たとえば、EUR/USDは通常0.2pips(ナノ/テラ)ですが、経済指標発表時に5pipsに広がる場合があるため注意が必要です。
一日の中でも、アジア時間(日本時間7:00-15:00)はスプレッドがやや広く、欧米重複時間帯(日本時間22:00-25:00)は最も狭くなる傾向があります。
週明け月曜朝や週末金曜夜はポジション調整の影響でスプレッドが拡大しやすく、重要な経済指標発表の10-15分前後も同様です。
トレーダーは市場時間やイベントを考慮し、ポジション管理を徹底する必要があります。
AXIORYは公式サイトでリアルタイムスプレッド情報も公開しており、取引前に確認できます。
スプレッドが広がる時間帯
スプレッドの拡大は市場環境に大きく影響され、スプレッドが広がる時間帯は以下の通りです。
実際にそれぞれの時間帯について詳しく解説します。
日本の早朝時間帯(5時~8時)
アジア市場の流動性が低く、市場参加者が少ないためスプレッドが拡大します。
USD/JPYが0.3pips(ナノ/テラ)から3pipsに、EUR/TRYが150pipsから300pipsに広がるケースも見られます。
特に月曜日の早朝はウィークエンドギャップの発生リスクもあり、スプレッドが最も広がりやすい時間帯です。
オセアニア市場開始直後の5時頃は特に流動性が乏しく、少額の取引でも価格が大きく動く場合があるため注意が必要です。
早朝取引はストップロス設定などのリスク管理が必須です。
また、アジア時間は欧米に比べてレンジ相場になりやすく、テクニカル分析に基づくエントリーが有効な時間帯でもあります。
経済指標の発表前後
米雇用統計(日本時間21:30)、FOMC金利決定、ECB政策発表などの経済指標発表時はボラティリティが急上昇するため注意しましょう。
EUR/USDが0.2pipsから10pips、GOLDが0.8pipsから15pipsに拡大することがあります。
特にFRB議長の記者会見や雇用統計などの影響力の大きい指標発表時は、発表の5-10分前からスプレッドが徐々に拡大し始めて、発表直後に最大になる傾向があります。
発表内容が予想と大きく乖離した場合、スプレッド拡大が30分以上続くこともあるため注意が必要です。
AXIORYの経済カレンダーでスケジュールを確認して、発表前後の取引ではレバレッジやポジションサイズを調整することをお勧めします。
重要指標発表時は未決済注文の決済やストップロス幅の拡大など、リスク管理を強化することも重要です。
AXIORYのスプレッドについてよくある質問(FAQ)
AXIORYのスプレッドは変動制ですか?
はい。変動制です。
米ドル円のスプレッドはどのくらいですか?
平常時なら、スタンダード口座は1.3〜1.4pips、ナノ口座は0.2〜0.5pipsが目安です。
取引手数料はいくらですか?
AXIORYでは、ナノ口座では1ロット(10万通貨)あたり片道3ドルの取引手数料が発生します。スタンダード口座は、取引手数料無料です。
スプレッドが拡大するタイミングを教えてください。
早朝・経済指標発表時です。
特に早朝のスプレッドの広がり方は激しく、米ドル円ならスタンダード口座は普段の約4〜10倍、ナノ口座は普段の約50〜73倍も広がるため注意が必要です。
(冬季は日本時間7時前後・夏季は日本時間6時前後)
まとめ AXIORYのスプレッド検証結果
最後に、AXIORYのスプレッド検証結果をまとめます。
ココがポイント
- 深夜のスプレッドは普段と変わらない
- 早朝が最もスプレッドが拡大する
- 特に週明け月曜の広がり方が酷い
- 特にナノ口座はギャップが激しい
AXIORYのスプレッドは、平常時や深夜であればとても狭く安定していますが、早朝は毎回激しく拡大します。特に週明け月曜早朝の広がり方が最も深刻です。
さらに、ナノ口座は普段のスプレッドが極端に狭い分、スプレッドが広がった時の拡大率がスタンダード口座よりも激しいため、そのギャップに注意してください。
とはいえ、こういった特徴は他社も同様なので、AXIORYだけ特別という訳ではありません。
むしろ、AXIORYは透明性と安全性に優れており、このスプレッドの広がるタイミングさえ注意しておけば、安心して取引できる優良業者です。
取引形態には、ディーラーが一切介入しないNDD方式を採用。また顧客資金と業者資金は明確に分別管理されており、万が一AXIORYが破綻しても第三者監査機関によって顧客資金は全額返還されます。
「最大レバレッジは400倍と少々低め」「ボーナス・キャンペーンに消極的」という欠点はありますが、堅実・戦略的にトレードをする中上級者にはおすすめの業者ですよ。
この記事ではスプレッドにだけ焦点をあてて解説しましたが、このような業者独自の特徴・個性もしっかり考慮して業者は選ぶようにしてくださいね。
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