公式サイト: https://www.bitget.com/ja/
Bitget(ビットゲット)は、2018年にシンガポールで設立された海外の仮想通貨取引所です。
仮想通貨取引所としての規模を急拡大させており、世界100ヵ国以上にユーザー数800万人以上を抱えています。
取引所名称 | Bitget(ビットゲット) |
---|---|
設立年度 | 2018年 |
設立国 | シンガポール |
ユーザー数 | 800万人以上 |
公式サイト | https://www.bitget.com/ja/ |
Bitgetは仮想通貨取引所として取り扱い銘柄数の豊富さに加えて、コピートレードなどの幅広いサービスに定評があります。
海外の仮想通貨取引所というだけで、怪しさを感じる方も多いですが、Bitgetの運営体制はしっかりしており、安全かつ使いやすい取引所です。
今回は、Bitgetの信頼性・安全性、利用するときのメリットデメリットなどをまとめてBitgetについて深掘りしていきます。
Bitgetの信頼性・安全性
アメリカ・カナダ・オーストラリアでの金融ライセンス取得
仮想通貨取引所の安全性や信頼性を評価するポイントとして、金融ライセンスの取得の有無が挙げられます。
Bitgetでは、上記の3つのライセンスを2020年から取得しています。
発行している機関もマネーロンダリング、テロ資金提供などの活動に関する情報を収集、勧誘や販売に関する規制、顧客との紛争仲裁サービスを提供する機関です。
どの金融ライセンスも取得するために必要な条件などが厳しく、容易に取得できるものではないため、積極的に金融ライセンスを取得していることは、Bitgetの信頼性や安全性が高いことを示しています。
特に、FinCENが発行している米国MSBライセンスを保有しているほかの仮想通貨取引所は、CoinbaseやBitfinex、Huobi Globalなどの大手の仮想通貨取引所に限られます。
実際にBitgetの公式サイトで掲載されているライセンス画像の内容はマスキングされており、登録されている本社の住所などがわからないように加工されています。
会社名の「Bitget Limited」で実際に検索してみたところ、こちらの方では、カナダのFINTRACが発行するライセンスのみ確認できました。
本社の記載がカナダ国内の住所になっており、実際に検索すると複数の企業が同一住所として属している複合施設が表示されました。
Bitgetの利用規約では、リトアニアの法律に順守するとの記載もあるため、FINTRACで登録されている住所は、Bitgetのカナダ支社の可能性も考えられます。
それ以上の詳しい情報の詳細は不明ですが、利用しているユーザーはリトアニアの法律に順守する必要があるとこは間違いがないでしょう。
Merkle Tree Proof-of-Reservesを公開している
2022年のFTXによる顧客資産の不正利用が大きな問題になってから、仮想通貨取引所では、保有資産に対しての透明性が求められるようになりました。
そこで、Bitgetは第三者機関による調査を通じて「Merkle Tree Proof-of-Reserves」を実施して、保有資産の内訳などを公開しました。
保有資産は定期的に更新されて公開されており、預かっている顧客資産の不正利用などがないことを証明しているため、破綻するリスクは低いと考えられています。
第三者機関Nansenからの提示
Bitgetが公開している「Merkle Tree Proof-of-Reserves」の情報は、第三者機関である「Nansen」からの調査を受けています。
Nasenは、Bitget以外にもブロックチェーン上の資金の流れを追えるプラットフォームなので、一度確認してみるといいでしょう。
Bitgetが直接調査するのではなく、第三者機関が調査しているため、信頼性も高く安心できます。
Bitget保護基金を設置
Bitgetでは、独自に3億ドル規模の保護基金を設立してユーザーの資産の保護を行っています。
Bitgetがハッキング被害を受けて、ユーザーの資産が被害を受けた場合には、Bitget保護基金の資金が補填される仕組みになっています。
今後3年間は、3億ドルの保護基金残高の維持をBitgetが公式に約束しています。
公式サイトを確認すると、2023年10月時点でビットコインやUSDT、USDCで合計3.5億ドル相当の残高があることがわかります。
そのため、万が一の場合でもユーザーの資産が保護されるため安心です。
ハッキングや情報漏洩などで被害を受けた場合は、support@bitget.comに連絡すると保護基金からの補填を申し込みできるようになります。
保護基金で補填される金額に上限はなく、被害を受けた資産全体に対して適応されます。
Bitgetのメリット
取り扱い銘柄数が600種類以上
BItgetでは、仮想通貨の取り扱い銘柄数が600種類を超えており、今でもなお増え続けています。
BItgetを利用すれば、主要な銘柄の仮想通貨はもちろんのこと、マイナーなアルトコインの取引もできます。
BItgetは、幅広い銘柄への分散投資を行う仮想通貨取引所として向いています。
また、取り扱い銘柄数が多いだけでなく、新しい銘柄を新規上場させるタイミングもほかの取引所よりも早いこともあります。
直近では、エアドロップされたことで大きく盛り上がった「アービトラム(ARB)」などを世界でいち早く取引開始しました。
新しい仮想通貨が新規上場するときに、BItgetのローンチパッドを通じてオトクに上場前の仮想通貨を購入できることもあり、毎回大きな盛り上がりをみせています。
仮想通貨名 | ローンチパッド販売価格 | 最高値 |
---|---|---|
BIP1 | $0.1 | $2.27(2,177%) |
ZZZ | $0.025 | $1.998(7,892%) |
HALO | $0.02 | $2.99(14,850%) |
BBO | $0.05 | $10.00(19,900%) |
最大125倍のレバレッジ取引に対応
BItgetでは、現物取引と同じく数多くの銘柄でレバレッジ取引ができます。
日本国内の仮想通貨取引所でもレバレッジ取引ができますが、レバレッジ倍率が2−3倍前後です。
しかし、BItgetであれば、レバレッジ倍率を最大で125倍まで対応しているため、少ない証拠金でも大きなリターンを獲得できるチャンスがあります。
レバレッジ取引を利用できる仮想通貨取引所として代表されるBybitは、最大で100倍なので、Bitgetのほうがレバレッジ倍率が高く、少ない証拠金でも大きなリターンを期待できます。
また、CoinMarketCapを確認してもわかる通り、Bitgetではレバレッジ取引の取引ボリュームも世界レベルに高いため、急な価格変動が起こりにくく、安定したトレードが可能です。
レバレッジ取引を目的にBItgetを利用するトレーダーもたくさんいます。
証拠金などが不要のデモトレードにも対応しているため、実際に自分の資金を利用しなくても、お試しでBItgetの取引プラットフォームに触れることもできます。
コピートレードを利用できる
レバレッジ取引をうまく活用できれば、トレーダーとして大きなリターンを獲得できるチャンスがあります。
しかし、実際のトレードでは、さまざまな複雑な要因が絡み合っており、的確な相場分析に加えて、専門的な知識も不可欠です。
そのため、実際のトレードで安定したリターンを獲得できるトレーダーは世界的にみても少ないです。
トレードがうまくいかなくて悩んでいる方にとっては、BItgetのコピートレードプラットフォームがおすすめです。
コピートレードでは、すでにBitget上で良好なトレード成績を残している実力派トレーダーの実際のトレードをそのままコピーして、自分のトレードとして反映されます。
BItgetのコピートレードは非常に人気が高く、世界中のトレーダーが多く参加しています。
自分の好きなトレーダーをフォロー設定して資金を入金するだけで、あとは放置しているだけで自動でトレードしてくれます。
専門的な知識が不要で、トレードにあてていた時間を別のことに利用できるため、BItgetのコピートレードは非常におすすめの機能です。
本人確認(KYC)なしでも利用できる
マネーロンダリング防止など防犯対策を強固にするため、さまざまな仮想通貨取引所で本人確認(KYC)が必須となっています。
しかし、BItgetではKYCなしでも、現物取引や入出金など基本的な機能を利用できます。
KYCを義務化することでマネーロンダリングなどの対策として有効ですが、個人情報の流出リスクなどもあります。
また、身分証明書を持っていない方も仮想通貨取引所の利用を制限されてしまいます。
KYCなしで利用できるBItgetであれば、登録してすぐに利用できるため、BItgetのプラットフォームを気軽に試すこともできます。
ただし、KYCなしでBitgetを利用する場合は、出金時の限度額などが低く設定されているため注意しましょう。
KYCを完了していないユーザーは、日次出金限度額20,000USDT、月間出金限度額100,000USDTに制限されます。
独自トークンBGBでオトクになる
BItgetでは、独自の仮想通貨としてBGBトークンを発行しました。
BGBトークンは、BItgetをはじめとしてさまざまな仮想通貨取引所で取引されています。
BItgetでは、BGBトークンを保有することで、エコシステム内でさまざまな特典を受けられる仕組みになっています。
BGBトークンをたくさん保有しているユーザーは、VIP会員として登録され、取引手数料の割引などの特典を受けられます。
また、ローンチパッドで上場前の仮想通貨の購入可能枠もBGBトークンの保有量によって決められます。
BItgetをメインの仮想通貨取引所として利用する予定の方は、BGBトークンを保有しておくと、さらに便利に利用できるでしょう。
日本語対応したスマホアプリで便利
Bitgetの公式サイトでは、日本語表記に対応しており、日本のユーザーでも抵抗なく利用できます。
トラブルが起きたときの問い合わせも日本語に対応しているため、万が一の場合でも安心です。
また、Bitgetではスマホアプリを通じての利用ができますが、スマホアプリももちろん日本語に対応しています。
スマホアプリでもBitgetのほとんどのサービスを利用できるため、外出先でも気軽に利用できる点もメリットです。
ステーキングなどのサービスが充実
Bitgetでは、現物取引やレバレッジ取引以外にも、ステーキングサービスやローンチバッドなど数多くのサービスを提供しています。
特に、ステーキングでは、ビットコインやイーサリアムなどをはじめとした数多くの銘柄に対応しています。
ほかの海外の仮想通貨取引所と比較して、ステーキングの利回りがいい銘柄もあるため、ぜひ一度確認してみるといいでしょう。
仮想通貨に対して長期的な投資を行っている方であれば、ステーキングなどを利用することで、仮想通貨を保有している時間を効率的に利用しながら稼ぐことができます。
ステーキングは、即時引き出しできるタイプや、一定期間預け入れるタイプなどリスク許容度や投資戦略によって、自由に選択できます。
キャンペーンが豊富
Bitgetでは、新規登録者向けのキャンペーンや、既存ユーザー向けのキャンペーンなどさまざまなオトクなキャンペーンを定期的に開催しています。
キャンペーンでは、ボーナスとしてUSDTが配布される場合もあり、配布されたUSDTを使用してレバレッジ取引を行うと、自分の資産をリスクにさらすことなくトレードできます。
実質リスクフリーで大きなリターンを獲得できるチャンスなので、積極的にキャンペーンを活用するといいでしょう。
また、Bitgetでは頻繁に仮想通貨の新規上場イベントを開催しています。
特に事前の注目度が高い仮想通貨銘柄の新規上場のタイミングでは、大型のイベントが開催されます。
対象となる仮想通貨銘柄の入金額や、取引高などに応じてさまざまな特典が得られます。
オトクなチャンスを逃さないためにも、こまめにBitgetのニュースなどを確認してみるといいでしょう。
また、当サイトからアカウント登録などをするとオトクな新規登録キャンペーンの対象となります。
キャンペーン期間中、アカウント登録・入金・KYC認証・取引などの条件を達成することで、Amazonギフト券やボーナスが付与されます。
しかし、特典は抽選または先着順で付与されるので、なるべく早めに参加しましょう。
Bitgetのデメリット
入出金方法は仮想通貨送金かクレジットカード購入のみ
海外の仮想通貨取引所では、日本円の入出金には対応していません。
Bitgetも例外ではなく、取引所への入出金を行う方法は仮想通貨の送金とクレジット使用しての仮想通貨を購入する方法があります。
送金する場合は、国内の仮想通貨取引所で一度仮想通貨を購入して、Bitgetへ送金する必要があるため、手間がかかるというデメリットがあります。
また、仮想通貨の送金手続きでなにかしら間違ってしまうと、送金した仮想通貨を紛失するリスクもあります。
慣れてしまえば、特に大きな問題となりませんが、初心者の方などにとって日本円を直接入出金できないという点は、ハードルが高く感じてしまいます。
もし、国内からBitgetへ仮想通貨を送金するのであれば、送金手数料が安い「リップル(XRP)」を利用するといいでしょう。
また、クレジットカードを使用しての仮想通貨の購入は、「MasterCard」と「VISA」が対応しています。
クレジットカードで仮想通貨を購入するときの手数料は、利用するプロバイダーによって異なります。
プロバイダー | 購入手数料 |
---|---|
Simplex | 無料 |
Mercuryo | 支払い金額の3.95% |
Banxa | 支払い金額の1.99% |
ときどき、Bitgetではクレジットカードでの仮想通貨購入手数料を無料にするキャンペーンを開催していることもあるので、そのタイミングで利用してみるといいでしょう。
購入できる仮想通貨銘柄は、BTCやETH、USDTなどの主要な銘柄に限られます。
出金手続きがやや面倒
Bitgetでは、セキュリティ対策がしっかりとされているため、出金手続きの際に求められる手順が多いです。
ほかの仮想通貨取引所であれば、SMS認証だけで送金手続きが完了する場合もありますが、Bitgetでは以下の4つを入力しなければいけません。
- 事前に設定したパスワード
- SMS認証コード
- メール認証コード
- 二段階認証アプリでのコード
たまに送金するだけであれば、さほど気になりませんが、送金する頻度が多いユーザーにとっては、Bitgetの送金手続きは面倒に感じることもあるでしょう。
コピートレードは早い者勝ち
Bitgetのコピートレードは、うまく活用したり有名なトレーダーをフォローできれば大きなリターンを獲得できるチャンスがあります。
しかし、一人のトレーダーに対してフォローできる数が制限されているため、早い者勝ちになっています。
過去のトレード成績がいいトレーダーは人気が高いため、フォローできるユーザーはごく一部に限られます。
そのため、コピートレードでいい成績を残すためには、運とタイミングに左右されやすい側面があります。
最低入金額と最小取引単位が設定されている
Bitgetでは、仮想通貨を入金するときに入金時の最小単位が設定されています。
入金最低単位未満の入金は、最悪の場合ウォレット残高に反映されないこともあるため注意が必要です。
少額の仮想通貨をBitgetへ送金するときは、事前に入金最小単位を確認するようにしましょう。
また、Bitgetでは現物取引における最小取引単位も設定されています。
Bitgetで現物取引を行うときは、最低でも10USDT相当以上の金額で行う必要があります。
Bybitなどのほかの主要な仮想通貨取引所であれば、10USDT以下の取引でも問題なく行えることも多いため、少額の仮想通貨取引をしたいときに、Bitgetはやや使いにくい印象があります。
日本からアクセスできなくなる可能性がある
日本国内で運営されている仮想通貨取引所はすべて金融庁へ申請して、認可されています。
しかし、海外の仮想通貨取引所は、金融庁の認可がない状態でも日本からアクセスして利用されています。
現在のルールや法律では、金融庁に認可されていない海外の仮想通貨取引所を利用すること自体は特に問題はありません。
しかし、これまでにも2020年のBitMEXや、2023年のOKXなど、日本国内でも人気の高かった主要な海外の仮想通貨取引所が、日本からのアクセスを禁止にした例もいくつかあります。
そのため、Bitgetも将来的に日本からのアクセスを禁止にする可能性はゼロではありません。
急に事前アナウンスなしに日本からのアクセスを禁止にすることはありませんが、もし、アクセス禁止についてBitgetからの公式アナウンスがあった場合には、すべての資金をBitgetから移動させる必要があります。
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