今では、18歳・19歳の未成年の人や高校生の人でも、「投資の勉強がしたい」「おこずかいを有効活用したい」といった理由から、FXをやってみたいという人も多いかと思います。
また、お子さんの将来のことを考えて、「今のうちからFXを経験させておきたい」という親御さんもいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、ほとんどの海外FX業者は満18歳以上であれば口座開設することが可能です。
ただし、一部の業者は未成年不可・高校生不可なので注意してください。
特に、LAND-FX(ランドエフエックス)とMyfxMarkets(マイエフエックスマーケット)は、満21歳以上でなければ口座開設できず、当然ながら高校生も不可です。
is6com(アイエスシックスコム)では、未成年はOKでも高校生では口座開設できません。
また、未成年OK・高校生OKの業者でも、口座開設の必要書類と入出金方法によっては、「実際に取引できるのは限られた人」だけという業者もあるので、後ほど未成年・高校生にオススメの海外FX業者を3つご紹介します。
※ Tradeviewでは、「追加リスク同意書」の提出が条件
ポイント
2018年6月13日に、民法の成年年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正の法律(成年年齢関係)が成立しました。
2022年4月1日からは、日本でも満18歳以上が成人となるため、これまで20歳未満では親の同意書なしには契約できなかったクレジットカードや携帯電話の契約条件も、随時改定されていくと考えられます。
国内FX口座開設の年齢制限も引き下げられる可能性がありますが、今のところ国内FXは20歳以上でなければ口座開設できません。
現在でも、親の同意書があれば18歳・19歳でも口座開設できる一部の業者もありますが、そのような業者はまだまだ少ないのが現状です。
しかし、海外FXに目を向ければ、親の同意書なく18歳・19歳の未成年・高校生でも口座開設できる業者がたくさんあるので業者選びの幅が広がるでしょう。
未成年・高校生にオススメの海外FX業者3選
GEMFOREX(ゲムフォレックス)
ライセンス | 資産保証 | ボーナス |
---|---|---|
ニュージーランドFSP | なし | 2種類 |
サーバー | 取引形態 | スキャルピング・自動売買 |
米国 | DD | 制限あり |
最大通貨ペア数 | 最大レバレッジ | 最小取引単位 |
33種類 | 1,000倍 | 1,000通貨 |
スプレッド | 取引手数料 | 取引ツール |
1.2pips(0.3pips) | 無料 | MT4/ミラートレード |
※ 取引条件は口座タイプによって異なる。()は、ノースプレッド口座の取引条件。
※ 取引手数料は10万通貨あたりの片道手数料。スプレッドは米ドル円の最小値。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)は、海外FX業者の中でもかなりFX初心者寄りの業者で、日本語サポートも完璧なので、未成年者や高校生でもとても利用しやすい業者です。
入出金方法も多彩で、国内銀行送金が利用でき、クレジットカードもVISA,・JCB・ Master・アメックス・DINERS Club・DISCOVERなどのブランドが使えます。
入出金手数料は無料ですし、入金の際に負担した銀行の振込手数料も後日返金してもらえます。
未成年・高校生でも、低コストでスピーディーに入出金がしやすくとても便利です。
一般向け口座の「オールインワン口座」と、中上級者向けの「ノースプレッド口座」の2種類の口座タイプがあり、一般的な国内FXのように、すべての口座が「スプレッド原則固定・取引手数料無料」です。
さらに、「オールインワン口座」であれば、期間限定で1万円〜3万円ものボーナスがもらえる高額口座開設キャンペーンや、100%入金ボーナスキャンペーンが頻繁に開催されます。
最大レバレッジは1,000倍、最小取引数量も1,000通貨(ノースプレッド口座は10,000通貨)、ゼロカットもあるため、非常に少ない資金で取引を始められるという、海外FX特有のメリットもしっかり併せ持っています。
特に自動売買初心者にはオススメで、口座開設者は毎月の取引数量に応じた数のEA(自動売買プログラム)を無料でダウンロードできるところも大きなメリットです。
「どんなEAを使えばいいか分からない」「成績のいいEAは価格が高いから購入をためらってしまう」といった人は、とりあえずGEMFOREXで自動売買デビューをしてみても良いでしょう。
ただし、5分間に往復合計10ロット以上の取引はNGなのでスキャルピングには厳しい面もあります。
また、ノースプレッド口座はEA利用不可なので自動売買ができない点には注意してください。
口座開設に必要な書類は、以下の通りです。
本人確認書類(有効期限内のもの)
- 運転免許証
- パスポートなど
住所証明書(発行日より3ヶ月以内のもの)
- 公共料金の領収書
- クレジットカード会社の請求書
- 携帯電話会社の請求書
- 健康保険証(有効期限内のもの)など
セルフィー
- 本人確認書類と本人が一緒に写っている大きく鮮明な画像。
XM Trading(エックスエム トレーディング)
\ 100%入金ボーナス実施中 /
ライセンス | 資産保証 | ボーナス |
---|---|---|
セーシェル金融庁 | 最大100万ドル | 3種類 |
サーバー | 取引形態 | スキャルピング・自動売買 |
非公開(自動選択) | NDD STP(ECN) | 可能 |
最大通貨ペア数 | 最大レバレッジ | 最小取引単位 |
57種類 | 888倍(500倍) | 10通貨(1,000通貨) |
スプレッド | 取引手数料 | 取引ツール |
1.6pips(0.1pips) | 無料(5通貨) | MT4/MT5 |
※ 取引条件は口座タイプによって異なる。()は、XM Zero口座の取引条件。
※ 取引手数料は10万通貨あたりの片道手数料。スプレッドは米ドル円の最小値。
XM Trading(エックスエム・トレーディング)は、海外FXの代名詞とも言える優良業者なので、未成年者・高校生がFXデビューする業者として最適です。
国内銀行送金は廃止されてしまいましたが、入出金にはVISA・JCBのクレジットカードが利用可能です。
クレジットカードを持っていない人の場合、海外銀行送金を利用しても2万円以上であれば入出金手数料が無料となります。
XMはセーシェルの金融ライセンスを保有し、最大100万ドルの資産保証もあり、信頼性が高く大きな入出金トラブルの話もほとんど聞きません。
日本語サポートも完璧なので、海外FXに不安を感じる初心者からは絶大な人気を博しています。
口座タイプは、一般向けの「マイクロ口座」「スタンダード口座」と、中上級者向けの「XM Zero口座」の3種類あり、「マイクロ口座」なら最小取引数量が10通貨から、「スタンダード口座」でも最小取引数量が1,000通貨からトレード可能です。
また、どちらの口座も初回入金額が5ドルからで良く、最大レバレッジは888倍、口座開設ボーナス・入金ボーナス・ポイントプログラムも対象なので、非常に少ない資金で海外FXを始めることができます。
口座開設に必要な書類は、以下の通りです。
本人確認書類(有効期限内のもの)
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカードなど
住所証明書(発行日より6ヶ月以内のもの)
- 公共料金等の請求書
- 銀行明細書など
\ 100%入金ボーナス実施中 /
AXIORY(アキシオリー)
ライセンス | 資産保証 | ボーナス |
---|---|---|
ベリーズIFS | 最大2万ドル | なし |
サーバー | 取引形態 | スキャルピング・自動売買 |
Equinix TY3 | NDD STP(ECN) | 可能 |
最大通貨ペア数 | 最大レバレッジ | 最小取引単位 |
61種類 | 400倍 | 1,000通貨 |
スプレッド | 取引手数料 | 取引ツール |
1.5pips(0.1pips) | 無料(3ドル) | MT4・cTrader |
※ 取引条件は口座タイプによって異なる。()は、ナノスプレッド口座の取引条件。
※ 取引手数料は10万通貨あたりの片道手数料。スプレッドは米ドル円の最小値。
AXIORYは、ベリーズの金融ライセンスを保有し、口座資金は最大2万ドルまで補償可能なので、信頼性・安全性は申し分ありません。
入出金は国内銀行送金に対応、クレジットカードはVISA・JCBが利用でき、いずれも2万円以上であれば手数料無料で入出金できるため、未成年・高校生でも低コストでスピーディーに資金移動ができ大変便利です。
口座タイプは、一般向けの「スタンダード口座」と、中上級者向けの「ナノスプレッド口座」の2種類から選択します。
どちらの口座も、最大レバレッジ400倍・最小取引数量1,000通貨なので、少額取引が可能です。
「スタンダード口座」は、どの通貨ペアもスプレッドが狭く取引手数料も無料なので、初心者でも安心して取引できます。
また、中上級者向けの「ナノスプレッド口座」もスプレッドが非常に狭く、取引手数料は10万通貨あたり片道3ドルと非常に良心的です。
取引回数の多いスキャルピングや自動売買は、スプレッドと取引手数料が大きな負担になりがちですが、AXIORYはどちらの口座も低コストでトレードできます。
また、約定力が非常に高く、取引制限もありません。
トレードツールは定番のMT4と、スキャルピングに特化したcTrader(シートレーダー)が利用できるところも大きな魅力です。
口座開設に必要な書類は、以下の通りです。
本人確認書類(有効期限内のもの)
- 運転免許証
- パスポート
- 写真付き住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
住所証明書(発行日より6ヶ月以内のもの)
- 公共料金の請求書
- クレジットカードの請求書
- 銀行の利用明細書
- 各種健康保険証(有効期限内のもの)など
国内銀行送金を利用する場合
- マイナンバーの入力
- 運転免許証またはパスポートなどの本人確認書類
- 本人確認書類と本人が一緒に写っている大きく鮮明な画像。
海外FXよくある質問(FAQ)
どうして海外FXは未成年・高校生でも口座開設できるんですか?
現在、日本では満20歳以上が成人ですが、海外では満18歳以上が成人という国がほとんどだからです。
また、ハイレバレッジかつボーナス・キャンペーンが充実している業者のほとんどは、比較的規制の緩い金融ライセンスで運営されていることも理由の一つと言えます。
海外FX業者が、「FXは18歳・19歳にはリスクが高すぎて危険」だからと、自ら口座開設の年齢条件を厳しくしない限り、未成年や高校生でも問題なく口座開設できるんですね。
ただ、注意して欲しいこととして、海外FX業者は複数の金融ライセンスを取得し世界各国でサービスを提供しているため、アカウントによっては法律や規制が変わるという点です。
日本人でも、業者によってはあえてヨーロッパ向けの公式サイトを経由するなどすれば、厳しい規制で運営された保証の手厚いアカウントを開設することも可能です。
しかし、そのようなアカウントは、口座開設条件として投資経験や年齢などの審査が厳しく、未成年・高校生では口座開設できないアカウントもあるので注意しましょう。
口座開設にはどのような書類を用意すればいいですか?
基本的に、本人確認書類と現住所確認書類の2点をセットで提出します。親の同意書を提出する必要はありません。
本人確認書類は、運転免許証やパスポートが一般的で、現住所確認書類は、住民票や公共料金の領収書・クレジットカード利用明細・銀行の利用明細などです。
業者によってはセルフィーなどの画像データや、入出金方法によってはマネーロンダリングを防止するためマイナンバーやクレジットカードの画像データが必要な場合もあります。
提出方法はとても簡単で、スマホなどで撮影した書類の画像データを専用フォームやメールで送信するだけです。
未成年・高校生の場合、すぐに用意できる書類は限られると思いますので、あらかじめチャットやメールを使って業者のサポートセンターに確認しておくと確実です。
主な本人確認書類
- パスポート
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- マイナンバーカードなど(通知カードは不可)
主な現住所確認書類
- 各種健康保険証
- 公共料金の請求書
- 電話料金の請求書
- 銀行・クレジットカードの利用明細書
- 住民票・印鑑登録証明書など
その他
- セルフィー
- マイナンバーなど
パスポートか運転免許証があれば確実
海外旅行経験者であれば、パスポートを本人確認書類として提出するのが確実です。
顔写真のあるページと現住所記載のページを撮影して提出します。
また、パスポートと並び、運転免許証も本人確認書類として確実です。
原付・普通二輪免許は16歳から取得できるため、高校生でも早めに運転免許証を持っている人もいると思います。普通免許も18歳以上であれば取得できるので、高校卒業間際に所有している人も多いでしょう。
未成年者はマイナンバーカード・住民基本台帳カードが一般的
パスポート・運転免許証は、成人でも一部の人しか持っていません。
そのため、未成年・高校生の場合、マイナンバーカードを本人確認書類として提出するのが確実です。
ただ、誰でもマイナンバー通知カードは必ず送付されていますが、写真のついたマイナンバーカードを発行するかどうかは自由なので、持っていない人もいるでしょう。
マイナンバーカードは今後役立つことが多いので、この機に発行しておいても損はしません。
ちなみに、マイナンバー通知カードには写真がないので、本人確認書類として利用できない場合がほとんどです。
また、「マイナンバーカードは発行していないけど住民基本台帳カードならある」という人は、写真付きであれば本人確認書類として提出できます。
住民基本台帳カードには、写真ありと写真なしの2タイプがあるので注意してください。
現住所確認書類は本人名義のものを用意する
現住所確認書類は、本人確認書類・FX口座と同一名義でなくてはいけません。
つまり、同居親族が契約しているものは利用できません。
未成年・高校生の場合は、自分が契約者として発行されている領収書を用意することはなかなか難しいと思います。
その場合は、本人名義の銀行の利用明細書や健康保険証なら手軽ですし、少々手間ですが役所で住民票や印鑑証明書を発行して提出しても良いでしょう。
有効期限と発行日に注意する
すべての本人確認書類は、有効期限内のものでなくてはいけません。
また、すべての現住所確認書類は、なるべく最新のものを用意しましょう。
業者によっても異なりますが、発行から「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」など、決められた期間内のものでなければ受け付けてもらえません。
セルフィーを提出する必要のある場合
「念には念を」ということで、本人確認書類の人物と口座開設をした人物が同一かどうかを確認するため、本人確認書類と本人が一緒に撮影されたセルフィー(画像データ)を提出しなければならない業者もあります。
また、入出金方法にクレジットカードを選択した場合、クレジットカード自体の画像データや、クレジットカードと本人が同時に撮影されたセルフィーの提出が必要な業者もあります。
マイナンバーを通知する義務があるもの
国内FXとは違い、海外FXはマイナンバーをFX業者に通知する必要はありません。
しかし、入出金に利用するオンラインウォレットによっては、金融犯罪・マネーロンダリングを防止するために、マイナンバーを申告・マイナンバーカードまたは通知カードの画像を提出しなければならないものもあります。
入出金はどうすればいいですか?
本人確認書類・現住所確認書類と同じく、入出金に利用するクレジットカード・銀行口座・オンラインウォレットも、すべてFX口座と同一名義でなくてはいけません。
資金の入出金は、口座反映のスピードと手数料の安さが大切なので、未成年・高校生の場合はクレジットカードまたは国内銀行送金に対応した業者を選ぶと良いでしょう。
未成年でクレジットカードを持っている人
現在、高校生はクレジットカードを所有できませんが、一部のブランドのクレジットカードは、18歳以上でも親の同意書があれば作ることができます。
ほとんどの海外FX業者では、クレジットカードでの入出金に対応しており、口座反映も即時で手数料無料のところが多いので大変便利です。
ただし、利用可能なカードブランドは業者によって異なります。
また、クレジットカードでの入出金は手軽で便利な反面、使いすぎには注意してください。
あらかじめ、しっかり予算を決めて活用するようにしましょう。
クレジットカードを持っていない人・高校生の人
クレジットカードを持っていない人や高校生は、基本的に手数料が3,000円〜4,000円程度と高い海外銀行送金で入出金しなくてはいけませんが、国内銀行送金に対応した業者を選べば、入出金コストをその半分以下に抑えることができます。
海外銀行送金を利用する場合、日本国内の本人名義の銀行口座から、FX業者が所有する海外の銀行口座に送金をすることになりますが、送金元の国内銀行・中継先の銀行・着金先の銀行それぞれで手数料が差し引かれてしまいます。
国内送金に対応した業者なら、日本の銀行から日本の銀行に送金するだけなので、送金元の振込手数料を負担するだけで済みます。
満20歳以上になれば、bitwallet対応業者がオススメ
現在、未成年の人でも満20歳になれば、bitwalletのアカウントを作成することができるようになります。
bitwalletは、口座反映がスピーディーで手数料も格安なので、クレジットカードを持っていない人にはオススメです。
現在は、20歳以上でなければbitwalletアカウントは作れませんが、入出金にbitwalletが利用できるFX業者も増えつつあるので、将来的には「入出金方法をbitwalletに統一する」ということも視野に入れておくと良いでしょう。
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