PU Primeのプロップトレード「PU Xtrader」は稼げるか？メリット・デメリット

かねてより総合力の高いサービス提供していた海外FX業社「PU Prime」が、2024年よりプロップトレード「PU Xtrader」の提供を開始しました。

プロップトレードは、ユーザーが業者資金を運用して利益の一部を受け取れる仕組みのサービスで、現在は世界的に普及しています。

PU Primeは、日本でプロップファームが注目され始めた適切なタイミングで新規参入しており、今後の発展に大きな期待が持てるサービスです。

取引条件やルールは他社より柔軟性がやや低めですが、基本的なスキルを持ったトレーダーなら十分稼げるスペックを備えています。

この記事では、PU Xtraderのサービス詳細、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人、信頼性や安全性、実際の口コミや評判、競合他社との比較などについて解説します。

PU Xtraderとは？

PU Xtraderは、PU Primeから提供された高額資金を使って取引し、その運用益の一部を受け取ることができるプロップトレードと呼ばれるサービスです。

自己資金を使わないで取引できる代わりに、最初に初期資金や取引条件が決められたプランを購入します。支払いはサブスクリプションではなく一度切りの買切タイプで、追加料金は一切発生しません。

専用の取引口座を160ドル〜2,100ドルで購入すれば、トレーダーは10,000ドル〜200,000ドルの初期資金が与えられ、一定のルールのもと取引できます。

プロップトレーダーになると、取引で得た利益の約80％を獲得できます。一方、取引で発生した損失・取引手数料・スワップポイントは全てPU Primeの負担となり、追加料金や追証はありません。

ただし、PU Primeの資金を運用する関係上、いきなりプロップトレーダーにはなれず、最初にトレーダーとしての実力を示す必要があります。

PU Xtraderではトレーダーのスキルに合わせて2種類のプランが用意されており、プラン料金と初期資金、プロトレーダー認定条件が異なります。

各プランの詳細については「PU Xtraderのサービス詳細」をご覧ください。

メリット・デメリット

PU Xtraderを利用するメリットとしては、まずプランの最低価格が160ドルとリーズナブルな点です。このプランでは最初に初期残高10,000ドルが与えられ、プロトレーダーになるための評価プロセスとして取引をします。

プラン価格が2,100ドルと最も高額なプランでは200,000ドルもの初期資金が与えられますが、プロトレーダー評価プロセスの条件は上級者向けです。

プロトレーダー評価プロセスの段階で一定の損失を超えると失格となり、取引を続けることができなくなります。PU Xtraderでは、1日あたりでは初期資金の5〜10％、累積では初期資金の10〜20％の損失によって失格判定されます。

また、得た利益の20％はPU Xtraderに分配されるため、稼いだ利益の全てを得られるわけではありません。

さらに、一般的な海外FX業者よりも取引条件が厳しく、週末のポジション保有やニューストレードも禁止されています。これらのルールに違反したトレーダーは即失格となり、利益も出金できません。

向いている人・向いていない人

PU Xtraderは、豊富な取引経験と高いスキルを持ったトレーダーに向いています。

具体的には、「レバレッジ25倍の国内FX業者で資金管理やリスク管理をしながら安定した取引成績を維持できるレベルのトレーダー」は、PU Xtraderを上手に活用して大きな利益を狙えるでしょう。

また、「スキルや知識には自信があるけれどすぐにまとまった資金をすぐに工面できない人」や「優れたトレード戦略やEAを今すぐ実行したいけど運用するだけの資金がない人」にもPU Xtraderはおすすめです。

一方で、取引経験が浅い初心者やリスク管理が苦手なトレーダーには向いていないかもしれません。

具体的には、「普段からレバレッジ数千倍の海外FX業者で、ボーナスやキャッシュバックを活用しながら、少ない元手資金で大きな利益を狙うハイリスク・ハイリターンタイプのトレーダー」は、すぐに失格になってしまう可能性があります。

また、PU Xtraderに限った話ではありませんが、ルールを守れないトレーダーもPU Xtraderの利用は向いていません。禁止事項に違反すると即失格になるため、ルールをしっかり遵守することが重要です。

他社との比較

ここではPU Xtraderを、競合他社の「Fintokei」と比較します。

「Fintokei」は、バランスの取れたプロップトレードサービスを提供するチェコのプロップトレード業者です。

業者	PU Xtrader	Fintokei
レバレッジ	最大100倍	最大100倍
取引銘柄	通貨ペア 貴金属 エネルギー 商品 株式 株価指数 債券 ETF 仮想通貨	通貨ペア 貴金属 エネルギー 株価指数
取引ツール	MT4 MT5	MT4 MT5 cTrader
口座通貨	USD EUR GBP CAD	JPY USD EUR CZK
禁止事項	重要指標発表時の取引 市場閉場間際の取引 極端な注文内容の取引 アービトラージ	スキャルピング マーチンゲール 自動売買 アービトラージ

この2社の取引条件を比較した場合、PU Xtraderはは取扱銘柄の豊富さでFintokeiよりも有利と言えます。

一方、Fintokeiに対応している取引ツールの種類が多く、口座通貨も日本円に対応しているメリットがあります。

また、禁止事項についても、PU Xtraderは取引時間帯や注文内容を制限しているのに対し、Fintokeiは自動売買や特定の取引手法を明確に禁止しています。

• PU Primeの禁止事項はこちら

業者	PU Xtrader	Fintokei
プラン数	2つ	3つ
初期資金	1万ドル 〜 20万ドル	20万円 〜 5,000万円
プラン料金	160ドル 〜 2,100ドル	1万5,800円 〜 29万8,800円
資金倍率	約37倍 〜 約182倍	約13倍 〜 約235倍
プロトレーダー 評価プロセスの ステップ数	2ステップ	2ステップ または 3ステップ
プロトレーダー 評価プロセスの 取引日数	4日〜無制限	0日〜無制限
プロトレーダー 評価プロセスの 利益目標	5〜20％	2〜8％
許容損失	1日：5〜10％ 累積：10〜20％	1日：0〜5％ 累積：10％
利益分配率	80％	50％ 〜 80％
報酬アップ制度	なし	スケーリング制度

プロップトレードのルールで比較した場合、PU XtraderはFintokeiよりもやや柔軟性に欠けます。

まず、PU Xtraderはプラン数が2つ、プロトレーダー評価プロセスが2ステップ、Fintokeiはプラン数が3つ、プロトレーダー評価プロセスが2〜3ステップ用意されています。

各プランには初期費用が異なる複数のバリエーションが用意されており、プラン料金が安いほど「初期費用が低額」「評価プロセスの条件が厳しい」、プラン料金が高いほど「初期費用が高額」「評価プロセスの難易度が低い」という傾向があります。

初期費用1円あたりのプラン料金を計算したところ、Fintokeiのほうが超格安から超割高まで非常に幅広い選択肢が用意されていました。

また、プロトレーダー評価プロセスのステップ数・取引日数・利益目標や許容損失の条件もFintokeiのほうがやや有利です。

Fintokeiにはその他にも、所定の条件を達成する度に初期資金と利益分配率を8段階までUPできる「スケーリング」と呼ばれるサービスがありますが、PU Xtraderにはありません。

一方、プロトレーダー昇格後の利益率で見ると、Fintokeiだとプランによって50％しか得られないのに対し、PU Primeは全てのプランが80％得られるメリットがあります。

• PU Primeの2種類あるプランの違いはこちら

上記比較表は、全プランの条件をまとめて表記しています。金額・日数・比率は、各社で購入したプランごとに異なるので注意してください。

PU Xtraderの口コミ・評判

良い評判

PUPRIMEのプロップ口座作ってみた
夕方に出来たから勉強会で恐る恐る使ってみました

PUは期限が無いのー！！
極端な事いうと半年かけてのんびりやってもいい
マイペースな私にピッタリ～✨
ちまちまコソコソトレードするw pic.twitter.com/NJRXaqDUXY

— ゆみ*まろん (@yumi_220613) April 9, 2024

PUプロップ‼️
そこまでハイレバしなくても
値幅取れたらこれが狙える。

これの8割もらえるってウマウマ
夢しかないぞまじ https://t.co/or9A0VXtq4

— まっつんFX (@Kiwamimatsu) April 19, 2024

今日のzoomで
puプロップはどうやらベーシック参加が良いというのがわかりました😊

プラスのメリットがわからなくなってたので、スッキリ✨

20万ドルBASICで参加したいと思います💪

— みっこ (@mikko181818) April 8, 2024

えっ！PUのカスタマーサポートにプロップの質問してたんですけど。手数料というか、参加料というか、払うは払うけど、紐付け資金いらないって··········？！

えっ？

参加料だけってことか？

100＄払えば、1000＄の80%、80万口座を用意してくれる？ってこと？
消費者金融よりいいじゃん(￣▽￣;

— ピカリ(書道家兼タクドラ兼トレーダー兼料理人) (@N_HIKKHAM) March 26, 2024

同一業者で普通の海外FXとプロップを併用したいと考えるなら・・その選択肢は限られる。　　
私が知る限りAXIとPU-PRIMEの2社だけだと思う。

— 🎴お美沙🎲孤高の占星術師🌛＠爆益舎 (@princess_misa5) August 3, 2024

悪い評判

プロップとしてPU primeもおすすめしたいけど、ちょっと口コミがよくないんだよなぁ。
あとちょと高い。
いいところはレバレッジが高いところなんだけど、それってfintokeiと同じやんって

— つかさんFX@貴金属株式指数トレーダー (@SOTAsFX01b) April 8, 2024

プロップにはさらにポンジスキームのリスクも乗りかかる。FTMOのように続いてるプロップは信用があるが、、TFTみたいに突如潰れて時間を掛けて稼いだはずのお金を持ち逃げされてしまう。
慎重に選ばなければならない。日本語対応だからとfintokeiやPUに甘えてはならない。まだこれらは歴史が無い。

— つかさんFX@貴金属株式指数トレーダー (@SOTAsFX01b) April 9, 2024

ヒロさ～ん、どこのブローカーですか？？
私、PUPRIMEってとこのデモ口座でプロップ始めたんですけど、急に新規停止になっちゃったんです
今やってる人は出来るけど
メタクォーツにお金払ってないと停止って聞いたんですけど
PU、今日本のパートナーさんとお食事してますよね
ヒロさんも？？

— ゆみ*まろん (@yumi_220613) April 22, 2024

PUからプロップ消えたか。残念だ。 pic.twitter.com/8QRrSxPOXs

— つかさんFX@貴金属株式指数トレーダー (@SOTAsFX01b) April 22, 2024

PUのプロップ

1個目のチャレンジクリアするんが大変やなこれ！

2個目は期間2ヶ月あるのと5%やから余裕やと思うねんけど

1個目は
1ヶ月の10%やから慎重にいきすぎても多分間に合わへんし一番難しいんちゃうかな🤨

普通に実資金でやるより夢あるしやりやすいとおもうが間違いなくトレードスキルいる

— ゆたか/極 (@kiwamitrader) March 27, 2024

PU Primeの信頼性・安全性

運営会社はセーシェルにある「PU Prime Limited」

運営会社	PU Prime Limited
設立	2015年
登録住所	セーシェル共和国 CT House,Office 1A,Providence Mahe、Seychelles
金融ライセンス	SFSA：セーシェル金融庁 （登録番号：SD050）

プロップファームサービス「PU Xtrader」を提供するPU Primeの運営会社は、セーシェルに登録されている「PU Prime Limited」です。

PU Primeは、元々は「Pacific Union」のサービス名でセーシェルで法人登録・金融ライセンス取得していた「Pacific Union Limited」によって運営されていました。

現在は「PU Prime」にリブランディングされ、セーシェルで法人登録している「PU Prime Limited」によって運営されています。

2015年にサービスを開始しているため、日本で知名度のある海外FX業者の中では比較的実績の長い中堅業者にあたります。

金融ライセンスもセーシェルFSAで取得

金融ライセンスもSFSA（セーシェル金融庁）で取得していますが、規制の緩いマイナーライセンスなのであまり信頼性は高くありません。

また、グループ会社がMFSC（モーリシャス金融サービス委員会）とFSCA（南アフリカ金融セクター行動監視機構）の金融ライセンスを取得していますが、このどちらもマイナーライセンスです。

トレーダーの口座資金はPU Primeの運営資金とは明確に分別管理はされますが、信託保全制度は導入していないため、万が一PU Primeが破綻した際は預けた資金が全額返還される保証はありません。

しかし、これらの信頼性・安全性の低さをカバーするため、PU Primeは独自の対策を講じています。

PU Primeは独立外部紛争解決機関のFinancial Commissionに加盟しているため、トレーダーとPU Primeとのトラブルは第三者機関によって仲介され、もしPU PrimeがFinancial Commissionの裁定に従わない場合、顧客1人あたり上限20,000ユーロが補償されます。

PU Xtraderのサービス詳細

プランの違い

	ベーシックプラン	プラスプラン
プラン価格	160ドル 〜 1,100ドル	270ドル 〜 2,100ドル
初期資金	10,000ドル 〜 200,000ドル	10,000ドル 〜 200,000ドル
最大レバレッジ	100倍	100倍
取引ツール	MT4 MT5	MT4 MT5
プロトレーダー 評価プロセス	2ステップ 所定の許容損失を超えず 所定の目標利益を達成する （各4日〜無制限）	2ステップ 所定の許容損失を超えず 所定の目標利益を達成する （各4日〜無制限）
プロトレーダー 利益分配率	80％	80％

PU Xtraderでは、使い慣れたMT4・MT5を使い最大レバレッジ100倍で通貨ペア、商品、株式、指数、仮想通貨などの幅広い金融商品の取引できます（一部銘柄は固定レバレッジ）。

「ベーシックプラン」「プラスプラン」の2種類のプランが用意されていますが、異なるのは初期残高に対するプラン価格とプロトレーダー評価プロセスの難易度だけで、その他の条件は同一です。

初期残高とプラン価格

初期残高	ベーシックプラン プラン価格	プラスプラン プラン価格
10,000ドル	160ドル	270ドル
25,000ドル	270ドル	380ドル
50,000ドル	380ドル	600ドル
100,000ドル	600ドル	1,100ドル
200,000ドル	1,100ドル	2,100ドル

初期残高はプラン購入時に10,000ドル〜200,000ドルの5段階から選べ、初期残高が高いほどプラン価格も高額になる仕組みです。

ベーシックプランはプラン価格160ドル〜1,100ドル、プラスプランはプラン価格270ドル〜2,100ドルから選択できます。

初期残高	ベーシックプラン 初期残高1ドルの費用	プラスプラン 初期残高1ドルの費用
10,000ドル	0.0160ドル	0.0270ドル
25,000ドル	0.0108ドル	0.0152ドル
50,000ドル	0.0076ドル	0.0120ドル
100,000ドル	0.0060ドル	0.0110ドル
200,000ドル	0.0055ドル	0.0105ドル

上記は、初期残高1ドルあたりの費用を算出したものです。

最もお得なのがベーシックプランの初期残高200,000ドルで、初期残高1ドルあたりを0.0055ドルで購入できます。

一方、最も割高だったのがプラスプランの初期残高10,000ドルで、初期残高1ドルあたり0.0270ドルで購入することになります。

いずれにしても、初期残高とプラン価格で見た場合は、プラスプランのほうが割高です。

プラスプランのメリットは、次に解説するプロトレーダー評価プロセスの難易度にあります。

プロトレーダー評価プロセスの難易度

	ベーシックプラン Challenge	プラスプラン Challenge
目標利益	初期残高の10％以上	初期残高の20％以上
許容最大損失（1日）	初期残高の5％以下	初期残高の10％以下
許容最大損失（累積）	初期残高の10％以下	初期残高の20％以下
最低取引日数	4日以上	4日以上

	ベーシックプラン Evaluation	プラスプラン Evaluation
目標利益	初期残高の5％以上	初期残高の10％以上
許容最大損失（1日）	初期残高の5％以下	初期残高の10％以下
許容最大損失（累積）	初期残高の10％以下	初期残高の20％以下
最低取引日数	4日以上	4日以上

PU Xtraderで利益分配が受けられるプロトレーダーになるには、「Challenge（チャレンジ）」と「Evaluation（イバリュエーション）」と呼ばれる、2段階のプロトレーダー評価プロセスをクリアする必要があります。

それぞれの評価プロセスには目標利益と許容最大損失が設定されており、購入プランによって難易度が変わる仕組みです。

プラン価格の安いベーシックプランは、目標利益が低い一方、許容最大損失が少なく設定されています。つまり、「合格までのハードルがプラスプランよりも低い」というメリットがある反面、「失格になるリスクがプラスプランよりも高い」というデメリットがあります。

プラン価格の高いプラスプランは、目標利益が高い一方で許容最大損失が多めに設定されています。つまり、「合格までのハードルがベーシックプランよりも高い」というデメリットがある反面、「失格になるリスクがベーシックプランより低い」というメリットがあります。

1日あたりの許容最大損失と累積の許容最大損失に注意しながら目標利益を達成すれば、晴れて利益配分を受けられるプロトレーダーへ昇格です。

プロトレーダー昇格後の利益分配率と出金条件

利益分配率

	ベーシックプラン	プラスプラン
利益分配率	80％	80％

プロトレーダー認定後、取引利益は以下の割合に応じてトレーダーとPU Xtraderの間で分配されます。

利益分配率は、トレーダーが80％、PU Primeが20％です。

なお、購入プランによって利益分配率が変わらない点は、PU Xtraderの大きな特徴の一つです。

PU Xtraderのビジネスモデルはトレーダーの成功に依存しているため、トレーダーとPU PrimeはWin-Winの関係が成り立つビジネスモデルです。

利益出金条件

	初回出金	2回目以降の出金
出金条件	取引開始から 7日以上経過	前回の出金から 14日以上経過

プロトレーダーとして得た利益は、マイページから銀行振込や暗号通貨などを使用して出金できます。

ただし、出金頻度には制限があるので注意してください。

利益を出金できるのは、初回出金がプロトレーダーとして取引を開始してから7日以降、2回目以降が前回の出金から14日以降です。

PU Xtraderを利用する際の注意点

PU Xtraderでは、上記の行為が禁止されているので注意してください。

ルールに違反した場合、禁止行為に抵触すると失格となり取引口座は閉鎖されます。

禁止事項を遵守して、ルールを守って取引することを心がけましょう。

特に、以下の3点には注意してください。

ボラティリティが大きい時間帯での取引は禁止

PU Xtraderでは、重要指標発表前後2分間の取引が禁止されています。つまり、ニューストレードはできません。

また、土日をまたぐ取引も禁止です。マーケット閉場2時間以上前にすべてのポジションを決済しておく必要があります。

第三者が関与する取引は禁止

PU Xtraderでは、他人のアカウント使用することや他人が自分のアカウントを使用することが禁止されています。

特に、家族や友人知人同士で1つのアカウントを共有してはいけません。

スキャルピングや大口取引に厳しい

PU Primeでは基本的にスキャルピングは許可されていますが、PU Xtrader利用規約には「極端な少額取引または大口取引」および「異常な大量注文」は禁止と記載されています。

あまりにも極端なスキャルピングの実践やスキャルピング系EAの使用は、利用規約違反になる危険性があるので注意しましょう。

なお、多くの業者が違法取引として定義しているレイテンシーアービトラージや複数口座間の両建てアービトラージも禁止です。

詳細は、PU Xtrader利用規約をご覧ください。以下に、重要な部分を日本語訳で抜粋します。

PU Xtraderの始め方

PU Primeのアカウントを作成する

PU Xtraderを始めるには、最初にPU Primeのアカウント作成と本人認証が必要です。

上記のボタンから手続きできます。手順は、以下の記事を参照してください。

• PUPrime（PacificUnion）の評判｜口コミ・安全性について

PU Xtraderのプランを購入する

アカウント作成と本人認証が完了したら、PU Xtraderのプランを購入します。

マイページにログイン後、画面左側メニューにあるPU Xtrader＞アカウントを作成をクリックしてください。

プラン・口座通貨・初期残高を選択し、利用規約の同意チェックを入れたら、支払いに進むをクリックしてください。

あとは、画面に指示に沿ってプラン料金の支払い手続きをします。

PU Xtraderのサポート・サービス

サポート窓口はメールとチャット｜日本語対応は不完全

	日本語対応	受付時間
メール	不可	平日24時間
チャット	不可	平日24時間

PU Primeは、メールとチャットによる24時間サポートが受けられます。

ただし、PU PrimeはPacific Union時代から日本語サポートが不完全です。

公式サイト・口座開設フォームはすべて日本語に対応しており、日本語表記の書類で本人認証も通過できるため、日本人スタッフ自体は在籍していると思われます。

しかし、日本語で問い合わせをしても英語での回答または翻訳ソフトを介したサポートとなる場合が多いため、英語が苦手な人や初心者はPU Primeの利用をおすすめできません。

【まとめ】今後の更なるアップデートに期待

PU Xtraderは、取引経験のあるトレーダーにとって非常に有益なプラットフォームです。

日本ではまだ馴染みのないプロップトレードですが、欧米では急成長しているビジネスモデルであり、今後、世界的に利用者が急増する可能性を秘めています。

PU Primeは、日本でプロップトレードが注目され始めた適切なタイミングで新規参入を果たしました。

まだ取引条件やルールは他社よりも柔軟性がやや低いのですが、プロップトレードの魅力を十分に体験できるサービスです。

最大レバレッジ100倍で高額資金を運用して、1日あたりの損失を5〜10％、累積の損失を10〜20％に抑えられるしっかりとしたスキルがあれば、プロトレーダーとして利益の80％を得られます。

運営実績が短いため出金実績がほとんど出ていない点がネックですが、PU Xtraderは十分稼げるサービスと言えるでしょう。

現在は不十分な点も多々見受けられますが、今後のアップデートに期待したいサービスです。

PU Xtraderについてよくある質問（FAQ）

無料トライアルはありますか？

いいえ。PU Xtraderは無料トライアルを提供していません。

日本からでも利用できますか？

はい。日本居住者もPU Xtraderのサービスを利用できます。

口座開設にはどのくらいの時間がかかりますか？

口座開設（プラン購入）はオンラインで簡単に手続きでき、通常は数分で完了します。

どのくらい利益を出せますか？

利益はトレーダーとPU Primeで分配します。利益分配率はすべてのプラン共通で、トレーダー80％：PU Prime20％です。

取引の損失はどうなりますか？

損失は初期資金から差し引かれるため、PU Primeが100％負担します。ただし、損失が一定の割合を超えると取引は自動的に停止され、失格になるので注意してください。この場合、再度プランを購入するか、別のプランを選択する必要があります。損失管理が重要なポイントです。

取引制限はありますか？

最大レバレッジは100倍に制限されています。また、PU Xtraderでは、「重要指標発表時の取引」「市場閉場間際の取引」「極端な注文内容の取引」「アービトラージ」禁止されているので注意してください。

取引手数料はかかりますか？

取引手数料は1ロットあたり片道3ドルです。ただし、初期残高から差し引かれるため、プラン料金以外で別途請求されることはありません。

取引ツールは何が利用できますか？

PU Xtraderでは、MT4・MT5が利用可能です。

日本語サポートの対応時間を教えてください。

PU Primeはメールとチャットによる平日24時間サポートに対応しています。しかし、日本語によるサポートは不完全な翻訳対応なので注意してください（2024年9月時点）。

利益の出金にかかる時間はどのくらいですか？

出金手続きは通常24時間以内に処理され、最短翌営業日には着金します。