iFOREX(アイフォレックス)レバレッジルールを解説!レバレッジ規制なし・ロスカット率0%のメリット

公式サイト:https://www.iforex.jpn.com/

この記事でわかること
  • 主要銘柄はレバレッジ400倍で取引可能
  • 一部通貨ペア・CFD銘柄は個別レバレッジが適用
  • レバレッジは自分で変更不可
  • 口座残高によるレバレッジ制限なし
  • ロスカット水準は口座開設時期によって0%または20%

iFOREX(アイフォレックス)は日本人に人気の海外FX業者ですが、レバレッジは400倍と海外FX業者としては低水準です。また、レバレッジは固定なので自分で変更できません。

iFOREXは十分な元手資金を用意できる中長期トレードメインのトレーダーに適しており、元手資金が少なく短期売買メインのトレーダーには、もっとハイレバレッジな業者をおすすめします。

しかし、iFOREXはレバレッジが低い代わりに、口座残高によるレバレッジ制限がないというメリットがあります。また、ロスカット水準も0%または20%と有利です(口座開設時期によって異なる)。

その他にも、取扱銘柄も800銘柄以上と豊富ですし、100%+25%入金ボーナスも提供しており、初心者が海外FXを始めるのに適した優良業者です。

この記事ではiFOREXのレバレッジ・ロスカットについて他社と比較しながら詳しく解説するので、ルールをしっかり理解して有利に取引を進められるようになりましょう。

iFOREX公式サイトはこちら

もくじ

iFOREXのレバレッジルール

レバレッジは金融商品や銘柄ごとに異なる

金融商品レバレッジ
通貨ペア400倍
(一部銘柄は20〜200倍)
貴金属200倍
(一部銘柄は100倍)
エネルギー100倍
(一部銘柄は10〜50倍)
商品100倍
(一部銘柄は50〜66.6倍)
株価指数200倍
(一部銘柄は20〜100倍)
仮想通貨100倍
(一部銘柄は5〜50倍)
ETF20倍
(一部銘柄は5〜10倍)
株式20倍
(一部銘柄は5〜13.3倍)

上記は、主要銘柄のレバレッジです。レバレッジは、銘柄によって異なります。

iFOREXでは、金融商品ごとに異なるレバレッジが適用されます。

主要通貨ペアのレバレッジは400倍ですが、台湾ドル、ブラジルレアル、インドルピー、オフショア人民元とのペアには20〜200倍の個別レバレッジが適用されます。

また、iFOREXでは通貨ペア以外にも多彩なCFD銘柄(差金決済取引)が取引可能です。

CFD銘柄のレバレッジは、貴金属が200倍、エネルギーが100倍、商品が100倍、株価指数が200倍、仮想通貨が100倍、ETFが20倍、株式が20倍ですが、こちらも一部銘柄には個別レバレッジが適用されます。

銘柄ごとのレバレッジは、以下をご覧ください。

通貨ペアのレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
主要通貨ペア400倍
台湾ドルペア200倍
ブラジルレアルペア50倍
インドルピーペア50倍
オフショア人民元ペア20倍
貴金属のレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
白金200倍
200倍
金(EUR)200倍
200倍
パラジウム100倍
100倍
エネルギーのレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
WTI原油100倍
ガソリン100倍
ヒーティングオイル100倍
天然ガス50倍
EU 天然ガス10倍
商品のレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
ココア100倍
コーヒー100倍
ブレント原油100倍
大豆100倍
砂糖100倍
コーン66.6倍
小麦50倍
綿50倍
株価指数のレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
イギリス100200倍
イタリア40200倍
オランダ25200倍
ギリシャ20200倍
スイス20200倍
スペイン35200倍
ドイツ40200倍
フランス40200倍
ヨーロッパ50200倍
日本100200倍
日本225(円)200倍
日本225(米ドル)200倍
日本400200倍
米国2000200倍
米国30200倍
米国500200倍
米国テック100200倍
メキシコ35100倍
米ドル指数100倍
香港50100倍
NFTY 5050倍
NFTY Bank50倍
VIX50倍
オーストラリア20050倍
サウジ全株指数50倍
ドバイ指数50倍
台湾指数50倍
ブラジル 6025倍
南アフリカ4025倍
韓国 20025倍
BSE SENSEX20倍
FANG+20倍
中国SSE20倍
中国SZSE20倍
仮想通貨のレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
ビットコイン100倍
ビットコインキャッシュ100倍
XRP100倍
イーサリアム100倍
ソラナ100倍
インターネットコンピューター50倍
カルダノ50倍
ライトコイン50倍
BNB20倍
EOS20倍
MultiversX20倍
UNUS SED LEO20倍
アイオタ20倍
アクシーインフィニティ20倍
アバランチ20倍
アルゴランド20倍
アーベ20倍
イーサリアムクラシック20倍
クサマ20倍
コスモス20倍
サンドボックス20倍
シータ20倍
ステラ20倍
ダッシュ20倍
チェーンリンク20倍
テゾス20倍
ディセントラランド20倍
トランプ公式20倍
トロン20倍
ドージコイン20倍
ネオ20倍
パンケーキスワップ20倍
ファイルコイン20倍
ポルカドット20倍
メイカー20倍
モネロ20倍
ユニスワップ20倍
ヴィチェーン20倍
柴犬コイン (1000)20倍
Artificial Superintelligence Alliance10倍
Bittensor10倍
dogwifhat10倍
Kaspa10倍
MANTRA10倍
アプトス10倍
アービトラム10倍
インジェクティブ10倍
オプティミズム10倍
ザ・グラフ10倍
スタックス10倍
セレスティア10倍
ニアプロトコル10倍
ファントム10倍
ヘデラ10倍
ポリゴン10倍
マントル10倍
メラニア公式ミーム10倍
レンダー10倍
ぺぺ(1000)5倍
スイ5倍
トンコイン5倍
ETFのレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
India Fund20倍
グローバル20倍
グローバル・リチウム&バッテリー20倍
中国トップ50ロングx320倍
原油ファンド20倍
日本225ショートx220倍
日本225ロングx220倍
米国100ショート×320倍
米国100ロングx320倍
米国2000ロング×320倍
米国30トラスト20倍
米国500トラスト20倍
米国500ロングx320倍
米国テック100大型株信託20倍
米国ファンド20倍
米国大麻20倍
米国金融ロングx320倍
韓国トップ50ロングx320倍
グローバル・ゴールド・マイナーズx210倍
グローバル・カンナビス5倍
グローバル・ブロックチェーン5倍
株式のレバレッジ詳細
銘柄レバレッジ
600銘柄以上5〜20倍

詳細は、iFOREX公式サイト>取引条件>証拠金をご覧ください。

レバレッジ(倍)=1÷必要証拠金維持率(%)

なお、iFOREXは固定レバレッジを採用しているため、ユーザー自身で変更することはできません。

レバレッジを1倍から数千倍の範囲で調整できる他社とは対照的です。

iFOREXで各銘柄のレバレッジを確認するには、以下の2つの方法があります。

一つは、iFOREX独自のプラットフォームを使用する方法です。

メイン画面のプライスボードにある銘柄をクリックし、「取引タグ」画面の「商品情報」タブを確認してください。

レバレッジ(倍)=1÷必要証拠金維持率(%)

もう一つは、公式ウェブサイトを利用する方法です。

iFOREX公式サイト>取引条件>取引条件一般>取引時間をご覧ください。

取引時間外はレバレッジが下がる

iFOREXでは、時間帯によって必要証拠金維持率(レバレッジ)が変動するので注意してください。

取引時間外とその前後約15〜90分には「時間外必要証拠金」が適用され、必要証拠金維持率が2倍(レバレッジだと1/2)になります。

つまり、時間外必要証拠金が適用される時間帯は、保有ポジションと新規予約注文(指値注文・ストップロス注文)の証拠金が通常の2倍となり、以下のデメリットが発生します。

  • ロスカットが早まる
  • 別の銘柄の取引に必要な証拠金が足りなくなる

取引時間もレバレッジと同様に銘柄によって異なります。

主要通貨ペアの取引時間は以下の通りです。

時期GMTGMT+9
(日本時間)
夏季
3月最終日曜13:00から
10月最終日曜13:00まで
日曜21:05〜金曜20:00月曜6:05〜土曜5:00
冬季
10月最終日曜13:00から
3月最終日曜13:00まで
日曜22:05〜金曜21:00月曜7:05〜土曜6:00
主要通貨ペアの取引時間

その他銘柄の取引時間は、iFOREX公式サイト>取引条件>取引条件一般>取引時間をご覧ください。

取引時間の確認方法は、以下の2つの方法があります。

一つは、iFOREX独自のプラットフォームを使用する方法です。

メイン画面のプライスボードにある銘柄をクリックし、「取引タグ」画面の「市場情報」タブをご覧ください。


もう一つは、公式ウェブサイトを利用する方法です。

iFOREX公式サイト>取引条件>取引条件一般>取引時間をご覧ください。

も有利な100倍でした。取扱業者の少ない商品CFDも100倍、ETFも20倍と他社よりも好条件で取引できます。

有効証拠金や取引数量によるレバレッジ制限なし

iFOREXには、有効証拠金(または口座残高)や取引数量によるレバレッジ制限はありません。

口座残高や利益が高額になっても、基本的に必要証拠金はいつも同じ水準で取引できます(レートによって多少変動あり)。

たとえ数千倍のハイレバレッジで取引できる業者でも、有効証拠金が数十万円に達するだけで数百倍のレバレッジを引き下げられる場合もあります。

iFOREXの最大レバレッジは400倍と低いですが、突然レバレッジが引き下げられる可能性は他社よりも少ないと言えるでしょう。

ロット制限・ポジション制限は一般的

iFOREXでは、銘柄ごとに1注文あたりの最大取引数量と1銘柄あたりの最大約定数量が定められています。

例えば、米ドル円の1注文あたりの最大取引数量は500万ドル、1銘柄あたりの最大取引数量は1,500万ドルです。

最大保有ポジション数には、特に上限はありません。

各銘柄の最大取引数量は、iFOREX独自のプラットフォームで確認することが可能です。

メイン画面のプライスボードにある銘柄をクリックし、「取引タグ」画面の「商品情報」タブを確認してください。

iFOREXのレバレッジルールを他社と比較

ここではiFOREXのレバレッジルールを、大手海外FX業者と比較します。

日本人に一番人気のXMTrading、レバレッジ無制限を提供するExness、仮想通貨に特化したFXGTなどと比較することで、iFOREXの強みや弱みがわかります。

レバレッジを他社と比較

業者通貨ペア
スタンダード口座
通貨ペア
ハイレバ口座

iFOREX
400倍

Exness
無制限

HFM
2,000倍

XS.com
2,000倍

BigBoss
1,111倍2,222倍

IS6FX
1,000倍6,666倍

FXGT
1,000倍5,000倍

Vantage Trading
1,000倍2,000倍

AXIORY
1,000倍2,000倍

XMTrading
1,000倍

TITAN FX
500倍1,000倍
通貨ペアのレバレッジ

上記は、スタンダード口座(または同タイプの口座)とハイレバレッジ口座における主要通貨ペアのレバレッジです。レバレッジは。銘柄によって異なります。

iFOREXは、通貨ペアのレバレッジが大手海外FX業者の中で最も低い400倍です。

他社では1,000〜2,000倍のレバレッジで取引できる業者が多く、Exnessなどでは業界最高水準の無制限レバレッジを提供しています。

また、スタンダード口座(または同タイプの口座)とは別に、ハイレバレッジ専用口座を提供している業者も増えてきましたが、iFOREXは取扱いしていません。

スクロールできます
業者貴金属エネルギー商品株価指数仮想通貨ETF株式

iFOREX
 200倍 100倍 100倍 200倍 100倍 20倍 20倍

Exness
無制限200倍200倍400倍20倍

HFM
2,000倍200倍66倍1,000倍1,000倍5倍25倍

XS.com
2,000倍500倍50倍500倍500倍5倍

BigBoss
1,111倍 100倍 100倍 50倍

IS6FX
 1,000倍 50倍 100倍 1,000倍 50倍

FXGT
 1,000倍 100倍 100倍 1,000倍 10倍

Vantage Trading
 1,000倍 500倍 20倍 500倍 333倍 33倍 33倍

AXIORY
 100倍 20倍 100倍 5倍

XMTrading
 1,000 200倍 50倍 500倍 500倍 20倍

TITAN FX
 500倍 500倍 50倍 500倍 100倍20倍
その他CFDのレバレッジ

上記は、スタンダード口座(または同タイプの口座)における主要銘柄のレバレッジです。レバレッジは、銘柄によって異なります。

iFOREXは、貴金属CFDのレバレッジも低く、ゴールドが200倍程度、その他の貴金属も100〜200倍程度です。

他社では、ゴールドを主要通貨ペアと同じ1,000〜 2,000倍で取引できる業者も多く、Exnessではゴールドにも無制限レバレッジが適用されます。

また、iFOREXは、株価指数CFDのレバレッジも200倍程度、仮想通貨CFDのレバレッジも100倍程度と他社より悪条件です。株式CFDのレバレッジは、一般的な20倍でした。

一方、エネルギーCFDのレバレッジは、iFOREXが最

レバレッジ制限を他社と比較

業者レバレッジ制限の有無最初のレバレッジ制限※

iFOREX
なし

Exness
あり有効証拠金1,000ドル以上で
無制限から2,000倍に引下げ

HFM
あり有効証拠金10,000ドル以上で
2,000倍から1,000倍に引下げ

XS.com
あり取引数量10ロット以上で
2,000倍から1,000倍に引下げ※

BigBoss
あり口座残高20,000ドル以上で
1,111倍から555倍に引下げ

IS6FX
あり口座残高200万円以上で
1,000倍から500倍に引下げ

FXGT
あり有効証拠金5,000ドル以上で
1,000倍から500倍に引下げ

Vantage Trading
あり口座残高20,000ドル以上で
1,000倍から500倍に引下げ

AXIORY
あり有効証拠金500,000以上で
1,000倍から800倍に引下げ

XMTrading
あり有効証拠金40,000以上で
1,000倍から500倍に引下げ

TITAN FX
なし
レバレッジ制限

上記は、スタンダード口座(または同タイプの口座)の条件です。 XS.comは、米ドル円の条件です。

多くの海外FX業者では、有効証拠金(または口座残高)や取引数量が高額になるほどレバレッジが制限される「レバレッジ制限」や「ダイナミックレバレッジ」と呼ばれる仕組みを採用しています。

iFOREXはこのレバレッジ制限を導入していない数少ない業者の一つで、主要通貨ペアなら基本的にいつでも最大レバレッジ400倍で取引可能です。また、TITAN FXもレバレッジ制限を導入していません。

ロット制限を他社と比較

業者1注文あたりの
最大取引数量※
最大保有ポジション

iFOREX
500万ドル上限なし

Exness
200ロット1,000ポジション

HFM
60ロット500ポジション

XS.com
100ロット上限なし

BigBoss
50ロット上限なし

IS6FX
30ロット30ポジション

FXGT
50ロット100ポジション

Vantage Trading
200ロット上限なし

AXIORY
1,000ロット上限なし

XMTrading
100ロット200ポジション

TITAN FX
100ロット200ポジション
通貨ペアのレバレッジ

1注文あたりの最大取引数量は、米ドル円の条件です。最大取引数量は、銘柄によって異なります。

海外FX業者は、銘柄ごとに1注文あたりの最大取引数量や最大保有ポジションを制限している場合がほとんどです。

他社は注文単位に「ロット(1ロット=10万通貨)」を使用していますが、iFOREXは注文単位に「通貨」を採用しており、ロットに換算すると1注文あたり最大50ロットとなります。

これはBigBossやFXGTと同水準で、業界ではやや厳しい条件と言えるでしょう。ExnessやVantage Tradingは200ロット、AXIORYに至っては1,000ロットまで対応しています。

一方、iFOREXは最大保有ポジションには上限がないというメリットがあります。

iFOREXのロスカットルール

ロスカットは、トレーダーの資金管理においてとても重要な仕組みです。

iFOREXでは、2024年6月23日以前に口座を開設したユーザーはロスカット水準0%で取引ができ、証拠金が全て失われるまでポジションを維持することが可能です。

しかし、2024年6月23日以降に口座を開設した場合、ロスカット水準が20%に設定されるため、以前よりもロスカットまでの猶予が小さくなりました。

自分の口座がどちらのルールに該当するかを確認して、適切なリスク管理を実施してください。

2024年6月23日以前:ロスカット水準0%

2024年6月23日以前に口座開設したユーザーには、以前のロスカットルールが引き続き適用されます。

ロスカット発動条件は、「約定金額カバー率=0%」です。

他社のように「証拠金維持率」ではなく、以下の「約定金額カバー率」と呼ばれる数値でロスカットを判定しており、この数値が小さくなるほどロスカットのリスクが高まります。

約定金額カバー率=有効保有額 ÷ 約定金額
有効保有額=証拠金残高 + 未確定損益+ボーナス

つまり、口座残高全額を使って含み損をカバーできるため、他社よりもロスカットまでの余力が大きく、その分だけ相場の回復を待てるメリットがあります。

2024年6月23日以降:ロスカット水準20%

2024年6月23日以降に口座開設したユーザーには、新制度「証拠金保護精算」が適用されます。

ロスカット発動条件は、「有効保有額<保全証拠金」です。

有効保有額とは、「自己資金+損益+ボーナス」のことです。

保全証拠金とは、「口座全体の未決済ポジションを維持するために必要な最低資金」のことで利用証拠金の20%です。

利用証拠金とは、「口座全体の未決済ポジションに使用されている証拠金」のことです。

有効保有額=証拠金残高 + 未確定損益+ボーナス
保全証拠金 = 利用証拠金× 20%
利用証拠金=約定金額 × 必要証拠金率(レバレッジ)

つまり、「リアルタイムの損益およびボーナスを考慮した口座残高」と「現在ポジション維持に使っている必要証拠金」との比率が20%以下になると強制決済が発動する仕組みなので、海外FXのロスカット水準としては非常に一般的です。

ただし、iFOREXでは他社のように全ポジションが一度に強制決済されるわけではなく、最も利用証拠金が高いポジションから順次強制決済されていく仕組みなので、多くの海外FX業者とはロスカットとは仕組みが若干異なります。

以下は、ロスカットの流れを示した一例です。

例.複数銘柄および複数ポジションを保有している場合のロスカットの流れ

銘柄ポジション利用証拠金
米ドル/円レート:150.22
数量:200,000ドル
売買方向:買い
0.25% × 200,000ドル
= 500ドル
レート: 2,300
数量:100 オンス
売買方向:買い
0.5% × 100 × 2,300ドル
= 1,150ドル
WTI原油レート:70.00
数量:500 バレル
売買方向:買い
1% × 500 × 70ドル
= 350ドル


上記の場合、利用証拠金は合計2,000ドルなので、保全証拠金レベルは合計400ドル(2,000ドル×20%)です。この状態から口座全体の損失が拡大すると、以下の手順で強制決済が実行されます。

  1. まず、口座の有効保有額が400ドル以下になると、その時点で最も利用証拠金が大きいポジション「金」が決済されます。これにより、利用証拠金は850ドル、保全証拠金は170ドルに減額されます。
  2. 次に、口座の有効保有額が170ドル以下になると、その時点で最も利用証拠金が大きいポジション「米ドル/円」が決済されます。これにより、利用証拠金は350ドル、保全証拠金は70ドルに減額されます。
  3. 最後に、口座の有効保有額が70ドル以下になると、最後に残ったポジション「WTI原油」が決済されます。

iFOREXのロスカットルールを他社と比較

業者マージンコールロスカット

iFOREX
なし0%または20%

Exness
60%0%

HFM
50%20%

XS.com
40%20%

BigBoss
50%20%

IS6FX
50%20%

FXGT
50%20%

Vantage Trading
50%10%

AXIORY
50%20%

XMTrading
50%20%

TITAN FX
90%20%

上記は、スタンダード口座(または同タイプの口座)のロスカットルールです。ロスカットルールは、口座タイプによって異なる場合があります。

iFOREXは、2024年6月23日を境にロスカット水準が0%から20%に改悪されましたが、それでも海外FX業者の中では一般的なロスカットルールと言えるでしょう。

Exnessの0%、Vantage Tradingの10%などを除けば、多くの海外FX業者がロスカット水準を証拠金維持率20%に設定しています。

また、Vantage Tradingプレミアム口座やFXGTオプティマス口座など、一部の特殊口座をロスカット水準0%に設定している業者もあります。

実効レバレッジを確認してリスク管理を徹底しよう

ロスカットまでのリスクは、「実効レバレッジ」という数値で確認できます。

ここまで解説してきたレバレッジは、実際の取引数量と必要証拠金との比率のことで、「口座レバレッジ」とも呼ばれるものです。計算方法はFX業者共通ですが、倍率は業者や口座タイプによって異なります。

口座レバレッジ(倍)= 実際の取引数量 ÷ 必要証拠金

一方、「実行レバレッジ」は、実際の取引数量と口座の有効証拠金(または有効保有額)との比率のことで、計算にリアルタイムの損益が含まれるので相場変動によって常に変動します。計算方法は、基本的にFX業者共通です。

実効レバレッジ(倍)= 実際の取引数量 ÷ 有効証拠金(または有効保有額)

口座レバレッジと実行レバレッジの違い

  • 口座レバレッジは取引数量と必要証拠金との比率
  • 実効レバレッジは取引数量と有効証拠金との比率
  • 「実効レバレッジ=口座レバレッジ」になるとロスカット発動
  • 「実効レバレッジ<口座レバレッジ」であればロスカットまで余力あり

この実効レバレッジが口座レバレッジに達するとロスカットが発動します。

大きな取引をするほど実行レバレッジが上昇しロスカットのリスクは高まるため、なるべく口座残高または含み益を増やして実効レバレッジを下げることがロスカットを回避するポイントです。

他社では口座残高を増やすとレバレッジ制限により強制的にレバレッジを下げられてしまいますが、iFOREXには口座残高によるレバレッジ制限はありませんので、この点は気にする必要はありません。

iFOREXの独自用語集

iFOREX、取引ツールに独自プラットフォームを採用しています。

そのため、MT4・MT5を採用する業者とは多少使用される用語が異なります。

以下は、FX初心者が覚えておきたい一般用語とiFOREXの独自用語をまとめたものです。

項目意味
必要証拠金利用証拠金を計算するための数値。
取引時間外は通常の2倍になる。
利用可能証拠金ボーナスと未確定損益を考慮した口座の余剰資金残高。
(有効保有額合計 + ボーナス – 利用証拠金合計)
利用証拠金 ポジション維持のために保管される証拠金。
取引数量に必要証拠金維持率を乗じて計算。
(約定金額 × 必要証拠金)
利用証拠金率利用証拠金合計と有効保有額合計の割合。
値が大きほどリスクが高いことを意味する。
(利用証拠金合計 ÷ 有効保有額合計)
有効保有額ボーナスは除外して未確定損益を考慮した証拠金残高。
(証拠金残高 + 未確定損益+ボーナス)
証拠金残高ボーナスと未確定損益を除外して、
入金額と確定損益だけを考慮した口座残高。
(入金額+確定損益)
トレーディングチケット入金ボーナス・友達紹介ボーナスなどの残高。
トレーディングチケット残高がゼロなら非表示。
ペンディングボーナス出金や取引に使用できない一時的なボーナス残高。
この金額がキャッシュバック上限となる。
取引数量に応じた金額がキャッシュバックされる。
ペンディングボーナス残高がゼロなら非表示。
約定金額カバー率リアルタイムの口座残高と取引数量合計との比率。
値が小さいほどロスカットのリスクが高い。
(有効保有額合計 ÷ 約定金額合計)
約定金額レバレッジを考慮していない実際の取引金額合計。
最大約定金額 レバレッジを考慮していない実際の取引金額上限。
損益差 保有ポジションの損益合計。

iFOREXのレバレッジルールについてよくある質問(FAQ)

iFOREXのレバレッジは何倍ですか?

主要通貨ペアはレバレッジは400倍、その他の銘柄には個別レバレッジが適用されます(詳細はこちら)。

他社では数千倍のレバレッジを提供している業者も多いため、iFOREXのレバレッジは海外FX業者の中では平均以下ですが、国内FX業者の25倍よりは断然有利です。

iFOREXには口座残高によるレバレッジ制限はありますか?

いいえ、ありません。

ただし、取引時間外とその前後約15〜90分はレバレッジ制限が実施されます(詳細はこちら)。

iFOREXには取引ロット数によるレバレッジ制限はありますか?

いいえ、ありません。

ただし、取引時間外とその前後約15〜90分はレバレッジ制限が実施されます(詳細はこちら)。

iFOREXでは自由にレバレッジを変更できますか?

いいえ、できません。

iFOREXは、全ての銘柄に固定レバレッジを採用しています。

iFOREXでスキャルピングは可能ですか?

いいえ、できません。

iFOREXではスキャルピングが禁止されています。

iFOREXで自動売買は可能ですか?

いいえ、できません。

iFOREXは自動売買が禁止されています。

MT4/MT5にも対応していないため、EAを稼働させることも不可能です。

iFOREXはゼロカットに対応していますか?

はい。

iFOREXはゼロカットを採用しているので、マイナス残高や追証のリスクはありません。

iFOREXはボーナスを提供していますか?

はい。

iFOREXは、100%+25%入金ボーナスを提供しています。

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