海外FX業者選びで、特に重視すべきポイントは資金の安全性です。
国内FX業者では金融商品取引法により信託保全が義務化されているため、万が一業者が倒産しても顧客の口座資金は100%返還されます。
一方、ハイレバレッジやボーナスを提供する海外FX業者が取得しているマイナーライセンスの多くは、信託保全が義務化されておりません。
ごく一部の業者を除き、多くの海外FX業者が導入コストの高い信託保全は避け、顧客資金と業者資金の分別管理のみ実施しているのが現状です。
ただ、信託保全を採用していない海外FX業者は避けるべきかというと、必ずしもそうとは限りません。
業者の信頼性を判断する指標にはその他にも、金融ライセンスの有無、経営破綻時の補償制度、紛争解決機関への加盟、外部会計監査の有無、実績、日本語サポートなどがあり、信頼性や安全性の高さはこれらの総合力で判断できます。
この記事では、数少ない信託保全を採用する海外FX業者と、信託保全がない代わりに独自対策によって安全性を確立している海外FX業者をランキング形式でご紹介します。
また、国内の信託保全と海外の信託保全の違いや分別管理との比較や安全性の高い海外FX業者の選び方など、資金の安全性に関する重要なポイントを網羅的に解説しているので、ぜひ業者選びの参考にしてください。
- 経営破綻時に顧客資金を全額補償してもらえるのはAXIORY、TradeView、XMTrading、MYFX Markets、IFC Marketsなど
- 経営破綻時に顧客資金を一部補償してもらえるのはXS.com、HFM、TITAN FX、FXGT、Ultima Marketsなど
- XMTrading、IFC Markets、XS.com、HFM、Ultima Marketsなどは、グループ会社が信頼性の高いFCAやCySECの金融ライセンスを保有
- AXIORY、TITAN FX、Ultima Marketsなどは、独自に紛争解決機関The Financial Commissionに加盟している
- AXIORY、FXGT、HFM、MYFX Markets、TITAN FX、XMTradingなどは、独自に外部会計監査を実施している
- 運営実績の長い海外FX業者は2004年設立のTradeView、2006年設立のIFC Markets、2009年設立のFBSやXMTradingなど
当サイトの評価基準、掲載データ、口コミについて
海外FX Wikiは、常に公平かつ中立的な立場で運営しております。
FX業者は「安全性・信頼性」「レバレッジ」「スプレッド」「通貨ペア(銘柄数)」「日本語サポート」「ボーナス」の6つで評価し、最大100ポイントで表します。
FX業者は取引条件・サービス・キャンペーンを頻繁に更新するため、最新情報は公式サイトやカスタマーサポートで確認してください。
当記事の中で言及している取引コストとは、「往復手数料+スプレッド」のことです。便宜上、すべて日本円口座と仮定して計算や比較しています。実際の取引コストとは多少異なる場合があるので注意してください。
また、ユーザーの口コミはXや2ちゃんねるなどから引用しておりますが、投稿者には以下のようなさまざまな事情や違いがありますので、すべて鵜呑みにはせずあくまでも参考情報としてご覧ください。
- 日本居住者と海外居住者では提供サービスが違う
- 口座・銘柄・数量・注文方法・取引時間帯が違う
- 裁量取引・自動売買などトレードスタイルが違う
- VPSサーバーの有無・通信状態・スペックが違う
- トレードスタイルがFX業者の禁止行為に抵触している
- 投稿時期が違うため業者のサービス内容が変わっている
- 負けた腹いせによる誹謗・中傷・愚痴にすぎない
- アフィリエイターやライバル会社による虚偽の投稿
信託保全を採用している海外FX業者ランキング
業者 | 資産管理体制 | 補償額 | 詳細解説 |
---|---|---|---|
1位 AXIORY | 信託保全 | 全額補償 | こちら |
2位 Tradeview | 信託保全 | 全額補償 | こちら |
3位 XMTrading | 分別管理 | 全額補償 | こちら |
4位 MyfxMarkets | 信託保全 | 全額補償 | こちら |
5位 FBS | 信託保全 | 全額補償 | こちら |
6位 IFCMarkets | 分別管理 | 全額補償 | こちら |
7位 XS.com | 分別管理 | 最大 500万ドル | こちら |
8位 HFM | 分別管理 | 最大 500万ドル | こちら |
9位 TitanFX | 分別管理 | 最大 300万ドル | こちら |
10位 FXGT | 分別管理 | 最大 100万ユーロ | こちら |
11位 UltimaMarkets | 分別管理 | 最大 100万ドル | こちら |
上記は、経営破綻した際に顧客資金の補償制度がある海外FX業者11社です。
ランキングは、補償額、金融ライセンスの有無、外部会計監査の有無、紛争解決機関加盟の有無、日本語サポート体制など総合的に判断して決定しています。
資産管理体制は「信託保全」または「分別管理」、補償額は「全額補償」または「一部補償」など業者によってさまざまです。
海外FXには、金融庁によって100%信託保全が義務化されている国内FXのような統一の指針はありません。
海外FXの顧客資金の管理体制やコンプライアンスは、保有している金融ライセンスの規制や業者独自の判断に委ねられています。
1位:AXIORY
総合評価 84 pt
資産管理体制 | 信託保全 |
---|---|
補償額 | 全額補償 |
紛争解決機関 | 加盟 |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | IFSC |
グループ会社の 金融ライセンス | – |
会社設立/日本上陸 | 2015年/2015年 |
日本語サポート | あり |
AXIORY(アキシオリー)は、取引制限が少ない優れたトレード環境を提供する業界屈指の優良業者です。
2015年にサービスを開始して以来、業界のトレンドを取り入れながらユーザーのニーズに沿ったアップデートを繰り返しており、常にハイクオリティなサービスを維持しています。
この対応力・適応能力の高さは、経営基盤が安定していなければなかなか実現できません。信頼性・安全性は極めて高く、突然の倒産やサービス停止のリスクは非常に低いと言えるでしょう。
ただ、2,000倍のハイレバレッジを提供する関係で、取得している金融ライセンスは規制が緩く比較的取得が容易なIFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)のみです。
しかし、その信頼性の低さをカバーするためAXIORYは独自の対策を実施しており、顧客資金の補償体制は業界トップレベルの水準を実現しています。
完全信託保全を採用しているので、顧客資金は全額補償されます。また、紛争解決機関のFinancial Commission(FinaCom)に加盟しており、AXIORYとトラブルになった際も、最大2万ユーロの補償が受けられます。
外部会計監査も導入しているので、第三者による財務諸表のチェックやアドバイスによって、今後も健全経営が期待できます。
AXIORYは、初心者からベテランまで、全てのトレーダーにおすすめできる業者です。
\他社と比較/
2位:TradeView
総合評価 74 pt
資産管理体制 | 信託保全 |
---|---|
補償額 | 全額補償 |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | CIMA |
グループ会社の 金融ライセンス | – |
会社設立/日本上陸 | 2004年/2004年 |
日本語サポート | あり |
Tradeview(トレードビュー)は、運営スタイルにトレーダーとの間で利益相反が発生しないA-Bookを採用している数少ない優良業者です。
そのため、意図的な取引操作・ストップ狩り・スプレッド拡大と言った不正行為がなく、非常に透明性の高い取引ができることで知られています。
サービス開始が2004年と実績も長く、日本人トレーダーの対応を熟知していることから、日本語サポートや入出金対応も高品質です。
安全性の高さも業界トップレベルで、顧客資産は信託保全による全額補償を実現しています。ただし、状況によって補償額は以下の2パターンに分かれます。
- TradeView単独の経営破綻:全額補償
- 信託保全先の英国ロイズ銀行も同時に経営破綻:最大3万5千ドル補償
金融ライセンスは信頼性の高いCIMA(ケイマン諸島金融庁)で取得しており、GC PARTNERSによる外部会計監査を実施している点も安心です。
TradeViewにはボーナスがなく、最大レバレッジも400倍と低いため初心者の人には少々とっつきにくいかと思いますが、ある程度経験を積んだトレーダーには自信を持っておすすめできる業者です。
3位:XMTrading
総合評価 95 pt
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 全額補償 |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | SVGFSA |
グループ会社の 金融ライセンス | CySEC FCA IFSC ASIC DFSA |
会社設立/日本上陸 | 2009年/2009年 |
日本語サポート | あり |
XMTrading(エックスエムトレーディング)は、日本人トレーダーにとってもはや海外FXの代名詞と言っても過言ではない人気ブローカーです。
資産管理体制は経営資金と顧客資金の分別管理のみですが、XMTradingは資金管理に相当の自信を持っているのか、経営破綻時にも顧客資金は全額出金できると断言しています。
一方、最大1,000倍のハイレバレッジやボーナスを提供する関係上、金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性の著しく低いSVGFSA(セントビンセント・グレナディーン金融庁)しか取得しておりません。
しかし、XMTradingはグループ会社が取得要件が厳しい金融ライセンスを複数保有しているため、グループ全体で見れば信頼性・安全性は非常に高いと言えるでしょう。
特に、FCA(英国金融行動監視機構)の金融ライセンスは、日本の金融庁に匹敵するほどの信頼性を誇ります。
実際、サービス開始は2009年と長い歴史があるにもかかわらず、大きな出金トラブルや事件、経営状態を疑問視する評判などは発生しておりません。
長年の実績により日本人トレーダーから全幅の信頼が寄せられている点も、XMTradingが競争力を維持し続けている理由です。
また、外部会計監査も導入しているので、健全経営が期待できます。さらに、2023年からは巨額の広告費が発生するF1チームのスポンサーにもなっており、経営状態は非常に安定していると考えられます。
XMTradingは、初心者からベテランまで全てのトレーダーにおすすめできる優良業者です。
\ 100%入金ボーナス実施中 /
4位:MYFX Markets
総合評価 70 pt
資産管理体制 | 信託保全 |
---|---|
補償額 | 全額補償 |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | SVGFSA |
グループ会社の 金融ライセンス | – |
会社設立/日本上陸 | 2013年/2013年 |
日本語サポート | あり |
MyfxMarkets(マイエフエックスマーケッツ)は、日本人トレーダーが海外FXに求める要件を全て満たす、バランスの取れた海外FX業者です。
2013年にサービスを開始して以降、アップデートやキャンペーンを頻繁に実施して、競争の激しいこのFX業界を生き残っている点は評価に値します。
金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性の著しく低いSVGFSA(セントビンセント・グレナディーン金融庁)しか取得しておりませんが、顧客資産は信託保全による全額補償を実現しているため安心です。
また、MYFX Marketsは運営方針としてトレーダーファーストを掲げており、定期的に外部会計監査も実施しています。
日本人スタッフによる日本語サポートもしっかりしているので、初心者も安心して取引できる完了が整っています。
\ 当サイト限定 /
5位:FBS
総合評価 74 pt
資産管理体制 | 信託保全 |
---|---|
補償額 | 全額補償 |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | – |
日本居住者向け 金融ライセンス | VFSC |
グループ会社の 金融ライセンス | IFSC CySEC |
会社設立/日本上陸 | 2009年/2019年 |
日本語サポート | あり |
FBS(エフビーエス)は、最大3,000倍のハイレバレッジと豪華なキャンペーンが特徴の大手海外FX業者です。
サービス開始は2009年で運営実績が非常に長く、日本人トレーダーの間でも老舗の海外FX業者の一つとして数えられるほど知名度があります。
顧客資金は、信託保全による全額補償を実現しているため安心です。
ただし、最大3,000倍のハイレバレッジやボーナスを提供する関係上、金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性が低いVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)しか取得していません。
しかし、グループ会社が取得要件の厳しいCySEC(キプロス証券取引委員会)を保有しているため、グループ全体として見れば信頼性・安全性は非常に高いと言えるでしょう。
公式サイト:https://jpfbs.com/
6位:IFC Markets
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 全額補償 |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | – |
日本居住者向け 金融ライセンス | BVIFSC |
グループ会社の 金融ライセンス | CySEC |
会社設立/日本上陸 | 2006年/2006年 |
日本語サポート | あり |
IFCMarkets(アイエフシーマーケット)は、「合併商品」「最大7%利息サービス」や独自ツール「NetTradeX」など、他社にはない独自のサービスを提供する海外FX業者です。
資産管理体制は経営資金と顧客資金の分別管理のみですが、英ロイズ保険組合(ロイズ・オブ・ロンドン)ハミルトン・グループの民事賠償責任保険に加盟しており、経営破綻時に顧客資金は全額補償されます。
また、取得している金融ライセンスも信頼性の低いBVIFSC(英領ヴァージン諸島金融サービス委員会)のみですが、グループ会社が取得要件の厳しいCySEC(キプロス証券取引委員会)を保有しています。
IFC Marketsは、最大レバレッジが400倍と低く口座開設ボーナスや入金ボーナスなどのキャンペーン開催に消極的なので、サービス開始は2006年と歴史は長い割に日本では知名度がそこまで高くありません。
7位:XS.com
総合評価 75 pt
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 最大500万ドル |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | – |
日本居住者向け 金融ライセンス | SFSA |
グループ会社の 金融ライセンス | CySEC ASIC FSCA |
会社設立/日本上陸 | 2023年/2023年 |
日本語サポート | あり |
XS.com(エックスエスドットコム)は、FX業者や金融機関に流動性を提供するリクイディティプロバイダー(LP)として長らくBtoB事業に専念してましたが、2023年より個人トレーダー向けサービスも開始した新興業者です。
資産管理体制は経営資金と顧客資金の分別管理のみですが、英ロイズ保険組合(ロイズ・オブ・ロンドン)の民事賠償責任保険に加盟しており、経営破綻時に顧客資金は最大500万ドルまで補償されます。
一方、最大2,000倍のハイレバレッジやゼロカットを提供する関係上、金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性の低いSFSA(セーシェル金融サービス庁)しか取得していません。
しかし、グループ会社が取得要件の厳しいCySEC(キプロス証券取引委員会)、ASIC(オーストラリア証券投資委員会)、FSCA(南アフリカ金融セクター行動監視機構)を保有しているため、グループ全体で見れば信頼性・安全性は非常に高いと言えるでしょう。
健全経営を目指すため過度なボーナス・キャンペーンは提供せず、安定した取引環境構築を重視している運営方針にも安心感があります。
新興業者ではありますが、今後に期待の持てる海外FX業者の一つです。
公式サイト:https://www.xs.com/jp
8位:HFM
総合評価 80 pt
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 最大500万ドル |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | SVGFSA |
グループ会社の 金融ライセンス | FCA FSCA DFSA SFSA CMA |
会社設立/日本上陸 | 2010年/2015年 |
日本語サポート | あり |
以前までHotForex(ホットフォレックス)の名称でサービスを提供していたHFM(エイチエフエム)は、総合力の高さが魅力の海外FX業者です。
資産管理体制は経営資金と顧客資金の分別管理のみですが、英ロイズ保険組合(ロイズ・オブ・ロンドン)の民事賠償責任保険に加盟しており、経営破綻時に顧客資金は最大500万ドルまで補償されます。
一方、最大2,000倍のハイレバレッジやボーナスを提供する関係上、金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性が極めて低いSVGFSA(セントビンセント・グレナディーン金融庁)しか取得していません。
しかし、HFMはグループ会社が取得要件が厳しい金融ライセンスを複数保有しているため、グループ全体で見れば信頼性・安全性は非常に高いと言えるでしょう。
特に、FCA(英国金融行動監視機構)の金融ライセンスは、日本の金融庁に匹敵するほどの信頼性を誇ります。
また、外部会計監査も導入しており、財務諸表は会計事務所デロイトトーマツによってチェックされるため安心です。
サービス開始はXMTradingとほぼ同じ2010年で、取引条件やサービスなど何かとXMTradingに似ています。
9位:TITAN FX
総合評価 78 pt
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 最大300万ドル |
紛争解決機関 | 加盟 |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | VFSC |
グループ会社の 金融ライセンス | BVIFSC SFSA MFSC |
会社設立/日本上陸 | 2014年/2014年 |
日本語サポート | あり |
TITAN FX(タイタンエフエックス)は、PepperStone(ペッパーストーン)のスタッフが立ち上げたヘビートレーダー向けの海外FX業者です。
資産管理体制は経営資金と顧客資金の分別管理のみですが、英ロイズ保険組合(ロイズ・オブ・ロンドン)の民事賠償責任保険と大手保険会社であるハウデン・グループの保険に加盟しており、経営破綻時に顧客資金は最大300万ドルまで補償されます。
最大500倍のハイレバレッジを提供する関係上、取得している金融ライセンスは規制が緩いく比較的取得が容易なVFSC(バヌアツ金融サービス委員会)のみで、グループ会社が保有する金融ライセンスを含めても信頼性は決して高いとは言えません。
しかし、その信頼性の低さをカバーするため、TITAN FXは独自で安全な資金管理体制を確立しています。
まず、外部会計監査を導入しており、財務諸表は会計事務所DFK Internationalによってチェックされます。
また、紛争解決機関のFinancial Commission(FinaCom)にも加盟しているので、TITAN FXとトラブルになった際は、最大2万ユーロの補償が受けられます。
ボーナスを提供しておらず最大レバレッジも500倍と低めですが、TITAN FXは優れた取引環境と安全性を求める人にはおすすめの業者です。
公式サイト:https://titanfx.com/ja
10位:FXGT
総合評価 87 pt
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 最大100万ユーロ |
紛争解決機関 | – |
外部会計監査 | あり |
日本居住者向け 金融ライセンス | SFSA |
グループ会社の 金融ライセンス | FSCA VFSC |
会社設立/日本上陸 | 2019年/2019年 |
日本語サポート | あり |
FXGT(エフエックスジーティー)は、仮想通貨をはじめとする豊富な取扱銘柄と頻繁に開催される豪華キャンペーンが魅力のハイブリッド取引所です。
資産管理体制は経営資金と顧客資金の分別管理のみですが、英ロイズ保険組合(ロイズ・オブ・ロンドン)の民事賠償責任保険に加盟しており、経営破綻時に顧客資金は最大100万ユーロまで補償されます。
一方、最大1,000倍のハイレバレッジやボーナスを提供する関係上、金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性の低いSFSA(セーシェル金融サービス庁)しか取得しておらず、グループ会社の金融ライセンスを含めても信頼性は決して高いとは言えません。
また、サービス開始も2019年と最近で、その他の大手海外FX業者よりも運営実績はありません。
ただし、FXGTは外部会計監査を実施しており、財務諸表は第三者の会計事務所が定期的にチェックされます。
- FXGTの評判|口コミ・安全性について(エフエックスジーティー)
- 躍進を続けるFXGTに直近アップデート内容や人気キャンペーンについて取材しました!
- ハイブリッドブローカーFXGTは信用できる業者なのか?取材しました
11位:Ultima Markets
総合評価 70 pt
資産管理体制 | 分別管理 |
---|---|
補償額 | 最大100万ドル |
紛争解決機関 | 加盟 |
外部会計監査 | – |
日本居住者向け 金融ライセンス | MFSC |
グループ会社の 金融ライセンス | CySEC |
会社設立/日本上陸 | 2016年/2024年 |
日本語サポート | あり |
Ultima Markets(ウルティママーケッツ)は、モーリシャスとキプロスに拠点を置く2016年に設立した海外FX業者です。
2016年から172カ国ににサービスを提供してきた実績があり、2024年からは日本でもサービスを開始しました。
Ultima Marketsは米国ナスダック市場に上場している世界第3位保険会社ウィリス・タワーズ・ワトソン(WTW)の総合賠償責任保険に加盟しており、経営破綻時に顧客資金は最大100万ドルまで補償されます。
また、紛争解決機関のFinancial Commission(FinaCom)にも加盟しているので、Ultima Marketsとトラブルになった際も、最大2万ユーロの補償が受けられます。
一方、最大2,000倍のハイレバレッジやボーナスを提供する関係上、金融ライセンスは規制が緩い代わりに信頼性の低いMFSC(モーリシャス金融サービス委員会)しか取得していません。
しかし、グループ会社が取得要件が厳しいCySEC(キプロス証券取引委員会)の金融ライセンスを保有しているため、グループ全体で見れば信頼性・安全性は非常に高いと言えるでしょう。
\ 100%入金ボーナス実施中 /
信託保全とは?
信託保全の特徴
信託保全とは、業者の倒産や経営破綻などのリスクから顧客資金を守るための制度です。
主に以下のような特徴があります。
- FX業者は顧客資金を信託銀行に預託する
- 顧客資金は信託銀行によって一元管理される
- FX業者破綻時には信託銀行が顧客資金を全額返還する
信託保全では、顧客資金は業者の運営資金とは完全に分離され、第三者機関である信託銀行に預託されます。
これにより、FX業者が破産や倒産した場合でも、顧客資金は全額返還されることが保証されます。
また、業者が顧客資金を経営資金に流用することができないので、ユーザーは業者の財務状況や経営状態にかかわらず、いつでも安全に資金を引き出すことが可能です。
そのため、運営会社の実態が直接確認できない海外FXでは、信託保全の有無は口座開設の重要な決め手となります。
信託保全と分別管理の違い
FX業者の資金管理体制は、信託保全以外にも分別管理という手法があります。
信託保全と分別管理はどちらも顧客資金を保護するための方法ですが、顧客資金の保護という点では分別管理よりも信託保全のほうが有利です。
信託保全と分別管理の仕組みと安全性には、以下のような違いがあります。
信託保全 | 分別管理 | |
---|---|---|
資金管理者 | 信託銀行 | FX業者 |
破綻時の資金保護 | 確実 | 不確実 |
透明性 | 高い | 低い |
コスト | 高い | 低い |
主な利用業者 | 国内FX業者 | 海外FX業者 |
分別管理とは業者が顧客資金と運営資金を別々の口座で管理する方法で、業者によっては比較的安価に導入できる仕組みです。ただし、あくまでも業者自身が顧客資金を管理しているため、信託保全ほどの安全性・透明性は確保されません。
一方、信託保全は第三者である信託銀行が顧客資金を管理するため、ユーザーにとっては安全性・透明性に優れた方法です。しかし、業者にとってはコストが高くつきます。
国内の信託保全と海外の信託保全の違い
国内FXは、日本の金融庁が全ての業者に統一された信託保全を義務化しています。
一方、一部の海外FX業者が導入している信託保全の内容は、保有している金融ライセンスの規制や業者によってさまざまです。
以下は、国内FXの信託保全と海外FXの信託保全の主な違いです。
国内FXの信託保全 | 海外FXの信託保全 | |
---|---|---|
法的義務 | あり | 金融ライセンス次第 |
規制・監督 | 厳格 | 金融ライセンス次第 |
基準 | 統一 | 金融ライセンス次第 |
透明性 | 高い | 金融ライセンス次第 |
補償額 | 100% | 金融ライセンス次第 |
国内のFX業者は、金融商品取引法により信託保全が義務付けられています。すべての国内FX業者は、顧客資金を信託保全で管理することが必須要件です。また、金融庁による厳格な規制・監督によって定期的な報告や監査が実施され、高い透明性と顧客資金の100%補償を実現しています。
一方、海外のFX業者の場合、信託保全の義務付けや補償額は国や金融ライセンスによって異なり、業者の自主的な取り組みに任されているのが現状です。
海外のFX業者を選ぶ際は、信託保全の有無だけでなく、独自の補償制度やこれまでの実績などを総合的に判断することが重要です。
- 経営破綻時の補償はあるか?
- 信頼性の高い金融ライセンスを保有しているか?
- 独自で紛争解決機関へ加盟しているか?
- 独自で外部会計監査を実施しているか?
- サービス開始や会社設立はいつか?日本での実績は長いか?
- 日本語サポートに対応しているか?
信頼性の高い海外FX業者の選び方
経営破綻時の補償はあるか?
業者 (アルファベット順) | 資金管理体制 | 補償額 |
---|---|---|
AXIORY | 信託保全 | 全額補償 |
Axi | 分別管理 | – |
AximTrade | 分別管理 | |
BigBoss | 分別管理 | – |
Doo Prime | 分別管理 | – |
easyMarkets | 分別管理 | – |
Exness | 分別管理 | – |
FBS | 信託保全 | 全額補償 |
FXDD | 分別管理 | – |
FXGT | 分別管理 | 最大100万ユーロ |
FxPro | 分別管理 | – |
HFM | 分別管理 | 最大500万ドル |
ICMarkets | 分別管理 | – |
IFCMarkets | 分別管理 | 全額補償 |
iFOREX | 分別管理 | – |
IronFX | 分別管理 | – |
IS6FX | 分別管理 | – |
IUX Markets | 分別管理 | – |
JDR Securities | 分別管理 | – |
LandPrime | 分別管理 | – |
MiltonMarkets | 分別管理 | – |
MyfxMarkets | 信託保全 | 全額補償 |
OQtima | 分別管理 | – |
SwiftTrader | 分別管理 | – |
ThreeTrader | 分別管理 | – |
TitanFX | 分別管理 | 最大300万ドル |
TopFX | 分別管理 | – |
TradersTrust | 分別管理 | – |
Tradeview | 信託保全 | 全額補償 |
UltimaMarkets | 分別管理 | 最大100万ドル |
VantageTrading | 分別管理 | – |
VTMarkets | 分別管理 | – |
XMTrading | 分別管理 | 全額補償 |
XS.com | 分別管理 | 最大500万ドル |
信託保全を採用しているAXIORYやFBSなどは、経営破綻時に顧客資金が全額補償されるため安心です。
分別管理しか実施していない業者では、基本的に経営破綻時に顧客資金は補償されません。しかし、FXGTやHFMなど一部の業者は独自に基金や保険に加盟することで、顧客資金の一部補償を実現しています。
特に、実績がなく経営破綻や日本撤退のリスクが高い新興業者やマイナー業者を利用する場合、こういった補償制度の有無は大切な資金を預ける上でとても重要です。
\他社と比較/
信頼性の高い金融ライセンスを保有しているか?
業者 (アルファベット順) | 日本居住者向け 金融ライセンス | グループ会社の 金融ライセンス |
---|---|---|
AXIORY | IFSC | – |
Axi | SVGFSA | FCA ASIC |
AximTrade | SVGFSA | ASIC |
BigBoss | SVGFSA | FINTRAC MISA Georgia FIZ |
Doo Prime | VFSC | MFSC SFSA LFSA ASIC FCA FINRA SEC |
easyMarkets | SFSA BVIFSC | CySEC ASIC |
Exness | SFSA | BVIFSC MFSC FSCA CySEC FCA |
FBS | VFSC | IFSC CySEC |
FXDD | – | MFSC MFSA LFSA FINTRAC |
FXGT | SFSA | CySEC FSCA VFSC |
FxPro | SCB MFSC | CySEC FCA FSCA |
HFM | SVGFSA | FCA FSCA DFSA SFSA CMA |
ICMarkets | SFSA | CySEC ASIC SCB |
IFCMarkets | BVIFSC | CySEC |
iFOREX | BVIFSC | CySEC |
IronFX | – | FCA CySEC |
IS6FX | SVGFSA | – |
IUX Markets | SVGFSA | FSCA |
JDR Securities | SVGFSA | ASIC |
LandPrime | SVGFSA | FCA |
MiltonMarkets | SVGFSA | SFSA |
MyfxMarkets | SVGFSA | – |
OQtima | SFSA | CySEC |
SwiftTrader | MISA | – |
ThreeTrader | VFSC | – |
TitanFX | VFSC | BVIFSC SFSA MFSC |
TopFX | SFSA | CySEC BMA |
TradersTrust | – | SFSA CySEC |
Tradeview | CIMA | – |
UltimaMarkets | MFSC | CySEC |
VantageTrading | – | FCA FSCA ASIC CIMA |
VTMarkets | MFSC | ASIC FSCA |
XMTrading | SFSA MFSC | CySEC FCA IFSC ASIC DFSA |
XS.com | SFSA | CySEC ASIC FSCA |
金融ライセンスの正式名称と信頼性
略称 | 正式名称 | 信頼性 |
---|---|---|
MFSA | マルタ金融サービス庁 | ★★★★★ |
FCA | 英国金融行動監視機構 | ★★★★★ |
ASIC | オーストラリア証券投資委員会 | ★★★★ |
CySEC | キプロス証券取引委員会 | ★★★★ |
CIMA | ケイマン諸島金融庁 | ★★★★ |
FINRA | 米国金融業規制機構 | ★★★★ |
SEC | 米国証券取引委員会 | ★★★★ |
FINTRAC | カナダ金融取引報告分析センター | ★★★ |
FSCA | 南アフリカ金融セクター行動監視機構 | ★★★ |
DFSA | ドバイ金融サービス庁 | ★★★ |
BMA | バミューダ金融庁 | ★★ |
CMA | ケニア資本市場庁 | ★★ |
Georgia FIZ | ジョージア金融ライセンス | ★★ |
LFSA | ラブアン金融サービス局 | ★★ |
MISA | コモロ連合ムワリ国際サービス局 | ★★ |
BVIFSC | 英領ヴァージン諸島金融サービス委員会 | ★★ |
IFSC | ベリーズ国際金融サービス委員会 | ★★ |
MFSC | モーリシャス金融サービス委員会 | ★★ |
SCB | バハマ証券委員会 | ★★ |
SFSA | セーシェル金融サービス庁 | ★★ |
VFSC | バヌアツ金融サービス委員会 | ★★ |
SVGFSA | セントビンセント・グレナディーン金融庁 | ★ |
金融ライセンスは、FX業者の信頼性を示す重要な指標です。
信頼性の高い金融ライセンスを保有している業者は、厳格な規制と監督下で運営されており、顧客資金保護の面で安心できます。
しかし、ハイレバレッジ、ボーナス、ゼロカットなどを提供する海外FX業者の場合、規制の緩いオフショアのマイナーライセンスを取得が必要不可欠です。
そのため、海外FX業者のサービスの充実度と金融ライセンスによる信頼性の高さは両立しません。
ただし、業者によっては直接サービスを提供しないグループ会社が信頼性の高い金融ライセンスを保有している場合があります。
特に、FCA(英国金融行動監視機構) は取得難易度が非常に高い「SS」ランクの金融ライセンスで、CASS (顧客資金取扱規定) とFSCS (金融サービス補償スキーム) を採用した顧客資産保護を導入しています。
また、CySEC(キプロス証券取引委員会)はFCAよりも取得難易度は低いものの、2016年に規制が強化され安全性が格段に向上した金融ライセンスです。
グループ会社がこのどちらかの金融ライセンスを保有していれば、グループ全体としては見た場合、信頼性の非常に高いグループ企業と考えて良いでしょう。
なお、マイナーライセンスしか取得していないにもかかわらず、過剰に金融ライセンス保有をアピールする海外FX業者は、偽装工作をしてまでユーザーに安心感を与えたいという意図が伺えるので注意してください。
特に、多くのマイナー業者が取得しているSVGFSA(セントビンセント・グレナディーン金融庁)の金融ライセンスは要注意です。
SVGFSAは確かに確かに金融機関を規制・監督する組織ですが、その管轄にFX業者を規制する仕組みはありません。
\他社と比較/
独自で紛争解決機関へ加盟しているか?
業者 (アルファベット順) | Financial Commission |
---|---|
AXIORY | 加盟 |
Axi | 加盟 |
AximTrade | |
BigBoss | – |
Doo Prime | – |
easyMarkets | – |
Exness | 加盟 |
FBS | – |
FXDD | – |
FXGT | – |
FxPro | – |
HFM | – |
ICMarkets | 加盟 |
IFCMarkets | – |
iFOREX | – |
IronFX | – |
IS6FX | – |
IUX Markets | – |
JDR Securities | 加盟 |
LandPrime | – |
MiltonMarkets | – |
MyfxMarkets | – |
OQtima | – |
SwiftTrader | 加盟 |
ThreeTrader | 加盟 |
TitanFX | 加盟 |
TopFX | – |
TradersTrust | – |
Tradeview | – |
UltimaMarkets | 加盟 |
VantageTrading | 加盟 |
VTMarkets | 加盟 |
XMTrading | – |
XS.com | – |
信頼性の高い海外FX業者は、独自に紛争解決機関に加盟している場合があります。
紛争解決機関は、顧客と加盟業者の間でトラブルが発生した際に、中立的な第三者機関の立場から公平かつ効果的な解決策を提示して問題の収束を目指します。
紛争解決機関は世界に複数存在しますが、海外FXではThe Financial Commission(FinaCom)がよく利用されます。
もし、加盟業者がFinaComの裁定に従わない場合、顧客は最大2万ユーロの補償が受けられます。
紛争解決機関への加盟は、業者の透明性と顧客重視の姿勢を示す重要な指標なので、信頼性の高い海外FX業者を選ぶ際にも考慮すると良いでしょう。
\他社と比較/
独自で外部会計監査を実施しているか?
業者 (アルファベット順) | 外部会計監査 | 会計事務所 |
---|---|---|
AXIORY | あり | 非公開 |
Axi | – | – |
AximTrade | – | – |
BigBoss | – | – |
Doo Prime | – | – |
easyMarkets | あり | 非公開 |
Exness | – | – |
FBS | – | – |
FXDD | – | – |
FXGT | あり | 非公開 |
FxPro | あり | PWC |
HFM | あり | デロイトトーマツ |
ICMarkets | – | – |
IFCMarkets | – | – |
iFOREX | – | – |
IronFX | あり | 非公開 |
IS6FX | – | – |
IUX Markets | あり | 非公開 |
JDR Securities | – | – |
LandPrime | – | – |
MiltonMarkets | – | – |
MyfxMarkets | あり | 非公開 |
OQtima | – | – |
SwiftTrader | – | – |
ThreeTrader | あり | 非公開 |
TitanFX | あり | DFK International |
TopFX | あり | 非公開 |
TradersTrust | あり | PWC デロイトトーマツ |
Tradeview | あり | GC PARTNERS |
UltimaMarkets | – | – |
VantageTrading | – | – |
VTMarkets | – | – |
XMTrading | あり | 非公開 |
XS.com | – | – |
外部会計監査を実施しているかどうかも、海外FX業者の財務健全性と透明性を示す重要な指標です。
信頼性の高い海外FX業者は金融ライセンスの規制にかかわらず、定期的に独立した外部会計監査を受けています。
外部会計監査には、以下のようなメリットがあります。
- 財務状況の透明性確保
- 不正や誤りの防止・発見
- 顧客資金の適切な管理の確認
- 業者の信頼性向上
- 健全経営の実現
さらに信頼性の高い海外FX業者は、これらの会計情報を積極的に開示しています。
外部会計監査の実施と結果の公開は、業者の財務健全性と透明性を示す重要な指標です。
特に会計事務所の名称まで公開している海外FX業者は、透明性が高く経営状態にも自信がある企業と判断しても良いでしょう。
\他社と比較/
サービス開始や会社設立はいつか?日本での実績は長いか?
業者 (アルファベット順) | 会社設立 | 日本上陸 |
---|---|---|
AXIORY | 2015年 | 2015年 |
Axi | 2007年 | 2022年(再上陸) |
AximTrade | 2010年 | 2022年(再上陸) |
BigBoss | 2013年 | 2013年 |
Doo Prime | 2014年 | 2023年 |
easyMarkets | 2001年 | 2019年 |
Exness | 2008年 | 2020年 |
FBS | 2009年 | 2019年 |
FXDD | 2002年 | 2015年 |
FXGT | 2019年 | 2019年 |
FxPro | 2006年 | 2006年 |
HFM | 2010年 | 2015年 |
ICMarkets | 2007年 | 2023年(再上陸) |
IFCMarkets | 2006年 | 2006年 |
iFOREX | 1996年 | 1996年 |
IronFX | 2010年 | 2016年(再上陸) |
IS6FX | 2016年 | 2016年 |
IUX Markets | 2016年 | 2023年 |
JDR Securities | 2023年 | 2023年 |
LandPrime | 2013年 | 2013年 |
MiltonMarkets | 2015年 | 2015年 |
MyfxMarkets | 2013年 | 2013年 |
OQtima | 2023年 | 2023年 |
SwiftTrader | 2024年 | 2024年 |
ThreeTrader | 2021年 | 2021年 |
TitanFX | 2014年 | 2014年 |
TopFX | 2010年 | 2023年 |
TradersTrust | 2009年 | 2012年 |
Tradeview | 2004年 | 2004年 |
UltimaMarkets | 2016年 | 2024年 |
VantageTrading | 2009年 | 2024年(再上陸) |
VTMarkets | 2015年 | 2022年 |
XMTrading | 2009年 | 2009年 |
XS.com | 2023年 | 2023年 |
運営期間や実績の長さは、海外FX業者の信頼性を判断する上で重要な指標です。
長期間にわたって安定したサービスを提供しているiFOREXやTradeViewなどは、非常に信頼性が高い業者と言えるでしょう。
会社設立時期からは、主に以下の判断ができます。
- 財務的な安定性
- 顧客基盤の確立
- 市場変動への対応力
- 規制への適応能力
また、日本市場での実績が長い業者は、経営面で安定しているため出金トラブルが少なく、日本人トレーダーのニーズや顧客対応もしっかり理解できている業者と考えられます。
\他社と比較/
日本語サポートに対応しているか?
業者 (アルファベット順) | 日本語 サポート |
---|---|
AXIORY | あり |
Axi | あり |
AximTrade | あり |
BigBoss | あり |
Doo Prime | あり |
easyMarkets | あり |
Exness | あり |
FBS | あり |
FXDD | あり |
FXGT | あり |
FxPro | あり |
HFM | あり |
ICMarkets | あり |
IFCMarkets | あり |
iFOREX | あり |
IronFX | あり |
IS6FX | あり |
IUX Markets | – |
JDR Securities | あり |
LandPrime | あり |
MiltonMarkets | あり |
MyfxMarkets | あり |
OQtima | あり |
SwiftTrader | あり |
ThreeTrader | あり |
TitanFX | あり |
TopFX | あり |
TradersTrust | あり |
Tradeview | あり |
UltimaMarkets | – |
VantageTrading | あり |
VTMarkets | あり |
XMTrading | あり |
XS.com | あり |
日本語サポートの充実度は、日本人トレーダーの業者選びでは非常に重要な指標です。
信頼性の高い海外FX業者は、主に以下のような日本語サポートを提供しています:
- 日本語対応の公式ウェブサイトと取引ツール
- 日本語対応の取引教育資料や市場分析レポート
- 日本語対応のメール・チャットサポート
- 日本人スタッフによるスムーズかつ高品質なサポート
特に日本人スタッフが在籍していると、取引上の疑問や問題解決、入出金トラブルの迅速な解決に繋がりやすいため非常に重要です。
\他社と比較/
【まとめ】海外FX業者の信頼性は総合力で決まる
海外FXの信託保全について、その重要性と信頼性の高い海外FX業者の選び方について詳しく見てきました。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 国内FX業者で義務化されている信託保全は顧客資金を最も安全に保護する仕組みだが、海外FXでは一部の業者が採用するのみ
- 海外FX業者が採用している資金管理方法は、信託保全よりも信頼性・安全性に劣る分別管理が多い
- 分別管理の信頼性・安全性の低さをカバーするため、一部の海外FX業者は独自で顧客資金後保護する基金や保険に加盟している
- 信頼性の高い海外FX業者を選ぶ際は信託保全の有無にこだわらず、金融ライセンス、紛争解決機関、外部会計監査、実績、日本語サポートなど、総合的に評価することが重要
また、この記事では業者の経営破綻時に顧客資金の補償がある11社をご紹介しましたが、特に信頼性・安全性の高い業者は、AXIORY、TradeView、XMTradingの3社です。
AXIORYとXMTradingは全ての初心者から中級者向け、TradeViewはどちらかというとFX歴の長いベテラン向けの業者です。
あとは取引条件やサービスなどを比較して、自分に合った業者を見つけてください!
信託保全についてよくある質問(FAQ)
- ユーザーにとっての信託保全のメリットは何ですか?
-
最大のメリットは資金の安全性です。業者が破綻しても顧客資金は全額保護され、確実に出金できます。また、業者による顧客資金流用リスクも排除できます。
- 信託保全はどのような仕組みですか?
-
信託保全は顧客資金を業者の運営資金から完全に分離し、第三者機関である信託銀行が管理します。業者の破綻時は、信託銀行が預かっていた顧客資金を全額返還します。
- なぜ多くの海外FX業者は信託保全を採用していないのですか?
-
主な理由はコストです。信託保全は業者にとってコストが高いため、多くの海外FX業者は比較的コストが安い分別管理という手法で顧客資金を管理しています。
- 分別管理は信託保全と同じくらい安全ですか?
-
いいえ。分別管理は信託保全よりも安全性が劣ります。顧客資金は業者自身が管理するため、破綻時に資金が返還されない可能性があります。
- 信託保全を採用していない海外FX業者は使わない方が良いですか?
-
必ずしもそうではありません。信託保全以外にも、業者の信頼性を判断する多くの指標があります。金融ライセンス、外部会計監査、独自で加盟している基金や保険などを総合的に評価することが重要です。
- 国内FXには信託保全はありますか?
-
はい。日本の金融商品取引法により、国内FX業者は信託保全が義務付けられています。
- FCAやASICなどのライセンスは信頼性の指標になりますか?
A: -
はい。FCAやASICなどの信頼性の高い金融ライセンスは、業者の信頼性を示す重要な指標です。ただし、信頼性の高い金融ライセンスを取得すると、厳しい規制によってハイレバレッジやボーナスが提供できない場合があります。そのため、多くの海外FX業者はオフショアのマイナーライセンスを取得して、直接運営に関わらないグループ会社のほうでFCAやASICなどの信頼性が高い金融ライセンスを保有することが一般的となっています。
- 紛争解決機関とは何ですか?
-
紛争解決機関とは、顧客と加盟業者の間でトラブルが発生した際に、中立的な第三者機関の立場から公平かつ効果的な解決策を提示して問題の収束を目指す組織・団体です。現在、一部の海外FX業者のみ加盟しています。
- 外部会計監査とは何ですか?
-
第三者の会計事務所が業者の財務諸表を定期的にチェックして、業者の健全経営をサポートする仕組みです。
- 業者の運営期間は信頼性の判断材料になりますか?
-
はい。長期間にわたって安定したサービスを提供している業者は、一般的に信頼性が高いと言えます。
- 日本語サポートの有無は重要ですか?
-
はい。充実した日本語サポートは、日本の投資家にとって非常に重要な要素です。特に、日本人スタッフが在籍している業者は安心です。
コメント