XMTrading(エックスエム)では、1アカウントにつき最大8つまで「追加口座」を開設できます。
口座の有効化(本人確認)済みのリアル口座を持っている方なら、必要書類の提出は不要のため、わずか数分で追加口座の開設が完了します。
追加口座を開設することで、トレードスタイルの使い分けや資金管理がしやすくなるなど、多くのメリットがあります。
一方で、口座を放置すると維持手数料がかかったり、複数口座間の両建てが規約違反になるなど、追加口座を開設・利用する上で知っておくべき注意点も多いです。
本記事では、XMTradingの追加口座の開設手順から、ボーナスのルール、注意点、削除・解約する方法まで詳しく解説します。
- XMTradingでは1アカウントにつき最大8つまで追加口座を開設できる
- 追加口座を開設すると口座タイプや取引ツール、スタイルごとに使い分けられる
- 追加口座にボーナスを移動させることはできない
- 追加口座では口座有効化の手続きは不要
- 複数口座の損益はまとめて確定申告を行う
XMTradingの評判については、下記の記事をご覧ください。
XMTradingの追加口座開設手順【スマホ対応】

XMTradingでは、すでに口座を持っている場合、マイページから簡単に追加口座を開設できます。
スマホからでも数分で開設可能で、本人確認書類の提出なども不要です。
ここでは、実際の画面操作に沿ってXMTradingの追加口座を開設する手順を紹介します。
マイページにログインする
まずは、XMTradingのマイページにログインします。

マイページにログインするには、口座開設時に設定した「メールアドレス」と「パスワード」が必要です。
もしパスワードを忘れてしまった場合は、「パスワードをお忘れですか?」から再設定してください。
「追加口座開設」をクリック

XMTradingのマイページにログインしたら、「口座の概要」から「追加口座開設」をタップします。
「取引口座の設定」にて入力

続いて、「取引口座の設定」をしていきます。
取引プラットフォーム(MT4/MT5)や口座タイプ、レバレッジを上から順番に選択してください。
なお、XMTradingの入金ボーナスを受け取りたい方は、スタンダード口座もしくはマイクロ口座を選びましょう。
パスワードを設定し口座開設

最後に、取引口座のパスワードを設定します。
パスワードを設定する際の条件は以下のとおりです。
- 10~15文字使用
- 数字を1つ以上使用
- 英語アルファベットの小文字を1文字以上使用
- 英語アルファベットの大文字を1文字以上使用
- 特殊文字(#を1つ以上使用)
パスワードを入力後、「完了」をタップすれば追加口座の開設が完了です。
なお、XMTradingのリアル口座を開設したことがない方は、下記の記事を参考に最初の口座を開設してください。
XMTradingの追加口座開設するメリット

XMTradingで追加口座を開設すると、トレードの柔軟性や管理効率が格段に向上します。
1つのアカウントで複数の口座を運用できるため、資金の使い分けや戦略の検証がしやすく、リスク分散にもつながります。
XMTradingの追加口座を開設する主なメリットは以下の4つです。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
資金管理しやすい
XMTradingの追加口座を開設すると、資金管理がしやすくなります。
例えば、下記のように資金を目的別の口座に分けて運用することも可能です。
- 口座Aでは短期トレード用
- 口座Bでは長期トレード用
- 口座Cではボーナス活用用
1つの口座だけで複数のポジションを持つと、損益が混在して全体の収支が見えにくくなりますが、口座を分けることで資金の流れを明確化でき、リスクコントロールも簡単です。
また、取引ごとの結果を比較・分析しやすくなるため、より戦略的なトレードが可能になります。
MT4・MT5が使える
XMTradingでは取引プラットフォームとしてMT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)の両方を提供していますが、1つの口座で利用できるのはどちらか一方のみです。
そのため、MT4とMT5の両方を試したい場合は、追加口座を開設する必要があります。
以下の表は、MT4とMT5の主な違いをまとめたものです。
| 比較項目 | MT4 | MT5 |
|---|---|---|
| 動作スピード | 安定しているがやや遅め | より高速で軽快 |
| 利用できる時間足 | 9種類 | 21種類 |
| 標準搭載インジケーター | 約30種類 | 約38種類 |
| カスタムインジケーター・EA | 豊富 | まだ少なめ |
| 対応FX業者数 | 多い(定番) | 増加中 |
| アップデート状況 | すでに終了 | 現在も継続中 |
このように、MT4は「対応業者・EAが多く安定している」のが特徴で、MT5は「動作が速く機能が新しい」という強みがあります。
どちらにもメリット・デメリットがあるため、どちらが優れているというよりも自分のトレードスタイルに合う方を選ぶのがベストです。
XMTradingでは追加口座を開設すれば、MT4・MT5の両方を自由に使い分けられるので、「EAを試すならMT4」「裁量トレードはMT5」といった形で目的別に使い分けるのもおすすめです。
XMTradingのMT4・MT5のインストール方法や使い方については、下記の記事で詳しく解説しています。
- XMTradingのMT4をインストール(ダウンロード)する方法から取引まで!ログインできない原因・対策も解説
- 【PC/SP対応】XMTradingの使い方マニュアル!MT5やスマホの取引方法まで解説
トレードスタイルごとに口座の使い分けができる
XMTradingの追加口座を利用すれば、トレードスタイルに応じて口座を使い分けることができます。
例えば、下記のように戦略別に口座を分けて運用することも可能です。
- 口座Aでは短期のスキャルピング専用口座
- 口座Bでは中期のデイトレード専用口座
- 口座Cでは長期のスイングトレード専用口座
また、口座タイプによってスプレッドやボーナスの有無が異なるため、スキャルピングならゼロ口座やKIWAMI極口座、デイトレードならボーナスが使えるスタンダード口座といった使い分けも効果的です。
手法に応じて最適な口座を使い分けることで、資金管理の効率化やリスク分散にもつながります。
複数の口座タイプを試せる
XMTradingでは、口座開設時に以下の4種類の口座タイプから選択できます。
一度開設した口座のタイプは後から変更できないため、別のタイプを試したい場合は追加口座を開設する必要があります。
XMTradingの4種類の口座タイプのスペックは以下のとおりです。
| 口座タイプ | スタンダード口座 | マイクロ口座 | Zero口座 | KIWAMI極口座 |
|---|---|---|---|---|
| 1ロット単位 | 10万通貨 | 1,000通貨 | 10万通貨 | 10万通貨 |
| 最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 | 500倍 | 1,000倍 |
| スプレッド | 平均1.0pips | 平均1.0pips | 0.0pips | 0.6pips |
| 手数料 | 無料 | 無料 | 往復10ドル | 無料 |
| 口座開設ボーナス | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 |
| 入金ボーナス | 対象 | 対象 | 対象外 | 対象外 |
- スタンダード口座:XMの中でもっとも標準的なタイプ。ボーナス対象で初心者にもおすすめ。
- マイクロ口座:少額資金でリスクを抑えたい人に最適。1,000通貨単位で取引可能。
- Zero口座:スプレッドが極めて狭く、スキャルピングや自動売買(EA)に適している。
- KIWAMI極口座:XMで最も低コストな口座。取引コストを重視する上級者トレーダーに人気。
このようにXMTradingでは、口座タイプごとに取引条件・コスト・ボーナス有無が大きく異なります。
自分のトレードスタイルに合った環境を見つけるためにも、追加口座を開設して複数のタイプを実際に試してみるのがおすすめです。
XMTradingの追加口座・複数口座とボーナスのルール

XMTradingでは、追加口座を開設した場合も、ボーナスの付与や反映ルールが明確に定められています。
口座開設ボーナスの対象や入金ボーナスの上限、資金移動時の扱いなどを理解しておかないと、思わぬ損失につながることもあります。
ここでは、XMTradingの追加口座・複数口座に関するボーナスルールを詳しく解説します。
海外FXのボーナスを提供しているおすすめ業者については、下記の記事をご覧ください。
口座開設ボーナスは付与されない
XMTradingで追加口座を開設しても、15,000円の口座開設ボーナスは対象外となります。
このボーナスはXMの新規登録時にのみ受け取れるキャンペーンで、初回に作成したメイン口座に1回限り付与される仕組みです。
そのため、XMTradingで追加口座を何個作っても、新たに口座開設ボーナスを受け取ることはできません。
中には、ボーナスを再度もらう目的で別のメールアドレスを使って新規アカウントを作成しようとする人もありますが、これは規約違反に該当します。
複数アカウントの開設は発覚すると全ての口座が凍結されるリスクがあるため、絶対にやらないようにしましょう。
XMTradingのボーナスの受け取り方は、下記の記事をご覧ください。
追加口座でも入金ボーナスは上限額までもらえる
XMTradingでは、追加口座を開設しても入金ボーナスを上限まで受け取ることができます。
口座開設ボーナスとは異なり、入金ボーナスは「アカウント単位」で管理されており、複数の口座に分けて入金しても合計上限額まで付与される仕組みだからです。
| ボーナス内容 | 上限額(USD) | 日本円換算(目安) |
|---|---|---|
| 100%入金ボーナス | 最大500ドル | 約7万円 |
| 20%入金ボーナス | 最大10,000ドル | 約140万円 |
| 合計上限額 | 10,500ドル | 約150万円 |
例えば、最初に開設した「口座A」で90万円分の入金ボーナスをすでに受け取っているとします。
このとき、新しく開設した「口座B」でも残り約60万円分のボーナスを受け取ることが可能です。
このように、XMTradingでは入金ボーナスがアカウント全体で一括管理されているため、どの口座で入金しても合計上限に達するまでボーナスが付与されます。
ただし、XMTradingのゼロ口座とKIWAMI極口座は入金ボーナスの対象外です。入金ボーナスを受け取りたい場合は、スタンダード口座もしくはマイクロ口座を開設しましょう。
追加口座にボーナスを資金移動不可
XMTradingでは、追加口座を作成した後に、既存の口座から資金を移動することが可能です。
ただし、資金の移動割合に応じてボーナスも自動的に移動し、ボーナスのみを追加口座へ移すことはできません。
例えば、口座Aに「残高50,000円・ボーナス25,000円」がある状態で、資金の半分(25,000円)を追加口座Bへ移動した場合、ボーナスも同じく50%の割合(12,500円)が移動します。
一方で、ボーナスだけを移動させたり、資金移動なしでボーナスを共有したりすることはできないので注意しましょう。
出金するとボーナスも同じ割合だけ消滅する
XMTradingでは出金すると口座内のボーナスも出金額と同じ割合で消滅します。
例えば、口座残高が80万円(うちボーナスが30万円)の状態で、40万円を出金した場合、出金割合は50%となります。
そのため、ボーナスも50%(=15万円)が消滅し、残り15万円の口座に残る仕組みです。
このルールは、既存口座・追加口座どちらにも共通して適用されます。
つまり、口座内の資金をすべて出金した場合、ボーナスも0にリセットされるので、注意しましょう。
XMTradingの追加口座を削除・解約する方法

XMTradingで不要になった口座は、そのまま放置せずマイページから解約手続きを行うことができます。
口座を整理しておくことで、資金管理もしやすくなります。
ここでは、XMTradingの追加口座の削除・解約方法を画像付きで解説します。
マイページにログイン
まずは、XMTradingのマイページにログインします。

マイページにログインするには、口座開設時に設定した「メールアドレス」と「パスワード」が必要です。
もしパスワードを忘れてしまった場合は、「パスワードをお忘れですか?」から再設定してください。
口座のメニューから「口座を解約する」

XMTradingのマイページにログインしたら、「口座の概要」から削除したい口座の「…」をタップします。
そして、上の写真のようなメニューから「口座を解約する」をタップしてください。
「口座を解約する」を選択

上の写真のような画面が表示されます。
解約する取引口座の口座タイプ・口座番号を確認し、問題なければ「口座を解約する」をタップしましょう。
取引口座の解約が完了

上の写真のような画面が表示されれば、XMTradingの追加口座の削除・解約は完了です。
XMTradingの追加口座・複数口座に関する注意点

XMTradingでは、最大8つまで追加口座を開設できるなど、複数口座を柔軟に使い分けられるのが大きな特徴です。
しかし、複数口座を運用する際には「レバレッジ制限」や「休眠手数料」など、いくつかの注意点があり、これらを理解せずに利用すると、思わぬ損失やトラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。
ここでは、XMTradingで追加口座・複数口座を利用する際に知っておくべき注意点を9つにまとめて解説します。
- 1アカウントにつき最大8口座まで保有可能
- 口座を放置すると休眠・維持手数料がかかる
- 追加口座は口座有効化不要
- 証拠金残高の合計でレバレッジ制限がかかる
- デモ口座も複数開設可能
- 基本通貨の異なる口座への資金移動は手数料発生
- 複数口座間の両建ては規約違反
- 複数口座の損益はまとめて確定申告する
- 口座タイプごとに銘柄名が異なる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1アカウントにつき最大8口座まで保有可能
XMTradingでは、1アカウントにつき最大8つのリアル口座を開設できます。
これはスタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座・KIWAMI極口座など、口座タイプに関わらず合計での上限です。
すでに8口座を開設している場合、新たに追加口座を開設することはできません。
そのため、不要な口座を解約してから追加口座を開設する必要があります。
詳しくは、記事内の「XMTradingの追加口座を削除・解約する方法」を参考にしてください。
口座を放置すると休眠・維持手数料がかかる
XMTradingではログインや取引・入出金がない状態で90日間放置すると、口座が休眠状態に入ります。
休眠口座になると、口座残高がある場合は毎月10ドル(約1,500円)が口座維持手数料として差し引かれます。
もし残高が10ドル未満の場合は、残高の全額が口座維持手数料として差し引かれます。
無駄な手数料を払わないためにも、長期間取引する予定がない場合は、残高を全額出金しておきましょう。
追加口座は口座有効化不要
XMTradingで追加口座を開設する際、新たに口座有効化の手続きをする必要はありません。
既存口座ですでに本人確認が完了していれば、追加口座でも同じ情報が自動で適用されるため、本人確認書類の提出も不要です。
そのため、追加口座を開設したら、すぐに取引を開始でき、手続きの手間を省くことができます。
証拠金残高の合計でレバレッジ制限がかかる
XMTradingでは、保有する全ての口座の証拠金残高と含み益の合計によって、最大レバレッジに制限がかかります。
残高が増えるほど、自動的に最大レバレッジが下がる仕組みです。
| 証拠金残高 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| 5〜40,000ドル | 1,000倍 |
| 40,001〜80,000ドル | 500倍 |
| 80,001〜200,000ドル | 200倍 |
| 200,001ドル以上 | 100倍 |
例えば、XMTradingで3つの口座を持っていて、全ての口座残高の合計が40,000ドル(約600万円)を超えているとします。この時の最大レバレッジは500倍です。
残高がさらに増えて80,000ドル(約1,000万円)を超えると最大レバレッジは200倍まで下がります。
常に高いレバレッジを使って取引したい場合は、こまめに出金するなどしてレバレッジ制限がかからない残高をキープしましょう。
XMTradingのレバレッジ制限のルールについては、下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
デモ口座も複数開設可能
XMTradingではリアル口座だけでなく、デモ口座も複数開設することができます。
1つのメールアドレスにつき、最大4口座まで開設可能です。
複数のデモ口座を活用すれば、異なるレバレッジや口座タイプでのトレードをリスクなしで試すことができます。
自分に合った取引スタイルを見つけたい方は、XMTradingで複数のデモ口座を開設してみてください。
XMTradingのデモ口座の開設方法については、下記の記事をご覧ください。
基本通貨の異なる口座への資金移動は手数料発生
XMTradingでは通常の資金移動は無料で行えますが、口座の基本通貨が異なる場合には、0.3%の両替手数料がかかります。
XMTradingの基本通貨は、日本円・米ドル・ユーロの3種類です。
例えば、
- 基本通貨が「JPY(日本円)」の口座 → 「USD(米ドル)」の口座へ資金移動
- 基本通貨が「EUR(ユーロ)」の口座 → 「JPY(日本円)」の口座へ資金移動
といったケースでは、通貨換算が発生するため手数料が引かれる仕組みです。
資金移動時にはXMTradingのマイページ内で「リクエスト送信」前に両替後の金額が自動表示されるので、金額を確認したうえで手続きを進めるようにしましょう。
複数口座間の両建ては規約違反
XMTradingでは、同一口座内の同通貨ペアの両建ては許可されています。
しかし、複数口座を使った両建ては利用規約で禁止されています。
規約違反をして複数口座の両建てを行うと、出金拒否や利益没収、最悪の場合、アカウント停止といった厳しいペナルティが課せられる可能性があります。
知らずに行うと大きな損失につながるため、XMTradingで複数口座を保有している場合でも、必ず口座ごとの取引ルールを守るようにしましょう。
複数口座の損益はまとめて確定申告する
XMTradingでは複数の口座を開設して取引できますが、確定申告の際はすべての口座の損益を合算して申告する必要があります。
例えば、1つの口座で+30万円、もう一つの口座で-10万円の損失が出た場合、合計の利益は+20万円として申告します。
もし複数口座の損益を正しく申告しなかった場合、税務署から追徴課税を受けるリスクもあるため注意が必要です。
また、年間で損失が出た場合でも、事業所得など他の所得と損益通算できるケースもあるため、確定申告しておくと節税につながる場合があります。
口座タイプごとに銘柄名が異なる
XMTradingの取引ツール(MT4・MT5)の「気配値」には、各通貨ペアに対応するシンボル(銘柄名)が表示されますが、この表記は口座タイプによって異なります。
| 口座タイプ | 銘柄表記(シンボル) |
|---|---|
| スタンダード口座 | USDJPY |
| マイクロ口座 | USDJPYmicro |
| Zero口座 | USDJPY. |
| KIWAMI極口座 | USDJPY# |
このように、末尾に「micro」や「.」「#」などが付くことで、同じ通貨ペアでも口座タイプごとに識別されています。
そのため、「MT4・MT5にログインしたのに銘柄が見つからない」「チャートが開けない」といったトラブルは、口座タイプが違うために起こるケースが多いです。
追加口座を開設した場合は、必ず新しい口座番号とパスワードで再度MT4・MT5にログインし、銘柄名の表記を確認するようにしましょう。
XMTradingの追加口座に関するよくある質問と回答




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