
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)は、プロトレーダーの取引をそのまま自分の口座で再現できる人気サービスです。
相場分析やエントリー判断を自分で行う必要がなく、ストラテジーを選ぶだけで自動的に取引が行われるため、FX初心者や忙しい方でも始めやすい点が大きな特徴といえます。
一方で、「本当に稼げるのか?」「負けるリスクはないのか?」「EAや裁量トレードと何が違うのか?」といった疑問や不安を感じている方も多いでしょう。
コピートレードは万能な手法ではなく、戦略の選び方やリスク管理を誤ると損失につながる可能性もあります。
本記事では、XMTradingのコピートレード(ミラートレード)の仕組みやメリット・デメリット、始め方をわかりやすく解説するとともに、稼ぐための具体的なコツや注意点、失敗しやすいポイントまで詳しく紹介します。
これからXMTradingでコピートレードを始めたい方はもちろん、すでに利用中で成績に伸び悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。
- XMTradingのコピートレードとはプロトレーダーの取引をそのままコピーできるサービス
- EAは機械的に売買を行うのに対してコピートレードは人が取引する
- 利益が出せるだけでなくプロトレーダーの戦略が学べるメリットもある
- 一方で自身のスキル向上にはつながらず、コストも発生し続ける
- 配信者として成功報酬を得ることも可能
XMTradingの評判・口コミについては、下記の記事で解説しているので参考にしてください。
XMTradingのコピートレード・ミラートレードとは?

XMTradingのコピートレード(ミラートレード)は、他のトレーダーが行っている取引を自分の口座に自動で反映できるサービスです。
相場分析やエントリー判断を自分で行う必要がなく、選択したストラテジーに沿って取引が実行されるため、FX初心者や取引時間を確保できない方でも利用しやすい仕組みとなっています。
ここでは、XMTradingのコピートレードの基本的な仕組みと特徴について、順番に解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コピートレード(ミラートレード)とはプロの取引を再現できるサービス
コピートレード(ミラートレード)とは、プロトレーダーや経験豊富なトレーダーが行う取引を、リアルタイムで自分の口座にそのままコピーできる仕組みです。
自分自身で相場分析や売買判断を行わなくても、選択したトレーダーの取引内容が自動的に反映されるため、裁量トレードに比べて手間を大きく省けるのが特徴です。
XMTradingでは、「投資家口座」を開設し、配信されているストラテジー(取引戦略)を選択するだけで、トレーダーのエントリー・決済・ロット調整などが自分の口座に連動します。
一度設定すれば、相場が動くたびに自動で取引が行われるため、常にチャートを監視する必要はありません。
そのため、下記のようなメリットがあります。
- エントリーや決済のタイミングを自分で判断する必要がない
- チャート分析や相場監視に時間を取られない
- スマホだけでも運用でき、外出先でも管理できる
FXの知識や経験が少ない初心者であっても、すでに実績のあるトレーダーの手法を活用できる点は、コピートレードならではの大きな魅力といえるでしょう。
「自分で取引するのは不安だが、FXに挑戦してみたい」という方にとって、入り口として利用しやすいサービスです。
コピートレード(ミラートレード)と自動売買(EA)の違い
コピートレードと自動売買(EA)は、どちらも取引を自動化できる点で似ていますが、仕組み・準備の手間・向いている人に大きな違いがあります。
まずは違いを表で確認してみましょう。
| 項目 | コピートレード(ミラートレード) | 自動売買(EA) |
|---|---|---|
| 取引の判断主体 | 人(トレーダー) | プログラム |
| 導入の手間 | 非常に少ない | やや多い |
| ツールのインストール | 不要 | 必要 |
| VPSの利用 | 不要 | 必要な場合あり |
| 設定・調整 | ほぼ不要 | パラメータ調整が必要 |
| スマホ運用 | 可能 | 基本的に不可 |
| 取引内容の柔軟性 | トレーダーに依存 | ロジック次第 |
| 向いている人 | 初心者・手軽に始めたい人 | 中~上級者 |
コピートレードは「人(トレーダー)」の取引をリアルタイムでコピーするのに対し、EAはあらかじめプログラムされたロジックに従って機械的に売買を行います。
そのため、EAでは取引ツールの導入やパラメータ調整、VPSの利用などが必要になることが多く、ある程度の知識や経験が求められます。
一方、XMTradingのコピートレードは、ストラテジーを選択するだけで自動取引が始まるため、準備や設定の手間がほとんどありません。
このように、手軽さ・始めやすさを重視するならコピートレード、取引ロジックを自分で管理・最適化したいならEAが向いています。
ただし、コピートレードは取引内容を配信者に委ねるため、どのストラテジーを選ぶかが成果を大きく左右する点には注意が必要です。
EAと違ってロジックを自分で調整できない分、運用実績やリスク管理の傾向をしっかり確認したうえで利用することが重要になります。
トレードを配信して報酬も得られる
XMTradingのコピートレードでは、取引をコピーする側だけでなく、トレードを配信する側(ストラテジー・マネージャー)として参加することも可能です。
ストラテジー・マネージャーになると、自身の取引を他の投資家にコピーしてもらうことで、フォロワーの利益に応じた成果報酬(最大50%)を受け取ることができます。
この報酬は「プロフィットシェア方式」で支払われ、投資家に利益が出た場合のみ発生する仕組みです。
すでに安定したトレード実績がある方であれば、「自分の取引利益」「ストラテジー配信による報酬」という2つの収益源を狙うこともできます。
そのため、XMTradingのコピートレードは、利用者・配信者の双方にメリットがあるサービスといえるでしょう。
XMTradingでコピートレード(ミラートレード)をするメリット

XMTradingのコピートレード(ミラートレード)には、「自分で相場分析をしなくても取引できる」という大きな魅力があります。
裁量トレードのように常にチャートを監視する必要がなく、実績のあるトレーダーの戦略を活用することで、取引経験が浅い方でも効率的にFXに取り組める点が特徴です。
また、少額から始められることや、VPSなどの専門的な環境を用意せずに自動取引ができる点も、他の取引手法にはないメリットといえるでしょう。
ここでは、XMTradingでコピートレードを利用することで得られる具体的なメリットについて、ひとつずつ詳しく解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
プロと同じ手法で取引可能
XMTradingのコピートレードでは、実績のあるプロトレーダーや上級者が実際に行っている取引を、リアルタイムで自分の口座に反映させることができます。
エントリー・決済・ロット調整といった売買の流れがそのまま再現されるため、自分で相場分析やタイミング判断を行う必要はありません。
そのため、テクニカル分析や相場観に自信がない方でも、プロが用いている手法・リスク管理の考え方を含めた取引を体験できます。
裁量トレードのように「どこで入るべきか」「いつ利確・損切りすべきか」と悩むことなく、あらかじめ実績のある戦略に沿って運用できる点が大きな特徴です。
また、XMTradingのコピートレードでは、各ストラテジーごとに下記のようなデータが公開されています。
- 取引履歴
- 運用期間
- 勝率
- 最大ドローダウン
- 投資家数や運用資金
これにより、「なんとなく良さそう」という感覚ではなく、数値や実績に基づいて戦略を選択できるのも大きなメリットです。
裁量トレードでは感情に左右されやすい場面でも、客観的なデータをもとに取引を任せられるため、再現性の高い運用を目指しやすい点がコピートレードならではの強みといえるでしょう。
低リスクでトレードが始められる
XMTradingのコピートレードは、ストラテジーによっては最小50ドル程度の少額資金から始めることができます。
FX取引というと大きな資金が必要なイメージを持たれがちですが、コピートレードであれば無理のない金額から運用をスタートできるのが特徴です。
そのため、「いきなり大金を投入するのが不安な方」「副業感覚で少額から始めたい方」にも向いています。
さらにXMTradingのコピートレードでは、投資金額やマルチプライヤー(倍率)を自分で設定できるため、同じストラテジーをコピーする場合でも、リスクの取り方を細かく調整することが可能です。
例えば、ストラテジーの成績が安定しているかを確認するまでは投資額を抑え、問題なければ徐々に増やすといった運用もできます。
少額・低ロットから運用し、実際の成績を見ながら段階的に投資額を調整できる点は、初心者でも無理なく続けやすい大きなメリットといえるでしょう。
専用VPS不要で放置で自動取引可能
一般的な自動売買(EA)では、取引ツールのインストールやVPS(仮想専用サーバー)の契約、さらにはPCを常時起動しておく必要があるケースも多く、運用のハードルが高くなりがちです。
VPS費用や設定作業が負担となり、初心者にとっては始めづらいと感じることも少なくありません。
一方、XMTradingのコピートレードは、VPSやPCの常時起動が不要で、投資家口座でストラテジーを設定しておけば、あとは自動で取引が行われます。
取引の実行はすべてXMTradingのシステム上で処理されるため、自分の端末環境に左右されることなく運用できるのが大きな特徴です。
また、スマホやタブレットからでも会員ページにログインすれば、下記のような情報を確認できます。
- 現在の損益状況
- コピー中のストラテジー
- 取引履歴や設定内容
そのため、仕事や家事で忙しい方でも、スキマ時間に状況をチェックするだけで無理なく運用を続けられます。
「取引のためにまとまった時間を確保できない」「チャートに張り付くのが難しい」という方にとって、放置でも自動で取引が進む点は、XMTradingのコピートレードならではの大きなメリットといえるでしょう。
プロトレーダーの戦略が学べる
コピートレードは単に取引を任せるだけでなく、学習ツールとしても活用できる点が特徴です。
実際にコピーしているトレード履歴を見ることで、プロトレーダーがどのタイミングでエントリーし、どこで利益確定や損切りを行っているのかを確認できます。
取引を眺めるだけでも、実戦的な要素を学ぶことが可能です。
- 相場の流れの捉え方
- リスク管理の考え方
- 利益を伸ばす局面・逃げる局面
将来的に裁量トレードへステップアップしたい方にとって、XMTradingのコピートレードは有効な経験を積める手段といえるでしょう。
XMTradingでコピートレード(ミラートレード)をするデメリット

XMTradingのコピートレード(ミラートレード)は便利な取引手法ですが、必ずしも万能ではありません。
仕組みを正しく理解せずに始めてしまうと、「思ったより利益が出ない」「想定以上に損失が出た」と感じるケースもあります。
ここでは、XMTradingのコピートレードを利用する前に知っておくべき代表的なデメリットについて解説します。
コピートレードでの失敗を避けるためにも、メリットだけでなくデメリットを把握したうえで利用しましょう。
自分のFXスキルの向上には繋がらない
コピートレードは、プロトレーダーの判断をそのままコピーして取引する仕組みのため、自分で相場分析やエントリー判断を行う機会がほとんどありません。
その結果、裁量トレードに必要な分析力や経験が蓄積されにくく、FXスキルの向上には直結しないというデメリットがあります。
- なぜそのタイミングでエントリーしたのか
- どの根拠で損切り・利確をしているのか
といった取引の背景や判断プロセスまでは可視化されないケースが多く、取引結果だけを見ていても本質的な理解につながりにくいのが実情です。
そのため、コピートレードを「完全放置」で利用していると、利益が出ていても取引の再現性や応用力が身につかず、いざ自分でトレードしようとした際に何を基準に判断すればよいのか分からなくなる可能性があります。
将来的に裁量トレードへステップアップしたい場合は、取引履歴を確認しながら「なぜこの場面でエントリーしたのか」「どのような相場環境だったのか」を意識的に考えるなど、学習目的での活用が欠かせません。
任せきりにするのではなく、あくまで補助的な手段として利用することが重要といえるでしょう。
コストが発生し続ける
XMTradingのコピートレードは、利用自体に月額費用や固定料金はかかりませんが、利益が出た場合には成果報酬(プロフィットシェア)を支払う必要があります。
報酬率はストラテジーごとに設定されており、一般的には10〜50%の範囲で定められています。
そのため、コピートレードで利益が出た場合でも、下記のような点には注意が必要です。
- 手数料が差し引かれた後の金額が実際の手取りになる
- 利益が出るたびに一定割合のコストが発生する
- 長期運用では手数料の影響が徐々に積み重なる
特に、手数料率が高いストラテジーの場合、表面上の成績が良く見えても、最終的な利益が想像以上に少なくなることがあります。
短期間で大きな利益を狙う戦略ほど手数料が高く設定されているケースも多く、利益率とコストのバランスを見極めることが重要です。
また、コピートレードでは通常のFX取引と同様に、スプレッドやスワップポイントといった取引コストも別途発生します。
成果報酬だけでなく、これらのコストも含めた「実質的な利益」を意識しなければ、思ったほど資金が増えない原因になります。
コピートレードでも負けることあり
コピートレードはプロの取引を再現できる反面、必ず勝てる手法ではありません。
どれだけ実績のあるトレーダーでも、相場環境の変化や突発的なニュースによって損失を出すことはあります。
特に注意したいのは、下記のような戦略です。
- 短期間で急激に利益を伸ばしている戦略
- 最大ドローダウンが大きい戦略
- リスクの高いロット設定で運用されている戦略
これらは一時的に好成績に見えても、相場が変わった途端に大きな損失を被る可能性があります。
コピートレードを利用する際は、「勝率」や「利益額」だけで判断せず、ドローダウンや運用期間、リスク管理の傾向まで含めて慎重に戦略を選ぶことが欠かせません。
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)口座の開設方法

XMTradingでコピートレード(ミラートレード)を利用するには、通常の取引口座とは別に専用のコピートレード口座(投資家口座)を開設する必要があります。
とはいえ、手続きはすべて会員マイページ上で完結し、複雑な申請や審査はありません。
ここでは、XMTradingのコピートレード口座の具体的な開設手順とあわせて、取引条件・レバレッジ・対応銘柄などの口座仕様についても詳しく解説します。
これからコピートレードを始めたい方は、まず口座の仕組みを正しく理解しておきましょう。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コピートレード(ミラートレード)口座の開設方法
XMTradingでコピートレード(ミラートレード)を始めるには、通常のリアル口座とは別に「投資家口座(コピートレード口座)」を開設する必要があります。
以下では、初めての方でも迷わないように、口座開設の流れをステップ形式で解説します。
XMTradingのコピートレード口座を開設するには、まずXMTradingのリアル口座が必要です。
XMTradingの新規登録ページから、以下の項目を入力・選択して口座開設を行いましょう。

| 居住国 | お住まいの国を選択 |
|---|---|
| 口座のブランド | 「Tradexfin Limited — 規制機関はFSA SD010」 を選択 |
| Eメール | 有効なメールアドレスを入力 |
| パスワード | 指定条件に沿って設定する |
これらを入力すれば、リアル口座の新規登録は完了です。
なお、XMTradingの口座開設の具体的な手順は下記の記事を参考にしてください。
リアル口座の開設が完了したら、XMTradingの会員マイページにログインします。

ログインには、登録時に設定したメールアドレスとパスワードが必要です。
XMTradingのマイページにログイン後、メニューから「コピートレード」をクリックします。

XMTradingコピートレードの専用ページが開いたら、「投資家アカウントを作成する」を選択します。

- PCの場合:画面右上の「投資家アカウントを作成する」をクリック
- スマホの場合:画面左上のメニューバー(三本線)から「投資家アカウントを作成する」をタップ
「投資家アカウントを作成する」を選択すると、確認画面が表示されます。

利用規約・同意事項にチェックを入れ、「投資家の口座を作成する」をクリックすれば手続きは完了です。
これで、コピートレード口座(投資家口座)の開設は完了となり、あとは口座に資金を入金して、好きなストラテジーを選ぶだけでコピートレードを始められます。
手続きはすべてオンラインで完結し、特別な審査もないため、最短当日から利用できるのもXMTradingの魅力です。
コピートレード口座(投資家口座)の開設が完了したら、次に取引に使用する資金を入金します。
コピートレードは口座残高がない状態では利用できないため、必ずこのステップが必要です。
入金は「会員マイページ」からコピートレード口座(投資家口座)を指定して行いましょう。

なお、コピートレード口座はボーナス対象外のため、入金しても口座開設ボーナスや入金ボーナスは付与されません。
入金が完了すれば、あとはストラテジーを選択してコピー設定を行うだけで、XMTradingのコピートレードをすぐに始められます。
なお、XMTradingの入金方法については、下記の記事を参考にしてください。
コピートレード(ミラートレード)口座の仕様
XMTradingのコピートレード口座(投資家口座)は、スタンダード口座に近い取引条件で設計されており、一般的なFX取引と同じ感覚で利用できます。
主な仕様は以下のとおりです。
| 口座タイプ | コピートレード口座(投資家口座) |
|---|---|
| 取扱銘柄 | 為替通貨ペア・株価指数・コモディティ・貴金属・仮想通貨 |
| 口座の基本通貨 | 米ドル(USD) |
| 1ロットの通貨単位 | 1,000通貨 |
| 最大レバレッジ | 500倍 |
| 最小ロット数 | 0.01ロット |
| 最大ロット数 | 50ロット |
| 平均スプレッド | 1.0pips~ |
| 取引手数料 | なし |
| スワップ | あり |
| ロスカット水準 | 50% |
XMTradingのコピートレード口座は、スプレッドやスワップの仕組みがスタンダード口座とほぼ同じです。
その一方で、下記のような点には違いがあります。
- 最大レバレッジが500倍に制限されている
- 1ロット=1,000通貨(マイクロ口座と同じ通貨単位)
この仕様により、コピートレードではロットを細かく調整しやすく、少額資金でもリスク管理を行いやすくなっています。
なお、コピートレード口座はボーナスの対象外である点には注意が必要です。
コピートレード口座に直接入金しても、口座開設ボーナスや入金ボーナス、XMポイントは付与されません。
また、ボーナスが付与されている通常口座からコピートレード口座へ資金移動を行うと、資金移動元の口座に付与されていたボーナスは消滅・削除されます。
ボーナスを活用した裁量トレードと併用する場合は、口座を分けて運用するのがおすすめです。
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)の始め方

XMTradingのコピートレード(ミラートレード)は、取引をコピーする「利用する側(投資家)」として始める方法と、戦略を配信する「提供する側(ストラテジーマネージャー)」として参加する方法の2通りがあります。
目的やFX経験に応じて、どちらの立場で利用するかを選べるのが特徴です。
このセクションでは、コピートレードを利用して取引を行う方法と、自分のトレードを配信して報酬を得る方法について、それぞれの始め方や流れを分かりやすく解説します。
「まずはコピーから始めたい方」「将来的に配信側として収益化を目指したい方」どちらも参考にしてください。
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)を利用する側
XMTradingのコピートレードを利用する側(投資家)として始める場合は、会員マイページからストラテジー・マネージャーを選び、設定を行うだけで簡単に運用を開始できます。
以下では、ストラテジーの探し方からコピー開始までをステップ形式で解説します。
まずはXMTradingの会員マイページにログインします。

ログインには、口座開設時に設定したメールアドレスとパスワードが必要です。
会員マイページにログイン後、画面メニューから「コピートレード」を選択します。

すると、コピートレード専用ページが表示されます。
コピートレードページでは、ストラテジー・マネージャー(戦略配信者)の一覧が表示されます。

一覧画面では、以下のような指標を確認できます。
| 手数料 | 利益から支払う成果報酬の割合 |
|---|---|
| 勝率 | これまでの取引における勝率 |
| ドローダウン | 口座残高が最大値からどれだけ減少したか |
| 投資家 | その戦略をコピーしている人数 |
| 投資額 | コピーされている合計投資額 |
| 自己資金 | 配信者自身の有効証拠金 |
| リスクスコア | 過去30日間の成績をもとに算出されたリスク指標(10段階) |
これらの数値を参考にしながら、気になるストラテジーを選択しましょう。
ストラテジーを選択すると、詳細ページが表示されます。
ここでは、取引履歴・収益推移・勝率・最大ドローダウン・ポートフォリオ構成など、より詳しい運用実績を確認できます。

過去の成績やリスクを十分に確認し、「この戦略をコピーしたい」と思ったら、「ストラテジーをコピー」をクリック(タップ)しましょう。
これで、選択したストラテジーの取引が自動であなたの口座に反映されるようになります。
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)を提供する側
XMTradingのコピートレードでは、ストラテジーマネージャー(配信する側)として、自身のトレード戦略を公開し、コピーされた利益に応じて報酬を得ることができます。
ストラテジーマネージャーになるには、XMTradingの全口座残高の合計が100ドル(約15,000円)以上あることが条件です。
条件を満たしたら、以下の手順でストラテジー口座の開設と戦略作成を行いましょう。
まずはXMTradingの会員マイページにログインします。

ログインには、口座開設時に設定したメールアドレスとパスワードが必要です。
会員マイページにログイン後、画面メニューから「コピートレード」を選択します。

すると、コピートレード専用ページが表示されます。
コピートレードページが開いたら、画面左下の「マネージャーページ」を選択します。

ここから、ストラテジーマネージャー向けの管理画面へ進みます。
マネージャーページに移動したら、画面上部にある「ストラテジーを作成」をクリックします。

ストラテジーマネージャー口座の作成手続きが始まります。
ストラテジーマネージャー口座の作成画面で、以下の項目を設定します。

| 取引プラットフォーム | MT4 または MT5 を選択 |
|---|---|
| 最大レバレッジ | 300倍・400倍・500倍から選択 |
| パスワード | 口座ログイン用パスワードを設定 |
※口座タイプはスタンダード口座、基本通貨はUSDで固定です。
※パスワードは、大文字・小文字・数字・特殊文字を各1文字以上含む10〜15文字で設定します。
入力後、各規約への同意にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
続いて、ストラテジーの設定画面が表示されます。

以下の情報を入力しましょう。
| ストラテジー名 | 投資家に表示される戦略名 |
|---|---|
| パフォーマンス手数料 | 成果報酬率(0〜50%) |
| 説明 | 戦略の特徴・運用方針など |
| 最低投資額 | 最低50ドル〜設定可能 |
| 手数料の振込先 | Wallet または ストラテジー口座 |
| ストラテジータイプ | 裁量・アルゴリズム・混合 |
| パスワード保護(任意) | 限定公開したい場合に設定 |
| 口座履歴のインポート(任意) | 既存口座の履歴を反映 |
すべて入力したら、「続行」をクリックします。
設定が完了すると、作成したストラテジーがストラテジー一覧に表示されます。
なお、ストラテジー口座に50ドル(約7,500円)以上の有効証拠金がある場合のみ、投資家に公開されます。
実績を積み重ねて投資家からの信頼を集めることで、コピートレードによる報酬拡大を目指せます。
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)で稼ぐためのコツ

XMTradingのコピートレードで安定して利益を狙うためには、「どのストラテジーを選ぶか」が結果の大半を左右します。
同じように見えるストラテジーでも、リスクの取り方や運用スタイルは大きく異なり、選び方を間違えると短期間で大きな損失につながることもあります。
ここでは、初心者でも実践しやすく、かつ長期的な運用を前提としたコピートレード・ミラートレード選びの具体的なコツを解説します。
- 「緩やかに」右肩上がりしているミラートレードを選ぶ
- 20%未満の最大ドローダウンのミラートレードを選ぶ
- 取引実績がしっかりしているミラートレードを選ぶ
- 複数のポートフォリオを組む
- 経済指標発表時には要注意
それぞれ詳しく見ていきましょう。
「緩やかに」右肩上がりしているミラートレードを選ぶ
ストラテジーを選ぶ際は、収益グラフが急激に跳ね上がっているものよりも、緩やかに右肩上がりを続けている戦略を選ぶことが基本です。

短期間で大きな利益を出しているミラートレードは一見すると魅力的ですが、過度なロットや高レバレッジを使ったハイリスクな取引を行っている可能性があります。
このような戦略は、相場環境が噛み合っている間は好成績を出せる一方で、相場が少し変化しただけで大きなドローダウンを抱えたり、短期間で成績が崩れたりするケースも少なくありません。
安定してコピートレードで利益を狙うのであれば、下記のような特徴を持つミラートレードを選びましょう。
- 利益の伸び方が一定で極端な急騰がない
- 大きな上下動(乱高下)が少ない
- 数か月以上にわたってプラスの成績を維持している
特に、収益グラフが一直線に近い形で右肩上がりになっている戦略は、リスク管理を重視しながら堅実にトレードしている可能性が高く、コピートレード初心者や長期運用を考えている方に向いています。
「一発の大きな利益」よりも「継続して利益を積み上げられるか」という視点でストラテジーを評価することが、コピートレードで失敗しにくくするための重要なポイントといえるでしょう。
20%未満の最大ドローダウンのミラートレードを選ぶ
最大ドローダウンとは、口座残高が過去の最高値からどれだけ下落したかを示す指標で、そのストラテジーがこれまでに経験した「最大の損失幅」を把握するための重要な判断材料です。
一般的に、最大ドローダウンが20%未満であれば、無理なロットや過度なレバレッジを使わず、比較的リスク管理ができている戦略と判断しやすくなります。

ドローダウンが大きいストラテジーほど、下記のようなデメリットがあります。
- 一時的に資金が大きく減少しやすい
- 含み損の期間が長くなり、精神的に運用を続けづらい
- 相場の急変時にロスカットされるリスクが高まる
たとえ最終的に利益が出ている戦略であっても、途中で30%〜50%といった大きなドローダウンを経験している場合、同じような相場環境が再来すれば、再び大きな損失を抱える可能性があります。
そのため、ストラテジーを選ぶ際は利益率の高さだけを見るのではなく、「どれだけ資金を減らさずに運用できているか」という視点を持つことが重要です。
長期的にコピートレードを続けたい場合は、「最大ドローダウン20%未満」をひとつの目安としつつ、収益の安定性や運用期間とあわせて総合的に判断するようにしましょう。
取引実績がしっかりしているミラートレードを選ぶ
ミラートレードを選ぶ際は、取引実績の豊富さを必ず確認することが重要です。
取引回数や運用期間が極端に短いストラテジーは、たまたま相場環境に恵まれて好成績を出しているだけの可能性があり、再現性が低いケースも少なくありません。
複数の局面を経験しているストラテジーほど、相場が変化しても安定した運用が期待しやすくなります。

具体的には、以下のポイントをチェックしましょう。
- 運用期間が数か月以上あり、短期の成績に偏っていない
- 取引回数が一定数以上あり、偶然の勝ちではないと判断できる
- 特定の通貨ペアや相場環境に依存しすぎていない
高い利益率だけに目を向けるのではなく、「どのような取引を積み重ねて今の成績になっているのか」を確認することが、長期的に安心してコピートレードを続けるための重要な判断材料になります。
複数のポートフォリオを組む
ミラートレードで安定した運用を目指す場合、1つのストラテジーに資金を集中させるのは避けるべきです。
どれほど優秀に見える戦略でも、相場環境の変化や一時的な不調によって成績が崩れる可能性は常にあります。
XMTradingのコピートレードでは、最大10個のストラテジーを同時に運用できるため、複数の戦略を組み合わせたポートフォリオ運用がしやすい環境が整っています。
例えば、下記のように分散させることで、特定の相場や手法に依存しない運用が可能になります。
- 裁量トレード型とアルゴリズム(自動売買)型を組み合わせる
- 主要通貨ペア中心の戦略と、ゴールドや指数など異なる銘柄を扱う戦略を併用する
- 低リスク・低リターン型と、やや積極的なリスク型をバランスよく配分する
また、すべてのストラテジーに同じ金額を投資する必要はなく、「安定重視の戦略に多め、検証目的の戦略には少なめ」といったように、役割を分けて資金配分を行うのも効果的です。
定期的に各ストラテジーの成績を見直し、不調が続くものは停止・入れ替えを行うことで、ポートフォリオ全体のリスクを抑えながら、長期的に安定したコピートレード運用を目指せるでしょう。
経済指標発表時には要注意
雇用統計や政策金利発表、要人発言などの重要な経済指標の前後は、市場のボラティリティが急激に高まりやすくなります。
この時間帯は価格が一方向に大きく動くことも多く、通常時とは異なる値動きになりやすいのが特徴です。
普段は安定した成績を出しているミラートレードであっても、指標発表時の急変動には対応しきれず、大きな損失を被るケースがあります。
そのため、重要指標の発表が控えている場合は、下記のような対応を取るのがおすすめです。
- 一時的にコピートレードを停止する
- 投資金額やマルチプライヤーを下げてリスクを抑える
- 指標発表後、相場が落ち着いてから再開する
また、ストラテジーによっては指標発表時の取引を前提としたハイリスク型の戦略も存在します。
そのような戦略をコピーしている場合は、特に経済カレンダーを事前に確認し、リスクを把握しておくことが重要です。
コピートレードは自動で取引される分、相場状況を意識せずに放置しがちですが、「常に稼働させ続けることが正解とは限らない」という意識を持つことが、長期的に安定して稼ぐための重要なポイントといえるでしょう。
XMTradingのコピートレード(ミラートレード)に関するよくある質問

- XMTradingのコピートレードはスマホから始められますか?
-
はい、スマホからでも始められます。
XMTradingの会員ページはスマホのブラウザや公式アプリから利用でき、コピートレード専用メニューからコピートレード口座の開設、ストラテジー選択、運用状況の確認まで一通り操作可能です。
PCを常時起動する必要もなく、外出先でも管理できるため、スマホ完結で運用したい方にも向いています。
- XMTradingのコピートレードはいつから始められますか?
-
XMTradingのリアル口座とコピートレード口座を開設し、入金が完了すればすぐに始められます。
口座開設はオンラインで完結し、本人確認が完了すれば最短当日からコピートレードの利用が可能です。
特別な審査や待機期間はなく、条件を満たせばすぐにストラテジーをコピーできます。
- XMTradingのコピートレードは違法ですか?
-
いいえ、違法ではありません。
XMTradingは海外の金融ライセンスのもとで運営されており、その提供サービスとしてコピートレード(ミラートレード)を正式に提供しています。
日本の金融庁に登録されていない海外FX業者を利用すること自体も違法ではないため、XMTradingでコピートレードを行っても法的な問題はありません。
- XMTradingのコピートレードで勝てない理由はなんですか?
-
XMTradingのコピートレードで勝てない主な理由は以下のとおりです。
- 短期間の成績だけでストラテジーを選んでいる
- 最大ドローダウンやリスク管理を確認していない
- 高リスクな戦略に資金を集中させている
- 相場環境の変化に対応できていない
コピートレードはプロの取引を再現できますが、戦略選びと資金管理を誤ると損失につながる点は裁量トレードと同じです。
安定した運用を目指す場合は、長期実績・低ドローダウン・分散運用を意識することが重要になります。
- XMTradingのコピートレード口座はボーナスの対象ですか?
-
いいえ、コピートレード口座はボーナス対象外です。
口座開設ボーナス・入金ボーナス・XMポイントなどは付与されず、自己資金のみで運用する必要があります。
また、ボーナスが付与されている通常口座からコピートレード口座へ資金移動すると、移動元のボーナスが消滅する点にも注意が必要です。
XMTradingで開催中のボーナスキャンペーンの受け取り方については、下記の記事を参考にしてください。
- XMTradingはコピートレードのデモ口座はありますか?
-
いいえ、コピートレード専用のデモ口座は用意されていません。
コピートレードを利用するには、リアル口座でコピートレード口座を開設し、実際に資金を入金する必要があります。
不安な方は、最小金額である少額から始めて、実際の挙動を確認しながら運用するのがおすすめです。
XMTradingのデモ口座については、下記の記事を参考にしてください。
- XMTradingのコピートレードでおすすめの戦略はありますか?
-
一概に「これが最強」という戦略はありませんが、以下の条件を満たすストラテジーは比較的安定しやすい傾向があります。
- 取引実績が長期間ある
- 収益グラフが緩やかな右肩上がり
- 最大ドローダウンが20%未満
- 自己資金やフォロワー数が多い
短期間で急激に利益を伸ばしている戦略よりも、安定性を重視した戦略を選ぶことが失敗を避けるポイントです。
- XMTradingのコピートレードでMT4/MT5で使えますか?
-
はい、MT4・MT5の両方に対応しています。
ストラテジー・マネージャーは、戦略作成時にMT4またはMT5を選択でき、投資家側も対応するプラットフォームの戦略をコピー可能です。
なお、コピートレードの操作自体はXMTradingの会員ページ上で行うため、MT4・MT5は取引管理・確認用として利用する形になります。



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